スーッと進む感覚が子どもにもおもしろいようで、どんどん上達しているようです。
いよいよ次回では、ペダルをつけての練習です。
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スーッと進む感覚が子どもにもおもしろいようで、どんどん上達しているようです。
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忘れがちな基本、パパやママも徹底したいですね!
次回からいよいよ練習が始まります。お楽しみに!
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自転車に乗れると、ずいぶん成長したように感じますね!
竹内さん、ありがとうございました。ぜひみなさんも参考にしてみてください。
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今は、家庭訪問がなくて、個別面談だけという学校もありますが、やはり家庭訪問を行う学校もあります。
「先生が我が家に来る」となると掃除もしなきゃだったり、お茶菓子に悩んだり緊張してしまいますね。
親野智可等先生は「家庭訪問は必要」とおっしゃいます。
家庭訪問とは、そもそも何を目的に行われるのでしょう?
親野 「家庭訪問の目的は、いろいろあります。
単に情報交換の場というだけではありません。
それよりも最優先するべき目的は良い人間関係を作ることです。
そのためには、まず “先生に感謝する” と “先生をほめる” の2つの気持ちでいるといいでしょう。
たとえば、
『いつも息子○○がお世話になっています。ありがとうございます』などは大人として常識ですよね。
他にもいろいろあります。
●先生に受けもってもらって、とってもうれしいみたいです。
●先生のことが大好きみたいで、いつも先生のことをうれしそうに話してるんですよ。
●先生に挨拶が上手だねってほめていただいて、すごく喜んでました。
このようなことを伝えれば、先生もうれしくなりますし、当然いい人間関係になっていきます。
家庭訪問で、親がすることは先生との人間関係を良いものにすること。
それから、その子に配慮してほしいことを伝えること。
『食が細いので、給食は少なめにしてください』とか、個別に配慮してほしいことは、この機会に伝えましょう」
親野先生ありがとうございました。ぜひ実行したいと思います。
「ママノート」に連載中の親野先生のコラム「ママも小学1年生」でも家庭訪問について取り上げていますので、そちらもぜひご覧ください。
ところで、周りの小学生ママたちに家庭訪問があるかどうか尋ねたとき、あるママさんと、
「私たちが子どもの頃は、次の家まで子どもが送っていったよねー。懐かしいねー」
という話になりました。
子ども時代は、先生が家に来てくれる楽しいイベントだった家庭訪問。
今度は親の立場で、ちょっと緊張しながら経験することになるのですね。
他記事はこちら
★親野智可等 連載コラム4回「家庭訪問には意外な落とし穴があります」
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今回用意しましたのは、
●もじを かく れんしゅう
●かたちを かく れんしゅう
●なまえを かく れんしゅう
の三枚のドリルです。
鉛筆の持ち方を覚えたら、鉛筆で「書く」ことにトライしてみましょう!
ダウンロードしてA4サイズでプリントアウトしてお使いください。
●【付録】親ドリル:「書く」ことの練習へ
ドリル監修:牧村洋子(グループこんぺいと)、イラスト/ハセチャコ
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こんにちは。学研教育出版の松田こずえです。
やんちゃで言うことを聞かない男の子と違って、女の子には、言われたことを素直にまじめにやろうとする子が多いようです。
しかし、ちょっとしたことで自信を失い、傷ついてしまう傾向があります。
勉強の場面でも、難しい問題に出合うと思考がストップし、意欲をなくしてしまいがちです。
そこで今回は、女の子がもっとやる気をもって勉強に取り組み、将来の夢に向かって伸びていく勉強法がわかる、新刊の『女の子って、勉強で人生が変わるんだ!』をご紹介します。
●女の子が幸せな未来を切り開いていける勉強法をたっぷり紹介
著者は、教育評論家の中井俊已(なかい・としみ)先生。
23年間、私立小中一貫校で男女別教育にあたってきたスペシャリストです。
男女の特性(違い)に合った教育方法を研究し、その効果の高さを著書や講演で広く伝えるほか、世界初(?)の男女別ドリル『小1ドリル HEROES こくご・さんすう』『小1ドリル HAPPY こくご・さんすう』(学研教育出版)の監修もしています。
◎ママノート記事 学習傾向の違いに合わせた「男女別ドリル」って?
その中井先生が、小学生の女の子のお母さんに向けたメッセージとして書き下ろしたのがこの本です。
★女の子が伸びていくためにいちばん大事なこと
★「勉強しなさい」よりも効果的な親のフォロー
★勉強のできた女の子たちが親に感謝していること
★女の子が勉強好きになる親の3つの心がけ
…などなど、ぜひとも知りたい女の子に効果的なしつけや家庭学習、学校の学習のヒントが、たっぷり38項目も紹介されているんです。
●とっても読みやすくてわかりやすい、女の子のお母さんの教科書
1項目2ページのやさしい文章と、オールカラーの楽しいマンガで、忙しいお母さんもスイスイ読めてしまいます。
とってもわかりやすいので、読んだその日、その時から、「よし、やってみよう!」とやる気がわいてくること間違いなしです。
大切なお子さんが能力を伸ばし、夢をかなえ、明るい未来を切り開いていくために、ぜひこの本をご活用ください。
■お試しダウンロード
『女の子って、勉強で人生が変わるんだ!』から、お試し用にダウンロードできるオススメのページをご用意しました。ぜひダウンロードしてみてください。
>> ダウンロードはこちら
●計らなくても自分がいる場所の温度がわかるようになる
温度を計ることに慣れてくると、計らなくても今自分がいる場所がだいたい何度くらいかわかるようになってきます。
すると、それによって服装や空調をかえるなど、健康管理に役立てることができます。
次のように、ゲーム的に温度の当てっこをやると、温度に対する感覚がさらに鍛えられます。
ママ「今このリビングは何度でしょう?」
子「う~ん、暑くも寒くもないから20度くらい?」
パパ「いやいや、もっと高いでしょう。22度くらいかな?」
ママ「二人とも惜しい!正解は21度でした」
●温度の記録をつける
できたら、計った温度の記録をつけるといいでしょう。
これはとてもいい勉強になります。
例えば休みの日などに、朝起きてから夜寝るまで1時間おきに(無理なら2時間おき)温度を計って、表や折れ線グラフにします。
晴れの日、曇りの日、雨の日の3パターンの記録が揃えばベストです。
この3つを比べるととても大事なことがわかります。
つまり、晴れの日は午後一時から二時くらいにかけて一番気温が高くなりますが、曇りや雨の日は一日中ほとんど同じくらいの気温で推移するということがわかるのです。
曇りや雨の日は気温が上がらないことを体感できて、登校前に服装を決めるときに気をつけるようになります。
この観測を夏休みなどに行えば、自由研究として提出できます。
●気象の勉強の大事なポイント
実は、これは4年生の理科で扱う内容で、小学校の気象の勉強の中でとても大事なポイントです。
でも、学校だと1時間おきにきちんと計るのがなかなか難しく、晴れ、曇り、雨の3パターンの観測をしっかり行うのはかなり大変です。
それで、観測が中途半端になってしまい、教科書にあるグラフに頼ってしまうことがよくあります。
●定点観測も効果的
さて、もう1つの記録の取り方としては、例えば「朝の7時にリビングの温度を計る」のように時刻と場所を決めて、定点観測を1年間行う方法です。
これを折れ線グラフにすれば、1年間の気温の変化がよくわかります。
1月と2月は寒い、8月が一番暑い、5月と10月は同じくらいなど、いろいろな発見もできます。
これによって、定点観測のやり方が身につくだけでなく、その科学的な意義も理解できるようになります。
●科学的観測の本物体験が真の実力につながっていく
もちろん、このようなグラフは教科書にも出ていますし、パソコンで検索すればいくらでも出てきます。
でも、そういう出来合いのものはイマイチ身につかないのです。
やはり自分で実際に計って、記録して、折れ線グラフを作るという、オリジナルな科学的観測の経験をすることが大切です。
こういう本物体験が子どもの真の実力につながっていきます。
このようなわけで、温度計に親しんでいると、天気の移り変わりを扱う気象学的な内容に強くなるだけでなく、条件を決めて観測し、数値化して、表やグラフにし、比較して科学的な真理を導き出すという科学的探究の基本が身につくのです。
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【小学2年生】の勉強や生活などその時期のトピックスを、親野先生が皆様に一足早くお知らせします!
