最近増えてる「学校公開」とは? 入学前に見学に行ってみよう

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私たちが子どもの頃、学校の授業を保護者が見に来るのは「授業参観」でした。ところが今は「学校公開」と名前が変わっている学校もあるそう。なにやらオープンな雰囲気を醸し出している言葉ですが、これまでの授業参観と違うのでしょうか? また、入学前の子どもと保護者が観に行ってもいいものでしょうか? 札幌市立屯田小学校の新保元康校長先生が教えてくださいました。

 

「学校公開」により保護者の協力や参画を期待

 

「学校公開」という言葉を初めて聞いた方も多いかもしれません。そもそも、学校公開ではどんなことをしているのでしょうか?

 

「オープンな心で、保護者を始め地域の皆さんに広く学校を見ていただき、安心していただくのが一番の目的です。学校の教師は、お子さんの教育に日々奮闘しています。その姿を見て、ぜひ応援していただきたいと願っています。同時に、足りない部分があれば率直に意見を伺い、改善できるところは直ちに改善したい。そのための学校公開と言えるでしょう」

 

「自分の子どもがちゃんと発言できるか」といったことだけでなく、学校全体、また学校と子どもの関係性まで見て欲しいというのが、先生方の思いのようです。そういう意味で、授業参観から名称が代わったのでしょうか?

 

「はっきりした理由はわかりません。まだ『参観』という言葉を使っている学校もあります。ただ、学校の教育活動を『見る(=参観)』ことに重点を置くのではなく、学校の全てを公開し、そこへ保護者の『協力』や『参画』を期待するように変わってきているのだと思います」

 

学校公開を、家庭と学校が手を結ぶきっかけに

 

また、新保先生は、学校公開によって、家庭教育の重要さを再認識したり、学校へ協力してもらうきっかけになれば、との思いも語ってくださいました。

 

「当然ながら、子育てのすべてを学校が担うことはできません。学校公開などを通じて、学校の役割や限界を知っていただくことも必要です。その中で、家庭教育の重要さを再認識していただいたり、学校教育へのご協力をお願いしたりしています。

お子さんは、ご家庭の宝であり、同時に社会全体の宝でもあります。『みんなで子どもを育てよう。そのために家庭と学校が手を結び合おう』そんな気持ちで学校を公開しているのです」

 

家庭と学校、そして子どもと保護者の関係性を高める意味もあるのですね。また、「学校公開」はその学校に通っている児童の保護者だけでなく、地域の人の見学も受け入れている学校もあるそう。学校にまだ通っていない幼児や保護者が学校公開を見学に行ってもいいのでしょうか?

 

「もちろん、大歓迎です。学校の雰囲気に慣れて学校を好きになってもらえれば、入学した後の生活がよりスムーズになります。事前に学校へ相談の電話をしていただくとより確実でしょう」

 

入学前に見るなら「ワクワクを探そう」という気持ちで!

 

入学前に見学へ行くことで、どんな効果があるのでしょうか?

 

「学校の雰囲気に慣れたり、学校生活への憧れや期待を高めたりといった効果が期待できます。例えば、『学校のトイレは怖い』と思っているお子さんもいますが、事前に保護者と使ってみることで安心できる場合もあるのです。また、図書館や体育館を開放している学校もありますから、事前に本を読んだり体を動かしたりすることで、より親しみを持てるでしょう」

 

入学して初めて学校へ行くのは、親も子どもも不安でいっぱいですが、昇降口やトイレ、階段の場所などを把握したり、雰囲気を知ったりするだけでずいぶん安心できそうです。

 

ほかに、どんなところを見るべきでしょうか?

 

「『学校をチェックする』という気持ちではなく『学校のワクワクを探そう』といった気持ちで、楽しみを見つけに来てください。廊下に貼られている絵や習字などから、どんな学習をしているか感じ取るのもよいですね」

 

事前に保護者と一緒に行って安心感を得ると共に、学校への期待や憧れを育む。学校公開を入学前に体験しておくことは、とても貴重な体験になりそうですね。

 

(取材・執筆:栃尾江美)


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年長児のあるあるが満載『ロッタちゃん はじめてのおつかい』

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年長くらいから、テレビ番組や映画などの理解力が高まったり、長いストーリーでも集中して最後まで見られるようになったりする子が徐々に増えてきます。

特に映画は、これまでは子ども向けのアニメ映画ばかりだったのに、大人も楽しめる作品を親と一緒に見られるようになり、見たあとで一緒に感想を言い合う、なんてこともできるようになります。

 

そこで、この連載では、年長児が親子で楽しめる映画をピックアップし、その見どころをご紹介していきます。

 

第1回は90年代に日本でも大ヒットしたスウェーデン映画「ロッタちゃん はじめてのおつかい」です。

 

ワガママ、だけどキュートな5歳児ロッタちゃん

 

『長くつ下のピッピ』で有名なアストリッド・リンドグレーンの児童文学を映画化した作品です。スウェーデンの小さな田舎町を舞台に、5歳のロッタちゃんが起こす騒動や日常をほのぼのと描いています。

 

チクチクするからこんな洋服着たくない! ママが私の言うことをきいてくれない! 朝から不満だらけのロッタちゃんは家出を決行。隣のおばあちゃんの物置で暮らし始めます。

ママやパパ、お兄ちゃんやお姉ちゃんが声をかけても「あたしは一生ここに住むんだから!」と意固地になるばかりで……。

 

反抗期? 年長の子どもの「あるある」がいっぱい

 

気に入らないセーターをハサミでじょきじょき切ってしまったり、思い通りにならなくてキーーーッと叫んだり。ロッタちゃんの行動は、年長さんの5歳児「あるある」だらけで、自分の子どもに重ねて苦笑いしてしまうママも多いのでは? 

でも子どもの行動は世界どこでも同じなんだな、どこのお宅でも一緒だな、とちょっと安心(笑)。そして“子どもの不機嫌”にも、その子なりの理由があるんですよね。

 

大人たちのあまりにもおおらかな対応が、思わず笑える

 

そんなやりたい放題の5歳児ロッタちゃんを取り巻くおとなたちのおおらかなこと! お父さんもお母さんもむやみに怒ったりしません。

隣のおばあちゃんも、騒音レベルのロッタちゃんの叫び声も「あらロッタちゃんがまたお腹をこわしたのね」と“いつものBGM”のように聞き流し、家出をしてきたロッタちゃんをやさしく受け入れてくれます。町のおとなたちがみんなで子どもたちを見守っているのです。

 

昔の日本にもあったはずの子どもを取り巻く社会のあたたかさ。

子どもの声が騒音と言われたり、ひとりで遊びにいってはダメ、知っている人でもついていっちゃダメ、と言わなければいけない今の日本を考えると、こんな風に子どもを育てやすい環境なら、安心して子供を何人でも育てられるのにな……なんて思ってしまいます。

 

小さな冒険から、多くのことを学ぶロッタちゃん

 

「あたしは何でもできるんだから!」と、怒るだけでなく自分であれこれ考え行動し、いろんなことに挑戦するロッタちゃん。根拠のない自信に満ちあふれています。

子どもにとって、この“根拠のない自信”はとっても大事なのではないでしょうか。自己肯定感が高いと言えるかもしれません。

 

思いつきを次々行動に移したり、小さな冒険を繰り返すロッタちゃんの姿には、子どもらしさを伸ばすために大事なことがいっぱい詰まっているような気がしてなりません。

 

同年代の登場人物には、子どもも興味を示しやすい

 

子どもは自分と同じ年頃の子どもが登場すると、非常に関心を持ちます。この映画は86分と短いですし、ドラえもんやプリキュア映画が楽しめているならOK。

「見て見て! ロッタちゃんがあんなことしてるよ!」「〇〇ちゃんもこういうとこあるよね」なんて会話しながら楽しんでみてください。

 

お話が理解できる子なら、じゅうぶん一緒に鑑賞できると思いますが、もし飽きちゃっても大丈夫。

子どもが成長してから、印象に残ったシーンを「この映画ママと一緒に観たことある」と思い出すこともあるので、気負わずママが観たいと思った映画を一緒に楽しんでみてください。

 

 

 

<データ>

1993年/86分(1時間26分)/スウェーデン/監督:ヨハンナ・ハルド 主演:グレテ・ハヴネショルド

 


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キッズヘッドホンの読者モニター募集! 外出先で便利、耳に優しい

最近では、電車や飛行機での長時間移動やレストランでの待ち時間などに子どもに音楽を聞かせたり、アニメの動画を見せたりする機会が増えていますよね。でも、公共の場では大きな音は出せないし、だからといってヘッドホンやイヤホンを子どもに使わせるのは心配…という声も。そんな時に便利な子ども用の「キッズヘッドホン」が発売されているんです。

 

大きな音が出ない音圧規制&耳に優しいイヤーパッド採用

 

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「キッズヘッドホン」(JVC)のいちばんの特徴は音圧規制が施されていること。出力音圧レベルが85デシベル、つまり走行中の電車の車内くらいの音量に設計されていて安心なのです。子どもが誤って音量を上げてしまっても、大人用のヘッドホンほど大きな音が出ないので耳を痛める心配がありません。また、子どもの頭の大きさに合わせて作られた小型軽量バンドで、頭にぴったりフィット。ヘッドバンドの長さは7段階に調整できるので、3歳から小学校中学年くらいまで使うことができます。さらに、付け心地の柔らかなソフトイヤーパッドを採用しているので、小さな子どもでも耳に負担を感じにくいのも嬉しいところですね。

 

知育教材やタブレットを使った英語のレッスンなどにも

 

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「外出先のいろいろなシーンで使えそう!」と、さっそく編集部のメンバーで試してみました。

まずヘッドホンを使いたい場面として思い浮かぶのが、外出先での待ち時間や移動時間。編集長ソウマが、4歳の娘と映画館に行く時に持って行ってみました。

 

「普段外出先での待ち時間や移動中は、音が出るアプリなどは使わせなかったのですが、これがあればお気に入りの知育アプリを好きなように使えると喜んで、待ち時間の間ずっと静かに遊んでいてくれました。タブレットに入れてある英語教材なども、これがあれば使えますね。また、この軽さもポイント高いです。子どもと出かける時には、荷物が多くなりがちですが、これなら持っていっても負担にならないです!」(編集長ソウマ)

 

「兄は宿題中、でも妹は動画を見たい」という場面でも

 

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「兄妹が同じ部屋で過ごす時にもヘッドホンがあると便利」と語るのは、2人の小学生のママである編集部員ヤナギバシ。

 

「兄妹どちらかが勉強中にiPadやゲームをするとうるさいので、ヘッドホンがあると母としては安心。勉強しているほうも、余計な音がしないので集中してできるみたいです」(編集部員ヤナギバシ)

 

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「私の場合、残った仕事を自宅に持ち帰ることも多いのですが、そういう時にこのヘッドホンがあれば、少しの間静かに映画を見て待っていてくれました。子どもにとっては自分用のヘッドホンがあることが嬉しいらしく、喜んでつけてくれます」(編集長ソウマ)

 

ピアノ、ギターetc. 楽器の練習や音楽活動にも使える

 

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最近は楽器を習っている子も多いですよね。でも自宅がマンションだと、練習する時に近所迷惑にならないか心配という声も…。

 

「朝の方が集中するので、ピアノは朝練習させたいのですが、ご近所迷惑かも…。そんな時にキッズヘッドホンがあれば、気兼ねなく練習させられます。特にピアノは楽譜を読むために下を向くので、大人用のヘッドホンでは下にずり落ちてしまいますから、子供サイズのヘッドホンがあると助かりますね!」(編集部員キジマ)

 

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カラフルな4色で、ファッション性もばっちり!

 

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この「キッズヘッドホン」、カラフルな4色で展開されているので、この中から子どもの好みに合わせて選べるのも嬉しいですよね。女子にはやはりピンクが人気がありそうですが、そのほかのレッド、バイオレット、ミントブルーは男子でも女子でも使えそうな色使い。また、ステッカーが付いているので、自分の名前を貼ったり、好きなようにカスタマイズして自分だけのヘッドホンを作れて楽しいという声も。

 

JVC

 

このキッズヘッドホンを使ってみて、レポートしてくれる親子20組を募集します。旅行先や移動中など、色々なシーンでぜひ使ってみて、感想とお写真をお寄せ下さい。

 

 

モニターの応募は締め切りました

 

 

(SPONSORED BY JVCケンウッド)

スマホアプリ「おたよりBOX」で学校のプリントをラクラク管理

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子どものプリントが多すぎて管理できない

 

東京都内で小学生の息子3人を育てているSさんに聞いた話です。

長男が6年生、次男が4年生、三男が2年生です。

男の子が3人ということで、想像しただけでも大変そうですね。

 

おまけに45歳になる旦那さんもけっこう手がかかるそうです。

のんびりして優しいところはよいそうですが、とにかくだらしがないそうです。

「はっきりいって男の子4人育てているようなものだ」と笑っていらっしゃいました。

 

この数年のSさんの悩みの1つが、子どもたちが学校からもらってくるお便りなどのプリント類の扱いです。

特に去年は三男も入学して1年生になり、プリントがそれまでの2倍になった感じがしたそうです。

 

加えて、Sさんはもともと整理整頓があまり得意ではなく、子どもたちも次男は普通レベルだけど長男と三男は苦手だそうです。

 

長男のランドセルの中には、親に渡すべきお便りが蛇腹折りになって入っていることがよくあります。

締切日の過ぎたアンケートを発見したときは、絶叫しそうになったそうです。

 

冷蔵庫に貼ったり箱に分けても紛失や見落としが

 

多すぎるプリントの扱いについて、Sさんもそれなりに工夫をしてきました。

重要なプリントは常に見られるようにするため冷蔵庫に貼るようにしました。

 

冷蔵庫の右側面に長男のプリントを貼り、前面に次男、左側面に三男、というようにして混ざらないようにしました。

 

それほど重要でないプリントは箱に入れるようにしていて、その箱も3人分用意しました。

 

