- トップページ >
- 週末・その他 >
- ベランダの広さと方角と相談しながら、家庭菜園を始めてみよう!
週末・その他
小学1年生 2014年4月2日の記事
ベランダの広さと方角と相談しながら、家庭菜園を始めてみよう!
《ベランダ菜園 2 》 初心者におすすめはミニトマトやラディッシュ、シイタケ!?
前回より、ベランダで子どもといっしょに野菜を栽培する醍醐味やポイントについて、ブロガーの菜葉ももさんにお話をうかがっています。
今回は、この春にベランダ菜園を始めてみたい方へ、おすすめの野菜、子どもとの取り組み方についてアドバイスいただきます。
●育ててみたい野菜があるなら、ぜひチャレンジ!
お話をうかがっていると、もしかすると私にもできそう!?と思えてきました。
菜葉 「種から栽培するのは難しいので、苗から始めるのがおすすめです。
初心者なら、ミニトマトは比較的かんたんに育てられますよ。
黄色くて小さな花が咲いてかわいいですし、赤や黄色、オレンジなどカラフルなミニトマトもあるので、テンションもあがりますよ~!
収穫の醍醐味は格別です」
菜葉さんは最初の年にスイカの栽培にも成功されてますね。
菜葉 「そうなんです!
試行錯誤しながらでしたが10cmくらいの小玉のスイカが収穫できました。
すっごく甘くて、感激しました。
今年は、子どもが『メロンってどうやってなるの?』と聞いてきたので、ぜひ育てて夏のグリーンカーテンにしようと思っています」
スイカやメロンもベランダで育てられるんですね! 夢が広がります。
菜葉 「逆に難しかったのは冬場のニンジンやダイコンといった根菜類。
なかなかうまく育てられなかったんですが、プランターをビニールで覆ったり、エアコンの室外機の上で育てるなどの工夫をして、小さいながらも収穫ができたときは感激しました。
子どもといっしょに収穫し、お正月のお雑煮にしたんですよ。
ベランダの方角も気になるかと思いますが、育ててみたい野菜が見つかったらチャレンジするといいと思います。
我が家は北向きベランダで日当たりは確かに悪いですが、サンチュやサニーレタスなどの葉物は葉っぱが柔らかいまま収穫できるので、逆に助かってますよ」
日陰を好む野菜もあるんですね!
菜葉 「ショウガなんかも北向きでもしっかりと育ちました。
それに、シイタケ栽培にも成功したんです!
秋から冬にかけて、ポコポコとかわいい姿を見せてくれるシイタケには癒されましたね。
お世話もダボ木に水をかけて湿度を保つだけなので、ある意味初心者向きといえますね!」
シイタケも栽培できるとは!
では、家庭菜園で初心者が注意すべきことってあるのでしょうか?
菜葉 「お水をやりすぎてダメにしてしまうことはよくあります。
基本は『土が乾いたらたっぷりあげる』ですが、夏場でも毎日ではないときもあったり、逆に日に2度の水やりが必要な場合もあり、見極めが必要です。
お子さんといっしょに楽しむなら、水やりをお子さんにお手伝いしてもらうのが一番。
朝早く起きる習慣が身に付くほか、手をかけて育てることの喜び、そして野菜嫌いがなくなるなどいいことずくしです。
水やりを続けることで、野菜の成長に気づき、季節にも敏感になりますよ」
う~ん、子どもといっしょにいろいろ育ててみたくなってきました!
菜葉 「でも大切なのは、『欲張らないこと』。
ベランダの広さや方角、お世話できる時間がどれくらい取れるのか…?
それらを考慮して、子どもといっしょに食べてみたい、育ててみたいお野菜を見つけられるといいですね」
ついつい欲張ってしまいそうですが(笑)
子どもといっしょに野菜を収穫して料理できることを楽しみに、そして子どもが野菜好きになってくれることを願って…
まずは苗から! チャレンジしてみたいと思います。
菜葉さん、ありがとうございました!
プロフィール
都内マンション(北向きベランダ)でふたりの子どもを育てながら、ベランダ菜園を楽しむ主婦。
ベランダ菜園歴は7年です。
ブログ「はじめての家庭菜園~ベランダで無農薬野菜を育てよう!~」でその様子を綴っています。