☆貝おかず「あさりとキャベツのみそクリーム煮」[2016/5/13]

たっきーママ・1回目画像

 

●進学、進級して1か月の子どもたちのこと

 

こんにちは、たっきーママです。

 

早いものでもう5月!

我が家の子ども達も進学、進級して1か月。長男は中学校に入学しました。

長男の通う中学校は3つの小学校から集まったので、新しいお友達もたくさん。

人見知りでおとなしめの長男を心配していましたが、どうやら新しい友達も出来てなかなか楽しいようです。

子どもって順応性あるなぁ。

 

GWで振り出しに戻ってしまわないことを祈る(笑)

 

 

今回は「貝」がテーマですので、あさりを使ったレシピを。

潮干狩りに行かれる方も多いかと思いますので

たくさんあさりがとれたら是非!

 

 

あさりとキャベツのみそクリーム煮

 

【材料】(2人分)

キャベツ…1/8

玉ねぎ…1/4

バター…10g

粗挽き黒こしょう…適量

あさり…200g

水…100ml

酒…大さじ3

★牛乳…200ml

★みそ…大さじ2

 

 

【作り方】

1. キャベツはざく切りにし、玉ねぎはくし形に切る。あさりは砂抜きをしておく。

 

2. フライパンにバターを熱して溶けたらキャベツと玉ねぎを加えて炒める。しんなりしてきたら、あさり、水、酒を加えてふたをし、5分蒸す。

 

3. あさりの口が開いたら、ふたを取って★を加える。みそを溶かしながらひと煮立ちさせ、粗挽き黒こしょうをふる。

 

 

粗挽き黒こしょうはお好みで。塩、こしょうをふってもOKです。

個別にお皿に取ってから、大人だけ振っても!

 


前回の記事はこちら

旬おかず「新じゃがとベーコンのはちみつ醤油煮」

 

たっきーママさんの他記事はこちら

たっきーママの子育てレシピノート

 

 

 

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☆きのかんちの「まいぺーす入学準備マンガ」第2回[2016/5/11]

きのさん・2回目修正版

 

こんにちは、きのかんちです!

 

「小学校入学前までには、自分の名前をひらがなで書けるくらいにした方がよい」と風の噂で聞き、ひらがなをどうやって覚えさせようかなぁと考えていたのですが、幼稚園でのお手紙交換ブームが良いきっかけとなりました。

 

お友だちがひらがなでお手紙を書くと「自分も!」と自然と思ってくれたようなので、この機会にとネットで「あいうえお表」をダウンロードし、印刷してお手本にしました。

 

ちなみにお風呂にも、100円ショップで買った耐水性の「あいうえお表」を貼り、自然と目につくように!

 

お手紙を書くとき、わからない字が出てきたらこの表を見ながら教えていきました。途中からは長女が自分一人で調べて書くようになっていき、気づいたら全てのひらがな(&ついでにカタカナも!)マスターしていました!

 

子どもの学習能力って素晴らしいですね。

あと、楽しみながら覚えるというのも大切なのだなぁと実感したのでした。

 


きのかんちさんのマンガ一覧はこちら

きのかんち「まいぺーす入学準備マンガ」

 

 

 

 

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応募は終了しました

 

 

応募締切)6月6日(月) ※発送をもって発表に代えさせていただきます

 

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定価)本体900円+税/A5判・本文96ページ

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☆運動会、悔しい結果に落ち込む子をなだめたいときは?[2016/5/10]

 

 

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パパ・ママはもちろん、たくさんの人が観ている前で、日頃の成果を発揮する運動会。期待が大きい分、じょうずにできなかったり、負けたことに悔し涙を流す子もいます。

 

親としてもつい力が入りすぎて、
「負けちゃったね、
失敗しちゃったね、
何でできなかったの?」
なんて言ってしまいそうになりますが、運動会勝ち負けの問題ではありません。

 

運動会をいい経験にするために、結果を悔しがっている子どもへの声かけについて、前回に続き、子育てカウンセラーのぴっかり先生こと萩原光さんにお話をうかがいました。

 

 

●運動会での「負け」をいい経験に変えるために

 

負けて悔しい、失敗して泣きたい、という子どもの気持ちをどうなだめてあげればいいのでしょうか。

 

萩原 「わたしは、『子どもの感情表現にはすべて意味がある』と思っています。たとえ泣いたり怒ったり、というマイナスの感情でも、それをしっかりと表現し、受け止めてくれる人がいることで、子どもの自己表現力が発達していきます。

 

子どもが感情を表現できずにしまいこんでしまった場合、その感情をいつまでも引きずってしまうことがあります。きちんと表現することはストレスの発散にもなります。

 

怒りたい時に怒る、泣きたい時に泣く、悔しい時は悔しがる、など、子どもの感情表現を大事にしていきたいものです」

 

それでは実際にはどのようにすればよいのでしょうか。

 

萩原 「まず、子どもの感情のなだめ方には大きく分けて4つのパターンがある、ということを知っておくとよいと思います。
具体例をあげてみます。

 

1. なぐさめ

 

『精一杯よく頑張ったね』
『またチャンスはあるさ』

 

2. 気持ちを他に向ける

 

『アイスが冷えているよ』
『涙を拭いてお菓子食べようか』

 

3. 感情を押さえ込む

 

『何をぐずぐず言ってるんだ』
『いつまでも泣いているんじゃない』

 

まず、3つのパターンをあげてみました。
これらは、悔しいなどの感情を横に置いてみる方法で、その気持ちを忘れさせようとする声かけです」

 

 

●ママもいっしょに悔しがると、スッキリする!

 

いろいろななだめ方がありますよね。

 

萩原 「そして、4つめの選択肢として、これからご紹介する方法は、1~3 とは全く逆の方法です。
具体例をあげてみます。

 

4. 十分悔しがる

 

『その通りだよ。そりゃあ悔しいよね』
『「悔しい!」って100回言ってもいいよ』

 

と声かけをし、ママも一緒に悔しがってみましょう。
子どもは30分もしたら、スッキリしていると思います」

 

この方法で子どもに接してあげると、感情表現がのびのびできていいですね。

 

萩原 「そうなんです。子どもにもいろんなタイプがいますから、切り札をたくさん持っている方がよいと思います。その方がいろんな対応ができますから。
年長さんですと、まだ激しい感情をそのまま表現できない子どももいます。

 

『うちの子は、悔しくないのかしら?』
『何も感じないのかしら?』
と気になることもあるでしょう。

 

でも、心配はいりません。感情は、発達段階で自然に出てくるものなので、見守ってあげるとよいでしょう」

 

失敗、悔しかった気持ちなども含めて、運動会を幼稚園、保育園のよい思い出にしたいですね。

 

ぴっかり先生、ありがとうございました。

 


他記事はこちら

運動会の撮影は、事前準備が成功のカギ!

 

 

 

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★言われなくても宿題をする子になる6つの方法[2016/5/10]

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子どもが宿題に取りかかりやすくするために、家庭ではどのような工夫ができるのでしょうか? 

子育て支援士田宮由美さんにお話をうかがいました。

 

 

●命令する声かけは避けて

 

田宮 「子どもがなかなか宿題に取りかからないのが気になり、

『宿題しなさい!』

『早くやりなさい!』

などと命令口調で注意してしまうことはないでしょうか。

子どもは『無理やりやらされる』気持ちになり、やる気がわかなくなってしまいます。

 

子どもは学校での生活で、親が思う以上に体力的にも精神的にも疲れているものです。大人でも、疲れて帰ってきてすぐに『早く○○しなさい!』と急かされたり、命令口調で指示をされたりしたらイヤな気持ちになり、やる気が低下しますよね。

 

次の6つの方法を参考に、子どもが宿題に取りかかりやすくなる工夫をしてみてください。

 

 

【1】ベストなタイミングを親子で相談して決める

 

宿題に取りかかりやすいタイミングは、その子によってさまざまです。

 

例えば、帰宅後一気に済ませてしまいたい子もいれば、おやつを食べてホッとひと息ついてからが取り組みやすい子もいるでしょう。友達と遊んでから、夕食の前、入浴後など子どもの性格や予定に合わせて、最も取りかかりやすいと感じるタイミングではじめれば良いと思います。習い事や見たいテレビ番組も考慮し、親子で相談して決めると良いでしょう。

 

 

【2】リビング学習? 個室学習? 宿題がはかどる学習場所を考える

 

子どもの性格や家族の状況によって、リビング学習、子ども部屋など個室での学習のどちらが合うかは異なります。

 

お母さんの目が届くリビングで宿題をした方が取りかかりやすいタイプの子や、個室で自分のペースに合わせ宿題をした方が取りかかりやすいタイプの子もいます。

 

リビングで弟や妹がいつも遊んで騒いでいたり、家族がテレビを観ていたりする環境だと個室の方が取りかかりやすいかもしれませんね。ただ個室でする場合、小学校の間は、ときどき親御さんが様子をのぞきに行ってあげた方が良いでしょう。

 

子どもの宿題への取りかかりが、なかなか定着しないと感じたら、家庭学習の場所を見直してみるのもひとつの方法です。

 

 

【3】今日の宿題セットを目のつく場所に出しておく

 

ベストなタイミングを決めたにも関わらず、その時間になっても宿題をしないようでしたら、リビングのテーブルなど目立つ場所に“今日の宿題セット”(ノートやプリントなど)を置いておきましょう。

 

そのとき、『早く終わらせておかないと、眠くなるんじゃない?』『何時から宿題する予定だった?』など、子どもが自分で取りかかるタイミングを考えられるように親はサポートしてあげられるといいですね。 

 

 

【4】やり直させたり先回りして注意したりしないようにする

 

『もっとていねいに書きなさい』『ここ、間違ってるからやり直しなさい』など、子どもが一度した宿題をやり直させるような注意は、今後の宿題への取り組みにマイナスになります。以前、子どもの書いた文字が雑だからと、消しゴムで全て消してしまったお母さんがいました。その子は、自分のことを否定された気持ちになり、その後、親に宿題を見せないようになったそうです。 

 

もし雑に文字を書いていたり、宿題を忘れたりして、先生に注意されるようなことがあれば、それはそれで失敗を経験させるのも学習です。

 

失敗させないように親が何でも先回りして手助けすることは、子どもの自立を妨げます。

 

先生に注意されれば、子どもは宿題への取りかかりも含め、次回からどのようにすればよいか、自ら考えるでしょう。自分で考えたことは、行動にも起こしやすいものです。

 

 

【5】「アイメッセージ」で声かけする

 

自分(アイ)を主語にした言い方をアイ(I)メッセージといいます。

 

例えば、『お母さん、○○(子どもの名前)がまだ宿題できていないのが心配だな』という言い方で気持ちを伝えることができます。

 

また、『お母さん、○○(子どもの名前)が宿題できたからうれしいな!』と大げさに喜んだり、ほめたりしてください。大好きなお母さんにほめてもられると子どもはうれしくなり、次もがんばろうと思えます。

 

 

【6】カレンダーでがんばりを“見える化”する

 

例えば、宿題ができたらマンスリーカレンダーに花マルをつけたり、ごほうびシールを貼ったりというように、達成度が見えるようにすると、子どものやる気アップになり、自ら宿題に取りかかろうとする気持ちにつながるでしょう」

 

わが子に合う宿題への取り組み方を見つけることが大切なのですね。

 

田宮さんありがとうございました。

 


他記事はこちら

音読の宿題、上手なすすめ方を教えます

 

 

 

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★親野智可等の「ママも小学1年生」第3回[2016/5/9]

 

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●お子さんが給食でつまずかないようにしてあげてください
 
入学して2週間目くらいになると給食が始まります。
楽しいはずの給食ですが、実は、給食でつまずく子がけっこういるということも知っておいていただきたいと思います。
 
小食でたくさん食べられない子は、給食を食べ残すことになります。
また、食べたことのないものや嫌いなものが出て食べ残すこともあります。
 
子どもにとってこれがすごく苦痛なのです。
「残さず食べることがいいことだ」という思いこみが未だにあるからです。
先生にもありますし、子どもたちにもあります。
 
たしかに、全部食べ終わるまで許さないという先生は減りました。
でも、それに近い先生は未だにいます。
 
食事の量や質というものは個人によって大きく違いますし、生理的な問題なのですから、本当は他人が強制できるものではないのです。
 
子どもが元気がないとき、あるいは学校へ行きたがらないときは、給食が原因のこともありますので気を付けていてください。
 
給食が原因とわかったら、すみやかに担任の先生に相談してください。
クレームという感じでなく相談という感じで、お子さんのことを”上手に”伝えてください。
 
そのためには、まずいい雰囲気にすることが大切です。
最初に、「いつもお世話になっています」とか「先生のことが大好きみたいです」
などの言葉があるといいですね。
大人の交渉術を駆使してください。
 
そもそも食べることは本来とても楽しい時間のはずです。
そこでつまずいて学校がイヤになる子が出るようなことのないようにしてあげてください。
 
 
●先生、いつからお勉強するの?
 