●1年生と2年生では、親の意識がかなり違う
私は2年生の担任を4回やりました。
その経験で言えることは、子どもが2年生になると親の意識がかなり変化するということです。
よく言えば “余分な力が抜ける” ということですが、“気を抜く” とか “手を抜く” といったほうが当てはまるケースも多々あります。
理由としては、1年生を何とか乗り切って安心するということがあると思います。
「2年生なんだから(2回目なんだから)…」という気持ちもあると思います。
1年生のときに親もがんばりすぎて、ちょっと疲れてしまったということもあるかも知れません。
「こっちも忙しいんだからね…」という気持ちもあるでしょう。
●「2年生だから」ということで急に手を抜きすぎる親
もちろん、いつまでも1年生のときと同じでいいということではありません。
2年生になったという節目をきっかけに、変えられるところを変えていくということも大事です。
それが子どもの成長を促すことにもなります。
ただ、気になるのは、「もう2年生なんだから」ということで急に手を抜きすぎる親御さんがいるということです。
実際に次のようなことが見られます。
1年生では一緒に翌日の準備をしていた、あるいは最終確認は必ず親がしていたのに、2年生になったら急に手を出さなくなった。
それによって、子どもの忘れ物が急増してしまった。
1年生では子どもの宿題の丸つけや見届けを熱心にしていたが、2年生になったら急にやらなくなった。
その結果、子どもの宿題忘れが増えた。
ちなみに、2年生になると懇談会の出席率がぐんと下がるとか、夏休みの作品での力作が減るなどというのも、よく見られる現象です。
●子どもの様子をよく見ながら進めましょう
もちろん、先ほども書いたように、2年生になったという節目をきっかけに変えられるところを変えていくということはあっていいのです。
でも、そのとき大切なのは「もう2年生だからこうすべき」「2年生だからこれができて当然」ということでなく、わが子の様子を見ながら進めていくことです。
というのも、たとえ同じ学年でも子どもはみんな違うからです。
まず、得意なことや苦手なことが違います。
決められたことをきちんとやるのが得意な子もいれば、苦手な子もいます。
そういうことが苦手な子でも、絵を描いたり友達に優しく接したりすることは得意かも知れません。
それに、成長のペースも違います。
小さいころから自分のことがどんどんできる子もいれば、高学年になってやっと少しずつできるようになる子もいます。
でも、そういう子が後伸びして大成するかも知れません。
●足りなさ過ぎず、そしてやり過ぎず
何事においても言えることですが、「○年生だから。○才だから」ということを最優先の基準にしてしまうと、必ず親子で苦しむことになります。
というのも、どうしても他の子と比べるようになるからです。
比べ始めると、隣の芝生は常に青く見えます。
つまり、わが子のよい点は見えなくなり、至らない点ばかりが目につくようになるのです。
ですから、「○年生だから。○才だから」を最優先にしないで、わが子に応じた進め方をして欲しいと思います。
つまり、わが子に応じた過不足のないサポートをしてあげてください。
言い換えると「足りなさ過ぎず、そしてやり過ぎず」ということです。
●この時期に「小1の算数と国語」もおさらいしてみましょう
亀谷先生は、ご自身のお子さんが小学校へ入学してまもなく、こんな経験をされたそうです。
「ある日、私が仕事から帰ったら、息子がズボンを途中まで下ろした格好で、ソファでぐったりしていたんです」
いったい何があったの!?
心臓が止まるかと思うほど驚き、大慌てで駆け寄って確かめると、なんと眠りこんでいたとのこと。
「学童保育から帰ってくるときにトイレを我慢していたんでしょうね。
家に着いたら大急ぎでトイレに入って、ちゃんとズボンを上げないでソファに座ったら、そのまま寝ちゃったんだと思います。
強盗でも入ったのではないかと、本当にびっくりしました」
小学校へ入ったばかりの子どもたちは、疲れて帰ってくる。
身をもってそう知った、と亀谷先生は言います。
ですから家庭では、子どもたちのコンディションに配慮して過ごし方を決めることがポイント。
高田小学校の佐藤幸江先生も、こんなコメントを。
「最近、月曜は学校でぐったりしているという子どもが見受けられます。
土日が休日になったので、スポーツなどいろいろ体験させようと考えがちですが、子どもの体力を考えて体験の場を選んでほしいと思います」
(構成・取材・文/細江優子)
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みなさんの家には温度計がありますか?
もしないなら、すぐ用意してください。
なぜなら、温度計はすばらしい楽勉グッズだからです。
日ごろから温度計を見るようにしていると、理科の気象学的な内容が得意になるだけでなく、理系的な発想と能力の全体が鍛えられます。
気象学的な内容を最初に学ぶのは3年生で、まず温度計の使い方を習い、次に日向と日陰の地面の温度を計ってその違いを調べる勉強を行います。
日ごろから温度計に親しんでいると、この勉強が大いに楽しくできます。
●数値化は科学の基本中の基本
家に温度計があれば、「今日は暑いなあ」とか「寒いなあ」などと感じたときに、すぐ実際の温度を調べることができます。
自然現象を観測して数値化し、印象だけでなく数値で把握するという姿勢は、理科(科学)の基本中の基本です。
理系に強い子は日常的にこういう経験をたくさんしていて、自然に理系的な発想と能力の全体が鍛えられているのです。
●温度計をあちこちに設置
温度計は1つと言わず、できたら8こくらい設置してください。
設置する場所は、温度の違いが出るようにトイレ、リビング、縁側、家の外などにします。
冬は縁側とトイレではかなり温度差が出ます。
そして、それぞれ2こずつ、つまりリビングならリビングで低いところと高いところに設置します。
このようにすると、高さによって温度が違うことが体感できます。
お風呂の湯船用の水温計があれば、お風呂に入る度に温度が計れます。
料理用の温度計があれば、お茶、味噌汁、スープなどの温度が計れます。
●温度計の選び方
温度計にはアナログとデジタルがあります。
アナログなら算数の数直線を読む練習にもなります。
小数点以下までしっかり計りたいならデジタルにします。
もちろん、両方あればベストです。
アナログの物を買う時は、割れにくくて安全な物にしましょう。
●親子の会話が理科的になる
慣れてくると、親子で次のような理科的な会話が可能になります。
ママ「今日は暑いね」
子「ねえ、ママ5月ってこんなに暑かった?」
ママ「何度くらいあるのかな?」
子「25度だよ」
ママ「え~、25度もあるの?まだ5月なのに!」
子「25度って暑いの?」
ママ「静岡は7月の平均気温が25.7度だから、今日は7月並みの暑さって事だよ」
子「じゃあ、スイカ食べよう」
こういう会話をしていると、テレビのニュースで「今日の埼玉県熊谷市の日中の最高気温は…」などと流れたときに大いに興味を持って聞くようになります。
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育ち盛りの子どものお弁当は、栄養バランスにも気をつけて作ってあげたいもの。
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《あ~るママさんのおすすめPOINT》
国語の楽勉ポスターもたくさんあります。
ひらがな、かたかな、ローマ字などの五十音表は、ぜひ貼っておきたいものです。
これはもちろん文字を覚えるのに役立ちますが、「あかさたなはまやらわ」の順番を覚えるなど五十音表の構造も自然に頭に入ります。
これが国語辞典を引くためのとてもよい準備になります。
中学年で国語辞典の使い方を勉強するのですが、そのとき目的の言葉を見つけるスピードは子どもによってまったく違います。
五十音表の構造がどれくらい頭に入っているかで、そのスピードが決まってきます。
中には、「がぎぐげご」などの濁音、「ぱぴぷぺぼ」などの半濁音、「キャ、キュ、キョ」「ピャ、ピュ、ピョ」など拗音が出ているものもあります。
これらは子どもが苦労する表記ですが、やはり毎日見ていると楽に身につけることができます。
●漢字の楽勉ポスターで漢字が好きになる
漢字の楽勉ポスターもあります。
よくあるのが漢字の由来をイラストで解説したものです。
たとえば、「鳥」という漢字はどのような絵文字から発展してきたか、その途中経過がわかるようになっています。
漢字の由来を知ることで漢字に興味関心を持つようになる子はけっこういます。
また、鮪、鮭、鱈、鰤、鰯など、魚の漢字だけを集めたものもあります。
同じく、烏、鶯、鴎、金糸雀、啄木鳥など、鳥の漢字だけのものを見たこともあります。
こういうマニアックな部分に興味を持って覚える子もいます。
そこで、「すごいね。漢字博士だね」とほめてあげれば、漢字が大好きになります。
ちなみに、読み方は「マグロ、サケ、タラ、ブリ、イワシ」と「カラス、ウグイス、カモメ、カナリヤ、キツツキ」です。
●算数の楽勉ポスターで基礎が身につく
算数の楽勉ポスターもいろいろあります。
よくあるのが、0から100、あるいは120くらいまでの数の一覧表です。
これを見ていると、十進法の基本構造が分かってきます。
それによって、数を操作する基礎的な能力が高まります。
この他にも、足し算、引き算、九九などの表もオススメです。
見ているうちに基本的な計算力が身につくのはもちろんですが、それだけでなくいろいろな法則や秘密発見をすることもできます。
たとえば、足し算の表なら「足す数が1増えると答えも1増える」ことに気づきます。
引き算の表なら「引く数が1増えると答えが1減る」ことに気づきます。
九九の表なら「かける数とかけられる数が反対になっても答えは同じ」とか「かける数が1増えると答えはかけられる数の分だけ増える」などに気づきます。
●留意点など
楽勉ポスターを貼っておく期間は、短すぎても長すぎてもいけませんので、子どもの様子を見ながら判断しましょう。
同じものでも、貼る場所を変えると新たな気持ちで見られるようになることもあります。
楽勉は「楽しく」が基本です。
ですから、覚えるように強制するのはやめましょう。
次のようなことは決して言わないでください。
ちゃんと見てるの?
