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学校・まなび
小学1年生 2014年5月14日の記事
★先生との間に溝があるようで不安なのですが? [5/14]
《先生とよい関係を築くには?(3)》幼稚園・保育園と比べ先生との間に距離を感じてしまうのですが
毎日先生と顔を合わせていた、幼稚園・保育園時代。
連絡帳も手厚かったでしょう。
比べてしまうと、小学校の先生との間には距離があるように感じてしまい、不安や不満があるお母さんも多いようです。
教育評論家の親野智可等先生は、
「それは、子どもの成長にともなって当然のこと」とし、
「しかし、双方で適度なコミュニケーションをはかる努力も必要」とおっしゃいます。
親野 「毎日の送り迎えで顔を合わせ、お昼寝タイムに連絡帳をたくさん書いてくれた幼稚園・保育園時代の先生との関係は緊密です。
子どもの様子も事細かに教えてもらうことができます。
それが、学校の先生となると急にコミュニケーションの手段が少なくなる。
そのギャップに不安を覚えるお母さんは多いようですね。
しかし、それは子どもが成長していくうえである意味当然のことです。
例えば、わが子の大学の先生とお母さんがそれほど緊密な関係を築きますか?
築きませんよね。
大学で何をやっているのかさっぱりわからないはずですし、それで当然です。
高校でもそんなものですし、中学だってそれに近いでしょう。
小学6年生、5年生だってだんだんそうなっていきます。
このように、子どもが成長するにつれて、先生との関係は減っていくし、子どものこともわからない部分が増えるのです。
それをまず、理解してください。
これが子離れであり親離れ。
これが必然的な流れなのです。
親も、そのことを理解して “卒園” する必要があります。
幼稚園・保育園時代とまったく同じような関係を望む必要はないのです。
もちろん、1年生の先生とのコミュニケーションが不要だというわけではありません。
その子本人の発達状況や、そのときどきの必要に応じた適度によい関係を築くことが大切なのです。
緊密に連絡し合うことが必要なときは、遠慮する必要はありませんよ」
親野先生ありがとうございました。
子どもが成長していくと、先生との関係も変わっていくと理解しつつ適度なコミュニケーションはお互いとるべきとのこと。
親野先生は、「先生と日ごろからなじみになること」を推奨されています。
また日頃から先生となじみになる方法は、
「担任の先生と信頼関係を築くには?」も参考にしてくださいね。
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