入学して2週間目くらいになると、授業の方もようやく「勉強」という感じになっていきます。
 
でも、それまでの1週間は、トイレの使い方、ロッカーの使い方、机の中に物や教科書をどう入れるか、遊具での安全な遊び方、体育着への着替え方と脱いだ服のたたみ方、体育館での並び方などを教えることに費やされます。
 
これらのことはスムーズに学校生活を送るために欠かせないものだからです。
 
でも、子どもたちは「学校は勉強をするところだ」と思って入学してくるので、少々不満を感じる子もいます。
それで、入学して4日めくらいになると「先生、いつからお勉強するの? わたし早くお勉強したい」とか「先生、ぼく早く算数の足し算やりたい。明日算数やって」などと言ってくる子がいます。
 
こういう言葉は1年生以外では絶対に聞くことのできない言葉なので、こちらはうれしくなってしまいます。
 
「慌てない、慌てない。いまに『イヤ』というほどやるからね」と内心思いつつ、
「そうなんだ。○○さんは勉強が大好きなんだね。はりきってるね~。来週から算数と国語をやるからお楽しみ」と言ってあげます。
 
授業の他にも、4月中は、身体測定と各種検診(聴力検査、歯科検診、耳鼻科検診など)、集団登校の通学班の集まり、6年生とのペア作り、避難訓練、参観会、懇談会、遠足など盛りだくさんです。

 


前回の記事はこちら

親野智可等の「ママも小学1年生」第2回

 

次回の記事はこちら

親野智可等の「ママも小学1年生」第4回

 

他記事はこちら

担任の先生と信頼関係を築くには?

 

 

 

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☆運動会の練習で、弱音をはく子を励ますには?[2016/5/9]

 

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運動会の練習が始まっている保育園・幼稚園もある時期ですね。

 

年長さんの場合、さかあがりや跳び箱、長なわとびなど、ちょっとむずかしいことにも挑戦し、当日にむけ、きびしい練習をする園もあるようです。

 

新たな体験の機会が増えていくこの時期、子どもが「もうできない」「やりたくない」と弱音をはいたときに、どのように勇気づけてあげればよいでしょうか。

 

様々な親子の悩みとマンツーマンで向き合いカウンセリングを行なっている子育てカウンセラーのぴっかり先生こと萩原光さんに、運動会を例としてお話をうかがいました。

 

 

●効果的な声かけは、子どものタイプを見極めて

 

子どもが弱音をはくとき、ママはどんな風に声かけしたらよいでしょうか。

 

萩原  「まずは、子どものタイプによって、どんな声かけが効果的か考えてみましょう。

 

『頑張って!しっかり!』
と励まされ、やる気が出るタイプと、

 

『よく頑張ってるね、大変だよね』
と共感されることで伸びるタイプに大きく分けられると思います。

 

子どものタイプによって、声かけを工夫してみましょう。

 

ただ、そうは言っても、どんなタイプの子どもでも相反する気持ちを持ち合わせている、とも言えます。

 

例えば『もうできない』『やりたくない』と口では言っていても、それが100%本音かというとそうではなく、口では弱音をはいていても、心の中では『やりたい』『乗り越えたい』と思っていることもよくあります。

 

こういう2つの気持ちの間で子どもたちの心は揺れ動いていることが多いのです。

 

そこで、その時の子どもの気持ちはどうなのだろう?と考えてみてほしいと思います」

 

見極めるって、難しいような気がしますが。

 

萩原  「これはもう、ママの直感でいいと思います。
あー、子どもはいまこんな気持ちなんだろうな~と思ったら、それに合わせた声かけをすればいいし、やってみて『違うかな?』と思ったら、別の声かけをしてみればいいんです」

 

 

●子どもの状況にあわせて切り口を変えてみても

 

具体的にはどんな声かけをしたらいいでしょうか。

 

萩原  「弱音をはく時点で、子ども自身はできない自分を責めているという状況にあります。まずはママがその気持ちに共感してあげましょう。

 

『疲れちゃったよね』
『頑張っているのにね』
『ヤダヤダって言いたくなっちゃったよね』

 

などの声かけがよいでしょう。

 

子どもは、気持ちを分かってくれた、と安心し、『またやりたい!よし、やってみよう』という気持ちになっていきます」

 

この言葉では響いていないな、と思ったらどんなふうに変えてみたらよいでしょうか。

 

萩原  「子どもを一喝するような感じで、『情けないな~、もう諦めちゃうの?』と言ってみるのもひとつの手です。

 

それによって、『よし!やってやろう』と気合が入ることもあるでしょう。

 

そして、『〇〇ちゃんなら、きっと出来ると思うな、ママは』とママが認めていることを伝えてあげると、落ち込んでいた気持ちが晴れて、やる気が出てくるのではないでしょうか」

 

園での最後の運動会に向けて、楽しく、元気に練習に臨めるようママも声かけをいろいろと工夫してみましょう。

 


他記事はこちら

運動会後に子どもが悔しがって落ち込んでいたら?

 

 

 

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★突然の集金あり!?「小学校でかかるお金」準備のコツ[2016/4/28]

parent and daughter putting coins into piggy bank

 

こんにちは。ファイナンシャル・プランナーの鈴木さや子です。

 

私は、ママが楽しく家族と暮らしていく上で知っておくと良いお金の知識を、セミナーや執筆、また個別相談などで発信し、家庭もママ自身も、より満足度の高い生活を過ごしていけるようサポートをしています。

 

このコラムでは、小学生ママに知っておいて欲しいお金の情報をお届けしていきますね!ちなみに私自身も小学生ママ歴7年です。一緒に学んでいきましょう。

 

 

●公立小学校では、月平均いくらお金がかかる?

 

公立小学校でも学校にかかるお金は発生します。文部科学省の「子どもの学習費調査(平成26年度)」によると、公立小学校にかかる1年間の学校教育費(給食費含む)は102,404円。1か月に直すと約8,500円かかるんですね。

 

 突然の集金に慌てないためには、お金の支払いタイミングや金額、方法を知っておくことが大切。小学5年の娘を持つ私の経験も踏まえてご紹介します。

 

 

●入学時にかかるお金

 

入学前後に自費で準備しないといけない物もたくさんあります。以下は我が家の場合かかった物と費用です。

 

・赤白帽子(約600円)

・指定上履き(約2,000円)

・防災頭巾・防災頭巾カバー(約3,000円)

・文房具(筆箱・鉛筆・色鉛筆など)(合計約5,000円)

・ランドセル(約40,000円)

・手提げバッグ・給食用ランチョンマットと袋・体操着袋・上履き袋(合計約3,000円)

・指定体操服(約5,000円)

合計 約58,600円

 

体操服や上履きなどに指定がなければ、もっと少ない負担で済むかも知れません。また、お裁縫が得意なママなら袋などの負担も軽くできますね。我が家の場合は、幼稚園で使っていた手提げバッグと上履き袋をそのまま使いました。(5年生になった今もボロボロですがなんとか使っています)

 

 

●入学後にかかるお金

 

多くの小学校では、入学時に給食費やPTA費の引落し口座の手続きをするように求められます。しばらくすると年間の引落し額と内訳が記載されたプリントが配布されますので、金額を手帳に書くなどチェックしておきましょう。

 

ドリルや文房具など無償で配られる教科書以外に発生する教材費、また社会科見学の交通費なども、我が家では一緒に引き落とされています。月1,500円~3,000円が年6回引き落とされました。年度終了時に、会計報告として具体的に何を買ったか、いくら使っていくら余ったかプリントにて配布され、残金が返金されます。

 

また、高学年になると修学旅行のための積立が始まるケースも。我が家の例ですが、小学4年生から毎月2,000円の積立をしています。それを含め、引落し額は少ない月で2,000円、2か月分一緒に徴収されるなど多い月で14,000円と、月によって幅がありました。

 

引落しではなく教材費などが発生するたびに集金にて支払うところもあるでしょう。その場合は、毎月はじめに子どもが持ち帰るプリントに、「何にいくらかかるから、いつまでに」という情報が載っていますので忘れないうちにすぐに支払いましょう。教材費については、10,000円を超えるような金額での徴収はまれで、多くても月5,000円までと考えられます。

 

他に突然の出費は、鍵盤ハーモニカや絵の具セット、裁縫道具、習字道具といったものです。一括購入で定価よりは安く購入できますが、種類を変えればネットで買った方が安く済むことも。卒業した兄弟がいる場合は、お下がりで対応できます。こうした大きな出費は、多くが低学年に集中します。そうそう、夏になればスクール水着も必要ですね。

 

金額としては、どのグッズも2,500円~6,000円ほど。入学して1~2年間は、度重なる出費の機会に「公立なのに」と思われる方も多いですが、少しずつこうした機会は減りますのでご安心を。

 

 

●公立小学校にかかるお金を準備するコツ

 

【1】引落し口座は小学校専用口座とし、プリントで金額をチェックの上、3ヶ月~半年分を入金しておこう

 

【2】その他、集金など突発的な出費のために、月5,000円を教育費として封筒に入れておこう。余ったらそのままにして、翌月5,000円を追加。年間通して余ったお金は、翌年の引落し口座に入金して使う

 

 

学校にかかるお金はやりくりできないものも多いので、その他の習い事などの教育にどのくらいお金をかけられるか、また、かけたいかをご家族でよく考えていただき、価値観にあったお金の使い道を考えてくださいね。

 


鈴木さや子さんの連載はこちら

鈴木さや子の「小学生ママのためのマネーレッスン」

 

鈴木さや子さんの他記事はこちら

子どものおこづかいの額はどう決めればいい?