これらの工夫はそれなりに効果があったそうです。

 

でも、それぞれの箱に分類して入れたり冷蔵庫に貼ったりすることを優先して、目を通すのを忘れるといったこともありました。

 

行事に必要な買い物をするためにプリントを持ち出してそのままどこかに紛れ込んでしまったこともありました。

 

しっかり読もうと思ってバックに入れて会社に持っていき、いつの間にか紛失してしまったこともありました。

 

スマホのカメラでプリントを撮影すればいつでも見られる

 

そこで、何かもっといい手はないかと考えた結果、スマホを活用することにしました。

つまり、スマホのカメラでプリントの写真を撮って、いつでも見られるようにしたのです。

 

軽い気持ちで始めたのですが、これが意外に効果的だったそうです。

スマホはいつも持ち歩いているので、必要なときにすぐ見ることができます。

 

プリントはよく行方不明になり、探すときにイライラしていましたが、写真だとそういうことはありません。

 

かなりクリアに取れるので、小さな文字を拡大してもしっかり読み取ることができます。

クラウドと同期しているのでうっかり削除しても大丈夫です。

 

スマホアプリ「おたよりBOX」で子どもごとに管理

 

スマホの活用でかなり気をよくしていたSさんですが、あるとき同じく子育て中の妹さんがさらに便利なものを教えてくれたそうです。

 

それは、「おたよりBOX」というスマホのアプリです。

これは、子どものプリントを管理するためのアプリです。

Sさんはさっそくダウンロードして使い始めました。

 

このアプリは、プリントを子どもごとに色分けして管理できるので、どれがどの子のプリントか迷わなくてすみます。

 

検索機能があるので、必要なプリントがすぐに見つかります。

通知機能を使えば、大事な予定を事前に知らせてくれます。

 

年間行事予定表、献立表、連絡網など、よく見るプリントは「クリップ」の画面に登録すると、いつでもすぐに見ることができます。

 

Sさんは、子どもだけでなく自分や旦那さんの書類やメモも管理しているそうです。

 

自分の書類やメモの管理にも使える

 

本当に便利なものがありますね。

私もさっそくダウンロードして、自分の書類やメモの管理に使い始めました。

みなさんも、トライしてみたらいかがでしょう。

 


親野先生の連載はこちら

「親野智可等のこれで安心!子どもを伸ばす親の習慣」

 

 

 

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元気が出る朝食「ツナとトマトのふんわり卵スープ」

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ゴールデンウィーク明け、登校しぶりに!?

 

こんにちは、たっきーママです。

 

世間ではゴールデンウィーク真っ只中ですね。

お出かけや旅行、帰省中の方もいらっしゃるかもしれませんね。

お仕事されてる方は、お疲れ様です!

 

新年度がスタートし、子どもが新しいクラスに慣れてきた頃、ゴールデンウィークに入るので、「またリセットされてしまうんじゃないか」と、この時季は心配になりますよね。

 

次男が小学1年生のときのことです。担任の先生がとても厳しい先生だったことで、入学早々「学校は怖い」という気持ちになってしまいました。

なので、 ゴールデンウィークが終わって学校がはじまるときに、入学以来なんとか頑張ってきたものがプツンと切れてしまい「学校に行くのが嫌だ。行きたくない」と言い出すという恐れていたことが起きました。

 

でも、1年生のときにその先生だったおかげか、厳しさに耐えられる力が身につき(笑)、今では毎日楽しく学校に通っています。しかも、その先生はとにかく「字」に厳しかったので、次男は今でもとても字がきれいです。お手本のような字を書きます。

私にとっても悩み多い1年でしたが、終わりよければすべて良し、ですね。

 

具だくさんの朝食スープで、体を活動モードに

 

さて、今月のテーマは「元気が出る朝食スープ」です。朝食はパン、おにぎりなど炭水化物の単品になりがちですが、具だくさんのスープを1品プラスすれば、栄養バランスがよくなります。子どもには、朝食をしっかり食べて元気に登校してもらいたいですね。

 

今回紹介するレシピは、たんぱく質、ビタミン、ミネラルがとれる「ツナとトマトのふんわり卵スープ」です。

材料の卵とツナには、たんぱく質が豊富。たんぱく質は筋肉や骨など体の材料になる栄養素です。育ちざかりの子は、特に意識してとって欲しいですよね。また、トマトやブロッコリーからはビタミンやミネラルがとれます。

 

それでは、レシピを紹介します!

 

ツナとトマトのふんわり卵スープ

 

【材料】(2人分)

プチトマト…6個

ブロッコリー…1/4房

ツナ缶…1缶

卵…2個

塩…ひとつまみ

鶏がらスープの素…小さじ1

粗びき黒こしょう…適量

 

【作り方】

1.プチトマトは半分に切り、ブロッコリーは小房に分ける。ツナ缶は缶汁(オイル)を切る。卵は溶きほぐす。

 

2.小鍋に水500mlを入れて中火にかける。沸騰したらブロッコリー、プチトマトを加え、ブロッコリーがきれいに色づいたら、ツナ、塩、鶏がらスープの素を加えてひと煮立ちさせる。溶き卵を少しずつ流し入れて火を止め、粗びき黒こしょうをふる。

 

※卵液を入れるときは、菜箸をつたわせて高い位置から流し入れると、細くてふんわりした卵になります。

 

スープにツナ!?と思われるかもしれないですが、食べるスープと思っていただければ。ツナの味がいい出汁になって、おにぎりやパンに添えれば朝から栄養もバッチリ!

子どもが元気に1日をスタートできるよう、ぜひお試しいただきたいスープです。

 


たっきーママさんの他記事はこちら

たっきーママの子育てレシピノート

 

 

 

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「外遊び」と「興奮体験」で、子どもの姿勢を改善!

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前回、子どもの姿勢の悪さが、実は筋力以外に、脳の前頭葉の発達とも関係していることを日本体育大学の野井真吾先生からうかがいました。では、姿勢を改善するためにはどうしたらいいのでしょうか? 具体的な方法をうかがいます。

 

正しい姿勢は「光・暗闇・外遊び」から

 

脳の発達や生活習慣の改善が、姿勢を良くするために大切なのはわかりましたが、具体的にはどうすればいいのでしょう?

 

「ふつうなら『早寝・早起き・朝ご飯』なのでしょうが、これは昔からさんざん言われていながら、世の中はどんどん逆の方向に進んでいます。現実に実行しにくいのでしょうね。

そこでわたしが提案するのが『光・暗闇・外遊び』です」(野井先生)

 

「早寝・早起き・朝ご飯」は理想的ですが、ひょっとすると毎日はできないというご家庭もあるかもしれません。「光・暗闇・外遊び」は、すぐにできるものなのでしょうか?

 

「まずはとにかく朝起きたらカーテンを開け、日の光を目で感じるようにしましょう。セロトニンが増加し、すっきり目覚められます。そしてできるだけ外遊びをすることを目標にするといいでしょう。体もほどよく疲れ、日光を浴びてセロトニンの分泌を活発にします。

 

そして夜は部屋を暗くすることで、メラトニンの分泌が始まり、自然に眠りに入ることができます。日中に分泌されたセロトニンの量が多いほどメラトニンも多くなり、睡眠の質がよくなります。夜遅い時間まで、明るい部屋でテレビを見たりゲームをしていると、目に光が入り、メラトニンの分泌を抑えてしまうことになるので避けましょう」(同)

 

たしかに、早寝・早起きは自信がなくても、光を浴びたり、部屋を暗くするのはすぐに始められそうですね。

 

思い切り「興奮」できる時間を作ると前頭葉が発達する

 

では前頭葉の発達を促すためには、どんな方法があるのでしょうか?

 

「前頭葉への働きかけとしておすすめしたいのは『ワクワク・ドキドキ』の体験です。といっても特別なことをする必要はありません。

ある幼稚園では、朝の登園後、最低でも20〜30分間くらい、先生、子ども、親がいっしょになって、体を使って取っ組み合う『じゃれつき遊び』とよばれる遊びをしています。この園で調べたところ、就学前の子でも不活発(そわそわ)型の割合が非常に少ないことがわかりました。

小学校の場合でも、『ワクドキタイム』を作り、朝の集会やホームルームで鬼ごっこや手遊び、長縄などで遊ぶ時間を設けたところ、不活発(そわそわ)型が減っています」(同)

 

体を使って取っ組み合うだけなら、家庭でもすぐにできそうですね!

 

「前頭葉の発達には、子どものときに思いきり『興奮』する経験を積み重ねることが必要なのです。強い『興奮』の過程を経て、その後、それに見合うだけの強い『抑制』も育ち、しだいに成人らしい『活発型』になっていくというわけです。

つまり、厳しすぎるしつけや早期教育、おけいこ事を始める前に、単純な遊びを思い切り楽しむ、ワクワク・ドキドキ体験を繰り返し味わうことが一番ということ。それも大人が決めたルールのあるスポーツなどよりも、ごく単純な遊びで気分を高揚させることが何より大切なのです」(同)

 

子どもは体を使ってふざけあうのが好きですが、それにはこんな効果があったんですね!
また、最近はスマホやゲームについて心配する親の声も多く聞きますが、やはり、時間を決めて上手にコントロールすることが大事だそう。

 

「最近気になるのは、テレビやゲーム、スマートフォンといったスクリーンタイムの増加です。スクリーンタイムをゼロにするのは不可能かもしれませんが、放っておくとゲームやスマホ漬けの生活になってしまうことは必至です。そうなると、メラトニンの分泌が低下するだけでなく、体を使った遊びの時間も少なくなってしまうでしょう。時間を決めたり、親も一緒に楽しめる時間を作るなど、スクリーンタイムを上手にコントロールすることの重要性は、年々高まっていると言えます。

 

姿勢だけでなく、睡眠やイライラ、低体温など、現代の子どもの体に表れているさまざまな問題の多くは、これだけでずいぶん解消されていくのではないでしょうか」(同)

 

「ちゃんと背筋を伸ばしなさい!」と注意するだけでなく、生活全般を見直すことが重要だということがわかりました!

 

(取材・執筆:坂本洋子)


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いよいよ年長さん。成長の喜びを親子で感じられる絵本

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いよいよ、年長さん! 進級おめでとうございます!

子どもたちは、園の中でいちばん上の「おにいさん・おねえさん」になることに、誇らしさでいっぱい。

ママたちにとっても、「園生活もあと一年」「一年後は卒園・入学式」という思いで、わが子の成長が感慨深い、春のスタートかもしれませんね。

 

成長を振り返りながら読める『おおきくなるっていうことは』

 

 

そんな節目の春、親子におすすめしたい絵本がこちら。

『おおきくなるっていうことは』です。

 

年長さんになるって、おおきくなるってどんなこと?

 

絵本の中ではいろんな「おおきくなるっていうこと」が出てきます。

 

おおきくなるっていうことは、

ようふくがちいさくなるってこと。

 

おおきくなるっていうことは、

あたらしいはがはえてくるってこと。

 

おおきくなるっていうことは、

たかいところからとびおりられるってこと。

 

それもそうだけど、

とびおりてもだいじょうぶかどうか、

かんがえられることも

おおきくなるっていうこと。

 

あんまり泣かないとか、

シャンプーだっていやがらないとか、色々あるけれど……。

 

いちばんには

おおきくなるっていうことは、

じぶんより小さなひとがおおくなるってこと。

小さなひとにやさしくなれるってこと……。

 

 

親子でひとつひとつページをめくりながら、「○○くんも同じだね」「○○ちゃん、これどうかな?」と成長を振り返っていくことができる絵本です。

そういえば、一年前にはできなかったことが、今は普通にできるようになっていたりして…。

いつの間にかあたらしい歯が顔をのぞかせて、身長ものびて、できることも増えて。

 

ママとしても「うちの子、ここまでおおきくなった!」と絵本を読みながら感じることは、あわただしい毎日の中で、子育てのパワーをもらえる幸せな時間になるのではないでしょうか。

 

最後の園生活、のびのびとあそんでお友だちと仲よくして、いい思い出をたくさんつくってほしいですね。

 

おおきくなりたくない子に…『たまごにいちゃん』

 

 

そしてもう1冊おすすめしたいのがこちら。『たまごにいちゃん』です。

 

あれ? どこかで見たことがある絵……と思うママもいるかもしれませんね。

作者のあきやまただしさんは、NHKのEテレでアニメ化されている『はなかっぱ』シリーズの作者でありイラストレーター。

この『たまごにいちゃん』も大人気のシリーズ1作目です。

 

たまごにいちゃんは、たまごの殻をつけたままおおきくなっています。

本当は、もうたまごから出てないといけないんです。

弟のほうはとっくにたまごから出て、ひよこになっています。

でも、出たくない。たまごにいちゃんは、ずーっとたまごでいたいと思っています。

なぜだと思いますか?

 

だって、だって……

いつでもおかあさんに

あたためてもらえるから。

 

なんてかわいい理由!

いるいる、おおきくなりたくない男の子。

まだまだ、ママや先生に甘えていたい子……。

 

かわいいけれど、1年後の入学を考えるとそうも言ってられない。

おにいちゃんになってもらわなくちゃ、と焦るママもいらっしゃるかもしれません。

 

絵本のたまごにいちゃんは、たまごが割れないように気をつけますが、ついにひびが入ってしまいます。

「このままじゃ ぼく ほんとうの おにいちゃんになっちゃう」

たまごにいちゃんは心配でたまりませんが、

ついにたまごの殻が割れたとき、おにいちゃんは…!?

