藤原友子
整理収納アドバイザー。整理収納アドバイザー2級認定講師。大分県在住。
小学3年、1年、幼稚園年中、保育園児の4人のお子さんを持つママでもある。
テレビ、雑誌、セミナーなどで、スッキリ快適に暮らすための整理収納術を紹介している。
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生活・しつけ
小学1年生 2014年4月8日の記事
★忘れものをしないために今すぐできること
《忘れものを防ぐ整理・収納術・前編》 使わなくなった幼稚園グッズ、作品、プリントなどを整理しましょう。
こんにちは。『ママノート』編集部です。
小学校に入学すると、教科書、ノート、文具…など、子どもの学校道具がみるみる増え、収納場所に悩むことが多いのでは?
物の置き場所が定まっていないと、いざ必要になったとき、あちこち探して困ることも。
そこで、整理収納アドバイザーの藤原友子さんに、忘れものを防ぐ整理&整理のポイントを伺います。
藤原さんは、小学生(小3、小1)、幼稚園児(年長)、保育園児の4人のお子さんのママでもあります。現役ママならではのアドバイスをぜひチェックしてみてください!
●“忘れものは自己責任” ではダメ!?
藤原 「物の量が必要以上に多かったり、収納場所が定まっていなかったりして、忘れものをしやすい環境になっていませんか?
まずは、下記の2つのポイントをチェックしてみてください。
■物を “取り出す・戻す” 動作がラクか?
親は、小学1年生になったのだから、『もう自分で用意できるだろう』と思いがちです。また、『忘れものをして困るのは本人だから』と、考えていないでしょうか。
学校生活に慣れない小学1年生のうちは、親の手助けがないと完璧に準備できないものです。
そして、子どもが物を取り出したり戻したりする動作がラクにできる、整理&収納のしくみを作ってあげる必要があります。
■親子一緒に学校道具を準備しているか?
子どもは小学校に入ってワクワクする気持ちがある一方、環境の変化に不安を感じているはずです。そんな中で忘れものをしてしまって、担任の先生に言うのは勇気がいりますよね。
学校生活に慣れてくるまでは、親子一緒に翌日の授業に必要な物を準備し、見守ってあげることが大切です」
●まずは、使う物、使わない物を仕分け!
藤原「進級とともに使わなくなった物と、今から必要な物が混在していませんか?
不要な物は別のスペースに移したり、処分したりしましょう。
とはいえ、親が『これはいらないだろう』と思う物でも、子どもにとっては宝物ということもあります。ですので、子どもと一緒に『いる・いらない』を仕分けしてみてください。
そのとき、子どもに『これはいる?』と聞くと、欲張って使っていない物も『いる』と言うことも(笑)。
『最近、使っている?』、『どれがお気に入り?』という聞き方をしてみてくださいね。
子どもと一緒に物を整理することで、必要以上に物を買わない、本当に欲しい物を選ぶ意識も芽生えていきます。
また、アルバム、作品など保管しておきたい思い出グッズは、箱にひとまとめにし、別のスペースに移動しましょう。
整理することで気持ちの切り替えもでき、新しい学校道具を置くスペースができます」
収納する前に、まず物を減らして管理しやすくすることが大切なのですね。
休日など、時間があるときに早速やってみたいと思います!
次回は、学校道具の収納スペース作りのポイントを詳しくお伺いします。
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