 

 

 

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★PTAを「やる人」「やらない人」で、もめないためには? [2016/4/28]

 

 

前回『まさか わたしが PTA!?』の著者まついなつきさんに、委員・役員の決め方に対する考えなどをお聞きしました。 
 
今回も引き続きまついさんに、PTA活動をほかのお母さんたちとの向き合い方などについてお話をうかがいます。 
 


●任意加入だからこそ、PTA活動をやる人とやらない人が認め合える 
 
そもそもPTAは、任意加入なのですよね。 
 
まつい  「うちの子の小学校のときは、入会書を自分で書いて、入会を選択するという形になっていました。今はだいぶ強制ではないということが浸透してきていますが、それでもまだ知らない人も多いですよね。入退会自由ということは、みんなが知っておかなければいけないことです。 
 
もちろん、だからといって本当に自由かというと額面通りではありません。同調圧力がとても強い世界なので、入会しないとか、退会するということはなかなかできにくいというのが現実です。 
 
ただ、それでも入退会自由という原則を知っておくことは大切。なぜなら、PTAが強制加入だとしたら、PTA活動をやらない人は自分勝手と責められるし、やる人はどうせ好きでやっているんでしょと言われ、不幸な対立が起こるわけです。 
 
でもやらない人の多くは忙しくて本当にできない人、あるいはPTA活動に向いていないという人でしょうし、活動をやっている人も、できればやりたくはないと思っている人がほとんどです。 
 
自分のしたいこともあるし、時間も限られている。でも『自分にできることがあるなら、1年間だけ』という気持ちでやっている人も多いんですよね。 
 
入退会自由という原則があって、それをみんなが知っていれば、PTA活動をやらない人も『自分の意志で入会して会員になって、会費を払ってくれている人』として存在できるし、やっている人に対して感謝の念が出てくるんです。 
 
だから個人的には『PTA活動をやらない人、できない人はやっている人に感謝をし、陰口などはたたかない。 
そしてやる人は、やらない人への理解を持ち、やらないこと責めず、追いかけずに、逃がしてあげる』というのが、15年かかってたどりついた私の結論です。 
 
さらに言えば、親がPTAに入っている、いないに関わらず、その学校に通っている子どもたちのために活動するというのがPTAの役割。 
親が入会していないことで、その子どもがPTA主催の行事に出られないとか、記念品がもらえないということもあるのですが、これはおかしいことなんです。意外にそのことを知らない人がいるので、ぜひ知っておいてほしいと思います」 
 


 
●部活動気分で参加できるPTAになってほしい 
 
長い間PTAとつき合ってきたまついさんから見て、PTAの役割ってなんだと思いますか? 
 
まつい  「学校という組織に対して、PTAとかそれ以外でも親の集まりは必要だと感じますね。学校は文部科学省の管轄ですが、一つの学校で言えば、校長が多くのことを決める権限を持っているわけです。 
 
でも万が一、その判断におかしいなと思うことがあったときに、それはおかしいといえるところがないとまずい。そこで、PTA的な団体がチェック機能として存在する意味は大きいんじゃないかと思います。 
 
私自身はPTAとひと口に言っても、上の子のときと3人目のときでは状況がすごく変化していくのを実感しました。働くお母さんが増えたり、保護者の考え方やPTAの捉え方も変わってきていています。 
 
PTAそのものも、従来のPTAという形ではなく、クラスごとの連絡係だけにしたりするところも出てきて、まさに変化している最中ですよね。 
 
海外では親が関わりたい人が関わりたいときに、関わりたいことしながら活動をしている組織もあるそうです。簡単には難しいでしょうけれど、PTAは本来、そういう理念の団体なので、部活動気分でのびのびやれたらいいなあと思います。もちろん誰も帰宅部を責めない形で」 
 


お話をうかがって、PTAがどんな形に変わっても、子どものために、保護者一人ひとりが学校への携わり方を真剣に考える必要があるのだなと考えさせられました。 
 
まついさん、ありがとうございました。


★PTA活動紹介の記事はこちら

 

 

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小1 けいさん

 

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★PTA委員・役員決めは、すんなりいかないもの? [2016/4/27]

 

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第3回目に登場いただくのは、PTA活動の経験をつづったコミックエッセイ『まさか わたしが PTA!?』の著者・まついなつきさんです。

3人のお子さんの小学校時代から高校まで、つかず離れずの立場でPTAを「観察」してきたまついさんならではの、現実的かつ本音を交えたさまざまなご意見をうかがいます。

 


●全否定から始まったPTA活動

著書『まさかわたしがPTA!?』にも書かれていましたが、最初はその場の雰囲気と流れで、PTA委員をすることになったという感じですね。

まつい  「委員決めの席の沈黙に耐えられず、手を上げたんですよね。でもそうなったのも、私の場合、保育園での経験が大きかったと思います。

 

保育園は保護者同士のつながりや関わりが重要なんですね。だから園の行事のお手伝いなども積極的にしてきたし、そのおかげでほかの保護者の方たちとも仲よくなれて、それなりに楽しい思いをしてきたという下地があったからまあいいかなと。

 

でも、最初はPTA活動については全否定でした。保育園と違って、小学校は保護者の人数も多くて、しかも知らない人ばかり。そんな中で委員を割り振られて時間やエネルギーを費やさなくてはならないなんて、はっきり言って損だし、めんどうくさいなあと。

 

『自分だけ』役割を背負わされるのはごめん、という思いもありました。今でも同じように考える人を否定できないし、どうしてもイヤな人や向いていない人は逃げても構わないんじゃないかと思っています」


やっぱりPTA活動は嫌なものですか。

まつい  「そもそもがボランティアの上に、時間とエネルギーを取られ、人間関係も複雑となったら、誰でもできれば避けたい、逃げたいと考えるのは当然だと思います。

 

実際私も、PTAではいろいろあったし、つらかったこともあります。もともと観察・分析タイプなので、一歩引いて観察することでやり過ごせましたが、周囲の人間関係にはいろいろありましたよ。

 

グラウンドの真ん中で、お母さん同士がすごい言い合いをしていたり、本にも書いたエピソードですが、別の学校で広報委員をやっていた友だちが力を入れて広報紙を作ったら、『来年からの人が負担になる』と前年度の広報部長から苦情を言われたという話も。

 

とはいっても私の場合は、PTA活動をすることでいいこともそれなりにありました。たくさんの顔見知りができて、いっしょにランチを食べにいったり、マンガの貸し借りしたりの子ども抜きの交流もできましたし、何より家庭と学校以外の『地域』に子どもを知っている人が増えて、子どもの行動範囲の安全度が高まったことは大きかったなと思います」

 


●PTA委員・役員決めには、腹を割った話し合いが必要

委員や役員決めは、どこもなかなかすんなりとはいかないようですね。

まつい  「最近は、委員や役員決めがうまくいかないということで、ポイント制かくじ引きになってしまうことも多いようですが、それはどうなのかなと思うんです。

 

たしかに話し合いをすると、不幸自慢的なゴタゴタというか『仕事が』『介護が』『下の子が』と、自分がいかにPTAをできる状況にないかということを披露することになるわけで、それがイヤだという気持ちはすごくわかります。

 

でも自分も話したくないし、他人も聞きたくないような家庭の事情を多少出しながらも、みんなである程度腹を割って話し合うことって、わりと大切なことなんじゃないかなと思うんですよ。

 

みんなの前で言わなくても、『ここだけの話』ってこぼせばなんとなく伝わるし。みんな互いの事情がわからないから、『誰か自分よりふさわしい人がいるはず』と思って決まらないんですよね。

 

女の人は、大変さを一人でかかえ込みすぎるので、もっとぶっちゃけぐせをつけたほうがいいと思います。

 

一度そういうゴタゴタした話し合いを経験しておけば、ある意味みんな納得するので、次の年からも同じメンバーにはなりがちだけれど、『じゃあ、今年はこれをやるね』『すみませんが、お願いします』という感じになります。

 

そうすると、できないと言っていた人も『じゃあ、ここは自分がやっとくか』と思うことができるようになるんですよね。同じ人がいつもやっているのも、あながち悪いこととはいえず、やってくれる人に感謝するようになるんですよ。

 

みんなそれぞれ家庭の事情も考え方も、生活のしかたも違うんだから、お互いに手を貸せるところは貸しましょうというところに、子育て中の大人が集まる意義があるんじゃないかと。PTAはそういうことに利用できるよねって思っていました」

 

 

みんなでとことん話し合うのは面倒なことでもありますが、モヤモヤしたまま毎年「できる」「できない」を繰り返すよりも、ある意味建設的かもしれませんね。

 

まついさん、ありがとうございました。

 

次回も引き続き、まついさんにお話をうかがいます。

 


前回の記事はこちら

「PTAは面倒そう」は思い込み?

 

こちらもあわせてどうぞ

PTA役員さん必見! バザーの準備で大切なことは何?

小学校の先生と信頼関係を築く方法は?

 

 

 

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☆きのかんちの「まいぺーす入学準備マンガ」第1回[2016/4/27]

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はじめまして! きのかんち と申します。

 

試される大地・北海道で、現在小学2年生の長女と4歳の次女の姉妹の母をしています。

 

今回から、長女「めんこ」が小学1年生になる時の入学準備や、1年生になるまでのめんこの成長についてのことをマンガにして、皆さんにお届けしていこうと思っております。

 

小学校入学は、子どもにとっても親にとっても大きな節目ですよね。そして、入学準備はいろいろと迷ったり悩んだりしがちだと思うのです。特に、一人目が入学するときは、どうしていいのかオロオロ……はい、それ私です。

 

そんな悩んだり迷ったりしながら、少しずつ入学に向けて進んでいく私たちの様子をどうぞ、見守っていただけたらなぁと思っております。

 

これからどうぞ、よろしくお願いいたします!

 


きのかんちさんのマンガ一覧はこちら

きのかんち「まいぺーす入学準備マンガ」

 

 

 

 

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★PTAになると、どんなメリットがあるの? [2016/4/25]

 

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どの学校にも存在するのに、多くの保護者から、何かと否定的に見られがちなPTA。

 

でも実際に経験した人たちの声を聞くと、その必要性や実際の活動の様子など、意外な面も見えて、これまでの印象が変わることも。

 

そこで、今回から4回にわたって、子育て&教育関係で活躍中の方々から、PTA活動を経験して、感じたことや学んだことなどについてお話を伺います。

 

第1回と2回は、スクールカウンセラーであり、自身もPTAの委員や役員を何度も務めた経験のあるライフ・カウンセラーの三浦久美子さんです。

 

 

●学校での子どもの様子を知りたくてPTA活動に

 

三浦さんは、PTAの役員も務められたそうですが、そもそもなぜPTAに関わろうと思ったのですか?

 

三浦  「上の子が入学後、園時代と違って学校で子どもたちが何をやっているのかわからないことに戸惑いがあったのが一つの理由です。

 

懇談会や授業参観、オープンスクールなどに行っても、そういう『行事』の時だと先生もよそゆきの顔をしているし、子どももいつもの授業とは違う特別な活動をしているので、『普段』が見えてこないんです。

 

だから小学生の親として、しつけや子どもへの接し方など、どうしていいのか今ひとつわからない。
それなら、PTA委員をやれば学校がどんなところかわかるかなと、気軽な気持ちで始めたんです」

 

実際に始めてみていかがでしたか?

 

三浦  「期待通りでしたね。PTAの活動のために、授業中に教室脇の廊下を通ったりすると、中の様子が聞こえてくるんですね。
普段の先生ってこんな感じなんだとわかるし、自分の子どもの様子もチラ見できます。

 

先生に怒られている自分の子どもの姿なんて、PTAをやっていなければ見られませんよ(笑)。

 

実は私も、家でずっとテレビを観ていたりダラダラしてる息子の姿を見て不安でイライラしていたんです。

 

でも実際にクラスの雰囲気とか学校ではちゃんとやっている様子を見ることで、子どもに対する見方や感じ方が変わりましたね。

 

子どもが何か言ってくることも『ああ、たしかにそうだろうねぇ』とか『この子もけっこうわかっているんだな』などと納得できることも多くて。

 

学校という『社会生活の中での素のわが子』の姿を見られるのは、子どもへの理解度が深まるという点で、すごく大きなメリットだと思います。

 

それと、自分の子以外にほかの子の様子が見られるのも『この年齢の子って、こういうものなんだ』と、子育てにすごく役立ちました」

 

 

●PTAは、学校中の情報がたくさん得られる場

 

PTA活動をすることでのメリットはありましたか?