しっかり覚えなきゃダメよ?
いつになったら覚えるの?
妹はもう覚えちゃったよ。
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今回は、人気料理ブログ『*Ayano式* おとなごはん&こどもごはん』のフードコーディネーターAyanoさんに、くるんとカールした耳がキュートな『ぶたさんおにぎり』の作り方を教えていただきます!
ぶたさんおにぎり
【材料】(1個分)
ごはん…適量
ハム…1枚
ゆでにんじん…3mm厚さの輪切り1枚
(※電子レンジで加熱してもOK)
焼きのり…少量
塩…少量
お好みの具(鮭・梅など何でもOK)…適量
サラダスパゲティー…3cm程度の長さに折ったもの2本
マヨネーズ…少量
【作り方】
1. ごはんで顔のパーツを作る
ラップの上に塩をふってごはんをのせ、中にお好みの具を入れて楕円型に形作る。
2. ハムで耳を作る
ハムを大きめの葉っぱの型で型抜きし、耳を作る。
3. ハムの耳を巻いて固定する
ハムを上からくるり巻き、スパゲッティーを刺して固定する。
4. ハムで鼻を作る
ハムを楕円型の型で型抜きして鼻を作る。
鼻の穴を丸型(またはストローなど)で2か所、型抜きする。
5. おにぎりにパーツをくっつける
(1)のおにぎりに(3)の耳を刺し、(4)の鼻はマヨネーズで貼りつける。
のりをパンチ (※) またはハサミでカットし、目を作って貼りつける。
6. にんじんでほっぺを作る
ゆでにんじんを丸型で型抜きし、ほっぺを作る。
7. ほっぺをくっつける
ほっぺ(にんじん)にスパゲッティ (※) を刺して固定したら完成。
頭の部分にリボンなどお好みのピックを刺すとかわいくなります。
※パーツ固定用のスパゲッティは、お弁当を食べる昼までには水分を吸ってやわらかくなります)。
※100円ショップで購入した型、バラエティショップで購入したのりパンチを使用しています。また、手芸用のハサミは先が細くデコ弁作りに便利です。
前回は、学研ステイフルの藤原こずえさんに、テープを使ったデコレーションのアイデアをいくつかご紹介いただきました。
しかし、このかわいくて楽しいテープ、ママの身の回りをデコレーションするだけでは終わりません。
実は、お子さんにもおすすめだと藤原さんはおっしゃいます。
●小さい子なら、手先を使う遊び感覚で、大きい子なら自分で使い道を考えられます
子どもにおすすめというのはどういうことでしょうか?
藤原 「例えば、ファンテープで星形など形を作って遊んだり、何色か使えば、ちぎり絵遊びもできます。
このように、お子さんの遊び道具としてもファンテープはおすすめです。
また、冷蔵庫などに貼っても ファンテープははがしやすいので、貼っても大丈夫な壁や家具に思い切り貼らせてあげても楽しいですよね。
もちろん、素材によってははがれにくいものもあるので、大事な家具や写真などには注意が必要です。
もともとマスキングテープは仮止めの用途のものなので、長く貼ったままの使用には向きません。
仮のもの、使い捨てのものの用途としてお楽しみいただくのが失敗がなくてよいと思います。
大きいお子さんなら、自分で自分の持ち物を自由にデコレーションするでしょうし、友だちを読んでパーティーをするとき、食器やテーブルを飾るのに使ってもいいですね。
シールは、案外割高ですが、テープはひとまき15メートルあり、15ミリ幅のものなら200~300円くらいとリーズナブルなので、思い切り使わせてあげられます」
確かに、15メートルもあれば、ジャンジャン使わせられますね!
最後に、藤原さんからファンテープを使ったとっておきの遊びを教えてもらいました。
●ファンテープを使って親子でぬり絵遊び!
白い紙に絵を描きます。
「この子にどんなお洋服を着せてあげる?」
ファンテープでぬり絵をしていきます。
テープの貼り方でいろいろな模様のお洋服ができます。
一枚の絵をコピーして、親子で出来上がりを見せ合ってみましょう。
男の子なら、車や怪獣などの絵でもいいですね。
ファンテープで、デコレーションや遊びをいろいろと楽しんでみましょう!
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●この時期に「小1の算数と国語」もおさらいしてみましょう
最近、テレビやネットなどで、マスキングテープの楽しい使い方がいろいろと提案されています。
文房具やキッチン用品など、マスキングテープでステキに飾っている例を見ても、「センスがないと難しい?」と、しり込みしていたそこのママさん!
そんなママさんに向けて、初心者でも失敗しない簡単アレンジを、(株)学研ステイフルの藤原こずえさんにお聞きしてきました。
●柄もいろいろ、幅もいろいろ。用途によって選びましょう。
初心者に向けておすすめの商品はありますか?
藤原 「学研ステイフルの商品は “ファンテープ” という名前なのですが、現在、デコレーションを楽しむために買っていかれる方が多いですね。
シンプルな植木鉢や瓶などを、ちょっと飾ったりするだけでもステキですよ。
デコレーションするときには、例えば同系色のテープを何種類か使ったりするとセンスよく見えます。
幅もいろいろありますので、飾るものによって使い分けてみてください。
プレゼントの包装紙やブックカバーなど、全体に貼って使用したいのなら、150ミリ幅の広いものがおススメです。
シンプルなペンや、ノートや手帳のマークには、ごく細い3ミリ幅のものもあります。
ファンテープの柄では、ママ用のキッチン用品や文房具を飾るのには、花柄やテキスタイル柄が人気ですね。
ファンテープの特徴としては、お子さんが喜ぶ、かわいい絵柄が多いです。
お子さんのものでは、動物柄や絵本のキャラクター柄が好評です。
この4月からは、大人にも人気の『ムーミン』柄が豊富になっています」
それでは、初心者にも簡単なデコレーションアイデアを紹介していただきましょう。
●初心者でも簡単デコレーションアイデア
★カードをデコレーション
カード型に切った画用紙にテープを貼るだけ!
アルファベットのハンコやシールを合せれば、ステキなひと言カードの出来上がりです。
角を斜めにテープで飾るのもおしゃれ。
ハート型などにくりぬくのもアイデアですね。
★ノートをデコレーション
なんでもないシンプルなノートをテープで楽しくデコレーション。
★立体的なワッペン飾り
折り紙にテープを貼り付けて、蛇腹に折り扇方に広げます。
3つくらいをくっつけると、円の形に。
真ん中をシールや丸く切り抜いた画用紙などで飾れば、ワッペンの出来上がり。
プレゼントやカードなどに、こうした立体的な飾りをつけると一層華やかになります。
★ちょっとしたプレゼント包装に
手づくりおやつや、ちょっとしたプレゼントをあげるときの袋をテープで飾っても。
タグの形に切った画用紙を同系色のテープで飾ってくっつけるとオシャレ度UP!
