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学校・まなび

年長 2012年3月25日の記事

☆担任の先生と信頼関係を築くには?

幼稚園や保育園のように毎日顔を合わせない小学校の先生。どうやって信頼関係を築けば良いでしょう?

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送り迎えで毎日顔を合わせていた幼稚園や保育園の先生と違い、小学校の先生と顔を合わせる機会は(PTAなど役員をしていない限りは)年に数回程度。
それでも、子どものために、お互いに信頼関係を築く必要があります。
 
 
教育評論家の親野智可等先生、担任の先生とどうしたら良い関係を築くことができますか?
 
 

親野 「担任の先生とは、ぜひともなじみになってくださいね。
いちばん良い方法は、先生をほめることです。
家庭訪問面談や、学校にちょっと行って会うときに、
『先生に受けもってもらって、うちの子喜んでいるんですよ』
『先生のこと大好きって、家で言ってるんです』
などと言われれば、担任としてはものすごく嬉しいものです。
先生だって人間ですから、お父さんお母さんが自分のことをどう思っているか気にしています。
ほめられたり、感謝の気持ちを伝えられたりしたら本当に嬉しいものなのです。
しょっちゅう学校に行くわけにもいきませんから、先生に会わないまでも、連絡帳にちょっとコメントを書いて渡します。
会わなくても気持ちは伝わるものです」
 
 
連絡帳と言えば、書き方に悩むことがあります。
例えば、「給食を無理に食べさせないでほしい」などちょっとクレームっぽいことを伝えるとき、どう書いたものか、難しいですよね。
 
 
親野 「そうですね。
最初の関係がクレームというのはまずいです。
何もないときから良い関係を作っておく努力をしていれば、何かあったときにも伝えやすくなるものです。
 
もし、どうしてもクレームを伝えなければいけないときには最初にたくさん感謝の言葉や先生をほめる言葉があった方がいいですね。
そして、その後で本題に入るようにします。
信頼関係がある状態を心理学用語で『ラポール』と言いますが、ラポールを築く努力をお互いにしておきましょう。
いきなり問題処理から入らないことです。」
 
 
確かにそうですね。何もないときから先生とコミュニケーションをとっておけば、何かあったとき相談もしやすいですよね。
 
 
親野 「あと、小さなテクニックですが、懇談会で先生の話を聞くときは、その顔を見ながらうなずきながら聞くと良いですね。
自分の話をわかってくれているなあと嬉しくなる。
おすすめの方法です」
 

親野先生、ありがとうございました。
 


 
担任の先生と良い関係を築くポイントは三つ。
 
(1) 先生に感謝を伝えたりたくさんほめたりして信頼関係を築く
(2) 問題があったとき、本題から入らない
(3) 懇談会で先生の顔を見ながら話を聞く

 
三つとも、それほど難しいことではありませんね。
そして、学校以外の場面でも使えそうです。
夫婦間で、突然ほめると「何か裏があるのでは?」と勘繰られそうですが、めげずに大いに活用してみましょう。

 

 

 

 

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