 

三浦  「PTAの委員は全学年各クラスから人が集まってくるわけですが、それはつまり利害関係がない集まりなんですね。
こういう人間関係って、小さい子どものいるお母さんたちにとっては意外に少ないんです。

 

ほとんどは幼稚園からのママ友などのしがらみの多い小さな集団なので、関係が固定化して親子のグループ内での順位が決まってしまっていたりして。
当然、何か意見を言い合っても、同じような経験値だしいつも話が堂々巡りになりがちです。

 

でもPTAの場合は『友だち』で集まっているわけではないので、いろいろなお母さんがいて当たり前の場。だからPTAでは『○○ちゃんのお母さん』ではなく、『○○さん』でつきあえるんです。
そういう一個人としての関わりだから、逆に困ったことなども気楽に相談できるんですね。

 

例えば、PTAの活動をしながらの雑談で、あるママが『うちの子○○で…』って悩みをポロッと言えば、先輩ママに『今だけだよ』と言ってもらえるとか。これだけでもけっこう安心できるんです。

 

もちろんしゃべることが苦手な方もたくさんいらして、ほかの人の『うちの子は…』という会話をふんふんって聞いているだけでも参考になるし、先生のこととか、学校中のいろいろな情報がいっぱい入ってきます。
だから、PTAは情報集めの場でしたね。

 

そして、子どもも、お母さんがPTAの委員をやるんだよと言えば、たいていは『がんばれ』って応援してくれるんですよ。

 

子どもの様子を見て『今日がんばってたね!』なんて言うと喜ぶし、お母さんが学校に来るのがうれしいみたい。少なくとも低学年のうちは(笑)。

 

会話も増えて、PTAでこんなことをやったんだと子どもに話すと、子どもも自然と委員とか係に積極的に関わるようになるんですよね。

 

PTAって自分の時間を割かなくてはいけないし、ある意味強制的な活動の場所ともいえますが、やってみればそれに見合う価値、メリットもきっとあると思います。

 

すでにPTAに決まった方も凹まずに、ぜひ前向きに参加してみてはと言いたいですね」

 

先入観を持たずに参加してみることも大切かもしれませんね。
三浦さん、ありがとうございました。

 

次回はPTAのあり方などについてのお話をうかがいます。

 

 

 

 

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☆新連載が始まります![2016/4/22]

こんにちは、ママノート編集部です。

 

お子さんたちが進級や進学で新しい生活をスタートさせた4月だと思います。ママノートでも新しい連載が始まります。

 

 

●きのかんちの「まいぺーす入学準備マンガ」

 

きのかんちさん予告

 

大人気マンガエッセーブロガーのきのかんちさんは、現在小学2年生の長女と4歳の次女の姉妹のお母さん。

 

今回、きのさんの長女が小学1年生になる時の入学準備についてや、1年生になるまでの成長をマンガとエッセーでお届けします。

 

4月27日(水)からスタート!毎月第2・第4水曜日に配信していく予定です。

 

 

 

●鈴木さや子の「小学生ママのためのマネーレッスン」

 

鈴木さや子さん予告

 

小学生ママ歴7年のファイナンシャル・プランナーである鈴木さや子さんが、小学生ママに知っておいて欲しいお金の知識を紹介。

 

家庭もママ自身も、より満足度の高い生活を過ごしていけるようサポートしていくコラムです。

 

こちらは4月28日(木)よりスタート!毎月第4木曜日にお届けしていきます。

 

 どうぞご期待ください!

 

 

 

 

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★「PTAは面倒そう」は思い込み? [2016/4/26]

 

勉強をする小学生の女の子3人 

 

前回は、カウンセラー三浦久美子さんの経験からPTA活動のメリットについてのお話をうかがいました。
 

とはいえ、「それでもやっぱりPTAは…」と尻込みする人も多いのでは。
批判も多いPTAのあり方も含めて、PTAに参加することの意義を三浦さんにうかがいました。

 

 

●仕事の内容は簡単、活動以外のお付き合いの必要もなし!
 

PTA活動は、子育てへのメリットも多く、経験すればそれなりの価値があるということでしたが、多くの保護者は、PTA活動はやりたくないと思っています。
 

三浦  「家庭の都合などで、どうしてもできないこともありますから、そういう人に対して無理強いしたり、非難したりするのは避けてほしいですよね。
でも『人間関係が面倒そう』とか、一方的なマイナスイメージだけをもって、頭から避けている人もいるようです。
 

人間関係については、その年のメンバーや委員長のキャラクターなどによっても違ってくるので一概には言えませんが、頭から否定せず、正しい情報を得て、参加する・しないを考えてほしいと思います。
 

よく見かけるのは『私はそういうの無理です』という人。
理由も言わず、ただ『無理です』という人は、性格的に人見知りで社交的なことが苦手とか、難しいことはできないから無理だと思っているかも知れませんね。
 

でも、PTAの仕事もどんどん簡素化しているし、誰でもできるように変わってきています。
たいていは委員会活動というのは、役割分担をしてチームを組んでやるので、誰かがフォローしてくれるものです。
唯一、向き不向きがあるとしたら広報委員くらいでしょうか。
 

とくに社交性がなくても、与えられた仕事をしていればそれでいいし、ほとんどの場合、活動以外でのお茶会なども強要されません。
 

また、最近は働いているお母さんが多いので、委員会の活動も忙しい人に合わせたスケジューリングをする学校も多いようです。
 

だから最初は渋々引き受けた人がほとんどだと思いますが、1回PTAを経験した人は、次は気楽に受けてくれることも多いんです。ハマると6年間やられる方もいますよ」

 

 

●保護者が学校にかかわることが重要
 

PTAの存在が今の時代に合わないという意見もありますね。
 

三浦  「不合理や無駄なこともたくさんあるのは事実です。私が副会長をやったのも、そんな点を変えたいなと思ったからなんです。
だから変えられるところはできるだけどんどん変えていきました。
 

でも変えるときには、たとえそれがいい方向への変化であっても必ず何かしら抵抗がありましたね。
 

それでも、保護者が何らかの形で学校にかかわる必要性は大きいと思います。多くの学校では、その機能を果たしているのがPTAという組織なのだと思うんです。
 

特に小学校は、先生が授業や生活指導をするほかにもやらなくてはいけないことが細々とたくさんあります。だからそれをサポートすることで、子どもたちが学校で過ごしやすくなるんですよね。
 

子どもたちのために、いかに教師と保護者が協力しあって、よい環境を作るか。これがPTAの本来の役割です。
ですから、わが子を含めた多くの子どもたちのボランティアと考えて、できる範囲で関わってみてはいかがでしょうか。
きっと自分にも子どもにも、必ず何かしら返ってくるものがあると思いますよ」
 

三浦さん、ありがとうございました。
 

次回は、マンガエッセイ『まさかわたしがPTA!?』の著者まついなつきさんにお話をうかがいます。

 

 

 

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逆さ言葉で遊びながらワーキングメモリを鍛える。学力も向上する

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●外国語のような会話

 

ある家庭で次のような会話をしています。

意味がわかりますか?

 

「とこるやのたっや?」

「はくぼにきさがかいすいたべた」

「がとこるやよらかてっわお」

 

外国語のような感じで意味がわかりませんよね。

わかりやすいように、文節で区切って書くとこうなります。

 

「とこるや のたっや?」

「はくぼ にきさ がかいす いたべた」

「がとこるや らかてっわお」

 

 

●逆さ言葉でワーキングメモリが鍛えられる

 

答えは次のような会話です。

 

「やること やったの?」

「ぼくは さきに すいかが たべたい」

「やることが おわってから」

 

つまり、これは逆さ言葉による会話です。

 

みなさんも、子どもの頃に自分の名前くらいは逆さ言葉で言ったことがあると思います。「らかち のやお」「うろちい きずす」などです。

 

この逆さ言葉が、実はワーキングメモリを鍛えるために効果的だということが脳科学によって明らかにされました。

 

ワーキングメモリとは、行動や学習に必要な複数の情報を、頭の中に一時的に留めながら処理する能力のことです。

 

会話、作業、読み書き、計算など、日常生活の行動や学習の全てにおいて欠くことのできない能力であり、この能力が高いほど複雑で高度な思考や行動が可能になります。

 

言い換えると知的レベルが上がるということであり、当然ながら学力も上がります。

 

 

●逆さ言葉クイズ

 

逆さ言葉を言うためには、はじめ頭の中にもとの文章を考え、その記憶を一時的に留めながら逆さにしていかなければなりません。

 

そのときに、ワーキングメモリを使うのでその力が鍛えられるのです。

 

ということで、ぜひ親子で逆さ言葉遊びをやってみるといいと思います。

最初は単語や名前などの簡単なものから始めます。

 

例えば、親が「テレビ」と言ったら子どもが「びれて」と答えます。

その逆でもできます。

 

あるいは、ママが「つぴんえ」と言ったら、パパと子どもが「えんぴつ」と答えます。

はやく言えた方が勝ちです。

名づけて「逆さ言葉クイズ」「逆さ言葉競争」です。

 

リモコンは「んこもり」になり、「うんこもり」と聞こえるので子どもは喜びます。

 

 

●逆さ言葉で会話

 

慣れてきたら会話にも挑戦します。

 

まずは会話の一部の単語だけを逆さ言葉にします。

「びれて を つけて」「なは に みずを あげて」という感じです。

 

次の段階は文節ごとに逆さ言葉にします。

「をびれて てけつ」「になは をずみ てげあ」です。

この文章の冒頭にある親子の会話はこれに当たります。

 

その次の最終段階は全体を全て逆さにします。

「てけつ をびれて」「てげあ をずみ になは」です。

 

ここまでくるとかなり難しいので、そうとう頭を使います。

その分だけワーキングメモリが鍛えられます。

 


前回の記事はこちら

親野智可等の子どもを伸ばす親の習慣 第1回

 

次回の記事はこちら

親野智可等の子どもを伸ばす親の習慣 第3回

 

親野先生の他記事はこちら

親野智可等の「今日から叱らないママ」

 

 

 

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☆旬おかず「新じゃがとベーコンのはちみつ醤油煮」[2016/4/22]

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●もうすぐゴールデンウィーク

 

こんにちは、たっきーママです。

 

 

入学式や進級も終わってホッとしたのも束の間、

もうすぐGWがやって来ますよーーー!笑

 

 

長男は中学生になったので、もうそろそろ一緒に出かけてくれないのかしら……。

GWくらいはギリ行ってくれるかな。

 

お休みで子どもを連れてどこかに行かないといけなくて大変!という期間は

振り返るとあっという間に終わってしまったように思います……寂しい。

 

うちはまだ次男がいるので、もう少し次男で楽しませてもらいましょうかね。

 

 

さてさて、今回は今が旬の新じゃがレシピです。

新じゃがは、みずみずしくて皮も薄くて食べやすいので、皮付きのままだと香ばしくて美味しいですよね。

 

今回は皮をむいてお子様が好きそうな味付けで食べやすくしました。

でも、おつまみにもぴったりなのでもちろん大人にも!