★シンプルなカレンダーをかわいく飾って
シンプルなカレンダーも、テープで飾るとこんなにかわいく!
右上の小さい三角の旗(ガーランド)も、ひもにテープを貼り、両面を合せて、三角にきるだけで、簡単に作れます。
どれも、初心者でも失敗なく簡単にできそうなアイデアばかりですね!
藤原さんありがとうございました。
翌日の授業の準備をスムーズにするために、学校道具をどのように収納すればいいのでしょうか?
4人のお子さんのママであり、整理収納アドバイザーとして活躍中の藤原友子さんにお話を伺います。
藤原さんがお子さんのために実践されている整理&収納法も教えていただきました!
●学校道具の指定席を作る
藤原 「物の置き場所が定まっていないと、いざ準備するときにどこにあるのかわからなくなりがちです。ランドセル、教科書、体操着、名札、ハンカチ、ティッシュなど、それぞれの物ごとに指定席(定位置)を決めましょう。
■藤原家では…
毎日持って行くハンカチ、ティッシュは、BOXにまとめて収納。引き出しを開ける必要もなく、サッと取り出せます。
名札に100円ショップで買ったミニマグネットを入れています。脱衣所で名札を外したら、近くにある洗濯機にペタッと貼り付けるように。目につく場所なので、失くしてしまうことがありません。」
●帰宅後に物を戻しやすい場所を選ぶ
藤原 「子どもは、めんどうなことが嫌いなもの。学校から帰ってきたら、すぐにおやつを食べたり、遊んだりしたいですよね。
ですので、棚に置くだけ、フックに引っかけるだけなど、“動作1つ” で済む収納にするのがポイントです。
また、学校道具を家の中でバラバラの場所に置くと、準備するときに移動が大変。
なるべく1つのゾーンにまとめ、“ココに行くと学校道具がそろう” という状態にしておくといいでしょう。
■藤原家では…
子ども部屋は2階にあるのですが、今はキッチンの近くに子どもの勉強スペースを設けています。棚にランドセル、机の上に教科書、マルつけの終わったプリントを置いています。
親が家事をしながらそばで見守ることができるので、子どもも安心できるようです。
また、リビング近くのウォークインクローゼットを学校道具、お出かけセットの置き場所にしています。ジャケット、帽子、手提げバッグ、巾着袋などはフックに引っかけて。体操着などの衣類は、透明の引き出しケースに入れています。」
●帰ってきたらランドセルの中をリセット!
藤原 「わが家では、子どもが学校から帰ってきたらランドセルの中の使わない物を “出す” のを習慣化しています。
ランドセルの中をリセットしないと、連絡帳にプリントをはさんだままだったり、親への大事なお便りを見逃してしまったり、ハンカチが何枚も入ったままだったり…。使わない物がランドセルの中にたまってしまいます。
■藤原家では…
キッチンには、保護者へのお便りを入れるための書類用プラカゴを置いています。
また、宿題後に翌日の学校道具の準備をします。
朝、バタバタして時間のないときに準備をすると、焦って忘れ物をしてしまうこともありますよね。
日課表(時間割表)、連絡帳の持ち物を見ながら、順番にチェックしていきます」
藤原さん、ありがとうございました。
学校道具を管理しやすいしくみを作り、子どもを見守ってあげることで、忘れものしにくくなるのですね。
忘れものが多いな…と思ったら、まずは整理&収納のしくみを見直してみたいと思います。
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こんにちは。『ママノート』編集部です。
小学校に入学すると、教科書、ノート、文具…など、子どもの学校道具がみるみる増え、収納場所に悩むことが多いのでは?
物の置き場所が定まっていないと、いざ必要になったとき、あちこち探して困ることも。
そこで、整理収納アドバイザーの藤原友子さんに、忘れものを防ぐ整理&整理のポイントを伺います。
藤原さんは、小学生(小3、小1)、幼稚園児(年長)、保育園児の4人のお子さんのママでもあります。現役ママならではのアドバイスをぜひチェックしてみてください!
●“忘れものは自己責任” ではダメ!?
藤原 「物の量が必要以上に多かったり、収納場所が定まっていなかったりして、忘れものをしやすい環境になっていませんか?
まずは、下記の2つのポイントをチェックしてみてください。
■物を “取り出す・戻す” 動作がラクか?
親は、小学1年生になったのだから、『もう自分で用意できるだろう』と思いがちです。また、『忘れものをして困るのは本人だから』と、考えていないでしょうか。
学校生活に慣れない小学1年生のうちは、親の手助けがないと完璧に準備できないものです。
そして、子どもが物を取り出したり戻したりする動作がラクにできる、整理&収納のしくみを作ってあげる必要があります。
■親子一緒に学校道具を準備しているか?
子どもは小学校に入ってワクワクする気持ちがある一方、環境の変化に不安を感じているはずです。そんな中で忘れものをしてしまって、担任の先生に言うのは勇気がいりますよね。
学校生活に慣れてくるまでは、親子一緒に翌日の授業に必要な物を準備し、見守ってあげることが大切です」
●まずは、使う物、使わない物を仕分け!
藤原「進級とともに使わなくなった物と、今から必要な物が混在していませんか?
不要な物は別のスペースに移したり、処分したりしましょう。
とはいえ、親が『これはいらないだろう』と思う物でも、子どもにとっては宝物ということもあります。ですので、子どもと一緒に『いる・いらない』を仕分けしてみてください。
そのとき、子どもに『これはいる?』と聞くと、欲張って使っていない物も『いる』と言うことも(笑)。
『最近、使っている?』、『どれがお気に入り?』という聞き方をしてみてくださいね。
子どもと一緒に物を整理することで、必要以上に物を買わない、本当に欲しい物を選ぶ意識も芽生えていきます。
また、アルバム、作品など保管しておきたい思い出グッズは、箱にひとまとめにし、別のスペースに移動しましょう。
整理することで気持ちの切り替えもでき、新しい学校道具を置くスペースができます」
収納する前に、まず物を減らして管理しやすくすることが大切なのですね。
休日など、時間があるときに早速やってみたいと思います!
次回は、学校道具の収納スペース作りのポイントを詳しくお伺いします。
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●月のポスターのおかげで大活躍
小学3年生の理科で月の動き方の勉強があります。
月はどの方角から出てどの方角に沈むか、月の形はどのように変わるか、などの勉強です。
知り合いの先生に聞いたのですが、ある男の子がその授業で大活躍したそうです。
いつもはそれほど積極的に発表する子ではないのに、そのときはすごかったそうです。
その子は、三日月とか半月などはもちろん、新月、上弦の月、下弦の月などの意味も理解しているとのことでした。
そして、その理由は、月の満ち欠けを説明するポスターが家のトイレに貼ってあるからだそうです。
私もそのポスターを見たことがありますが、月齢0の新月から始まって、上弦の月、満月、下弦の月と進み、また新月に至るままでの月の形が、とても美しい写真で説明されています。
月の形は太陽、地球、月の位置関係によって変化するのですが、それについてもイラストで説明されています。
●楽勉ポスターで知識が身につく
私はこのようなポスターを “楽勉ポスター” と呼んでいます。
つまり、楽しみながら見ているだけで、いろいろなことを覚えて知識が身に付き、知的な刺激を受けて興味関心が高まる、そういうポスターです。
その男の子は、毎日そのポスターを見ていて、そしてそこで得られた知識をもとに実際の月も見ています。
自分が見た月のことをときどき日記に書いてくることもあるとのことですから、けっこう意識しているのだと思います。
こういう日々の積み重ねによって、彼は月についてかなり詳しくなり、興味関心も人一倍になったのです。
●地図のポスターで地理が得意になる
これはほんの一例で、今はいろいろな楽勉ポスターがありますので、ぜひ活用していただきたいと思います。
よくあるのが、各地の特徴、名物、名所、特産品、史跡などがイラストで表された地図です。
たとえば、和歌山県にはミカンのイラスト、北海道には札幌雪祭り、熊本県には阿蘇山などが描かれています。
また、世界地図なら、中国にはパンダや万里の長城、インドには紅茶やタージマハル、アメリカ合衆国にはナイアガラの滝や自由の女神です。
スーパーマーケットでミカンを買って、そこに「和歌山ミカン」と書いてあるのを見つければ、いつも見ているポスターとつながって確かな知識になります。
日ごろからこういう地図を見ていれば、間違いなく地理が得意になります。
そして、社会科の勉強の全般においてよい影響が出てきます。
なぜなら、社会科には農業、工業、水産業、歴史、経済、政治、国際関係などのいろいろな分野がありますが、そのすべてにおいて地理の知識が深く関わってくるからです。
※次回は「楽勉ポスター(国語、算数)」について、4月14日配信です。
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【小学2年生】の勉強や生活などその時期のトピックスを、
子どもが喜ぶ、かわいいデコ弁を作ってみたいというママは多いのでは?