 

最後のページには、なかなかりっぱになったおにいちゃんがいます。

じつはおにいちゃん、後ろに「あるもの」がくっついたままになっているのですが、それを気づいた親子は、続編『がんばる! たまごにいちゃん』を読んでみるのもいいですよ。

 

まだまだ、たまごでいたい……。

そう思うということは、だんだん周囲が見えはじめた証拠でもあり、いつかはたまごでなくなる自分を受け入れる準備に入っているのです。

 

「こんなにおおきくなった!」と胸をはる年長さん。

まだ甘えていたいのに……と心が揺れる年長さん。

どちらも、この年齢だからこそ。ありのままの子どもの姿です。

ママたちはどっしり構えて、「こんなにおおきくなったのね」「あらあら、まだたまごでいたいのね」と、そのつど、子どもの気持ちの揺れにつきあいながら、楽しく一年過ごせたらいいですね。

 


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子どもの参観日に見るべき4つのポイント

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間もなく初めての参観日や学校公開ですね。

忙しい中で万障繰り合わせて参観日に臨む人もいることと思います。

せっかくの機会ですので、有意義なものにしたいものですね。

では、参観日には何を見ればいいのでしょうか?

 

ポイント1:早めに行ってわが子の休み時間の様子を見よう

 

参観日に、親はみんな授業中のわが子の様子を見るつもりで学校にきます。

でも、実は一番見るべきなのは授業中の様子よりも休み時間の様子です。

いうのも、休み時間の過ごし方を見れば、子どもが学校に適応できているかどうかがわかるからです。

 

休み時間に楽しく幸せそうにしていれば適応できていると言えます。

特に大事なのは友達関係です。

子どもたちの悩みで一番多いのは友達関係のことですから、友達関係がうまくいっていれば幸せに過ごせることが多いのです。

 

もちろん、休み時間には一人で楽しく過ごしたいという子もいて、それはそれでいいと思います。

 

でも、「友達と遊びたいのに遊べない」「休み時間がつらい」という状態ならば、早急に何とかしてあげる必要があります。

 

ほとんどの場合、授業参観は5時間目だと思います。

できたら少し早めに行って、昼休みの様子を見てみるといいでしょう。

授業中の様子を見ても、子どもの友達関係についてはわかりませんので。

 

ポイント2:もちろんわが子の授業中の様子を見ることも大事

 

もちろん、授業中の様子を見ることも大事です。

授業に集中できているか、先生や友達の話を聞いているか、授業の内容がわかっているか、などです。

 

わが子が発表するかどうかも、親としては気になると思います。

でも、これは性格によるものが大きいので、あまり気にしないほうがいいでしょう。

発表しないからといって、それを叱る材料にしないでください。

 

ポイント3:わが子の友達とその親、できれば会話や挨拶を

 

参観日は、わが子の日頃の話によく出てくる友達を見ておくのにもいい機会です。

前日に友達の名前をもう一度聞いて、その子たちの席のだいたいの場所も聞いておくといいでしょう。

 

可能なら、その子と挨拶や会話ができればいいですね。

そうすれば、それ以降わが子が友達の話をしたときに、より鮮明にイメージしながら聞けるようになります。

 

さらには、その子の親御さんも確認して、挨拶や会話ができれば最高です。

それがきっかけになって、ママ友ができるかも知れません。

 

ポイント4:教室や廊下の環境や危険箇所をチェック

 

教室や廊下の環境を大人の目で見ておくことも大事です。

特に、危険な箇所がないかを見てください。

 

2階以上の教室や廊下で、窓際にロッカーなどがおいてあると、子どもが乗って窓から転落する可能性があります。

 

もちろん、どの学校の職員も気をつけてはいるはずですが、「人間の慣れ」というのは怖いもので、見慣れてしまっていると意外と気がつかないということもあります。

 

ですから、保護者の新鮮な目で見ることには大きな意味があるのです。

そして、もし気になることがあったら、それを学校に教えてあげてください。

 

自分で伝えてもいいですし、学級役員さんに伝えてもらってもいいです。

 

授業中のおしゃべりはNG。廊下の声も聞こえます

 

私も経験がありますが、授業中に親御さんたちがおしゃべりすると、非常に迷惑です。

なぜなら、先生の話や子どもの発表が聞き取りにくくなり、子どもたちが授業に集中できなくなるからです。

 

さすがに教室内でおしゃべりする人は少ないですが、廊下でのおしゃべりはかなり多いです。

廊下なら大丈夫と思っているのでしょうが、教室の中にもざわざわ感が伝わってきて、子どもたちが落ち着かなくなります。

 

参観日の子どもたち、朝からハイ・テンションな子も

 

参観日の子どもたちの精神状態は普段の日とかなり違います。

低学年になるほどこれは顕著で、中には朝からテンションが高い子もいます。

 

実際に自分の親の姿を見て、異常に興奮してしまう子もいます。

日頃は落ち着いて授業に集中している子が、参観日だけは集中力を欠いてしまうということもよくあります。

 

親としてはその辺りの子どもの気持ちを理解している必要があると思います。

とにかく、子どもたちは親が学校に来てくれるのがうれしくてたまらないのです。

本当にかわいいじゃないですか。

 

参観日で、子どものほめられる部分を探し出そう

 

参観日を叱るきっかけにしないでください。

それよりも、ほめるきっかけにして欲しいと思います。

 

子どもの様子を見ながら、ほめられる部分を探し出してください。

そして、家に帰ったらほめてあげてください。

 

家に帰って、「しっかり○○しなきゃダメでしょ」と叱ってばかりいると、子どもは参観日が大嫌いになります。

 

口で叱っても、それだけで改善するものはほとんどないと思います。

それよりも、ほめられる部分を探して「がんばってるね」と言ってあげてください。

 

そうすれば、子どもはうれしいですし、さらにがんばるエネルギーもわいてきます。

そして、次回の参観日も親を歓迎してくれるでしょう。

 


親野先生の連載はこちら

「親野智可等のこれで安心!子どもを伸ばす親の習慣」

 

 

 

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小学校の連絡帳の使い方、保育園とはちょっと違います

舟山先生0420分

 

こんにちは。現役小学校教諭の舟山由美子です。小学校に毎日持って行かなければならないもののひとつに「連絡帳」があります。保育園からの保護者の方にとっては、おなじみの存在だと思いますが、小学校の連絡帳は、保育園のそれとは使い方が違うことをご存知でしょうか?

 

小学校の連絡帳は、子どもが「書き手」

 

保育園の場合、連絡帳の書き手は保護者ですが、小学校での連絡帳は、書き手は基本的には子どもです。子どもが自分のために時間割や宿題内容、提出物などを「備忘録(=メモ)」の形で書くものです。ときにはその連絡帳に、保護者からの連絡や、担任からの連絡が入り込みます。

 

入学してすぐ、連絡帳に保育園のときと同じように、いろいろと書き込んでこられる親御さんがいらっしゃいますが、担任のほうは簡単な返答しかできない場合も多いです。

 

というのも、子どもたちが登校してから下校まで、担任はずっと授業時間で子どもたちと向き合っているので、たくさんの連絡帳にすべて詳細な返答をしている時間がないのです。とくに最初の1週間は、午前中で授業が終わり、下校の際も(前回書いたように)ほぼ1時間かかります。もし込み入った内容の連絡帳が来たら、いったん連絡帳には「後ほどお電話します」などと書いておき、放課後電話でお話しすることが多いというのが実情です。

 

保護者が書くときは、子どもの目に触れることを意識して

 

連絡帳のやりとりについて、担任の立場で気をつけているのは、子どもと教師、保護者の三者共有の使用になるため、子どもが保護者への文章を読む、という点です。1年生は漢字が読めないのでは、と思うかもしれませんが、字面から発する雰囲気で、たとえばお母さんと担任が険悪な文章でやり取りしているのは、子どもにもすぐにわかってしまいます。ですから私が1年生の担任だったときは、子どもの目にふれさせたくない内容のときは、封書にして返事を渡したり、「あとで電話します」などとお返事するようにしていました。

 

ときどき「子どもが隣の席の子にいじわるをされている」、「子どもがこんなひどい目にあっている……」など、その思いを伝えようと、ときには2ページにわたって書いてきてくださる方もいらっしゃいます。でも、そのページは連絡帳にずっと残りますし、子どもがそれを毎日学校に持っていくのです。連絡帳は1~2年間使うことも多いので、過去に書かれたことも子どもは読むことになります。

 

以前にこんなことがありました。ある年に新しく受け持ったクラスの子が、帰りのしたくの合間の時間に、なにかを熱心に読んでいました。何かと思ったら、前の学年での連絡帳を見ていたのです。しかも、あとで分かったのですが、お母さんと前の担任とのちょっと険(けん)のあるやりとりでした。やはり、こうした状況は避けたいものです。

 

このようなことから、連絡帳での保護者と担任とのやりとりは、節度と誠意のある内容にしたいと思っています。子どもに読まれたくない内容は書かないということはもちろんですが、お互いに「おはようございます」「いつもお世話になっております」「こちらこそいつもありがとうございます」など、ちょっとした気遣いの言葉から始めるのが理想的です。それを子どもが見て、連絡帳ではこういうやり取りをするのだな、と学ぶのです。

 

連絡帳の書き方を教える時間がある

 

ところで、入学直後で「うちの子はまだ字が書けないのに、連絡帳なんて書けない」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、入学当初は、新1年生の学年だよりは1週間ごとに配布されており、時間割・学習内容・提出物など、必要事項が書いてあるので安心してください。

 

授業が始まると、国語の時間の延長で、少しずつ連絡帳に書く練習も行っていきます。

まずは「こくご」「さんすう」の文字を連絡帳に書いたり、算数で数字の練習をします。ちなみに「持ち物」は、丸囲みの「も」、「宿題」は、丸囲みの「し」、「学校からの配布プリントの枚数」を書くときは、丸囲みの「ぷ」などと表す学校が多いと思います。

 

これらをマスターしたら、「4がつ12にち」「も たいいくぎ」「し おんどく」「ぷ 5まい」などと連絡帳に書けるようにしていきます。担任によっては、保護者の方が連絡帳を見たことを確認するために、認め印やサインを下欄にしてもらう場合もあります。

 

1年生の最初の連絡帳は、その子にとっても保護者にとっても、印象に残る1冊になります。後から見返して、よい思い出が蘇るようなものになるようにしたいですね。

 


関連記事はこちら

園児のころと違う! 小学校の連絡帳の使い方

 

舟山由美子先生の連載はこちら

「現役先生が教える、学校ってこんなところ!」

 

 

 

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春のピクニックに!「ビアソーセージサンド」

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過ごしやすい季節! GWはお弁当持ってピクニックへ

 

こんにちは、たっきーママです。

新学期がはじまったと思ったら、もうすぐGWじゃないですか!

なんと月日の流れるのが早いのでしょうか。

 

GWというと近年はあまり良い思い出がなく。

週末とか連休中に限って病気になったりケガをしたりすることって、ないですか?

うちだけ?

子どもが急に高熱を出したり、はしかになったり。私に至っては3年前ちょうどGW中に肺に穴が開いてしまい、もがき苦しんだっていうね。

 

もしかしたら新生活とかいろんなストレスがたまる頃なのかもしれませんね。

皆さんもお気をつけくださいね。

 

というネガティブな話かーらーの、GWといえば過ごしやすい気候でお出かけしやすい季節。

公園にお弁当を持って出かけるのも楽しいですね!

ということで、今回はピクニックに持って行きたいサンドイッチをご紹介します。

 

不器用さんでもきれいに作れるサンドイッチ

 

最近話題の、具がたっぷり入った「わんぱくサンド」ですが、慣れていないときれいに切るのは大変。そこで、不器用さんでもきれいに簡単に作れるサンドイッチを紹介します。

 

今回紹介するのは、そんな不器用な私でもきれいに簡単に作れて、分厚すぎないサンドイッチです。

マヨネーズにヨーグルトを混ぜたソースに、薄切りのビアソーセージを合わせます。

さわやかな味のソースと、しっかり味のビアソーセージが相性抜群。ビアソーセージの代わりに、コンビーフや焼いたスパムでもOKです。

 

それでは、レシピを紹介します!

 

マヨヨーグルトソースのビアソーセージサンド

 

【材料】(2人分)

食パン(8枚切り)…4枚

トマト…1/2個

レタス…2枚

卵…2個

ビアソーセージ…10枚

サラダ油…大さじ1

 

A

◎マヨネーズ…大さじ2

◎ヨーグルト…小さじ2

 

【作り方】

1.レタスとトマトは洗う。レタスは食べやすい大きさにちぎり、トマトは4枚分の薄切りにする。

 

2.フライパンにサラダ油をひき、卵を割り入れて両面焼きの目玉焼きを2つ作る。

 

3.Aを混ぜ合わせ、マヨソースを作る。

 

4.食パン4枚の片面に、マヨソースを塗る。

食パン1枚の上にトマト、レタス、目玉焼き、ビアソーセージ5枚を順にのせる。もう1枚の食パンで挟む(マヨソースを塗った面を下にする)。これをもう1組作る。

それぞれラップで包んでしばらく置いて落ち着かせたら、ラップごと半分に切る。

 

※ビアソーセージは半分にゆるく折ったものを少しずらしながら置くとボリュームが出ます。

※ラップに包んだ状態で切って持っていっても、食べやすいです。

 

食材さえ揃えておけば簡単に作れるこのサンドイッチ。これなら、朝思い立ったらすぐに作って出かけられますよ。

 


たっきーママさんの他記事はこちら

たっきーママの子育てレシピノート

 

 

 

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入学後の「ちょっと恥ずかしい」を応援してくれる絵本

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入学式からはじまった小学校生活。

毎日教室で過ごすことに、少しずつ慣れてきたころでしょうか。

4月はまだ学校生活に慣れることが中心だと思いますが、

本格的に授業がはじまる前、今の時期にこそご紹介したい絵本があります。

 

教室で手を挙げる勇気をくれる『教室はまちがうところだ』

 

 

 

それがこちら。『教室はまちがうところだ』(蒔田晋治・作/長谷川知子・絵)です。

 

「教室はまちがうところだ

みんなどしどし手をあげて

まちがった意見を言おうじゃないか

まちがった答えを言おうじゃないか」

 

こんなふうにはじまる絵本です。

 

たとえば……せっかく授業がはじまって、「ハイ」と思いきって手をあげて答えを言ったのに、クラスのみんながどっと笑ったりしたら……?