 

ちなみに、新じゃがも普通のじゃがいも同様に芽と皮の青い(緑)部分は

しっかり取りましょう。

 

 

新じゃがと厚切りベーコンのはちみつ醤油煮

 

【材料】(2人分)

新じゃが…2

ブロックベーコン…70g

サラダ油…大さじ1

粗びき黒こしょう…適量

★マヨネーズ…大さじ2

★はちみつ…大さじ1

★醤油…小さじ2

 

【作り方】

1.新じゃがは皮をむいて小さめのひと口大に切る。厚切りベーコンは1〜2cm角に切る。★の材料は混ぜておく。

 

2.じゃがいもを耐熱容器に入れてふんわりとラップをかけ、電子レンジ(600W)で3分加熱する。

 

3.サラダ油を熱したフライパンでベーコンの四方を焼き、(2)を加えて焼き色がつくまで全体を揺すりながら炒める。

 

4.合わせた★を加えて煮からめ、粗びき黒こしょうをふって味を調える。好みでドライパセリをふる。

 

 

大人の方だけが食べる場合は粒マスタードを加えても美味しいです。

スライスベーコンで作る場合はじゃがいもを1個増やしてくださいね。

 

 


前回の記事はこちら

旬おかず「春キャベツと桜海老のクリーミーサラダ」

 

たっきーママさんの他記事はこちら

たっきーママの子育てレシピノート

 

 

 

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☆年下の子を叩いてしまったわが子。どうすればいい?[2016/4/19]

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4月からはお子さんが年長さんになり、年下の子とのかかわりも増えてくるのではないでしょうか。それにともない、トラブルも……悩めるママからの相談に、子育て支援士田宮由美さんがアドバイスします。

 

 

■相談内容■

 

●オモチャの取り合いから、わが子が年下の子を叩いてしまいました

 

息子はひとりっ子で、6歳(幼稚園年長)です。 

わが家にママ友と3歳の男の子が遊びに来たときのことです。

『仲良く遊んでめんどうを見てあげてね』と息子に言い、子どもたちで遊ばせました。

すると、息子は自分のオモチャを取られたことに怒り、ママ友の子を叩いてしまったのです。

なぜ叩いたのかを息子に聞いたら「返してって言ったのに、言うことを聞かなかったから」と言ったのです……。

息子はひとりっ子なので、下の子と遊んだことがあまりありません。

自分の思い通りにならないことがあると怒り出す息子に悩んでいます。

 

 

■アドバイス■

 

●絶対に人を叩いてはいけないと親子で約束して

 

田宮 「兄弟姉妹が多い子は、オモチャの取り合いなど思い通りにならない経験を日常生活でたくさんしますよね。

でも、ひとりっ子の息子さんは自分のオモチャを取られる経験があまりなく、ストレスが大きかったのでしょう。

では、このような息子さんに、どう接すれば良いのか、順を追って説明します。

 

【1】傾聴

最初にすることは、子どもの気持ちをゆっくり聴くことです。

『ボクの言うことを聞かなかった』『おもちゃを返してくれない』『悔しい』『悲しい』などいろいろな言葉が出てくると思います。とにかく子どもの話しを全て【傾聴】(耳を傾けて聴く)しましょう。

 

【2】共感

次に息子さんの気持ちをいったん受け止めて、『悔しかったのね』『悲しかったのね』と【共感】してあげてください。このとき、涙を流したなら、そのことを止めず、思いっきり泣かせてあげてください。子どもは、泣くことで自分の気持ちを発散させ、整理しようとしているからです。

 

【3】指導

そして、『でもね、人を叩く事は、絶対にダメだよ』と【指導】しましょう。

『○○(子どもの名前)もたたかれたら痛くて悲しい気持ちになるよね』と話し、何があっても相手を叩いてはいけないことを固く約束することが大切です。

 

このときのポイントとして、『お母さん、○○がお友達を叩くと悲しくなっちゃう』『△△君と一緒に仲よく遊んでいると、すごくうれしいなぁ』と、親の気持ちを伝えるような言葉で話すとよいでしょう。

 

【4】提案

そのうえで、『どうすれば一緒に楽しく遊べるか考えてみよう』と代替案を【提案】します。二人でブロック遊びをしたり、絵本を読んであげたり、遊び方はいろいろあります。親子で一緒に考えるといいですね。

 

 

●初めはお母さんも一緒に遊びの輪に入って

 

3歳前後の男の子と言えば、イヤイヤ期で大人でもめんどうを見るのが大変な年齢です。ひとりっ子の6歳のお兄ちゃんには、少しハードルが高かったのかもしれませんね。

 

はじめはお母さんが、一緒に遊びの輪の中に入って、「譲り合って遊ぶ」という方法を見せて体験させるのもいいでしょう。

 

子どもは、これからもいろいろな予想外のことを体験しながら成長します。ですが、どのような場合でも、叩くことは絶対にいけないこと、問題の解決にはならないことを伝えてください」

 


他記事はこちら

年長児に身につけさせたい“人とかかわる力”

 

 

 

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子どもの筆箱に見覚えのない消しゴムがあったら……

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こんにちは、現役小学校教員の舟山由美子です。

 

お子さんが、親御さんに見覚えのない物を持っていたら不安になるのは当然でしょう。大切なのは、その事実とどう向き合うかです。

 

今回は子どもの倫理観・道徳観をどう育てるかについて考えたいと思います。

 

 

Q.見たことのない消しゴム、娘は「もらった」と言いますが……

 

1年生の娘の筆箱をのぞいたところ、見たことのない消しゴムが出てきました。「これ、どうしたの?」と聞くと、「もらった」と言います。「誰から?」と聞くと「○○ちゃん」と言うので、「お友だちともらったり、あげたりするのは学校で禁止されているよね。○○ちゃんに返してきなさい」と言うと、「わかった」と返事をし、その翌日に「ちゃんと返してきた?」と聞いたときも「うん」と言っていたので安心していました。

 

それから2週間くらいたって、子どものランドセルに、返したはずの消しゴムが入っているのを発見しました。「どうして返したってウソを言ったの?」と叱っても、子どもは泣いて「だってもらったんだもん」「○ちゃんも△ちゃんももらっているけど、誰も返してないよ」と言うばかりです。

 

学校に問い合わせれば、詳しい状況がわかるかもしれないのですが、うちの子は、幼稚園の年中さんのとき、お友達のハンカチを持ってきてしまったという過去があり、万が一のことを考えると、学校で大騒ぎになったとしたら、と思うと私自身が事実を知る勇気がないというのが正直なところです。

 

いまだにわが家にその消しゴムはありますが、それ以降は見かけないものが増えるということはありません。わが子の言うことを信じてあげたいとは思うのですが、親としてこういうときはどうしたらいいのかわからず困っています。

(ペンネーム ゆうきんぐ)

 

 

A.子どもの「ブレーキ」の良質なオイルは親の倫理観・道徳観です

 

新生児を見ると、全部のちっちゃい指に爪があって、まつげがあって立派に一人前で驚きます。ヒトは最初からヒトなのだな、と思います。こうして「部品」はそろっていますが、それぞれの完成には時間がかかります。

 

特に、いけないと分かっていることなどに対しての道徳心・倫理観という「ブレーキ」がとても甘いのが子どもだと思います。だからこそ厳しくしつける、という考えもありますが、子どもによってはあまりよくない結果になることもあると思います。

 

相談文を拝見して、ご相談者であるお母さんが本当におそれているのは何なのかな、と感じました。消しゴムはもらった、という言葉を信じるのなら、その子のお家にお礼を言いますよね。けれど、そうしていません。学校に問い合わせることで傷がつくのはお子さんではなく、お母さんご自身だと分かっておられるからではないかと思いました。

 

ずっと担任をしていると、友だちの物をとってしまう、というお子さんが必ずいます。それは主に低学年です。低学年のうちは、親御さんが文房具に記名をしてくださいますし、物の管理がしっかりしていることが多いので、発覚しやすいのです。

 

ところが、中学年になると途端になくなります。行為そのものがなくなっているわけはありません。むしろ年が上がったことで、やり方が巧妙になっていたり、親御さんが気にかけなくなったり、学校ではなく違う場所(店など)で行われてしまうからだと思います。

 

冒頭で「ブレーキ」が甘い、という話をしました。友だちが持っている物がどうしても欲しくて、たまらなくて、自分の気持ちを優先した結果、とってしまったという子もいます。その一方で、たいして欲しくもないけど、見るととってしまう、という子もいました。

 

ご相談者は、学校で大騒ぎになることをおそれていますが、学校ではむしろ「表沙汰にしない」という風潮があります。表沙汰になるのは、お母さんなどがヒステリックになってしまったときです。お母さんが感情的になってしまうと、単に「ブレーキ」が甘くてとってしまった子の、その機能までも壊してしまうのではないかと思います。

 

そうして、たいして欲しくもない物をとるということをくり返してしまって、大騒ぎになるのではないかと思っています。そうした子は、まるで親を試すかのように、ばれるように何度も行うのです。これは、親御さんが子どもに「無関心」の場合も同様です。

 

具体的にご相談者がなさったほうがよいことを述べます。

 

 

①事実を確認する

 

まずは担任に相談します。前述したように、学校はこうしたことを表沙汰にはしません。本当にもらった物であれば、相手の子の家に連絡してここで終わり。

 

②もし、相手の子に断りなく持ってきていたら、ゆっくりと話をし、言い分をよく聞く

 

なぜ、ほしかったのか?ということについては、その子が本当にほしい物や事柄の代わりが、消しゴムであった可能性もあるので、冷静に穏やかに聞きます。

子どもは悪いと頭では分かっています。今は「ブレーキ」が甘いだけ、と自分に言い聞かせて対処します。その「ブレーキ」が正常に作動するには、良質なオイルである親の道徳心・倫理観がその子に行き渡ることが必要なのです。

 

怒る、というより、お母さんの正直な気持ちを伝えたほうがよいと思います。

例えば「お母さんはそれを知ったとき悲しかったな」「消しゴムがなくなって○○ちゃんは、どう思ったかな……」など。子どもは浅いところしか見ていないこともあるので、お母さんが補いながら、丁寧に諭すことです。脅したり、怒ったりしないことです。

 

もし②になっても、低学年のうちに分かってよかったと思ってください。低学年のうちにどう対処するかで、中学年以降の行動が違ってくることがあります。

 

 

お母さんがこわがらないこと、ぶれないことが大事です。

 

 


舟山先生のほかの記事はこちら

きいて 教えて 舟山先生!

 

 

 

 

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★G.Wは、ゆったりスケジュールで楽しんで[2016/4/20]

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もうすぐ、ゴールデンウィーク!