でも、あんまり本格的なデコ弁は大変、とお考えでしょう。
そこで今月から、わかりやすいプロセス画像付きの、『かんたんデコ弁パーツ』レシピの連載がスタートします。
レシピ製作は、人気料理ブログ『*Ayano式* おとなごはん&こどもごはん』のフードコーディネーター Ayanoさんです。
月2回、かわいいデコ弁のアイデアを紹介していきますのでお楽しみに!
4月のテーマは『動物おにぎり』。
今回は、くまさんおにぎりの作り方をご紹介します。
くまさんおにぎり
【材料】(1個分)
ごはん…適量
ゆでにんじん…3mm厚さの輪切り1枚
(※電子レンジで加熱してもOK)
スライスチーズ…1枚
焼きのり…少量
しょうゆ・花かつお…各適量
サラダスパゲッティ…2cm程度の長さに折ったもの2本
マヨネーズ…少量
【そのほか準備するもの】
マスキングテープ…4cm程度×2枚
つまようじ…2本
【作り方】
1. マスキングテープで耳を作る
4cm程度にマスキングテープを2枚カットし、つまようじを真ん中に置く。
次に両端を折る。
はさみで上の角を丸く切り落とし、半円にする。
2. ごはんで顔のパーツを作る
ボウルにごはん、しょうゆを入れて混ぜ合わせる。ラップにのせ、中にしょうゆをまぶした花かつおを入れて楕円型に形作る。
3. スライスチーズで目・鼻、にんじんでほっぺを作る
スライスチーズを丸型(またはストローなど)で型抜きして目を作り、楕円型(丸型でもOK)で型抜きして鼻を作る。
ゆでにんじんを丸型で抜いてほっぺを作る。
4. のりで目、鼻・ひげのパーツを作る
のりをパンチ(※)またはハサミでカットし、目・鼻・ひげを作ってチーズの上にのせる(上写真参照)。
5. おにぎりにパーツをくっつける
(2)のおにぎりに(1)の耳を左右に2つ刺す。
目・耳(チーズ)のパーツはマヨネーズ、ほっぺ(にんじん)はスパゲティー(※)を刺してくっつけ、しっかりパーツを固定すれば完成。
※パーツ固定用のスパゲッティは、お弁当を食べる昼までには水分を吸ってやわらかくなります)。
※100円ショップで購入した型、バラエティショップで購入したのりパンチを使用しています。また、手芸用のハサミは先が細くデコ弁作りに便利です。
前回より、ベランダで子どもといっしょに野菜を栽培する醍醐味やポイントについて、ブロガーの菜葉ももさんにお話をうかがっています。
今回は、この春にベランダ菜園を始めてみたい方へ、おすすめの野菜、子どもとの取り組み方についてアドバイスいただきます。
●育ててみたい野菜があるなら、ぜひチャレンジ!
お話をうかがっていると、もしかすると私にもできそう!?と思えてきました。
菜葉 「種から栽培するのは難しいので、苗から始めるのがおすすめです。
初心者なら、ミニトマトは比較的かんたんに育てられますよ。
黄色くて小さな花が咲いてかわいいですし、赤や黄色、オレンジなどカラフルなミニトマトもあるので、テンションもあがりますよ~!
収穫の醍醐味は格別です」
菜葉さんは最初の年にスイカの栽培にも成功されてますね。
菜葉 「そうなんです!
試行錯誤しながらでしたが10cmくらいの小玉のスイカが収穫できました。
すっごく甘くて、感激しました。
今年は、子どもが『メロンってどうやってなるの?』と聞いてきたので、ぜひ育てて夏のグリーンカーテンにしようと思っています」
スイカやメロンもベランダで育てられるんですね! 夢が広がります。
菜葉 「逆に難しかったのは冬場のニンジンやダイコンといった根菜類。
なかなかうまく育てられなかったんですが、プランターをビニールで覆ったり、エアコンの室外機の上で育てるなどの工夫をして、小さいながらも収穫ができたときは感激しました。
子どもといっしょに収穫し、お正月のお雑煮にしたんですよ。
ベランダの方角も気になるかと思いますが、育ててみたい野菜が見つかったらチャレンジするといいと思います。
我が家は北向きベランダで日当たりは確かに悪いですが、サンチュやサニーレタスなどの葉物は葉っぱが柔らかいまま収穫できるので、逆に助かってますよ」
日陰を好む野菜もあるんですね!
菜葉 「ショウガなんかも北向きでもしっかりと育ちました。
それに、シイタケ栽培にも成功したんです!
秋から冬にかけて、ポコポコとかわいい姿を見せてくれるシイタケには癒されましたね。
お世話もダボ木に水をかけて湿度を保つだけなので、ある意味初心者向きといえますね!」
シイタケも栽培できるとは!
では、家庭菜園で初心者が注意すべきことってあるのでしょうか?
菜葉 「お水をやりすぎてダメにしてしまうことはよくあります。
基本は『土が乾いたらたっぷりあげる』ですが、夏場でも毎日ではないときもあったり、逆に日に2度の水やりが必要な場合もあり、見極めが必要です。
お子さんといっしょに楽しむなら、水やりをお子さんにお手伝いしてもらうのが一番。
朝早く起きる習慣が身に付くほか、手をかけて育てることの喜び、そして野菜嫌いがなくなるなどいいことずくしです。
水やりを続けることで、野菜の成長に気づき、季節にも敏感になりますよ」
う~ん、子どもといっしょにいろいろ育ててみたくなってきました!
菜葉 「でも大切なのは、『欲張らないこと』。
ベランダの広さや方角、お世話できる時間がどれくらい取れるのか…?
それらを考慮して、子どもといっしょに食べてみたい、育ててみたいお野菜を見つけられるといいですね」
ついつい欲張ってしまいそうですが(笑)
子どもといっしょに野菜を収穫して料理できることを楽しみに、そして子どもが野菜好きになってくれることを願って…
まずは苗から! チャレンジしてみたいと思います。
菜葉さん、ありがとうございました!
春爛漫。ぽかぽか陽気の気持ちのいい季節がやってきました。
そこでママノートがおすすめしたいのが、お花ではなく、野菜のベランダ菜園!
ベランダに置くプランターで、かんたんに始められる野菜の栽培。
子どもといっしょに始めれば食育にもなりそうです。
とはいえ、何から始めてどうすればいいの!?
都内のマンション(しかも北向きベランダ!)で野菜づくりをお子さんといっしょに楽しんでいる菜葉ももさんに野菜栽培の楽しさ、続ける極意をうかがいました。
●子どもと楽しめばうれしさも倍増するベランダ菜園
そもそも菜葉さんがベランダ菜園を始めてみようと思ったきっかけは何だったんでしょうか?
菜葉 「以前住んでいたマンションのベランダが広く、日当たりがよかったので、お花を育ててみたいと思ってホームセンターに行ってみたんです。
春だったこともあって、野菜の苗がたくさん売られていてびっくり!
野菜の苗が普通に売られていること自体知らなかったので、衝撃でした。
知識はゼロでしたが、これは育ててみたい!実を収穫してみたい!と思ったのが最初です。すごくワクワクしましたね」
はじめは苗を購入されたんですね。
菜葉 「もう6年前になりますが、最初の年はキュウリ、ナス、スイートコーン、ミニトマト、セロリ、スイカに挑戦しました」
いきなりすごい!