恥ずかしくてもう手をあげたくないと思うかもしれない。

それだけじゃなく勉強がきらいになってしまうかもしれません。

新1年生の子にとって、手をあげるのがこわい、恥ずかしいのは当然です。

 

ふりかえってみれば、ママもきっと覚えがあるはず。

先生に指され、立ち上がって何かをしゃべろうとしたけれど、

緊張して体がかっと熱くなり、胸はドキドキ、ごにょごにょとちんぷんかんぷんのことしか言えず、

あとから「ああいえばよかった、こういえばよかった」ともやもやする……。

 

この絵本は、それでいいのだと言ってくれます。

何度もくりかえすうちに、言いたいことが言えるようになってくるのだと。

 

笑顔で先生が言います。

「おそれちゃいけない

わらっちゃいけない

安心して手をあげろ」

 

まちがうことをおそれていては、学習はできません。

ああじゃないかこうじゃないかとクラスのみんなで言い合ううちに、だんだんいい教室になっていくのだとおしえてくれます。

 

本書は、小中学校の先生だった蒔田晋治さんの詩に、長谷川知子さんがいきいきとした子どもたちの姿を描いた絵本。

親子で読んで、「まちがっていいんだよ」「思っていることを言えるのがいいクラスだよ」とやさしく伝えてあげられたら、きっと新1年生の子には大きな力になるはずです!

 

入学後の大問題!『がっこうでトイレにいけるかな? うんこのえほん』

 

 

 

そしてもう1冊おすすめしたいのがこちら。

『がっこうでトイレにいけるかな? うんこのえほん』(村上八千世・作/せべ まさゆき・絵)です。

 

トイレ問題も、「恥ずかしい」大問題!

子どもたちはみんな、慣れたトイレならばできるんです。

おうちのトイレには1人で入れるし、うんこもできる。

でも学校のトイレは……?

 

本書は、「学校トイレ出前教室」で子ども向けの講座を行ってきた村上八千世さんが作者。

せべまさゆきさんが、トイレの国の学校の、校長のぷーせんせいをユーモアたっぷりに描きます。

実は子どもたちに大人気の絵本です。

 

ぷーせんせいが「おうちのトイレにいける?」ときくと、子どもたちは「はーい」。

「がっこうのトイレにもいけるかな?」ときくと、子どもたちは「わかんなーい」。

 

子どもはこう答えます。

「だって、がっこうのトイレと おうちのトイレは、ちがうトイレだもん!」

ずらっと並んでるし、使い方だってちがうし……。

 

最近は洋式の自動洗浄トイレが増え、和式トイレにまたがるのも、ペダルを押して流すのも、日常的にする機会がない子が増えてきていますよね。

ぷーせんせいは、和式トイレにどんなふうにまたがって座るか、

「はみだしじけん」が起きたときはどう対処すればいいか、おしえてくれます。

逃げたくなってもこっそり逃げちゃいけない!

紙でふくんだよと丁寧におしえてくれるのです(これ、大事!)。

 

子どもたちも「へーっ」「なるほど」と思ってくれるはず。

和式トイレだって、慣れてしまえばへっちゃらです。

慣れるまでの手伝いを、こんな絵本に頼ってしまいましょう。

本書にはなんと「原寸大和式便器ポスター」が付いています!

床に置いて、足を置く位置、しゃがむ位置。

おうちでこっそり練習するのにも最適です。

 

この本を読んでおけば、「学校のトイレの使い方がよくわからない……」

なんてことは無くなり、安心して立ち向かえます。

「学校でうんこするのが恥ずかしい」子には、『うんぴ・うんにょ・うんち・うんご―うんこのえほん―』もおすすめです。

 

新しい環境に、いっしょうけんめいに慣れていこうとしている子どもたち。

そんな子どもたちの「こわい」「恥ずかしい」という気持ちをおうちでママが受け止めてあげれば、なんとなく心が軽くなって、子どもは自力で前へ進んでいくはず。

2冊とも、ママの安心、子どもの安心にお役立ちですよ。

 

がんばれ! 小学1年生。

 


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新しい環境がスタート! 新1年生の不安な気持ちに寄り添う絵本

 

 

 

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ホリカンの「子育て歳時記マンガ」第7回

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5月5日の子どもの日が近づくと、欠かさず鯉のぼりを庭に出します。

長男も一緒になって嬉しそうにお手伝いしてくれます。

 

あるとき長男が、

「鯉のぼりの『のぼり』ってどういう意味なの?」

と聞いてきました。

早速グーグルで検索(笑)、長男に説明すると、

 

『じゃあお庭の鯉のぼりもお空に登って行くの?』

と目をキラキラさせて聞いてきました。

その様子が可愛くて、つい

『ふふふ、そうかもね~。』

とかえしたのですが、翌日。

ヒモをほどこうとする長男に理由を聞くと

まさかの返答が(笑)

なるほどな~!! 子どもって本当に純粋だなと思った出来事でした。

 


ホリカンさんのマンガ一覧はこちら

ホリカンの「子育て歳時記マンガ」

 

 

 

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子どもの姿勢の悪さ、セロトニン不足にも原因があった

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前回、子どもたちの姿勢の悪さの原因は、背筋力の低下があるとうかがいました。でもそれだけではなく、実は「脳」の発達も、姿勢と深く関わってくるのだと、日本体育大学の野井真吾先生は言います。いったいどういうことなのでしょうか? 脳と姿勢の意外な関係についてうかがいます。

 

集中が持続しないから、姿勢が悪くなる

 

姿勢の悪さに脳が関係しているとは、意外な気がしますが、いったいどのように結びつくのでしょうか?

 

「子どもの姿勢の悪化は、前回述べたように背筋力の低下も一つの原因だと思われますが、スポーツなどをやっていて背筋力の高い子でも、姿勢の悪い子は多く見られます。ですから筋力だけでは説明がつきません。そこで、ほかに原因を考えたときに『やる気』の問題が上がってきました。授業を受けていても、『やろう』という意志や意欲があれば、姿勢は保っていられるのではないかということです」(野井先生)

 

確かに、意欲を持って集中している時には、姿勢も保たれている気がします。

そこで野井先生たちは、脳の中でも意志・意欲をつかさどる前頭葉について調査したそう。そもそも人の前頭葉は、一番未熟な『不活発型(そわそわ型)』から『興奮型』『抑制型』『おっとり型』などを経て、成人らしい『活発型』に発達していくと考えられています。子どもたちの前頭葉が、その5つのタイプのどの段階にいるのかを調べる調査を行いました。

 

「子どものうちは、誰でもそわそわ落ち着かないけれど、興奮をたっぷり経験し、その興奮を抑える抑制の時期を経て、必要なときに集中できるようになってくるわけです。

1969年の調査では、小学校入学後の6、7歳の『不活発(そわそわ)型』は全体の1〜2割程度でしたが、男の子で年々その割合が増加し、90年代に過半数を超え、2007-2008年の調査では、なんと7割の男の子(女の子は3割程度)が『不活発(そわそわ)型』だという結果になったのです」(同)

 

このタイプの子どもは、集中が持続せず、いつもそわそわ・キョロキョロして落ち着きがないのが特徴なのだとか。

 

「90年代といえば、学級崩壊や小1プロブレムが問題になりはじめた時期でもあり、こうした子どもの変化と、姿勢の悪化が符合するのは偶然ではないと思います」(同)

 

姿勢の悪さのカギを握る「セロトニン神経」

 

ではそもそも、不活発型が増えてきた原因は何なのでしょうか?

 

「セロトニン神経が関係していると考えられます。脳内神経の一種であるセロトニン神経は、セロトニンという神経伝達物質を分泌し、正しい姿勢を維持するための筋肉である抗重力筋を緊張させる働きを持っています。また、気分を安定させたり緊張感を緩和したり、イライラを解消するなどの役割も果たします。

セロトニンは、朝から日中にかけて光を浴びることで、よりたくさん分泌されるのですが、現代の子どもたちは、外遊びをする機会が減ってきてきます。そのためセロトニンが増えず、セロトニン神経も弱くなり、イライラしたり、気分が安定しなかったり、集中力に欠けたりして、結果的に姿勢が悪くなっているのではないかと考えられるのです」(同)

 

なるほど。90年代以降、子どもたちの外遊びが減ったことが、結果的に姿勢の悪さにつながったということですね。外遊びをしないと体力や筋力も落ちるので、さらに姿勢も悪くなります。

 

「さらにセロトニンは、睡眠ホルモンの『メラトニン』を作り出す材料になるので、セロトニンの分泌が少ないということは、寝つきや目覚めが悪くなり、生活リズムがくずれる要因にもなります。

わたしたちの調査でも、姿勢の悪さだけでなく、『夜眠れない・朝起きられない子』や『午前中やる気が出ない』という子が増えているという報告が寄せられています。これもすべてセロトニンが不足する生活が背景にあるのではないかと考えられます」(同)

 

子どもの姿勢の悪さは、しつけや体力に原因があると思っていましたが、突き詰めると現代の生活の問題につながるのですね。それでは、どうしたらいいか、次回はその方法についてうかがいます。

 

(取材・執筆:坂本洋子)


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「気をつけ」「休め」の姿勢が保てない子が増えている!

 

 

 

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生活スタイルと関係あり!姿勢の悪い子が増えている理由

 

子どもの姿勢1 

 

親は、授業中の子どもの姿をなかなか見る機会がない分、きちんと椅子に座れているか気にかかります。子どもの姿勢が悪化してきているという話は以前から聞きますが、実際今の子どもたちの状況はどうなっているのでしょう。日本体育大学の野井真吾先生にうかがいました。

 

先生たちも、子どもの姿勢の悪さを実感

 

まず、姿勢の悪い子が増えているというのは本当なのでしょうか?

 

「実は、子どもの姿勢が悪くなっているということを実証するデータはないのですが、私が所属する『子どものからだと心・連絡会議』では、1978年から約5年ごとに「子どものからだの調査として、教師や保育者の実感調査を行っています。

 

2015年度の調査では、『椅子に座っているとき、背もたれに寄りかかったり、ほおづえをついたりして、ぐにゃぐにゃになる子』が『最近増えている』という回答が、小学校では63.9%、幼稚園で73.1%、保育所で72.4%にのぼり、70以上ある質問項目の中でも上位に5項目に入っているほどです」(野井先生)

 

実感調査とはいえ、たくさんの子どもたちを見てきている教師や保育者たちの証言です。子どもの姿勢が悪くなっているということはほぼ間違いなさそうですね。

 

生活が便利になるほど、下がる一方の子どもの背筋力

 

では、なぜ姿勢が悪い子が増えているのでしょうか。その原因とは?

 

「私たちがまず考えたのは、背筋力の低下です。重力にさからって姿勢を保つには、背筋力が必要だからです。事実、ここ50年間に行なわれた子どもの背筋力の調査のデータを見ても、あきらかに子どもの背筋力は下がり続けています」(同)

 

これは生活が便利になりすぎたことが原因ではないかと野井先生。

 

「以前は畳の部屋が中心で、立ったり座ったりの移動距離が大きいため、自然と筋力がついていました。しかし現在は椅子に座る生活スタイルが中心ですよね。しかも、エレベーターやエスカレーターがあちこちにあり、長い階段を上り下りすることも少なくなっています。日常生活の中で筋力をつける機会がなくなってしまっているんですね」(同)

 

確かに、大人でも日常の運動量が減っていると感じます。姿勢を良くするには、日頃から階段を使ったり、部屋では椅子やソファではなく床に座る生活にするなど、日常生活を見直すというのが1つの方法だと野井先生は言います。 

 

机と椅子のバランスも姿勢に影響している

 

もう1つ、姿勢が悪くなる原因になっているのが、机と椅子のバランスだそうです。

 

「子どもの姿勢が悪くなる原因には、もう1つ、机と椅子の問題もあります。まだ事前調査の段階ですが、ある小学校では、ほぼ全員の子の体に、机と椅子が合っていないという結果が出ています。

 

予算やグループ学習などの問題もあるので、学校現場ではすぐに解決はできないでしょう。でも、少なくとも家庭では、できる限り調整してあげてください」

 

例えば食事のテーブルと椅子が合っていなくて、子どもがおかしな姿勢で座っているようであれば、クッションや座布団を1枚加えて座面を高くするなどの配慮をしてあげるだけでもずいぶん改善されるそうです。

 

次回は、姿勢と脳の意外な関係についてうかがいます。

 

(取材・執筆:坂本洋子)


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新1年生ママが、入学直後に気になることまとめ

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いよいよ学校生活がスタートした新1年生。子どもとともにドキドキしながら毎日を送っている親御さんも多いのではないでしょうか。お友だちはすぐにできるだろうか、給食は残さずに食べられるかな、先生の話をちゃんと聞けるかな、と日々いろいろなことを心配していると思います。

そこで、ママノートの過去の記事の中から、小学校入学後の気になることや心配事に、専門家の先生や先輩ママたちが答えてくれている記事をピックアップ!

 

ぜひ参考にしてみて下さい。

 

引っ込み思案なうちの子、友だちできるかな?

 

先生の話、ちゃんと聞けるようになるのかな?

 

好き嫌いが多いうちの子、給食は大丈夫?

 

子どもの宿題、どう見てあげたらいい?

 

学童保育に慣れるまで、どれくらいかかる?

 

PTA活動に参加するメリットとは?