 

1年生にとっては小学生になって初めての大型連休です。お出かけなどの計画を立てて心待ちにしている方が多いかもしれませんが、あまりはめをはずしすぎると五月病になってしまうのでは……?と心配する親御さんの声も聞かれます。

 

休息をとりつつ、楽しい思い出が残せるような連休の過ごし方について、富山県公立小学校養護教諭網 美智代さんにうかがいました。

 

 

●生活リズムの乱れは、休み明け学校に行きたがらなくなる原因にも

 

小学生になって初めてのゴールデンウィーク。ついたくさん予定を入れたくなってしまいますが……。

 

網 「1年生はこの1か月でだいぶん学校生活に慣れてきて、毎朝のランドセルの片づけや学習準備など、自分の力でできることが増えてきています。

 

元気いっぱいの1年生ですが、新しい環境において新しい友だちや先生たちと接する機会を通して、緊張することも多かったと思います。この1か月の疲れがそろそろ出る頃です。

 

連休中は、それまでの疲れを癒し、休み明けの大きな行事にも元気よく参加できるよう、少しゆっくり過ごすとよいと思います。睡眠や休養は十分にとり、生活のリズムがくずれることのないよう、規則正しい生活を心がけるようにできるといいですね」

 

長い休み明けには、子どもが学校に行きたがらないことがあるという話を耳にします。

 

網 「ゴールデンウィーク後に学校を欠席する子どもは、少なからずいます。そんな子どものほとんどは、連休中に生活のリズムが崩れ、大人と同じような生活時間を過ごしている傾向があります。

 

対策としては、大人が子どもにあわせた生活リズムにすることです。先ほども述べたように、学校に行く日とほぼ同じ時刻に起き、同じ時刻に寝るというリズムを守って生活しましょう。休日でも『早寝・早起き 朝ごはん』は大切ですね。

 

ほかにも

 

・出かけた次の日は休養する

・連休最終日は家族で次の日に備える

・お友達や先生にお話ししたくなるような思い出づくりをする

・連休後の計画を話し、次の楽しみを作る

 

といった点を心がけることで、心身の状態を保つことができ、学校で友だちと勉強したり遊んだりしたいなという意欲がわいてくると思います」

 

 

●旅行先でも無理をせず、休養日を設けましょう

 

無理のない計画で思い出を作るには、どのように過ごすのがよいでしょうか?

 

網 「養護教諭の立場から、長いお休みの前には、私は次のようなことを子どもたちに呼びかけます。

 

1)家の人の役に立つように、進んで手伝いをする

2)家の人と一緒に、美術館や図書館へ行ったり、地域の行事に参加して郷土の歴史にふれたりする

 

家族一緒に、時間をかけてゆっくりと深く過ごすことで、お互いの絆を強くすることができます。特別な場所に出かけなくても、子どもの心にも残る休日になるものではないでしょうか」

 

ゴールデンウィーク中に長期の家族旅行を計画している場合、子どもに対してどのような点を注意すればよいでしょう?

 

網 「子どもの心身の健康にあまり負担のないように旅行の計画を立てて、旅行先での睡眠時間や食事(暴飲暴食)にも配慮していただけるといいですね。

 

旅行中、つねに遊びっぱなしのスケジュールにするのではなく、休養日を設けるなどして、疲れがたまらないような体調管理をしてあげてください。

 

また、気温の変化に対応できるように衣服の準備をしたり、常備薬も用意したりするといいでしょう。到着日・帰宅前日も慌ただしくならないよう過ごし方に気をつけましょう。

 

帰宅後、家族全員が健康で楽しかったなと思えるような旅になるといいですね」

 

 

せっかくの連休なので、ちょっと無理してもどこか楽しい場所に出かけたほうが子どもも喜ぶかなと思いがちですが、ゆったりと過ごすことも子どものためには大切なのですね。

 

網さん、ありがとうございました。

 

 


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★親野智可等の「ママも小学1年生」第2回[2016/4/18]

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●入学式の足ブラブラは生きるエネルギーのあらわれ
 
さあ、いよいよ入場です。
司会の先生が「一年生、入場!」と言ったら音楽が流れます。
「一年生になったら」とか「ドキドキ ドン!1年生」などの曲が多いですね。
 
ピカピカの1年生たちが緊張した面持ちで式場に入ってきます。
お父さんお母さんたちはわが子の晴れ姿を目に焼き付けようとして、自然に首が長くなるようです。
 
写真や動画の撮影に一生懸命のひともいます。
撮影する場合はルールとマナーを守ってくださいね。
 
椅子に座った子どもたちはみんな足を元気よく前後にブラブラさせています。
体育館のパイプ椅子はとても高いので子どもたちの足が床に着かないからです。
 
かわいらしい何百本もの足が元気よく動いている景色はまことに壮観です。
若い命の生きるエネルギーを感じます。
 
ある有名な私立小学校では、入学試験で子どもたちをわざわざ高い椅子に座らせて足をブラブラさせないかテストするそうです。
ナンセンスな話ですね。
 
入学式では校長先生や来賓の偉いひとのお祝いの言葉が続きます。
だいたいの話は子どもたちにはちんぷんかんぷんです。
子どもたちにわかる話を、子どもたちに語りかけながら話してくれるといいのですが。
主役は子どもたちですからね。
 
「1年1組は○○先生です」というように担任発表があって、次にその先生が子どもたちの名前を一人一人呼びます。
「あおき けいすけさん」
「はい」
「あおやま はなえさん」
「はい」
このとき返事ができない子や声の小さい子がいても、気にしないでください。
そのうちできるようになりますから、だいじょうぶです。

 
 
●写真は親子で一緒に写りましょう
 
式の時間はだいたい4,50分くらいで、次にクラスごとに記念写真の撮影です。
それが終わると、各クラスに入って先生から挨拶や諸連絡などがあります。
机の上に配布してある教科書に落丁がないか調べたり、ここでPTA役員を決めたりすることもあります。
これがすんなり決まると楽なのですが・・・・・・。
 
さて、入学式と各クラスでの時間が終わって第一日目が終了になります。
校舎の外に出たひとたちの中には記念撮影にいそしんでいる人たちもいます。
人気スポットは「○○小学校入学式」という看板のところですね。
混み合うこともありますが、朝早めに来てすでにその場所で撮った人たちは余裕です。
 
このときカメラマンに徹して自分は写真や動画に入らないお父さんたちがけっこういます。
でも、私は、ぜひ親子みんなで一緒に写ってほしいと思います。
 
何年かしてその写真を見たとき、お父さんも写っているかいないかで印象がまったく違ってくるからです。
一緒に写っていれば、お父さんも人生の大事な時を一緒に歩んできたのだということが伝わります。
 
こういうことは子どもにとって大事なことです。
お母さんと子どもだけの写真だと、その点ちょっと弱いですよね。
 
写真を撮ったらそのままディスクの中に埋もれさせないで、ちょっと大きめにプリントして目につくところに飾っておくといいですね。
 
ところで、ある時の入学式で、帰り際に1人の女の子が私に話しかけてきました。
「先生、私、今日の入学式で何回もだまされちゃった」
「え? どうしたの?」
「司会の先生が『一度、礼』って言うから『一度礼をするんだ』と思ってお辞儀をしたの。
でも、そのすぐ後でまた『一度、礼』って言って、またその後で『一度、礼』って言って、私は全部で4回も礼をしておかしいなと思ったの。
はじめから『4回、礼』って言ってくれればいいのにね」
 
つまり、彼女は司会が「いちど~、れい(一同、礼)」と言うのを聞いて「一度、礼」だと思ったのでした。
 

 

 

 


他記事はこちら

親野智可等の「今日から叱らないママ」

 

 

 

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☆小学校の先生と信頼関係を築く方法は?[2016/4/15]

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「小学校ってどんなところ?」。
初めて保護者として小学校に関わるママは疑問がいっぱい。
入学後は「クラスや子どものようすがわからない」と、
不安に感じる人も多いようです。
 
確かに、幼稚園時代は送迎時に先生と話をしたり、
連絡帳で詳細に子どものようすを知らせたりしてもらえたのに対し、
学校のことは見えづらいものです。
しかし大事なのは親が先生を信頼し、動揺し過ぎないこと。
 
「ときどき『えっ』と思うことはありますが、すぐに連絡帳や電話で怒りをぶつけるのでなく、周囲に相談したり情報を集めたりしてから判断します」(R・Iさん)
という声も。
 
 
連絡帳を上手にコミュニケーションに使うのも小学校ママの知恵です。
 
「心配なことは連絡帳に書いて伝えます。先生と直接お話がしたいときは連絡帳に書いて、時間をとってもらう」(Y・Oさん)ようにすればよさそうです。
 
また、不安や疑問を少なくするには、学校を理解することも必要です。
「保護者会や学校行事には必ず参加します。親の顔も覚えてもらいたいので」(T・Mさん)と、学校と積極的に関わる姿勢をもち、学校や先生といい関係をつくっていきたいですね。
 
 
●「連絡帳」は先生との大事なコミュニケーションツール

子どもが体調を崩しているときはもちろん、
「しばらく元気がない」「登校をしぶる」など、
心配なようすがあれば連絡帳で先生に伝えて。
家庭でのようすがわかれば、先生も子どもの理解が進み、指導がしやすくなります。
ただし先生は多忙な業務を抱えているので、用件はわかりやすく簡潔に。
一言「『いつもお世話になっております』『ご指導ありがとうございます』など
感謝の気持ちを示す」(Y・Yさん)
のも忘れないで。

 
 
●込み入ったことは時間をとってもらい、対面で相談

いじめが疑われるときや、友だちとのトラブルなど、
込み入った相談があるときは、連絡帳や電話で先生に
「相談したい」という要望を伝え、時間をとってもらえばOK。
先生と直接会って話をすることで事情がわかり、
不安が解消することも少なくありません。
「あらためて時間をとってもらうほどでもないけど……」
という小さな気がかりは、
個人面談や保護者会の後の時間などに、先生に相談してみるのも一法です。

 
 
●学校行事やPTAに積極的に参加し、学校を知ろう

授業参観や学校行事は、学校での子どものようすを知る絶好のチャンス!
「うちの子はのんびり屋ですが、参観で授業にきちんとついていっているのがわかり、安心しました」(K・Hさん)という体験も。
「PTA役員をしてまめに学校に顔を出し、先生と些細なことでも相談できる関係をつくる」(Y・Nさん)のも、学校と家庭との連携を深めるいい方法です。
学校と家庭に信頼関係ができれば、子どもも安心して学校へ通えますね。
 
(構成・文/小林洋子【遊文社】)

 

 

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担任の先生と信頼関係を築くには?

 

 

 

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☆親に頼らず「自分でできる子」になる家庭ルール[2016/4/14]

 

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小学校に入学後、生活リズムを整えたり、遊びと勉強のメリハリをつけるには「ルール」を決めるのもよい方法。先輩家庭の例を参考に、親子で相談してみては?

 
●生活習慣
毎日元気に登校するためには、早寝早起きなどの生活習慣は大切です。
「夜9時までにベッドに入る」と就寝時間を決めたり、
朝に慌てて忘れ物をしないよう、
翌日の学習準備を習慣づけたりする家庭もあります。
 
・早寝早起き! 朝食は必ず食べる。
(Y・Hさん/7歳男児)

やっぱり「早寝早起き朝ごはん」は、体と心を元気に保つ基本ですよね!
 
・その日の夜のうちに明日の学習の準備をする。
(M・Mさん/8歳女児)

教科書類や持ち物を前の日に用意しておけば、朝の支度もスムーズ。
 
・学校から帰ったら洗い物を出し、宿題を用意してからおやつ。
(S・Uさん/6歳男児)

洗濯物や、学校からの配布物は忘れずに出してもらわないと困ります。

 
 
●宿題・家庭学習
宿題をする時間やタイミングを決めている家庭もたくさんあります。
きちんと宿題をして学校に提出するためにも、
家庭学習の習慣をつけるためにも、
一定のルールをつくっておくことは有効なようです。
 
・宿題や音読は、夕飯前までに終わらせる。
(M・Tさん/7歳男児)

「遊びから帰ってから宿題」のパターンでも、宿題は早めに終えるのが○。
 
・宿題は帰ってきてすぐやる。遊びに行くときは宿題をやってから!
(匿名さん/8歳女児)

遊びの前に宿題が済んでいれば、帰宅後もゆとりがもてて理想的。
 
・習い事で夜に時間がない日は、早起きして宿題をします。
(S・Hさん/9歳男児)

忙しい日は夜更かしするより早く寝て、すっきりした頭で宿題をするのも手です。

 
 
●テレビ・ゲーム
ついつい長時間になりがちなテレビやゲームは、
ある程度決まりをつくっておかないと、
生活リズムの乱れにつながります。
「ゲームは1日30分」、「宿題や学習の準備が済んでから」など、
ルールを決めている家庭がたくさん。
 
・子どもと話し合って、テレビは見る番組を決めました。
(R・Iさん/7歳女児)

「見たい番組だけ見る」を習慣にすれば、ダラダラ視聴が防げます。
 
・平日はゲーム禁止!
(K・Yさん/7歳男児)

宿題や習い事で忙しい平日は、いっそ禁止にしてしまうのも潔い!?
 