菜葉 「でも、すべて成功するわけじゃないんですよ。
もともと性格がおおざっぱなもので(笑)、枯らしてしまったり、うまく育たないこともあります。
でも、そこでなぜだめだったのかな、どうすればいいのかな、と失敗から学び、少しずつうまく育てられるようになってきました。
最終的な目標は、『野菜を収穫しておいしく料理していただくこと』ですが、育てること自体が好きなんでしょうね。まったく飽きません。
失敗しても、『来年こそは…!』とリベンジを誓います。
そして思うことは、『農家の方はすごい!』ということ。
以前よりも、野菜を大切に食べるようになったような気がします」
菜葉さんはいま、2歳と4歳のお子さんの子育て真っ最中。ベランダ菜園もいっしょに楽しんでらっしゃいますね。
菜葉 「出産前や子どもが赤ちゃんのときは、自分のリフレッシュのために趣味として楽しんでいましたが、いまは子どもといっしょに取り組んでいます。
ベランダなら雨でもお世話できますし、子どもも外の空気を吸いながら、自然に土や葉っぱに親しめていますね。
何よりも、自分で収穫した野菜と、購入した野菜は全然違うようで、自分で採った野菜は『もっと食べたい!もうないの?』とテンションも高め(笑)。
とてもいい食育になっているなと感じています」
お子さんも、ごく自然に野菜好きになっているんですね!
菜葉 「朝起きて、カーテンを開けて『お母さん、見て!お花が咲いてる!』
『黄色いミニトマト、そろそろ収穫できそう!』と教えてくれることもあります。
お水をあげるのも、収穫も、収穫したての野菜を洗って食べるのも、家族といっしょだとうれしさも倍増。とても楽しいです。
新鮮なナスやキュウリにはトゲトゲがあることも、身をもって知る。
小さいながらも家庭菜園をしているからこそ、教えてあげられることはたくさんあります」
●無理せず、できる範囲で楽しむのが続けるコツ!
俄然興味がわいてきますが、野菜栽培というとどうしても虫のイメージが…。
菜葉 「実はわたしも虫は苦手なんですよ…。芋虫に驚いて、何度ベランダで叫んだことか(笑)。
無農薬栽培をしていますが、単純に知識がないのでそうなっただけなんです。
虫に関しては、お世話する前によーく観察して、うっかり触ったりしないようにしているうちに慣れてきました。
あとは、子どもと接するときに手を洗うことができないので、手袋をしてお世話するようになりましたが、それも虫を直接触ることがなくなったので、一石二鳥でしたよ!」
手袋越しならなんとかなりそう!
そして、かかるお金のことも気になります。
菜葉 「土に水、プランターやグッズ、苗・種のことなど考えると、スーパーで野菜を買ったほうが当然安いです。
だけど、もらった箱やトレーで栽培したり、100円ショップをうまく利用したりすることで、なるべくお安く楽しむ方法はあると思います。
あまりお金をかけたくないな、という方でも無理せず、できる範囲で楽しむ方法はたくさんありますよ。
カイワレダイコンや緑豆の切り落とした根っこを再利用して、水栽培するのは基本中の基本!
ダイコンやニンジンの上部を厚くカットしてお水を張った皿につけておけば、葉っぱがでてきてちょっとした彩りやお味噌汁の具にもなります。
買ってきた野菜から種をとって、そこから育てるのも楽しいと思います」
なるほど、ヒントをたくさんいただきました。
次回は、初めてベランダ菜園に挑戦する方へのアドバイスをいただきます!
子どもの教育に「お金がかかる」と「お金をかける」―。とても似ている言葉ですが、本当は違う、とファイナンシャル・プランナーの菅原直子さんはおっしゃいます。
菅原 「『かかる』お金というのは、最低限の学費や教材費、通学の交通費など、子どもの教育のために絶対に避けられない支出のこと。
一方の『かける』お金は、他の選択肢もある中で、親自身がどこかでそれを選択して負担している支出、といえばいいでしょうか。
ママたちの話を聞いていると、育児や子どもの教育に『お金がかかる、かかる』という声がとても多いのですが、教育資金の計画を考えるときには、『かかる』ものと『かける』ものを、きちんと区別して分けて考えることがとても大切です」
「かかる」と「かける」を区別するとは具体的には、どういうことでしょう?
菅原 「たとえば、仲良しの子が体操教室に通い始めたから、なんとなくうちの子も…というような場合。
この体操教室の費用は、ママにとっては『かかるお金』と感じられるようですが、本当は子どもが体操をそれほど好きでなければ体操教室に行かないという選択肢もあるはず。
つまりこの支出は、ママ自身が選んで『かけている』お金です」
うーん、そういわれてみればそうですね。最近の親は、実際に「かかる」以上に子どもにお金を「かけて」いる、ということでしょうか。確かに、食費や生活費は節約しても「子どもの教育費は別」と考える親は少なくない気が…。
菅原 「子どもにお金をかける背景には、保護者自身の強い不安感があると私は思います。
習い事だけではありません。塾や予備校もそうですし、携帯電話の料金や洋服代なども『みんながやっているから』『なんとなく横並びだと安心』という気持ちで、子どもにお金をかけてしまう人が多いように感じます」
耳が痛いお話です…。
菅原 「今の時代、なかなか『よそはよそ、わが家の方針はこれ』と言い切れる自信のある家庭は少ないものです。
また『親は良くても、子どもが仲間外れにされたら…』などと考え出すとやはり皆と同じにさせたほうが安心、となる気持ちもわかります。
しかし、そうした横並び意識でよく考えずに子どもにお金をかけ続けてしまうと、どこまでもキリがなく、ついには親の老後資金まで子どもが食いつぶしてしまい、将来、お金が尽きたときには『親子共倒れ』…。
そんな事態が現実にあることも、知っておいてほしいと思います」
それも怖いですね…。私たち親世代が育ってきたときは、そこまでの苦労はなかった気がしますが…。
菅原 「親自身が育ってきた時代と、今とでは教育環境も社会もまったく異なります。
今の時代は『子どもにお金がかかる、かかる』と無計画に使ってしまうと文字通り、命取りになります。
ですから、子どもの大学の教育資金をしっかり確保したいなら、幼いときの習い事費用は控えて、コツコツ貯めておく。
中学や高校で、塾・予備校に年100万円単位のお金がかかるなら、得意教科は子どもが努力し、費用を何割か抑える。
そんなふうにやり方はいろいろありますから、賢く計画的にお金を『かけて』、教育資金という “人生の山” を堅実に乗り越えていってほしいと思います」
親が子どもにどこまでお金を「かける」のか―。
大切なわが子の将来のため、また家族みんなの幸せのために早い時期からきちんと考えておくことが大切なのですね。
前回は、よく泣く子について、その原因などを発達心理の渡辺弥生先生にお話をうかがいました。
今回は、子どもが泣かなくなるために、どう接していけばよいか、具体的な対応について、引き続き渡辺先生にお聞きします。
●泣くことでしか自分の気持ちを表現できない子も多い
よく泣く子に対して、「泣かないためにはどうしたらいいか」をどう教えればいいのですか?
渡辺 「すぐに泣くということは、自分の感情がコントロールできないことが一つの要因です。ですから、自分の感情を制御するスキルを身につければ、やたらと泣くことはなくなります。
まずは泣いている子に対して、自分がどういう気持ちなのか、なぜそういう気持ちになっているのか、自分で理解できるようにすることが大切です。
当たり前のようですが、小学1年生や2年生では、意外に自分の気持ちがわかっていなかったり、言語化することができないものです。
原因があっても、その因果関係が理解できないので、『なんで泣いているの?』と聞いても『悲しいから』としか答えられず、泣くことでしか気持ちを表現できないことも多いのです。
ですから、泣いている子どもに対しては、その原因を聞くよりも、親が前後関係を聞いたり、周囲の状況を推測しながら、『お兄ちゃんに本を取られて、悲しくて泣いちゃったの?』と、その都度、子どもの気持ちを代弁するようにしましょう。
親にとってはちょっと面倒かもしれませんが、こうすることで、子どもは『そうだ、自分はお兄ちゃんに本を取られて、悲しいから泣いているんだ』と、自分が泣いている因果関係が理解できるようになります。
この経験を積み重ね、自分の気持ちが説明できるようになると、子どもは、泣くよりも言葉で話をした方が、みんなに理解してもらえるというということがわかり、すぐに泣くことも少なくなるでしょう。
また、泣いているときにその場で『本当はどうしたかったの? そうか、じゃあ今度は、自分から○○してもいい?と聞いてごらん』というように、泣くこと以外で問題を解決する方法があることを具体的に教えるのも効果的です」
●絵本や映像を使って、泣いている自分の姿を理解させる
そのほかにしておいたほうがいいことはありますか?