 

 

 

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サクサク食感の「食べるしょうゆ」3袋セットを5名様に

この春、キッコーマン食品から発売されたばかりの「サクサクしょうゆ」は、オイルをベースに、フリーズドライ加工したしょうゆフレーク、フライドガーリック、フライドオニオンなどを合わせた、これまでにありそうで無かった“食べるしょうゆ”です。

 

フリーズドライしょうゆのサクサクとした食感と凝縮した旨み、フライドガーリック、フライドオニオンの香ばしさは、一度食べたらやみつきになる美味しさ。

 

卵かけごはんや豆腐などにのせても、サクサク感はそのまま。そのほかに、お刺身や納豆、温野菜サラダなどにかけたりあえたり、また豚しゃぶのたれなどとしても美味しくいただけます。パッケージはチャック付きのスタンディングパウチなので、冷蔵庫で保存しやすいのも嬉しいですね。

 

今回は3袋を1セットにして5名様にプレゼント致します。

 

17003 サクサクしょうゆ

 

 

 ご応募は締め切りました

 

 

 

応募締切)2017年5月8日(月) ※発送をもって発表に代えさせていただきます

 

******************************

 キッコーマン サクサクしょうゆ

90g、315円+税(キッコーマン食品)

 

★商品情報はこちら

 

 

 

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年長児にぴったり!子どものひらめきを刺激する迷路絵本

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もうすぐゴールデンウィーク。

4月から年長さんとしてがんばっていた子どもたちも、一息つく頃ですね。

この時期、ちょっとリラックスして楽しむのにちょうどいい迷路絵本を2冊ご紹介します。

 

レジャーのための移動時間や、ちょっとした待ち時間が増える大型連休。

じっとしていられない子どもたちに、YouTubeでアニメ映画を見せる、又はスマホでゲームをさせてあげるなどが最近のよくある過ごし方ですが、このような迷路絵本を手渡してあげるのもいいかもしれません。

ご紹介する2冊の迷路絵本はいずれも、緻密な取材力で折り紙付き!の作者の絵本。

 

あえて言うなら1冊目は社会科的な刺激、2冊目は理科的な刺激もたっぷり感じられる迷路絵本なのです。

子どもが夢中になれるエンターテイメント性もばっちり。しかも学習につながるひらめきが育てられる、そんな贅沢な2冊です。

 

学びと遊び心が詰まった『おつかいくん』

 

 

まず1冊目は『おつかいくん』(鈴木のりたけ 作)です。

「かいがらかぶった おつかいくん

おつかい おねがい」

「はい りょうかい!」

というわけで、母さんにホットケーキを作るための牛乳をたのまれたおつかいくん。

買い物かごをもって「いってきま〜す」と出かけます。

 

めくって広がる次のページは、それは見ごたえのある、絵地図のような迷路!

川が流れて橋が何本もあり、電車は走り、公園にロープウェーに工事現場。

駄菓子屋、つりえさや、商店街、そしてゴールは「スーパーやすい」!

スーパーまでたどりついたおつかいくん。

こんどはおじさんに「バナナを倉庫に運びたい。おつかいおねがい!」と言われて、「はい りょうかい!」

……今度は広大な倉庫の迷路!

 

スーパーの倉庫だの、魚市場だの、迷路の中身がとても「生活科」の材料になりそうなリアルな出来映え。

それもそのはず、作者の鈴木のりたけさんは、すし職人や運転士、消防士や農家など、様々な職業の現場を徹底取材し、細かな絵で紹介する「しごとば」シリーズ(ブロンズ新社)の作者なのです。

 

迷路絵本『おつかいくん』はダジャレや絵探し、隠れキャラクターと、そんな鈴木のりたけさんの遊び心がたっぷりつまった一冊。

親子で見ても、見ごたえ十分、夢中なることまちがいなし!

続編『おつかいおねがい! おつかいくん』も出ていますので、あわせて見てみてくださいね。

 

楽しく動物の知識が身につく『動物の迷路』

 

2冊目は『動物の迷路』(香川元太郎 作・絵)。

 

 

迷路絵本シリーズといえばこの作者! 香川元太郎さんの絵本です。

2005年に発売された『時の迷路』からはじまった大ベストセラー。

『進化の迷路』『昆虫の迷路』『乗り物の迷路』など、それぞれの本にファンがいて、シリーズ累計はなんと260万部突破。

迷路と隠し絵とクイズが超満載の一冊です。

 

香川元太郎さんは元々お城を描くプロでもあり、「歴史考証イラストレーター」であります。

それだけに迷路絵本を描くときも、その時々のテーマの、知識や情報に間違いがないよう、緻密に練られて制作されています。

ちなみに『動物の迷路』は井の頭自然文化園の成島悦雄園長が監修。

成島園長は、『小学館の図鑑NEO 動物』などの著者でもある人物です。

 

さてこの『動物の迷路』。迷路をしながら250種の動物に出会えます。

連休中に動物園に行く機会があったら、ぜひこの迷路絵本を親子でのぞいてみてください。

動物たちの世界には謎がいっぱい。

「ウサギの林」→「コアラの庭」→「ヘビの川」→「インパラ草原」→「コンドルの崖」→「ゴリラ公園」→「ムササビの夜」……まだまだあって、最後は「絶滅危惧種研究所」まで続きます。

まず最初は「ウサギの林」でウサギのエサを持って、ウサギの看板のある所を探しながら迷路を通り抜け、ゴールを目指すのですが……。

迷路をとおりぬけて遊んでいるうちに、動物の名前から分類や生態まで、自然と知識が身につきます。

難易度の低いものから高いものまで、様々なバリエーションの設問があるのが本書のよいところ。

年齢差があるきょうだいがいても、一緒に遊べますよ。

 

ところで描かれているのはふつうの動物園ではありません。

何でも、「動物が出入りするという、うわさのビル」内にあり、入ってみると行き先がわからない謎のエレベーターがあり、その階につくと目の前に広がっていたのは……?という、わくわくする「架空の動物園」の設定。

あちこちに登場する「イージワル星人」は、動物の子どもをさらう、宇宙の密猟者だそうです!

興味がわいてきませんか?

おもしろい舞台設定と、リアルな知識の組み合わせを楽しんでくださいね。

 


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いよいよ年長さん。成長の喜びを親子で感じられる絵本

 

 

 

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春のお花見弁当に!「梅しそ胡麻の肉巻きおにぎり」

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何かと心配になる新年度…週末はお花見で気分転換を

 

こんにちは、たっきーママです。

4月になりましたね。新生活スタートの季節。

 

幼稚園、小学校など、はじめての場所に飛び込むのは何だって勇気がいりますね。

子ども本人はもちろんのこと、親も何かと心配になるものです。

 

子どもが幼稚園に入るときは、私がいなくても大丈夫だろうか、お昼は一人でちゃんと食べられるだろうか、トイレは出来るだろうか、お着替えを一人で出来るだろうか。

小学校に入るときも、新しい環境に馴染めるだろうか、新しいお友達は出来るだろうか、勉強はついていけるだろうか…親というのは常に心配ばかりしてるような気がします。

 

長男が小学校に入学したときは、全く知り合いがいない場所に引っ越したばかりで、親子共々知り合いがいない状態でのスタートでした。

 

長男に

「今日の休み時間は何をしてた?」

と聞くと、しばらくは、

「廊下でスケートすべってた(一人で)」

「いろんな雲のかたちを見てた」

などとばかり言っていたので、想像すると胸がギュッとなって泣きそうになってましたが、気づけばたくさんの友達が出来ていました。

 

子どもは、親と離れてからちゃんと自分の世界を築いていくものなんですよね。「案ずるより産むが易し」かもしれないですね。

 

ボリューム満点だけどさっぱり!肉巻きおにぎり

 

さて、この時期、お花見に行かれる方も多いと思います。

お花見といえば、お花見弁当。

今回は、春のピクニックに持っていける、おにぎりをご紹介します。

 

甘辛いたれを絡めた肉巻きおにぎりですが、ごはんに梅干しとごまを混ぜ込んで、さっぱりしながらも香ばしく。

お肉と一緒に青じそも巻いています。

牛肉ではなく、手頃な値段で買える豚しゃぶしゃぶ用肉を使って、俵形に仕上げました。

俵形の方が巻きやすくてたれを絡めやすく、食べやすいのでおすすめです。

 

それでは、レシピを紹介します!

 

梅しそごまの肉巻きおにぎり

 

【材料】(8個分)

温かいごはん…400g

梅干し…2個

白炒りごま…大さじ1

豚しゃぶしゃぶ用肉…8枚

青じそ…8枚

サラダ油…大さじ1

 

A

◎醤油、みりん…各大さじ2

◎砂糖、酒…各大さじ1

 

【作り方】

1.梅干しは種を取り除いて包丁でたたく。ボウルに、ごはん、たたいた梅干し、ごまを入れ、よく混ぜる。8等分して俵形に成形する。

 

2.まな板に豚肉を縦に広げ、奥(巻終わり近い場所)に青じそをのせる。手前に〈1〉のおにぎりをのせ、くるくると巻く。これを8個作る。

 

3.フライパンにサラダ油を熱し、〈2〉の巻き終わりを下にして並べる。転がしながら焼き、肉の全体に火が通ったら混ぜ合わせたAを加える。転がしながらきれいな照りが出るまで煮からめる。

 

※青じそは豚肉の手前にのせるよりも巻き終わりに近いところにのせた方が、巻き終わったときに透けて見えてきれいです

 

外で食べるお弁当は、たとえ近所の公園でも楽しいもの。週末はお弁当を持ってお花見ピクニックはいかがでしょうか?

 


たっきーママさんの他記事はこちら

たっきーママの子育てレシピノート

 

 

 

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新学期の不安を取り除くために、親ができることとは?

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4月は子どもたちも疲れる、家ではリラックスできるように

 

新しい学年が始まりました。

新しい教室、新しい友達、新しい先生、いろいろ新しいことがたくさんあります。

しばらくの間、子どもたちは学校で緊張しっぱなしです。

ですから、ストレスが溜まりますし、かなり疲れます。

 

学校から帰ってくるとその疲れが出ます。

帰宅してすぐ眠ってしまったり、いつもよりダラダラしたりすることもあると思います。

ですから、家では十分リラックスできるようにしてあげてください。

 

親の質問攻めがストレスに感じる子どももいる

 

親も不安ですから、「どうだった?友達できた?先生はどう?」などといろいろ聞きたくなると思います。

 

もちろん、待ってましたとばかりに話してくれる子もいますが、そのように根掘り葉掘り聞かれるのがイヤな子もいます。

そういう子の場合は、親の質問攻めがストレスになりますので、気をつけましょう。

 

子どもの話は正論で返さずに、共感的に聞いてあげよう

 

もし子どもが何か話してくれたら、それを共感的に聞いてあげてください。

 

例えば、子どもが「なんか、今度の先生、厳しそうでイヤになっちゃう」と言ったとき、「先生のことを、そんなふうに言っちゃダメでしょ」などと、正論で跳ね返してしまってはいけません。

 

これだと、子どもはもう何も言えなくなり、溜め込むことになります。

ですから、「そうなんだ。厳しそうなんだ…」とか「あんまり厳しいと大変だよね」など共感してあげましょう。

 

共感してもらえると、子どもは話しやすくなります。

たくさん話して愚痴を聞いてもらうことで、子どものストレスが軽くなります。

 

気になることは遠慮なく担任に相談しよう

 

たとえ子どもが話してくれなくても、親としては子どもの様子をよく見ていることは絶対に必要です。

 

そして、気になることがあったら、早めに担任の先生に相談するようにしましょう。子どもの悩みで多いのは、友達のこと、先生のこと、勉強のこと、給食のことなどです。

 

「先生も忙しいから…」と遠慮してしまうお母さんもいるかもしれませんが、問題が大きくなってからではお互いによけい大変です。少しでも気になることがあれば、連絡してみて下さい。

 

友達関係の悩みを解決する3つの方法とは?

 

また、例えば友達のことで悩んでいるなら、次のような解決方法がありますので、試してみて下さい。

 

その1:先生を介して友達を斡旋してもらう

 

友達ができない、休み時間に遊ぶ子がいない、などで悩んでいる子もけっこういます。

そういう場合は、先生に頼んで馬の合いそうな子を斡旋してもらうといいでしょう。

 

先生が「○○さん、□□さんも遊びに入れてあげて」と言ってくれることで、遊びの輪の中に入れる可能性が高まります。

 

その2:友達との会話をロールプレイで練習

 

あるいは、ロールプレイで練習するのも効果があります。

ロールは役割、プレイは演技という意味であり、ロールプレイとは役割演技という意味になります。

 

家庭でやるときは、「友達ごっこ」と呼んでもいいでしょう。

 

お父さんがAさん、お母さんがBさん、子どもは本人の役になって、特定の場面を設定して演技します。

 

その演技の中で、大切な言葉を言えるように練習するのです。

例えば、「わたしも入れて」という言葉を言えるように練習するとします。

 

Aさん 「やった、ジャンケンに勝った。わたし逃げるよ」

Bさん 「じゃあ、わたしが鬼ね」

Aさん 「鬼さんこちら。手のなる方へ」

Bさん 「待て~」

本人 「鬼ごっこ、楽しそうだね」

Aさん 「うん、楽しいよ」

本人 「ねえ、わたしも入れて」

Bさん 「うん、いいよ」

本人 「ありがとう」

 

このように演技しながら、「鬼ごっこ、楽しそうだね」「わたしも入れて」「ありがとう」などの言葉が言えるように練習するのです。

 

親が「『わたしも入れて』って、自分から言うんだよ」と口で言うだけだと中々言えるようになりませんが、ロールプレイの中で実際に言葉を口に出して言う練習をしておくと本番でも言いやすくなります。

 

その3:知らない相手に話しかける言葉もシミュレーション

 

入学、進学、転校、クラス替えなどで、周りが知らない人ばかりという状態の子もいると思います。

そういう場合は、次のような知らない相手に話しかける言葉も練習するといいでしょう。

 

■ぼくの名前は○○だよ。きみの名前を教えてくれる?

(まず自分のことを話し、次に相手のことを聞く)

 

■わたし理科が苦手なんだ。理科って難しいよね。

(自己開示することで親近感を持ってもらう)

 

■あなたのブラウスかわいいね。わたしもそういうの欲しいな。

(相手をほめることで仲よくなる)

 

■音楽室がどこかよくわからないんで、一緒に行ってくれる?

