藤原友子
整理収納アドバイザー。整理収納アドバイザー2級認定講師。大分県在住。
小学3年、1年、幼稚園年中、保育園児の4人のお子さんを持つママでもある。
テレビ、雑誌、セミナーなどで、スッキリ快適に暮らすための整理収納術を紹介している。
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生活・しつけ
小学1年生 2014年4月9日の記事
★学校道具の指定席を決めて忘れ物ゼロをめざそう!
《忘れものを防ぐ整理&収納術・後編》 物の指定席は、置くだけ、引っかけるだけなど、動作が少なくて済む場所を選んで。
翌日の授業の準備をスムーズにするために、学校道具をどのように収納すればいいのでしょうか?
4人のお子さんのママであり、整理収納アドバイザーとして活躍中の藤原友子さんにお話を伺います。
藤原さんがお子さんのために実践されている整理&収納法も教えていただきました!
●学校道具の指定席を作る
藤原 「物の置き場所が定まっていないと、いざ準備するときにどこにあるのかわからなくなりがちです。ランドセル、教科書、体操着、名札、ハンカチ、ティッシュなど、それぞれの物ごとに指定席(定位置)を決めましょう。
■藤原家では…
毎日持って行くハンカチ、ティッシュは、BOXにまとめて収納。引き出しを開ける必要もなく、サッと取り出せます。
名札に100円ショップで買ったミニマグネットを入れています。脱衣所で名札を外したら、近くにある洗濯機にペタッと貼り付けるように。目につく場所なので、失くしてしまうことがありません。」
●帰宅後に物を戻しやすい場所を選ぶ
藤原 「子どもは、めんどうなことが嫌いなもの。学校から帰ってきたら、すぐにおやつを食べたり、遊んだりしたいですよね。
ですので、棚に置くだけ、フックに引っかけるだけなど、“動作1つ” で済む収納にするのがポイントです。
また、学校道具を家の中でバラバラの場所に置くと、準備するときに移動が大変。
なるべく1つのゾーンにまとめ、“ココに行くと学校道具がそろう” という状態にしておくといいでしょう。
■藤原家では…
子ども部屋は2階にあるのですが、今はキッチンの近くに子どもの勉強スペースを設けています。棚にランドセル、机の上に教科書、マルつけの終わったプリントを置いています。
親が家事をしながらそばで見守ることができるので、子どもも安心できるようです。
また、リビング近くのウォークインクローゼットを学校道具、お出かけセットの置き場所にしています。ジャケット、帽子、手提げバッグ、巾着袋などはフックに引っかけて。体操着などの衣類は、透明の引き出しケースに入れています。」
●帰ってきたらランドセルの中をリセット!
藤原 「わが家では、子どもが学校から帰ってきたらランドセルの中の使わない物を “出す” のを習慣化しています。
ランドセルの中をリセットしないと、連絡帳にプリントをはさんだままだったり、親への大事なお便りを見逃してしまったり、ハンカチが何枚も入ったままだったり…。使わない物がランドセルの中にたまってしまいます。
■藤原家では…
キッチンには、保護者へのお便りを入れるための書類用プラカゴを置いています。
また、宿題後に翌日の学校道具の準備をします。
朝、バタバタして時間のないときに準備をすると、焦って忘れ物をしてしまうこともありますよね。
日課表(時間割表)、連絡帳の持ち物を見ながら、順番にチェックしていきます」
藤原さん、ありがとうございました。
学校道具を管理しやすいしくみを作り、子どもを見守ってあげることで、忘れものしにくくなるのですね。
忘れものが多いな…と思ったら、まずは整理&収納のしくみを見直してみたいと思います。
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