渡辺 「絵本やビデオを使って、子どもが泣いているシーンを見ながら『こんなふうに泣いちゃうと、友だちはなんで泣いているのかわからなくて困っちゃうよね』などと言って、泣くことが周囲にどう受け止められるかを理解させる方法もあります。
これはモデリングというのですが、小学1年生くらいになると、他者からどう見られるかを気にするようになるので、『ここで泣くのは、やめたほうがいいかな』などと考えられるようになります。
また、日ごろ町の中やテレビなどを見ながら、いろいろな人が泣いたり笑ったりしているシーンを見て、『この子が泣いているのは、きっと○○だからだよ』などと、なぜ泣いているのか当てっこしてみるのもいいですね。人の気持ちに気づくことも、感情の発達を促す大切な要素です。
このように、親がしっかり向き合って言葉を引き出していけば、だんだんと泣くことが減ってくるはずです。以前なら泣いていた状況でも、少しずつ泣かなくなってきたと思ったら、『泣かないで、ちゃんとできたね、えらいね』と、きちんと子どもをほめてください。
親は問題があるときだけは必死にかかわるのですが、そうでないと無関心になってしまいがちなんですね。子どもにとっては、自分の変化を親がきちんと見てくれることがうれしいし、励みにもなるのですから」
やはり、子どもときちんとかかわることが大切なんですね。
渡辺先生、ありがとうございました。
小学生になっても、忘れ物をしてはめそめそ、ちょっと友だちにからかわれただけで大泣きなど、すぐに泣いてしまう子。
あまりに泣き虫だと、友だちにいじめられたりしないか心配です。
どうしてそんなに泣くの?
泣かないようにするには、どうしたらいいの?
子どもの社会性や道徳性の発達を研究する渡辺弥生先生にうかがいました。
●泣きやすい原因は、発達よりも気質が関係する
小学生になると幼児期ほどには泣かなくなるものだと思うのですが、小学生になってもいまだにちょっとしたことですぐに泣く子というのは、何か問題があるのですか?
渡辺 「子どもがすぐに泣くとか、涙が出やすいという場合、発達的な問題というよりも、いわゆる生まれつきの気質というものが関係していると思います。
こういう子は赤ちゃんのときから、感情が喚起されやすく生理的に涙が出やすい、あるいは環境が変わることに敏感で不安になりやすく、一度泣くとなかなか気分を変えるのが難しいといった傾向があります。
これは、ある面ではよい傾向とも言え、繊細で、環境の変化に気づきやすいといった良さがあります。
もちろん、大げさな泣きは、あくまで子どものときだけのことで、普通は大人になっても大声で泣きわめいたり、床に転がってかんしゃくを起こすような人がいないように、環境や教育の影響を受けてバランスがとれてくるので、あまり心配する必要はないでしょう。
ただ、周囲からからかわれたり、友だちから敬遠される可能性を予防していくために、ささいなことで大泣きしないように親が何かしらの対応をしていくことは必要だと思います」
●性格のせいにせずに、子どもにしっかりかかわって
よく泣く子の親は、小さいときから子どもに振り回されているので、うちの子はこういう性格だからしょうがないとあきらめている人も多いのですが、どのように対応すればいいのでしょう。
渡辺 「親はともすると性格論をふりかざしがちですが、ほとんどの場合それは主観的なものであることが多いので注意が必要です。
性格のせいにして『泣き虫な性格ね』と決めつけた対応をしていると、子どもはだんだん『自分は泣き虫だ』と、自分自身でも思い込み、よけいにその性格を変えることができずに悩むでしょう。悪い性格のせいにされることは、子どもにとっては何のメリットもありません。
親としては、一生懸命育てているのに子どもが言うことをきかないので、子どもの性格に責任転嫁してしまいたくなるのでしょうが、これはある意味、すべてを子どものせいにしてしまうということ。その結果、親や先生はかかわりを減らしてしまうことになってしまいます。
子どもが泣くたびに、親が子どもにかかわろうとせず『また泣いているの? もう小学生なのにダメじゃない』などと言うだけでは、よい方向に変わっていくことはできません。それよりも『なぜ泣くのか』を考え、具体的な問題解決の方法を教えてあげてほしいと思います」
どんなに泣き虫でも、よい方向に変わっていける可能性あるということですね。
渡辺先生、ありがとうございました。
次回は、子どもとの具体的な関わり方について、さらに詳しくうかがいます。
子どもたちも、いよいよ小学校ですね。
この時期は、子どもたちは、まさにワクワクドキドキです。
小学校はどんなところだろう。楽しいかな? 面白いかな? 運動場でたくさん遊べるかな?お勉強は難しくないかな? 先生は怖くないかな?…たくさんの期待と不安が入りまじっています。
お母さんたちはこの時期、子どもたちとは違うところでドキドキしているようです。毎日ちゃんと学校に行けるのかしら。学校でうまくやっていけるのかしら…などなど。
でも、それは心配ご無用です。
子どもたちは、みんな立派な1年生になり、毎日ちゃんと通い、ほぼ全くと言ってもいいくらい、学校で毎日楽しく過ごし、うまくやっていきます。
思い出してみてください、いよいよ年長クラスになるという昨年の今頃を。
「来年は1年生だと言うのに、このままで大丈夫なのかしら」
「年長クラスはしっかりしないといけないのに、うちの子は何だか頼りないわ」
「園を卒業するまでにひらがな全部書けるのかしら」
などなど、昨年は昨年できっと無数の心配や不安があったと思います。
ではいかがでしたか? その不安や心配はいくつ的中しましたか?
おそらく、ほとんどが的中しなかったのではないでしょうか?
この1年間でちゃんと年長児らしくなったし、頼りないどころか年長児としての貫録も漂い、ひらがなも全部読み書きできるようになったのではないでしょうか?
「心配事は9割起こらない」という言葉がありますが、子育ての心配事がまさにそうだと思います。
これまでも、たとえばお子さんが赤ちゃんだったころには、
「ちゃんとハイハイするかしら」
「うまく断乳できなかったらどうしよう」
「トイレでうんちができるようになるかしら」
など、無数の心配をしていたと思いますが、ほとんどすべてが大丈夫で、「心配して損したわ」という状態になったと思います。
心配すると、それだけストレスがたまります。お母さんの心の健康にはよくないのです。まさに「損」なのです。
しかしいくら「心配ご無用」と言っても、《その9割は起こらない》と言うことは、《1割は実際に起こる》ことになります。その1割こそが心配だと思いますが、実はそれも《心配ご無用》なのです。
確かにこれまでの数年間も、心配事の1割は実際に起こっています。
ではこれまで、心配した通りに起こってしまったその1割の《心配事》を、紙に書くことはできますか?
たいていの人は書けません。なぜなら、それらは起こってしまっても、別に何でもないことだったからです。
心配事というのは、実は実際に起こっても、十分受け入れることができ、時間が経つともうそれが起こったことさえ思い出せないくらいの「何でもない、つまらないこと」になっていくのです。
これからの小学校生活も、いろんなことを心配しても、その9割は起こらず、仮に起こったとしても、それはあとで思い出せないくらいのものになっていきます。
それよりも今は、入学の喜びを親子で共感し合い、お子さんには夢と期待をたくさんもってほしいと思います。
そして、もしも園に行くことがあれば、子どもが年長になってやはりいろんな心配をしているお母さん方にアドバイスしてあげてください。何も心配しなくっても大丈夫、来年の今頃は、立派な一年生になっていますよ、と。
園の先生方が、3月の保育のねらいにするのは「子どもたちに進級進学の喜びを味わわせる」ということです。ご家庭でも、1年生になれた喜びを、お子さんと一緒にしっかりと味わい、心からの笑顔をお子さんに見せてあげてくださいね。
お母さんの笑顔さえあれば、子どもは毎日自信をもって小学校生活を送ってくれますよ。
ご入学、本当におめでとうございます!