(頼み事をすることで距離を縮める)

 

ということで、いくつか紹介させていただきました。

何かと不安なこの時期ですから、子どもの様子をよく見ていてあげてください。

そして、親としてできることをしてあげてください。

 


親野先生の連載はこちら

「親野智可等のこれで安心!子どもを伸ばす親の習慣」

 

 

 

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新1年生の授業、最初は学校生活の基本を学ぶことが中心です

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こんにちは。現役小学校教諭の舟山由美子です。いよいよ新学期。この連載も今月からは装いも新たに、学校について、皆さんが知っているようで知らないこと、あまり知る機会のないことなどをいろいろとご紹介していきたいと思います。

第1回は、お母さんたちが気になる入学後の1年生の生活について取り上げます。

 

入学当初は特に、学校の連絡プリントを入念にチェック

 

入学直後の新1年生の親御さんのたちから問い合わせをいただくことが多いのが「下校時刻」と「給食がいつから始まるのか」について。まずは、この2つからお話ししていきましょう。

 

多くの学校では、入学当初は週ごとに「学年だより」のようなものが配布されます。そこに毎日の時間割や学習内容、給食の有無、下校時刻・提出書類や持ち物が記されています。まずはそれをよく見て、スケジュールを確認するとよいでしょう。

 

入学して1週間程度の期間は給食がなく、1年生の授業は午前中で終わります。また、5月の連休ぐらいまでは集団下校をしている学校がほとんどです。登校班がある地区や学校はその集団で、そうでないところは同じ方面の子ども同士で下校します。初めのうちは1年生の担任が各コースについていきますが、それぞれの子どもたちの通学路を把握するために、毎日別のコースを受け持つようにしています。

 

初日の下校の際には、列に並ぶところから練習し、翌日から同じグループで、列を作って帰れるようにします。

 

6年生がお世話をしてくれて、学校生活を学んでいきます

 

給食については、1年生の場合、入学式の翌週から始まるところがほとんどです。始まる前日までに、給食着の着方や、配膳やお盆の持ち方などを、給食の中身を入れず食器だけで練習したりします。とはいっても、すぐにできるわけではありません。そこで頼りになるのが6年生のお兄さん・お姉さんたちです。

 

給食だけでなく、朝のしたく、トイレ、遊び方なども、6年生がお世話係をして教えてくれるのです。親御さんの中には、「うちの子、学校で何もわからなくて困っていないかな…」と心配されている方もいらっしゃるいかもしれませんが、担任も見守る程度で大丈夫なほど頼りになる存在です。

 

ところで、新1年生の子たちは、学校に来たらすぐ「お勉強」ができると思っているようです。でも入学後の数日間は、あいさつや返事の仕方、手の挙げ方、机の座り方、整列のしかた、机の中やロッカーの物の出し入れ、トイレの使い方、体育館や保健室など大事な場所への行き方、廊下の歩き方……など、たくさんの学校生活の基本事項について学ばなければなりません。ですから、「早く算数がしたい!」とか「国語で字を書きたい!」という子もたくさんいますが、残念ながらすぐにできるわけではないのです。でも、ぜひ勉強への意欲は、高学年まで持ち続けて下さいね。

 

1年生のうちに忘れ物をしないための習慣を身につけたい

 

入学当初は、準備物や提出物が多いため、さっそく忘れ物をしてしまうこともあります。多くの学校では、取りに戻ることはできませんが、だからといって、お母さんが届ける必要はないと私は思っています。忘れ物は誰にでもあるもの。叱られたり注意されたりしたあとで「では、これからどうするのか」と自分自身で考えられる子に育てることが大切ではないでしょうか。

 

1年生のうちは、親子で一緒に翌日の時間割を揃え、忘れ物がないように自分で気をつける習慣をつけるようにして下さい。また、学校からのお知らせやプリント・先生からの連絡帳を必ず親に見せることも大切です。こうした習慣は、1年生のうちにつけることが肝心。これができれば、多くのお母さんの学校に関する悩みのほとんどが解消されるはずです。

 

雨の日はビニール袋や替えの靴下を用意しましょう

 

最後に1つ、入学後の雨の日の支度についてのアドバイスを。

入学してすぐ春の雨が続くことがあります。大きなランドセルだけでも大変そうなのに、その上に雨合羽をはおり、ランドセルカバーをつけ、長靴をはき、その上に傘を持ったりしなければなりません。靴下などがぬれる可能性もありますが、学校に着いても、それらを広げて乾かせる十分な場所はありません。お家でビニール袋を必ず持たせて、そこにぬれたものを入れるように教えてあげてください。替えの靴下や、ミニタオルもあるとよいですね。

 


関連記事はこちら

[入学準備] 新1年生、入学後の1日の過ごし方

 

舟山由美子先生の連載はこちら

「現役先生が教える、学校ってこんなところ!」

 

 

 

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苦手なママ友、イライラせずに付き合うための4つの心得

 

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ママ友の中にも色んな人がいるもの。中には、こちらがイラっとしてしまう言動をする人もいますよね。そんなママ友との関係に、不安になったりイライラしたりすることはありませんか? ママ友関係の悩みを解決する方法について『Fine coaching(ファインコーチング)』主宰の山崎洋実さんにお話をうかがいます。

 

マイナスの憶測をめぐらせるよりも、事実を確認して

 

「今まで仲良くしていたのに、突然無視をされるようになった」という話、ママ友同士の会話の中でたまに聞きますよね。もし自分が無視をされてしまったら…と考えると不安になります。どう対応すればいいのでしょうか?

 

「幼稚園に子どもを送り迎えする時、ママ友に2回も無視をされたというAさんからの相談を受けたことがあります。Aさんはショックを受け、『私、何か気に障ることをしたのかな? 私のこと嫌いになったのかな? どうしよう……』とマイナスの憶測をめぐらせていたんです。

 

そこで私は、『じゃあBさんに連絡して、私、何か悪いことをしたかな? と聞いてみてはどうかな』とアドバイスしました。Aさんが思い切って電話で聞いてみると、『ごめんね。コンタクトの調子が悪くて、裸眼で幼稚園に行ったから、わからなかったの』という答えだったのです」(山崎さん)

 

つまり、無視されたというAさんのマイナスの憶測は、ただの思い過ごしだったということですね。確かに、女性同士だとこういうことありますよね。

 

「何かあったときに、事実ではなく、マイナスの憶測で悩んでしまうことがあります。それに振り回されないようにしたいですね。実際にあった出来事、事実に冷静に目を向けることが大切です。ママ友関係で気になることがあれば、勇気を出して相手に聞いてみたほうがいいのです」(同)

 

苦手なママ友の言動は、割り切って気にしない

 

では、性格の合わないママ友がいたら、どうすればいいでしょうか?

 

「世の中には、いろいろな性格の人がいて、自分と相性が合う人、合わない人がいます。だからママ友全員とは仲良くなれないこともあります。とはいえ、子どもを通じての付き合いだと、“苦手だから” といって、避けられないこともありますよね。苦手な人、性格が合わない人に対して、イライラすることがあるかもしれません。でも、苦手な相手に対して“こうあって欲しい”と、いくら望んだとしても、相手を変えることはできません。一時的な関係と割り切りましょう」

 

ママ友との交友関係は、子どもの成長に応じて、たいてい3年サイクルで変わることが多いもの。ママ友付き合いでイライラしないためには、その人との関係は、ずっと続くものではないこと、その人の言動にいちいち焦点を当ててしまっているのは自分であることの2つに気づくことが大切だそうです。

 

「苦手な人の言動に振り回され、反発するエネルギーや時間を使うのはもったいないと思いませんか? もし、相手の言動にカチンときたら、『○○さんは、きっと悪気なく、よかれと思ってやっているのね』と考えてみてください。私たちは誰しも自分のパターンの中で生きています。意外と悪気なくやっている、言っていることがほとんどなのです」(同)

 

確かに、自分の友達でも、仕事の同僚でも、合わない人はいるものですよね。人それぞれ、性格や考え方が違うということ、相性の合わない人もいるんだ…という視点を持てるようになれば、上手に受け流せるようになるはずと山﨑さんは言います。

 

趣味や学生時代の友達など、交友関係を広く持とう

 

また、複数のコミュニティに属すことも、イライラしたり悩んだりしないためには大事だそう。

 

「自分がママ友という1つのコミュニティだけに属していると、その中でトラブルが起こったときに深く悩んでしまうことがあります。例えば、学生時代の友達、習い事や趣味の友達、仕事の仲間など、複数のコミュニティの社会的なつながりを持つことが大切です。ママ友関係の悩みを別のコミュニティの友達に相談してみると、『わかるよ』『大変だね』と共感してもらえたり、よいアドバイスをもらえたりして視野が広がるかもしれません」(同)

 

今回山﨑さんが教えてくれた、ママ友関係でイライラしないコツは以下の4つ。

 

・マイナスの憶測をするより事実を確認する

・一時的な関係と割り切る

・苦手な人の言動1つ1つに焦点を当てない

・ママ友以外のコミュニティを持つ

 

「全員と仲良くしなければいけない」と考えると、自分と価値観が違うママ友に対してストレスを感じてしまいますが、今回教えてもらったこれらの考え方をすれば、苦手な相手とでも適度な距離で付き合えそうです。

 

(取材・執筆:掛川ゆり)

 


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どう話しかけたらいい? ずっと仲良くできるママ友の作り方

困ったときに頼れる! ママ友と信頼関係を作る方法

 

 

 

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困ったときに頼れる! ママ友と信頼関係を作る方法

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新年度は何かとバタバタする時期。急用などで困ったときに子どもを預けたり、悩みを相談したりできるママ友がいたら心強いですよね。ママ友と信頼関係を築くには、どうすればいいのでしょうか?  『Fine coaching(ファインコーチング)』主宰の山崎洋実さんにお話をうかがいます。

 

ママ友からの厚意には思い切って甘えてみよう

 

ママ友との付き合いは気を使ってしまい、一歩踏み込んだ深い関係を築くことがなかなか難しいですよね。どうすればいいのでしょうか?

 

「ママ友からの厚意に甘えてみることが、信頼関係を築く第一歩です。例えば、体調が悪くて買い物に行けないとき、ママ友から『何かあったら遠慮なく言ってね。出かけたついでに買い物して来られるからね』と言われたとします。こんなとき、迷惑をかけてしまうからと、相手の厚意を断ってしまいがちですが、思い切って素直に厚意に甘えてみましょう」(山崎さん)

 

助けるのがイヤなら、そんな申し出はしてこないもの。せっかく勇気を出して提案してくれているのだから、その厚意に甘えるれば、相手も必要とされる“喜び”を感じてくれる、と山崎さん。

 

相手が断りやすい頼み方をすることが大事

 

ママ友からの厚意に遠慮していると、信頼関係を築くチャンスを逃しているかもしれないのですね。では、自分から頼みごとをしてもいいのでしょうか?

 

「『頼みごとをしたら迷惑かもしれない』『断られたらショックだな』と心配になるものですが、NOを恐れずに自分から人に頼ってみましょう!」(同)

 

頼みごとをする時にはまず「無理なら遠慮なく言ってね」と前置きしたうえで、例えば「仕事の急用ができてしまって、出かけなければいけないの。1時間半だけ子どもを見てもらえたら助かるんだけど……」と、手伝ってもらえたら「助かる」「うれしい」と伝えるのがいいそうです。

 

「たとえ断られたとしても、あなたのことが嫌いだからではありません。マイナスの憶測をしてしまうのは、エネルギーのムダづかいです。断られたら、別の友達に頼んでみるくらいの気持ちでいいんですよ。そして、助けてもらったら、『本当に助かったわ。ありがとう。何か困ったことがあったら言ってね』と感謝の気持ちを伝えましょう」(同)

 

先に自分から頼んで助けてもらえば、相手はあなたに頼みごとをしやすくなるとのこと。相手から頼みごとをされたら、ぜひ快く引き受けましょう。

 

自分ばかり頼みごとをせず、お互いバランス良く助け合おう

 

1つ気をつけなければならないのは、自分だけが一方的に何回も頼ってしまわないようにすること。相手の負担になってしまうかもしれないので、バランスが大事だとか。

 

「例えば、子どもを預かってくれたら、次はそのママ友の子どもを預かるなど、バランスをとってお互いに助け合いましょう。また、悩んでいること、不安なことがあれば『相談にのって欲しいことがあるの』とママ友を頼ってもいいと思います。人に自分の弱さを見せるのは勇気がいりますが、自己開示をすることで、相手も本音を話してくれるようになります」(同)

 

山崎さんに教えていただいたように、まずは自分からママ友に頼ってみる。そして、次は自分が相手を助ける立場になる。それを繰り返し、お互いに支え合ってママ友との信頼関係を強くしていきたいですね。

 

(取材・執筆:掛川ゆり)

 


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学童のお弁当作り、毎日15分以内に終わらせるコツ

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お弁当作りとは無縁だった保育園と違い、小学校に入学後、学童に通うようになると、長期休みは毎日お弁当を持って行かなければなりません。お弁当作りに慣れていない働くお母さんの中には、不安を抱く声も。そこでご自身も4歳の子どもを持つママであり、“当日朝でも15分で作れる”をコンセプトにしたレシピ本『ゆるべんとうレシピ』の著者・平岡淳子さんに、毎朝短時間でお弁当を作れるコツを聞きました。

 

当日作るのはメイン1品だけでもいい!