・テレビは、遅くとも8時には消す。
(Y・Nさん/9歳女児)

就寝の1時間前にはテレビをオフ。寝つきをよくする効果もありそう。

 
 
●お手伝い
小学生の子どもにも、家族の一員として積極的にお手伝いをさせる家庭もあります。
できるときに手伝ってもらったり、
当番を決め、責任を与えてやらせたり。
お手伝いで家族に感謝されると子どもの自信にもなるようです。
 
・「お当番」として新聞とりやお風呂掃除をやってもらっています。
(K・Yさん/7歳男児)

お手伝いも簡単なことから始め、少しずつ進歩していけるといいですね。
 
・週末は、子どもが玄関と外の掃き掃除をします。
(F・Eさん/9歳女児)

子どもの家事スキルが上がり、ママはラクができて一石二鳥!?

 
 
●遊び
入学後は、子どもだけで遊びに行く機会が増えます。
行き先がわからない、暗くなっても帰らない、となると
思わぬ事故やトラブルが心配です。
遊びに行くときの約束事も、家庭で相談しておきましょう。
 
・遊びに行くときは、一緒に遊ぶ友だちの名前を行き先、帰る時間を伝える。
(S・Nさん/8歳男児)

子どもの行動を把握するために、確認しておきたい必須ポイントです。
 
・外遊びのときは「ゲームを持って行かない」を徹底しました。
(T・Yさん/11歳男児)

携帯ゲームやカードがトラブルの原因になることもあるので、要注意。
 
家庭によって、さまざまなルールがあるのですね。
 
早寝早起きをして、朝ごはんをしっかり食べることは、勉強の集中力アップにもつながるといわれています。
朝の5分を利用して、コチラを取り入れてみてはいかがでしょうか?

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陰山英男先生が提唱されている「早寝早起き朝ごはん」をもとに、頭が「勉強で目覚める」ように工夫をこらした手軽なドリルです。
 
各ページの表面は、頭のトレーニングになる「よもう」、「かこう」の計算ドリル。裏面は、毎日の「すいみん」「読書」「テレビ」「勉強」の時間を書き込む「生活チェックシート」がついています。

では、ちょっとだけ中身をご紹介します!
 
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↑こちらは、動物や野菜が並んだ絵を見ながら何番目かを答えるドリル。順番を数える力がつきます。

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↑こちらは、「たしざん」のページ。問題の最初に、数をそれぞれ「絵」で示しているので、子どもは頭の中で数を「足す」イメージしやすいですね。

 

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↑こちらは、「のこりは いくつ」「ちがいは いくつ」のページ。
絵を見ながら「ちがいは?」「のこりは?」と数えていくことで、自然に「ひきざん」の力をつけていきます。

 
 
朝は朝食作りなどで忙しく、お子さんにテレビを観させているご家庭もあるのではないでしょうか? リビングなど、すぐに取り出せる場所にこのドリルを置いておき、朝の5分を有効活用してもいいですね。
 
早ね早おき朝5分ドリル 4巻  小1けいさん

 
 
(構成・文/小林洋子【遊文社】)

 

 

 

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☆入学後の友達関係、登下校の不安を解決![2016/4/13]

 

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「小学校で友だちができるかしら」と、
子どもの友だち関係を不安に感じるママも少なくありません。
特に園時代の友だちが少ない学校や、
新しい環境に慣れるのに時間がかかる子の場合、
親の心配もひとしお。
 
でも、子どもは親が思うよりたくましいものです。
「うちの子は思っていたよりも図太く(笑)、
周りの子に声をかけて友だちになっていました」(K・Nさん)
「クラスの席の近い子と一緒に遊ぶ約束をして、
仲良くなりましたよ」(M・Oさん)
と、
友だちとの世界を広げているようです。
 
入学後は子どもが自分で登下校をするため、
登校・下校時の安全面も心配の種です。
少子化の今の時代は昔のように集団登校をする学校は少なく、
「入学後、しばらくは親が登校に付き添いました」(Y・Kさん)
という家庭も。慣れるにしたがって
「家の近い友だち同士で、集まって行くようになりました」
「決まった時間に家を出れば必ず会う友だちがいるので、一緒に登校させます」

と、友だちとの登下校が定着してきて一安心、というケースが大多数。
 
親子で、声をかけ合える地域の友人を増やすことが、
入学後の子どもの安全にもつながっているようです。
 
 
●園時代の友だちがいない
同じ幼稚園のお友だちがクラスに一人もいなかったので、
入学当初は一緒に帰る友だちを探すのに一苦労。
自分から声をかけて仲間に入れてもらい、
友だちを増やしました。
(T・Mさん/9歳男児)

 
 
●いじめが不安……
入学後お友だちがなかなかできず、
家に帰って「いじめられた」と言うことも。
イヤなことは「やめて!」と自分で言うように促したら、
だんだんと自分を出せるように。
(C・Hさん/7歳男児)

 
 
●地域に友だちが少ない
学校に保育園の友だちはいましたが、
家の近所に友だちが少なかったので、
親子で町内会の行事に参加。
知り合いも増えて、近所で行き来できる友だちもできましたよ。
(A・Hさん/7歳男児)

 
 
●一人での道のりが心配
登校の際、子どもが一人にならないよう
友だちの家まで一緒に歩くようにしています。
帰りは同じ道を帰るように言い聞かせ、
時間を見計らって途中まで迎えに行くことも。
(I・Sさん/7歳女児)

 
 
●クルマ通りの激しい道が……
通学途中で、車通りの激しい道を渡らなければいけないので、
交通安全ボランティアの方が旗をもって誘導してくれる時間帯に
下校するように言っています。
(Y・Nさん/7歳女児)

 
 
●毎日の登下校が心配
友だちと待ち合わせをして一緒に行けるように、
時間を相談して合わせました。
慣れたら友だちも増え、
時間調整しなくてもだれかと一緒に行けるように。
(C・Mさん/7歳男児)

 
 
(構成・文/小林洋子【遊文社】)

 

 

 

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☆文字や数の覚えが遅くて心配…先輩ママの解決法は?[2016/4/12]

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学習では、最近は入学前にひらがな、カタカナの読み書き、
簡単なたし算くらいはできる子が多数派で、
わが子ができないと親はプレッシャーを感じがち。
「市販のドリルを買って少しずつ練習させました」(J・Hさん)
と、コツコツ準備した家庭も多いようです。
 
一方で、
「書き順などを間違えて覚えると後で修正するのが大変なので
家ではあまり練習せず、学校に任せました」(E・Sさん)

というベテランママの意見も。
実際、「名前が書ける程度」で入学しても
学校で一からていねいに教えてもらい、
問題なく学習に取り組んでいるというケースは少なくないようです。
 
生活面で、最も気になるのが早寝早起き。
「子ども専用の目覚まし時計を買う」
「少しずつ就寝・起床時間を早める」

など、生活リズムの立て直しを図ったママが多数いました。
好き嫌いが多かったり、食べるのが遅い子の親にとっては給食も気がかりですが、
「友だちと食べるのが楽しいらしく、食べられるものが増えました」(T・Fさん)
という体験も。
 
今はできないことも、先生の指導や友だちの影響、
子ども自身の力で少しずつ克服していく。
そんな成長の姿を見守っていけるといいですね。

 
 
●文字に興味がもてない
幼稚園のころから文字になかなか興味がもてず、覚えるのに時間がかかりました。興味のある本を図書館で借りて読んだり、毎日練習しました。
(Y・Tさん/7歳女児)

 
 
●勉強についていけるか
理解に時間がかかる子だったので、学校で習ってきたことや授業でやり残したことは、親が見てカバーするようにしました。
(A・Tさん/7歳男児)

 
 
●寝起きが悪い
もともと寝るのが好きな子で、目覚まし時計を用意したり早寝したりしても、早起きの効果はなし。結局「朝ごはんは○○よ」「お友だちが待っているよ」と“起きるのが楽しくなる声かけ”がいちばん効果的でしたね。
(A・Kさん/9歳女児)

 
 
●食事の好き嫌いが多い
好き嫌いが多く、園の給食もよく残していました。小学校では、先生が全部食べられたらシールをくれ、それを集めるのが楽しみで、頑張って食べられるように!
(M・Tさん/8歳女児)

 
 
(構成・文/小林洋子【遊文社】)

 

 

 

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☆宿題、忘れ物…入学後の子にはどんな気配りが必要?[2016/4/11]

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小学校の登校時間は午前8時前後がほとんど。
9時や、9時半登園が多い幼稚園に比べて朝が早くなります。
 
ママにとっていちばん大きな変化は、毎日の送迎がなくなること。
「園時代は毎日の送迎や子どもの外出はすべて親が付き添っていましたが、
入学後は子どもが自分で学校へ行ってくれるのでラクになりました」

(Y・Nさん)という感想が多数。
 
反面、体操着を持っていくのも学校からプリントを持ち帰るのも、
子どもがするようになり、
「忘れ物がとにかく多い」
「お知らせが手元に届かないことがしばしば」

という人も。
持ち物の準備をする、学校からの配布物にきちんと目を通すなど、
家庭での気配りが必要になるようです。
 
 
「宿題」があるのも小学校生活の特徴です。
「宿題をさせながら夕飯の支度をするので、帰宅してからの時間が慌しい」
(T・Uさん)

という声も多く、ママたちは手早く家事をし、生活リズムを整えているようです。
 
それでも入学後は、子ども自身も成長していくもの。
「保育園のときに比べ少しずつ自分でできることが増えてきました」
(Y・Nさん)

という声を励みに、親子で力を合わせ、新しい生活に慣れていきましょう!
 
 
●朝はとっても早い!
・登校が早いので、送り出してから家事の時間がとれます。
  「朝は早起きが必要ですが、子どもも早く登校するので、
その後はラク」(T・Mさん)
という声に代表されるように、
朝が早いぶん、その後の家事や外出の身支度がゆっくりできると
感じているママが多いようです。
寝起きが悪い子の場合は
  「朝早く起こして、送り出すのが一苦労」(F・Hさん)
ということも。
 
 
●登下校は子どもだけで!
・お弁当作りと毎日の送迎がなくなり、とってもラクになりました。
徒歩や自転車で子どもを送迎していたママ・パパにとっては、
毎日の送迎がなくなると、身体的・時間的な負担がかなり軽くなったと
感じられるよう。
なかには
  「園バスを送った後のママ同士のおしゃべりがなくなりホッとした」
(匿名さん)

という人も。
幼稚園がお弁当だった家庭は、お弁当がなくなることも負担軽減に。
 
 
●学校の情報は子ども経由で
・学校からのお知らせが多く、きちんと目を通さないと情報に遅れます。
入学後は、学校からの情報が、子どもを介して家庭に
伝えられるようになります。
  「子どもが親にプリントを渡さないと、先生からのお知らせが
わからない」(S・Uさん)
ので、家庭でも声をかけてチェックして。
  「学校からの手紙類が多く、読み流していたら大事な行事が
終わっていた」(T・Tさん)
とならないよう、配布物にはきちんと目を通す習慣を。
 
・送迎がない分、学校のようすがわかりにくい。
多くのママが入学後、戸惑うのが
  「送迎で先生と顔を合わせることがないので、先生とコミュニケーションが
取りづらい。学校のようすも伝わりにくい」(T・Uさん)
こと。
親子でまめに会話をしたり、保護者会などの機会に情報収集したりと
心がけたいもの。
 
 
●宿題や持ち物の準備も必要
・毎日宿題をやらせるのがタイヘン。習い事もあり、夕方は大忙しです。
入学直後は、1年生はまだ宿題がない学校がほとんど。
5月の連休明けぐらいから授業も本格的になり、
宿題が始まるケースが多いようです。
  「下の子の面倒を見ながら宿題をさせないといけないので忙しい」
(S・Sさん)
「私が仕事で帰宅が遅いので、宿題をさせているとアッという間に
遅い時間に」(Y・Kさん)

など、親にとっても宿題は大変!?
 