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●仲のよい子と一緒になりたい
学年末の時期になると、子どもたちは来年のクラス編成が気になってきます。
つまり、新しいクラスで誰と一緒になるかということです。
「仲のよい子と一緒になりたい。イヤな子とは別のクラスになりたい」というのが、子どもたちの偽らざる本音でしょう。
もちろん、親御さんたちにとっても大きな関心事だと思います。
でも、もちろん自分の思い通りにはなりません。
運を天に任せるといった感じだと思います。
ところで、人間関係には食わず嫌いというものもありますので、イヤだと思っていたけど同じクラスになってみると意外と馬が合ったということもあり得ます。
また、その逆もあり得ます。
つまり、実際に同じクラスで一緒に生活してみないとわからない部分、または一年経ってみないとわからない部分もあるのです。
●運を天に任せるだけでは不十分な状況もある
さて、こういったことを基本的な理解とした上で、これとは違う状況もあります。
それは、運を天に任せるだけでは不十分な状況です。
私は、次のような状況では、親として何らかの行動を起こした方がいいと思います。
1. うちの子は、今のクラスで陰ながらいじめられてきた。
一年間は何とか過ごすことができたけど、もうこれ以上は無理だ。
ぜひ、○○君とは別のクラスにしてもらいたい。
2. いじめと言うほどではないかも知れない。
相手にもいじめているという意識はないかも知れない。
でも、どうも○○さんと一緒にいると、うちの子は圧迫され続けているようで苦しそうだ。
○○さんとは違うクラスにしてもらって、もっと安らかにのびのび過ごさせてあげたい。
3. うちの子は性格的に非常に大人しく、クラスで友達ができなくてずっとさみしい思いをしていた。
学校に行くのも渋々な感じだった。
実は、近所に仲のよい子がいて、その子となら楽しくお話しできる。
でも、その子は今まで別のクラスだった。
来年は一緒のクラスにしてもらえれば、うちの子ももっと楽しく学校生活が送れると思う。
4. その他、このまま同じことが続くのは見過ごせない状況である。
●大人の交渉術で子どもを救う
このような状況にあるなら、運を天に任せるべきではありません。
ぜひ、子どもを救い出すための行動をしてあげてください。
わが子のみならず、他の子についても看過できないことがある場合は行動してください。
具体的には、先生にこの状況を伝えてクラス編成のときに配慮をしてもらうということです。
ぜひ、大人の交渉術でうまく進めてください。
実は、先生としても「それは知らなかった。言ってもらって助かった」ということもよくあります。
先生たちも、子どもたちがみんな新しいクラスで楽しく生活してもらいたいと思っているからです。
●必要とあれば果敢に行動
でも、もちろん大人の交渉術を乱用されても困ります。
乱用されるとクラス編成自体が不可能になります。
クラス編成はいろいろな事情を多面的に考慮しておこなうものです。
乱用なのかそうでないのか、あるいはその中間なのか、その辺はケース・バイ・ケースです。
その状況に応じて、各人の良識ある判断でお願いいたします。
必要とあれば果敢に、そして上手に作戦を練って行動してください。
しかも、できるだけ早く行動した方がいいでしょう。
新しいクラス編成の作業は、
その作業が始まる前に伝えましょう。
●クラス替えは毎年。先生も毎年かえるべき。
話はかわりますが、私はクラス替えは毎年おこなった方がいいと思います。
できたら、半年に一度でもいいくらいです。
そうすれば、大人に見えないいじめも解決しやすくなります。
いじめとまでいかなくても、人間関係がうまくいっていなかった子どもも心機一転できます。
クラス替えが多いほど、いろいろな人間関係を経験できますし、その中で自分なりの人間関係のつくりかたを学んでいくことができます。
固定化して淀んだ人間関係が長く続くのは、子どもにとっていいことではありません。
時々かき混ぜることが大切です。
担任も毎年かわった方がいいです。
どんな立派な先生でも、どうしても自分の価値観によって子どもを見てしまいます。
ある先生のもとでは日の目を見ない子も、別の先生のもとでは輝き出すということはよくあることです。
二年間も同じクラス、あるいは同じ先生というのは、子どもには長すぎます。
子どもの1年間は大人の5年間、子どもの2年間は大人の10年間くらいに相当するからです。
どうせお金を貯めるなら、少しでも有利な金融商品で貯めたい!と思うのが人情というもの。
しかし、「教育資金の貯蓄については、おトクな金融商品はない」とファイナンシャル・プランナーの菅原直子さんは言い切ります。
菅原 「今の『学資保険』の多くは予定利率が低く、医療特約などをつけると十数年間に支払った保険料の総額よりも、受け取れる学資金(保険金)が少なくなってしまいます。
また以前は『個人向け国債』で教育資金準備を、という話もありましたが、今は国債はおすすめできません。
国債を発行する意義はわかりますが、これ以上国の借金を増やして子ども達にツケをまわしていいのか、親としては考えたいところです。
金利的な魅力も薄れています。
今は、教育資金の貯蓄に向く金融商品で、金利的にメリットがあるものはない、というのが現実です」
では、教育資金はどういう金融商品を選べばいいのでしょうか?
菅原 「教育資金は、おトクというよりも、『やめにくいもの』で貯めていくことが重要です。
たとえば、教育資金を生活に使う普通預金口座に入れたままだと、何かお金が必要になったとき、すぐにATMで引き出せます。
当たり前のことですが、一度引き出してしまえば、子どもの将来のために使うはずのお金は、ゼロになってしまいます。
一方『学資保険』は、お金が必要になったときは中途解約もできますが、解約を申し出ると保険会社の人が『本当にやめますか? お子さんのために続けてきたのですよね?』と意志の確認をしてきます。
このワンクッションが心理的なブレーキとして働くため、学資保険は『継続しやすい』点が一つのメリットといえます」
普通預金口座にお金があるとつい使ってしまうタイプの人は、学資保険を利用するのもアリ、ということですね。ではこれから学資保険に加入するなら、どんな点に注意すればいいでしょう?
菅原 「学資保険は、大学の教育資金という目的のためだけであれば、医療特約などの特約は不要です。
最近は、教育費負担が少ない10歳頃まで保険料払い込みを終える保険や保険料を最初に一括で支払う一時払いで加入すると、支払い保険料が割安になるものもあります。
支払う保険料の総額と、受け取れる学資金(保険金)の金額を確認して納得できる保険を選びましょう」
それでは保険でなく、積立で教育資金を貯めたいという家庭は、どう考えて貯めていけばいいですか?
菅原 「積立で貯めていく場合は、子ども名義の専用口座を作って貯めるといいと思います。
もっともおすすめなのは、給与天引きで、自動的に子ども名義の口座に一定額を積み立てていく『自動積立』。
口座が子どもの名義になっているだけでも、『これは子どもの学資に使うお金』と再確認ができ、安易な引き出しにストップをかけられます。
また親が作って管理している口座だとしても、名義人が子どもだと、本人の年齢が15~16歳を超えると、本人確認なしにはお金を引き出せないという規則のある銀行も少なくありません。
その点でも、お金を崩さずに貯められる方法といえます」
なるほど。途中で解約したり、引き出したりせずに “続けていける貯め方” がポイントになるんですね。
難しく考えなくても、「名義を子どもの名前にする」などちょっとした工夫でやめにくくなる、というのも目からウロコです。
菅原 「住宅資金や老後資金であれば、目標額が貯まらなかったら『家を買うのをあと2年遅らせよう』『あと1年働いて老後資金を増やそう』などと調整ができます。
しかし教育資金だけは、使う時期が子どもの年齢によって決まっていて『お金が貯まってないから1年浪人して』とはいえません。
そのため運用成績によって受け取れるお金が目減りしたり、途中で貯蓄を取り崩したりせず、必要な金額を着実に貯められる方法を選ぶことが大切なのです」
有利なものよりも、やめにくいものを選ぶ。
「学資保険」や「自動積立」で継続してコツコツと貯める。
“継続は力なり” というのは、教育資金準備でも当てはまる金言ですね。