 

『ゆるべんとうレシピ』は、当日朝作っても15分ですべて作れる、超簡単お弁当レシピと、週末2時間でできる作り置きレシピの2部構成。でも「お弁当作りに慣れていない方なら、メインの1品だけ朝作る程度でいいと思います」と平岡さん。

 

「メインのしゃけだけ焼いて、あとは、作り置きしておいた副菜を入れるくらいで十分。その作り置きおかずも、週末にまとめて作る時間が取れないという声をよく聞きます。無理して作ろうとすると辛くなるので、毎日の夕食の献立として数日保存できるものを1〜2品作り、それを翌日、翌々日のお弁当に使い回せばいいのではないでしょうか」(平岡さん)

 

この本に載っているお弁当レシピは、「本当にこれでいいの?」と思えるほど簡単なものばかり。例えば、下記の写真の場合、バターでふんわりと炒めた卵、茹でたブロッコリーにチーズをのせて焼いたもの、ウィンナのケチャップ炒め、玉ねぎとベーコンを入れたケチャップライスの4品。

 

レシピ写真
画像提供:エイ出版社(『ゆるべんとうレシピ』より)

 

でも、こんな簡単なおかずばかりなのに、なぜか美味しそうに見えるから不思議です。盛り付けする際のコツなどがあるのでしょうか?

 

美味しそうに見えるかどうかは、彩りの良さが勝負

 

簡単なおかずでも、美味しそうな見た目に仕上げるには、彩りを意識することが大事なんだとか。

 

「おかずの仕切りには、カップなどを使わず、サラダ菜やしそなど葉物野菜やハーブなどを使うと、それだけで色がきれいに見えます。また、私は、全体的に色が地味だなと思った時には、たくあんやしば漬けなどのお漬物をごはんの隅のほうに入れたり、冷凍のヤングコーンや枝豆、プチトマトなどを入れて、彩りをプラスするようにしています」(同)

 

確かに、カラフルな見た目になれば、それだけでおしゃれで美味しそうに見えますね。

 

1つの鍋やフライパンを使いまわして、洗い物を少なく

 

また、時短するためのコツとして、鍋やフライパンを使い回すテクを教えてもらいました。

 

「例えば、スクランブルエッグを作ったら、フライパンを軽くキッチンペーパーで拭いて、次にウィンナを炒めるとか、食材を茹でる場合、アクや油が出にくいものから順番に、同じお湯で茹でてしまうと、洗い物が少なくて済みますし、お湯を1回1回沸かさなくてもいいので時間を短縮できます」(同)

 

まな板を使う際にも、生でも食べられるものや、香りがあまり強くないものを先に切り、最後に肉や魚を切ればその都度洗わなくて済むそうです。

 

同じおかずが続いてもいいと割り切ることが大事

 

そうは言っても、毎日美味しいお弁当を作ってあげたいと思うと、それなりに負担になります。毎日続ける心構えとは?

 

「数日同じおかずが続いてもいいと割り切ることが大切だと思います。私も、子どもの幼稚園はお弁当なので、毎日作りますが、仕事が立て込んでいて買い物にも行けず、ソースやきそばだけをお弁当に入れたりする日もあります(笑)。まじめなお母さんほど、毎日きちんと作ろうとしてしまうと思いますが、手抜きしても子どもが喜んで食べてくれるならOKと自分が納得することが大切なのではないでしょうか」(同)

 

完璧を求めずに、できるだけ手抜きをして、長期休み中のお弁当生活を乗り切りましょう!

 

(取材・執筆:ママノート編集部)

 

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『ゆるべんとうレシピ』平岡淳子・著(エイ出版社)1080円

 

 

 

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どう話しかけたらいい? ずっと仲良くできるママ友の作り方

 

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入学や進級で環境が新しくなる新年度。新たに「ママ友を作りたい」と思っても、どう話しかければいいのか、どんな人となら仲良くなれるのか迷ってしまうことはありませんか? ママ友の作り方について、『Fine coaching(ファインコーチング)』主宰の山崎洋実さんにお話をうかがいます。

 

会話のきっかけ作りは、相手の魅力を素直にほめる

 

相手にはじめて声をかけるのはちょっと勇気がいるものです。上手な声かけのポイントがあれば教えてください。

 

まずは最初のハードルとして、初対面のママに自分から話しかける時、どんな話題を出せばいいのかということがあります。これ、けっこう勇気がいりますよね。

 

「ママ友を作ろうと、気負わなくて大丈夫ですよ。幼稚園や小学校は、子どもが学んだり、遊んだりする場所ですよね。そこで、『たくさんママ友を作らなければ!』と焦る必要はないのです。まずは、『この人と話してみたいな』『仲良くなりたいな』と気になった人に、声をかけてみてください」(山崎さん)

 

人にはそれぞれ得意なこと、魅力があるもの。そこに注目して声をかけてみると、会話が弾みやすいやすのだとか。

 

「例えば、手芸が得意なママで、お子さんが手作りのかわいい手さげバッグを持っていたら『かわいいですね。この布、どこで買ったんですか?』と聞いてみるとか、スタイルがいいママなら『スタイルがキレイでうらやましいです。何かスポーツをしているんですか?』など。こんなふうに、相手の魅力を素直にほめて質問をすると、会話が続きやすいですよ」(同)

 

また、子どもに幼稚園や小学校で仲良くなった友達の名前を聞き、その友達のママに話しかけてみるのもいいそうです。

 

「『〇〇(子どもの名前)から、△△くん(友だちの名前)がいつも仲良く遊んでくれると聞いています。ありがとうございます』などとお礼のあいさつをすると、好印象です」(同)

 

これなら、特別なテクニックは必要なさそう! ステキだなと思ったことを素直に伝えてみればいいのですね。

 

“共感点”が同じママ友なら信頼し合える

 

それでは、初対面からもう1歩踏み込んで、本音を話せるママ友を作るには、どうすればいいでしょうか。

 

「ママ友とは、子どもが同じ公園で遊んでいる、同じ幼稚園に通っているなど、“共通点”から知り合うことが多いと思います。だから、ママ友関係は、子どもが3歳までは公園で会うママ友、6歳までは幼稚園・保育園が同じママ友、そして、7歳からは小学校が同じママ友……というように、子育ての環境によって約3年のサイクルで変わることが多いようです。でも、共通点だけではなく、“共感点”でつながるママ友とは、たとえ環境が変わっても長く付き合えます」(同)

 

山崎さんが言う「共感点のつながり」とは、趣味、好きなことが似ている、自分の夢を語り合える、子育ての考え方が似ている、大切に思えることが似ている、などがあるそう。では、それを見つけるには…?

 

「ママ友との会話で、自分が今ハマッていること、趣味、子育ての考え方などについて、話してみましょう。相手から、『私も好き』『私も同じ』という共感の反応が返ってくるかもしれませんよ」(同)

 

ママ友のつながりは“○○ちゃんのママ”“△△くんのママ”という子どもを通じての関係が多くなりますが、共感点が同じ人であれば、“○○ちゃんのママ”という関係を超えて、“私”としての本音が話せる関係を築けそうですね。

 

「そういう関係性を築くことができれば、子どものことだけではなく、自分のことを話せる、困ったときに相談にのってもらえる友達として、心の支えになってくれるはず」と、山崎さんは言います。

 

会話をしていて「この人とは気が合うな」「楽しいな」と感じる時って、ありますよね。その相手が“共感点”が同じ、仲良くなれるママ友なのかもしれません。山﨑さんのアドバイスを参考に、勇気を出して声をかけてみてください。

 

(取材・執筆:掛川ゆり)

 


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新しい環境がスタート! 新1年生の不安な気持ちに寄り添う絵本

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新1年生のみなさん、ご入学おめでとうございます!

子どもたちは、新しい生活を前に、ちょっぴり不安も感じつつ、ワクワクドキドキ、いろんな気持ちがぐるぐると心の中をかけめぐっているかもしれませんね。

 

ママたちがいちばん心配なのは、「うちの子、学校になじめるかしら?」ということではないでしょうか。

ともだちはできるかしら? いじめられたりしない? 先生やクラスのみんなとうまくやっていけるかしら。

 

保育園・幼稚園のおともだちが学校でも同じクラスにいるのなら安心ですが、場合によっては学区がちがったり、あたらしい場所へ引っ越して新生活をスタートさせるお子さんもいらっしゃるかもしれませんよね。

 

一歩ふみだす勇気を後押ししてくれる『モモンガくんとおともだち』

 

そんな、新しい生活に不安を感じている親子にご紹介したい本がこちら。『モモンガくんとおともだち』です。

 

いつも高い木の上から、おともだちが遊んでいるのをみているだけのモモンガくん。

なかなか最初の一歩がふみだせません。

「みんなとあそんでいらっしゃい」と言われてもモモンガくんは…

「どうやってみんなとおともだちになるの?」

「ぼく、モモンガです。いっしょにあそぼう」って言えばいいんだよ。

と言われても…

「だめだよ、きっとはずかしくて言えないや。」

 

このやりとりに、「うちの子もこんな感じかもしれない」と思うママもいらっしゃるのではないでしょうか。

 

絵本ではモモンガくんが、「えいっ」と一歩ふみだし、外へ飛び出す瞬間が描かれます。

そしてモモンガくんのお父さんとお母さんが、小さなモモンガくんを励ましながら、モモンガくんの勇気が出てくるまで、見守っている様子も描かれます。

 

あたらしい学校、あたらしい先生、あたらしいともだち。

そんなドキドキの「あたらしい」でいっぱいの世界に、たった1人でふみだしていこうとする子どもの勇気はすごいです!

 

この絵本は、「いっしょにあそぼう!」と口にだしてなかなか言えない、ひっこみじあんだったり、照れ屋だったりする子どもたちに読んであげたい絵本です。

 

「うちの子、どうかな、心配かな」と思ったママは、入学式の前にこの絵本を一緒に読んで、子どもの不安な気持ちにそっと寄り添ってあげてください。

 

そして学校がはじまり「あたらしいともだち、できたよ!」と報告してきたお子さんを、ぜひほめてあげてくださいね。

 

学校生活の予習ができる『いちねんせいのはる・なつ・あき・ふゆ』

 

 

もう1冊、おすすめしたいのは『いちねんせいのはる・なつ・あき・ふゆ』です。

 

学校ってどんなところかな?

何をするのかな?

そう思っている子どもたち、ママの「予習」にもぴったりのこの絵本。

(じつは長女が入学する前、私も娘といっしょに読みました!)

ピカピカのランドセルを背負って入学した春から、一年がめぐりまたあたらしい春をむかえるまでの一年が描かれます。

 

入学式。

一年生を迎える会。

身体測定に、交通教室。

授業参観。

遠足、プールびらき、運動会!

 

「こんなことやるんだなあ〜」「楽しそう!」とワクワクしながらページをめくるうちに、行事がいっぱいの小学校生活のなかに自分がいることを、子どもが自然にイメージしていけます。

 

最初の春のページでは、緊張した顔で教室の席に座っていた子どもたちが、

いちばん最後のページでは生き生きした笑顔で、横をむいたり後ろから身を乗り出したり、子ども同士がやがやとおしゃべりしている様子が描かれます。

 

『モモンガくんとおともだち』のように、「どうやってみんなとおともだちになるの?」と最初は不安だった子も、きっと一年後にはこんなふうにたくさんのおともだちに囲まれて、小学校生活を送っているにちがいありません。

大丈夫、大丈夫。

これから毎日少しずつ、新しい学校生活にも慣れて、はっと気づけばいつの間にか、すっかりたのもしい小学1年生になっていますよ。

 

じつは、『モモンガくんとおともだち』の作者のくすのきしげのりさん、『いちねんせいのはる・なつ・あき・ふゆ』の作者の丘修三さんは、お2人とも学校教諭を経て作家活動へ入ったという共通点があります。

たくさんの子どもの様子を見つめてきた作者の本だからこそ、ママも安心して楽しめますし、子どもたちから親しみのこもった支持を受けているのです。

 

『いちねんせいのはる・なつ・あき・ふゆ』は同じシリーズに、1年生の1日の生活を紹介した『いちねんせいのいちにち』、小学校のいろいろな教室を紹介した『いちねんせいのがっこうたんけん』という絵本もあります。

 

どの本も、入学前の不安が「楽しみ!」に変わる絵本です。

あわせて読んでみて、新一年生の心の準備に活用してくださいね。

 


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春休みには、スマートドリルで1年生の復習を

ママノート入稿データ(学研ゼミ)¥1年生イメージ

 

ドキドキしながら入学した1年生も、春休みを迎え、間もなく2年生に進級します。2年生になると、算数ではかけ算やひっ算を新たに習ったり、習う漢字が急激に増えたりします。また、自分の思っていることを文章にする機会も増えてくるでしょう。

なんだかやることがたくさんあって、しっかり子どもがついて行けるかどうか心配になりますよね。2年生から急に勉強が難しくなるという話を聞いて、学習塾を探し始めるママたちもいるかもしれません。

 

焦って先取りするよりも、復習で土台作りを

 

でも、小学校の学習は、まずは土台作りが大切。だから、2年生になって初めて習うものを先取りしようと焦るよりも、今の時期、まずは1年生で学んだことがしっかり身についているかどうかを確認し、自分のものにしておきましょう。

たとえば、繰り上がりのある足し算や引き算がしっかりわかっているか、ひらがなや数字が書き順どおりにしっかり書けるか。それらが出来ていないと、当然、2年生になっても、新しい学びが積みあがっていきません。そして、できれば、毎日少しでも学習する習慣が進級までに身についているといいですよね。

 

タブレット学習で、好きな単元から楽しく復習しよう

 

学研のタブレット学習「スマートドリル」は、子どもたちが使っている教科書に対応しているので、学校の授業やテスト対策に合わせた学習ができます。また、自分の好きな単元や得意な単元から進めていくことができるので、復習も、楽しく進めていくことができます。

 

ママノート入稿データ(学研ゼミ)¥少し年齢高めですが、スマートドリルのドリルイメージカットです¥SD_8 

 

もちろん、間違えた問題はやり直しができますし、つまずきがちな項目にはナレーションがついたアニメーションで丁寧に解説してくれますから、「ああ、そっか」と理解を深めることができるのです。

 

毎日、10分でもタブレットを開く習慣がつけば、それを繰り返しているうちに、いつの間にか学習習慣が身につくかもしれません。

 

解説ムービーを見れば、2年生の予習も進められる

 

 「スマートドリル」は、もちろん予習にも対応しています。習っていないものの場合は、まず「解説ムービー」を見て、どんな内容なのかを理解してから、ドリルに取り組むことができるのです。

 

 ママノート入稿データ(学研ゼミ)¥解説動画

 

「習ってないから、まちがえても大丈夫」ということさえ伝えておけば、お子さんも安心するでしょう。「まちがいなおし」では不正解の問題だけがピックアップされるので、確実に「わかった」という状態になるまで繰り返すことができます。

 

また「スマートドリル」なら「プリント問題」を出力して使うこともできるので、鉛筆で書くこともきちんと身につけさせたい場合にもぴったり! タブレットと紙のバランスを取ると、飽きずに勉強に取り込めそうですね。

 

★「学研ゼミ」公式サイトはこちら

 

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通学時の交通安全と不審者対策、春休みに親子で確認を!

