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学校・まなび
小学1年生 2013年3月8日の記事
小1国語の難関「漢字」、苦手意識の克服法
《花まる学習会・高濱先生の学習法2》日常生活でも漢字を意識すると、漢字への関心が高まります
小学1年生の国語で、つまずきやすいポイントは「漢字」。
前回は花まる学習会代表・高濱正伸先生に、漢字の学習に対する子どものやる気を、上手に引き出す方法を教えて頂きました。
漢字への関心をさらに高めるために、日常生活では、どんなことに気をつけたらいいでしょうか。
高濱 「街の中で見かける看板や、寿司屋のメニュー表などを指して、子どもに『あれはなんて読むんだっけ?』などと声をかけることを習慣化しましょう。
また、子どもに漢字の意味などを尋ねられたら、きちんと答えるように心がけます。
すぐに答えられない場合は、子どもと一緒に漢字字典を引きましょう。
子どもが、辞書を引くことに慣れ親しむきっかけにもなります」
こうしていくことで、家庭でも意識的に漢字や言葉に多く触れさせることができるんですね。
高濱 「はい。それは漢字の学習に限らず、非常に大切なことです。
経験上、家庭の言語環境が優れている子は、高校生や大学生になってからも学力が伸びますね。
ほかにも
●大人が幼児語を使わない
●言葉を省略せず、きちんとセンテンスで話すように心がける
●親が本を読んでいる姿を見せるようにする
といったことを心がけ、整った言語環境を目指しましょう」
漢字と触れあう時間を増やすことが、漢字への苦手意識を克服するコツだとわかりました。
次回からは、小1の算数でつまずかないコツを教えていただきます。
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