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年長 2014年3月27日の記事

☆原坂一郎 連載コラム 「子どもの気持ちを覗いてみると」 11回

最終回 心配よりも夢と期待を

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子どもたちも、いよいよ小学校ですね。
この時期は、子どもたちは、まさにワクワクドキドキです。
 
小学校はどんなところだろう。楽しいかな? 面白いかな? 運動場でたくさん遊べるかな?お勉強は難しくないかな? 先生は怖くないかな?…たくさんの期待と不安が入りまじっています。
 
お母さんたちはこの時期、子どもたちとは違うところでドキドキしているようです。毎日ちゃんと学校に行けるのかしら。学校でうまくやっていけるのかしら…などなど。
 
でも、それは心配ご無用です。
子どもたちは、みんな立派な1年生になり、毎日ちゃんと通い、ほぼ全くと言ってもいいくらい、学校で毎日楽しく過ごし、うまくやっていきます。
 
思い出してみてください、いよいよ年長クラスになるという昨年の今頃を。
「来年は1年生だと言うのに、このままで大丈夫なのかしら」
「年長クラスはしっかりしないといけないのに、うちの子は何だか頼りないわ」
「園を卒業するまでにひらがな全部書けるのかしら」
などなど、昨年は昨年できっと無数の心配や不安があったと思います。
 
ではいかがでしたか? その不安や心配はいくつ的中しましたか?
おそらく、ほとんどが的中しなかったのではないでしょうか?
 
この1年間でちゃんと年長児らしくなったし、頼りないどころか年長児としての貫録も漂い、ひらがなも全部読み書きできるようになったのではないでしょうか?
 
「心配事は9割起こらない」という言葉がありますが、子育ての心配事がまさにそうだと思います。
 
これまでも、たとえばお子さんが赤ちゃんだったころには、
「ちゃんとハイハイするかしら」
「うまく断乳できなかったらどうしよう」
「トイレでうんちができるようになるかしら」
など、無数の心配をしていたと思いますが、ほとんどすべてが大丈夫で、「心配して損したわ」という状態になったと思います。
 
心配すると、それだけストレスがたまります。お母さんの心の健康にはよくないのです。まさに「損」なのです。
 
しかしいくら「心配ご無用」と言っても、《その9割は起こらない》と言うことは、《1割は実際に起こる》ことになります。その1割こそが心配だと思いますが、実はそれも《心配ご無用》なのです。
 
確かにこれまでの数年間も、心配事の1割は実際に起こっています。
ではこれまで、心配した通りに起こってしまったその1割の《心配事》を、紙に書くことはできますか?
たいていの人は書けません。なぜなら、それらは起こってしまっても、別に何でもないことだったからです。
 
心配事というのは、実は実際に起こっても、十分受け入れることができ、時間が経つともうそれが起こったことさえ思い出せないくらいの「何でもない、つまらないこと」になっていくのです。
 
これからの小学校生活も、いろんなことを心配しても、その9割は起こらず、仮に起こったとしても、それはあとで思い出せないくらいのものになっていきます。
 
それよりも今は、入学の喜びを親子で共感し合い、お子さんには夢と期待をたくさんもってほしいと思います。
 
そして、もしも園に行くことがあれば、子どもが年長になってやはりいろんな心配をしているお母さん方にアドバイスしてあげてください。何も心配しなくっても大丈夫、来年の今頃は、立派な一年生になっていますよ、と。
 
園の先生方が、3月の保育のねらいにするのは「子どもたちに進級進学の喜びを味わわせる」ということです。ご家庭でも、1年生になれた喜びを、お子さんと一緒にしっかりと味わい、心からの笑顔をお子さんに見せてあげてくださいね。
お母さんの笑顔さえあれば、子どもは毎日自信をもって小学校生活を送ってくれますよ。
 
ご入学、本当におめでとうございます!


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