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登下校の安全、1年に1度は確認しよう

 

ただいま春休み真っ最中ということで、間もなく進学・進級の時期ですね。

この時期にぜひやって欲しいことが、登下校の安全について親子で確認する作業です。

 

新1年生の子については絶対やってください。園児だったときには大人の送り迎えで安全でしたが、これからは自分の身は自分で守らなければならないのです。

 

進級だから通学路は変わらないという場合も、一年に一度、この時期にはぜひ再確認をしてください。

 

小学1,2年生、そして男子の事故が多い

 

交通事故総合分析センターの統計では、平成23年から27年における歩行中の交通事故の年齢別の死傷者数は、7歳が圧倒的に多くなっています。その次が6歳と8歳です。

 

7歳というと、小学1年生か2年生ですね。

慣れてきたことでかえって危険度が上がるということがありますので、2年生の子についても大いに気をつける必要があるのです。

 

そして、もう一つ特筆すべきなのは、この年代において、男子の死傷者数は女子の2倍だということです。このことも頭に入れておく必要があります。

 

通学時間帯に実際に親子で歩いて確認

 

確認作業は、できるだけ実際の登下校と同じ時間帯におこなうといいでしょう。通勤ラッシュの時間帯と日中の時間帯では、同じ道でもまったく様子が違ってくるからです。

 

実際に親子で通学路を歩きながら、危険箇所を確認したり、安全な歩き方や横断の仕方を体を使って覚えさせたりすることが大事です。

 

子どもの交通事故で一番多いのは飛び出しです。ですから、通学路の中で飛び出しの危険があるところは必ず確認してください。

 

そして、「ここで道路に飛び出すとどうなるかな?」と言って考えさせましょう。また、「止まる」「見る」「待つ」「安全に渡る」などの行動が自然にできるように、実際に身体を使っての練習させましょう。

 

内輪差を理解させ、交差点では1メートル下がって待つ

 

また、交差点での待ち方も教えておく必要があります。

子どもたちは交差点で信号待ちしているときなどに、車道ぎりぎりの場所で立っていることがよくあります。これだと、特にバス、トラック、ダンプカーなどの大型車両が曲がるときに非常に危険です。なぜなら、大型車両が曲がるときは、後輪が前輪よりもかなり内側を通るからです。

 

この前輪と後輪の差を内輪差といいますが、大型になればなるほどこの内輪差が大きくなります。でも、子どもたちは内輪差というものがあるということがよくわかっていません。

 

車道ぎりぎりの所に立っていると、前輪は大丈夫でも、その後の後輪に巻き込まれる危険性が高まるのです。ですから、現地で実際の大型車が曲がるところを観察させながら内輪差について教えてください。そして、車道から1メートル下がって待つように教えてください。

 

通学路は本当にこれでいいのか、親の目で改めて確認

 

通学路自体の安全性についても親の目で見て確認しておきましょう。

学校が指定する通学路がある場合も、親の目でよく見てみると別の道の方が安全と気づくこともあり得ます。

 

不審者対策についてもシミュレーションを

 

また、交通安全の確認と同時に不審者対策についても確認しておく必要があります。

 

人通りの少ない道とか周囲から見えないような道など、子どもだけで歩くと危険な箇所があるかも知れません。もし万が一被害に遭いそうになったとき、どうすればいいかということも、シミュレーションしておくといいですね。

 

「こども110番の家」の場所を確認することも大事です。可能なら、親子でその家や店を訪問し挨拶しておくと、いざというとき子どもが入りやすくなります。

 

河川、用水路、踏切などの危険箇所についても確認しておきましょう。

 

塾、習い事、遊び、買い物などで通る道も確認を

 

以上のことを、学校の通学路だけでなく、塾や習い事で通る道、友達の家に遊びに行く道、お菓子を買いに行く道、などでもおこないましょう。

 

何と言っても事故が起こってからでは遅いです。

「後悔先に立たず!」ですから、ぜひ実行してください。

 


親野先生の連載はこちら

「親野智可等のこれで安心!子どもを伸ばす親の習慣」

 

 

 

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春休みにやっておきたい入学準備6つのポイント

 

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入学式を目前に控え、準備はできていますか? あれもこれもできてない、やらなくちゃ……などと焦りは禁物ですが、入学後に慌てない程度の準備や心構えはしておきたいですね。そこで、春休みの間にどうしてもやっておきたい準備事項に関する記事をピックアップしました。ゆとりをもって春休みを過ごした後は、笑顔で入学式を迎えられますように! ※各タイトルが記事にリンクしています

 

 

お出かけ先などで和式トイレの練習をしましょう

 

 

親子で通学路を歩いて気をつけるポイントをチェック

 

 

防犯ブザーを購入したら、手の届きやすい位置に取り付けよう

 

 

入学式にママが持っていくと便利なものとは?

 

 

朝の1時間で朝食、排せつ、身じたくの習慣づけを

 

 

無理なく早寝早起きできる環境作りを心がけましょう

 

 

●〈おまけ〉一生に一度の入学までのこの時期。心の準備をしながら楽しみに過ごしたいですね

 

 

 

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小学生からの「金銭教育」4ステップ

 

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こんにちは。ファイナンシャルプランナーの鈴木さや子です。

 

私は、ママが楽しく家族と暮らしていく上で知っておくと良いお金の知識を、セミナーや執筆、また個別相談などで発信し、家庭もママ自身も、より満足度の高い生活を過ごしていけるようサポートをしています。

 

このコラムでは、小学生ママに知っておいて欲しいお金の情報をお届けしています。ちなみに私自身も小学生ママ8年目! 一緒に学んでいきましょう。

 

 

子どもがお金を大切に使えるようになる「金銭教育」のステップ

 

子育てをしていると、どうしても子どもを大学まで行かせるための教育費づくりが気になりますが、そもそも子どもの「一人で生きる力」が育たないかぎりは、大学を出たとしても幸せな人生を過ごせないかも知れません。「一人で生きる力」、すなわち「自活力」のために大切なことはたくさんありますが、その中でも特に「お金を得る、大切に使う」ことは小さい頃から伝えたいもの。小学生から始められる、「金銭教育」のポイントをお伝えします。 

 

 

<STEP1>まずはパパとママの行動を振り返る

 

子どもはパパとママが大好き。日々の親の行動をじっと見ています。だから、「あ、パパがお金を机に向かって投げた!」とか「ママがネットでどんどんモノを買っている」など、親の行動をよく見ています。また、お金の使い道のことでパパとママが言い争っているのを見れば、子どもながらに『お金って良くないものなの?』と思いますし、コツコツ貯金をして家族旅行をし、パパやママが楽しそうにしていたら『お金って嬉しくなるもの』と感じることができるのです。 

 

金銭教育を考える前に、まずは自分から。お金を使う前にきちんと考えて使っているか、そもそもお金自体を大切に扱っているか、日頃の行動を振り返ってみましょう。

 

 

<STEP2>お金に感謝する大切さを教える

 

お金を稼ぐことは、誰かの役に立ち「ありがとう」と思われて、感謝の対価として得ることです。子どもに、将来お金を得ることができる人になるためには、感謝の気持ちが大切と伝えたいですね。 

そのためには、子どもが何かモノをもらったり、ごちそうしてもらったりしたときに、「ありがとう」ときちんとお礼が言えるよう、小さい頃から親が声かけしていきましょう。

日々の生活でも、パパやママが働いて得たお金で、ごはんの材料を買うからお腹いっぱい食べられること、学校で勉強ができること、おこづかいがもらえることを伝えることで、一つ一つに感謝の気持ちを持てるように。そうして自然とお金を大切に使える心が育ちます。

 

 

<STEP3>現金に触れる機会を作ってあげる

 

どんな買い物もクレジットカードや電子マネーで払っていませんか? カードが家庭に定着し、近頃は子どもが現金に触れる機会がグンと減っています。モノを買うときに、現金を払うと財布からお金が減ってしまう、という経験をしないと、お金を大切に思う心は育ちにくいでしょう。また、親のスマホを使ってゲームアイテムやモノをクリックして手に入れることにも要注意。目に見えないお金でモノを買っても、お金が減っていることを実感できず、気がつくとものすごい大金を使っていたなんてことにもなりかねません。

 

現金を持たせておつかいに行かせたり、おこづかいとして現金を渡してあげたりするなど、現金に触れる機会を積極的につくりましょう。わが家では、初めて子どもをおつかいに行かせたときに、お気に入りの財布をプレゼントしましたよ。

 

 

<STEP4>お金を管理する練習をさせる

 

お金をいくら大切に思える人になっても、「今いくら使えるか」管理できなければ、自活力がついたとは言えません。お金を管理する練習は、小学生の内に始めるべきと考えています。なぜなら、中学生になると反抗期が始まったり、休日も友達と遊んで親の目が行き届かなかったりするのに、お金を使うシーンがグンと増えるから。お金の管理の練習には“おこづかい”が最適です。親がお金を出さない「子どもに任せるモノ」を決めて、限りあるお金の中で、なくならないようにお金を使う練習を、早くから始めると良いですね。

 

小学生のうちに、お金を大切に思い、使えて、やりくりする大切さを実感できると「自活力」がつき、その後も成長する過程で活きてくるでしょう。始めのうちは、おこづかいを使い切ってしまったりするなど失敗も多いものですが、パパやママは手出しをせずに見守ってあげることが大切です。小さい金額での失敗を経験して学習していきます。

 

《ママノート編集部より》

今回で、鈴木さや子さんの『小学生ママのためのマネーレッスン』の連載は最終回です。

 

これまでに「教育費の準備のポイント」「小学校でかかるお金」「習い事にかけるお金のバランス」など、子育て中のママが気になるマネー情報をわかりやすくお伝えいただきました。

 

ぜひ、下のリンクからこれまでの記事をふりかえって参考にしてください!

 


鈴木さや子さんの連載はこちら

鈴木さや子の「小学生ママのためのマネーレッスン」

 

 

 

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学習習慣をつけられる! 新1年生の学習準備にスマートドリル

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まもなく小学校入学を迎える新1年生の皆さん。すでに入学に向けてさまざまな準備をしていることと思います。保育園や幼稚園入園時と比べて、いろいろなことができるようになった子どもたちですが、入学後、すんなりと学校生活になじめるのか心配というお母さんたちも多いことでしょう。

 

 

学習準備、どこまでやればいいのかわからず不安…

 

周りのお母さんたちと話をすると「ひらがなを書ける」「幼稚園で九九を教えられている」「1年生で習う漢字は全部読める」などを耳にして焦ってしまったという声も…。
保育園や幼稚園でどんなことに力を入れているかはさまざま。陶芸やお茶の作法の時間はあったものの、学習っぽいものは何一つカリキュラムに含まれていないという園もあります。
自分の名前が書ければいい、数は「ひとつ、ふたつ……とお」と数えられれば大丈夫と聞きますが、どの程度、準備をしておけばいいのか迷いますよね。

 

 

タブレット学習なら楽しみながら学ぶ楽しさを実感

 

入学後、困らないようにしたいとは思いつつ、今からあまり勉強、勉強と言いたくないというのも本音なのではないでしょうか。そこでオススメなのが、「学研ゼミ」の「スマートドリル」です。このタブレット学習ならば、「わかる嬉しさ」や「学習する楽しさ」を実感でき、数分間でも、机に向かう習慣をつけることができます。

 

ママノート入稿データ(学研ゼミ)¥丸がつくイメージ

 

また、ドリルなどを自宅でやらせる場合、親が子どもに教えるというのは、けっこう難しいもの。ついつい口調がきつくなってしまったり、表に出さないまでも内心イライラしてしまったり。その点、その場で採点してくれるタブレット学習は親にとっても子どもにとっても心穏やかになれそうです。

 

 

教科書に合わせて作られているのでテスト対策にも
 

「スマートドリル」は学校で使っている教科書に合わせて作られています。ドリルを解いたら、自動で採点してくれますし、解説ムービーが付いている項目もあります。間違えた問題は繰り返し復習できたり、テスト対策にも対応しているので、学校での初めてのテストも「やり方がわからない」などということなく、チャレンジできるはずです。

 

ママノート入稿データ(学研ゼミ)¥教科書を選べる

 

また、タブレットだけでは心配というママの声から、プリント教材も用意されているので、鉛筆を正しく持つ練習をしたり、字を書いて問題を解いたりということもできます。

 

 

知りたい情報を入手できる! 保護者ページも充実

 

保護者ページにログインすると、子どもがどのくらいの間、ログインしていたか、今日、何に挑戦して何をクリアしたかなどがわかります。また保護者向けのニュースやコラムのページも充実しているので、イベントなどの紹介はもちろんのこと、勉強や病気、しつけなど、ママたちがふと疑問に思うような事柄について、アンケート結果や専門家の意見を読むことができます。
「スマートドリル」は小学校2年生までは月額500円(税抜)、そのほかのサービスも同様にお手頃価格。しかも、お申し込み月は月末まで無料ですので、いろいろなコンテンツを試してみてはいかがでしょうか。

 

「学研ゼミ」公式サイトはこちら

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