・子どもが自分でできることが増えて成長を実感!
学校に上がると、親の手を少し離れ、
子どもが自分で行動する機会が増えていきます。
  「自分で時間や場所を決めて、友だちと遊ぶ約束をしてきた」
(R・Kさん)

など、子どもの成長を感じるのも確か。
慌しい毎日でも、温かく子どもを見守っていきたいですね。
 
 
(構成・文/小林洋子【遊文社】)

 

 

 

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★登下校中、子どもが不審者に会ったらどうする?[2016/4/13]

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もしも子どもに不審者が近づいてきたとき、どのように行動すればいいのでしょうか?

NPO法人 体験型安全教育支援機構 代表理事の清永奈穂さんにお話を伺いました。

 

●不審者の特徴とは?

 

清永 「多くの場合、不審者は事前に現場を下見してターゲットの子どもを決めます。

『何曜日の何時に、通学路のここまで友達と一緒に下校して、ここからひとりになる』と、子どもを連れ去る場所やタイミングをうかがっているのです。

 

例えば、

『近所の人のものではない車が止まっている』

『下校する子どもをじっと見ている人がいる』

『許可なしに子どもの写真を撮っていた』

など、日常のちょっとした変化を察知することが、子どもの連れ去り防止につながります。

 

あやしい人がいたらすぐ親に知らせるよう、不審者の特徴を『はちみつじまん』でお子さんにわかりやすく伝えることができます。

 

……なにかとなしかけてくる人

……かづいてくる人

……じっとつめてくる人

……どこまでもいてくる人

じまっとっている人

……その人は『っ?』と注意だよ。

 

また、お子さんとの会話で、登下校中や外で遊んでいるときにあった出来事の情報を得れば、ちょっとした変化をキャッチできます。

『今日は、誰と帰ってきたの?』

『変わったことはなかった?』

『知らない人から声をかけられなかった?』

などと聞いてみてください。

子どもは怖い思いをしても、大切なパパやママを心配させたくなくて自分から言葉に出さないことがあります。

『何かあったら、パパやママに言ってね』と声をかけ、相談しやすい親子関係を作れるといいですね。

 

『知らない人に、家はどこって聞かれた』『私のこと、じっと見てる人がいた』など、気になることがあれば、子どもの思い過ごしだと思わずに対策を立ててください。

 

例えば、下校中に子どもがひとりにならないよう迎えに行って様子を見れば、下見をしている不審者に対して『親が出てきた。警戒されている』と思わせられます。

近所の人やママ友などと情報を交換し、地域で子どもを守ることも大切です」

 

 

 ●「防犯ブザー」を鳴らす練習をしておく

 

清永 「ランドセルには、ぜひ防犯ブザーをつけてください。

しかし、鳴らすタイミングがわからなかった、ランドセルの横のフックにつけていて手が届かなかった、電池切れだったなど、子どもが危険な場面に遭遇したときにブザーを鳴らせないケースが多くあります。

 

次の3点を親子で確認してください。

 

・防犯ブザーは子どもの手が届く位置につける

ランドセルの肩ベルトにつけ、ブザーを鳴らすときにひっぱるヒモがおへそや腰の辺りにくるようにします。

ひっぱるヒモが肩より上、後ろにあると子どもの手が届かず、いざというときに鳴らせません。

 

・ブザーを鳴らすタイミングを伝える

『知らない人が近づいてきて、こわいと思ったら』

『腕をのばしてきたら』

『ギラギラした目の人がこっちを見ていたら』

などと、具体的に伝えます。

 

・子どもが自分でブザーを鳴らせるか練習する

知らない人が近づいてきたシーン、腕をつかまれたシーン、後ろからはがいじめにされたシーンなどを親子でやってみて、子どもがすぐに防犯ブザーを鳴らせるか練習します。

 

また、防犯ブザーの電池が切れていないか、定期的にチェックするのも忘れないでください」

 

 

 

●もしも不審者が近づいてきたら…

 

清永 「不審者に直面すると恐怖を感じ、何もできずに立ちすくんでしまうことがあります。

危険を察知したらどんな行動に移せばいいのかお子さんに伝えて練習してください。

 

・不審者から声をかけられたら離れる

腕をつかまれないように、最低でも大人の男性が両手を左右に広げた距離(およそ新聞紙3面分)とって離れます。お父さんに腕を広げてもらい距離感をつかみましょう。

 

・腕をつかまれたら、ひっぱるのではなくブンブンふる。

 

・最低でも20m以上ダッシュで逃げる。

不審者は子どもを追いかけるところを周りの人に見られたくないので、人目のつくところまで走れば途中で諦めやすいです。

 

・相手が車に乗っているなら、車の進行方向と逆にダッシュする。

 

・お店や住居に逃げ込む。人通りの多いところに逃げる。

 

・おなかをくの字にして、『たすけて!』『やめて!』など、思い切り大声を出す。

 

言葉で伝えるだけではなく、家庭で防犯の練習をすることで、いざというとき子どもが自分で自分の身を守る力につながっていきます」

 

清永さん、ありがとうございました。

 

警察では地域ごとの不審者情報をホームページに掲載したり、登録者に電子メールで配信したりしています。

ニュースに取り上げられるのは、大きな事件になってからが多いものです。

地域の身近なところに危険が潜んでいないか、子どもたちを守るために情報をチェックしてみてください。

 

 

★ほか「登下校」の記事はこちら

 

 

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親子じゃれつき遊びでキレない子になる

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●叱りすぎのお母さん

 

2年生と年中の男の子のお母さんに聞いた話です。

このお母さんは日ごろから叱ることが多かったそうです。

 

長男の小学校入学後は、宿題をやらせたり新たに習いごとを始めたりで忙しくなり、さらに叱ることが増えました。

 

「はやく着替えなきゃダメでしょ。グズグズしない!また遅れちゃうよ」「どんどん宿題やりなさい。また夜になって泣きながらやることになるでしょ。お母さん、知らないよ」「片づけしなきゃダメでしょ」「また手を洗ってないでしょ。ちゃんと洗わないとおやつナシだよ」「ドアをバタンて閉めないでって言ってるでしょ!何度言ったらわかるの」

 

とまあ、こんな感じです。

 

 

●お母さんはぼくのこと嫌いでしょ

 

すると、子どもたちが目に見えて反抗的になってきて、口答えが増えました。

お母さんもやり返して、毎日がバトルの連続という状態になりました。

 

そして、とうとうある日、小2の長男に「お母さんぼくのこと嫌いでしょ」と言われてしまいました。

 

さすがに、お母さんも「これはまずいなあ……」と思い始めました。

 

そんなある日、ママ友に誘われて公民館の「じゃれつき遊び入門講座」に親子3人で参加しました。

 

講座では、講師のリードのもと、親子でいろいろなじゃれつき遊びをしました。

 

ハグハグ、抱っこ、高い高い、おんぶごっこ、お馬さんごっこ、にらめっこ、くすぐりっこ、背中によじ登り、ぐるりんぱ、プロレスごっこ、指相撲、腕相撲、足相撲、尻相撲などなどです。

 

 

●じゃれつき遊び入門講座で楽しい時間

 

やる前は「今さらこんなことやって楽しいの?」と思うようなものもありました。

ところが、実際にやってみると思いのほか楽しかったそうです。

 

子どもたちは二人とも大喜びで、日ごろの親子バトルを忘れて3人で非常に楽しい時間を過ごしました。

 

最後に、講師から「毎日最低5分はじゃれつき遊びをする」「新しいじゃれつき遊びを発明する」という2つの宿題が出ました。

 

2回目の講座の時に新しいじゃれつき遊びを発表するということでした。

 

 

●じゃれつき遊びで驚きの変化が

 

次の日から、子どもたちが学校から帰ってきたらすぐに親子でじゃれつき遊びをするようにしました。

 

講座でやった遊びをしているうちに、ほっぺすりすり、変顔にらめっこ、おでこ相撲、肩相撲など、新しいじゃれつき遊びも自然に生まれました。

 

今までならガミガミ叱っていた時間ですが、それが親子でゲラゲラ笑いながら過ごせる時間に変わりました。

 

たっぷりスキンシップをして、大いに笑って、親子ともどもストレスを発散して、気持ちもすっきりです。

 

お母さんが言うには、じゃれつき遊びを始めてからは、子どもたちが非常に穏やかになり、反抗的な言動が減って素直になってきたそうです。

 

宿題や通信教材への取りかかりもよくなり、しかも集中してできるようになったそうです。

 

 

●じゃれつき遊びで心が安定

 

たっぷりスキンシップをして、一緒にふざけて笑い合って、楽しい時間を過ごすことで親子の信頼関係が確認でき、心の絆が取り戻せたのです。

 

こういう時間が持てることで、子どもたちは気持ち満たされて心が安定します。

 

じゃれつき遊びの効果は脳科学的にも解明されています。

脳科学によると、脳の扁桃体という部位には、ふざけたり騒いだりしたいという欲求があります。

 

それを抑制しているのが脳の前頭前野です。

じゃれつき遊びによって,前頭前野の抑制を外して,扁桃体のふざけたい欲求を満たしてあげます。

 

 

●じゃれつき遊びをするとキレない子になる

 

そして,思い切りふざけたり興奮したりして、楽しい時間を過ごした後で,終わるときには前頭前野が抑制をかけます。

 

扁桃体はすでに満足していますし,前頭前野は休んでいたので力が発揮できます。

こういうことを繰り返すことで、前頭前野と扁桃体をバランスよくコントロールする力が身につきます。

 

ですから、たっぷりふざける時間を取れている子は、いざというときに強い抑制力を発揮することができるようになります。

つまり、キレない子になるのです。

 

逆に言うと、ふざけたい欲求をいつも抑えつけられている子は、前頭前野と扁桃体をコントロールする力が身につかないので、キレやすい子になる可能性が高まるわけです。

 

みなさんのお子さんは、いつも欲求を抑えつけられていませんか?

大丈夫ですか?

 

 

●思い切りふざける時間が大切。抑圧されすぎの子どもたち

 

子どもの頃は、思い切りふざけたり、興奮してハイテンションで騒いだり、自分が楽しいと感じることに熱中したりする時間が非常に重要なのです。

 

今の子どもたちはこういう時間が少なすぎます。

今の子どもたちは抑圧されすぎているのです。

 

子どもたちを取り巻く様々な問題がありますが、その根っこにはこういう実状があるのです。

 

 

●じゃれつき遊びには危険な一面も。安全第一で!

 

じゃれつき遊びをおこなう際には、安全面には十分な配慮をお願いします。

特に、じゃれつき遊びに慣れていない場合は気をつけてください。

 

いきなり激しい遊びをすると危険ですし、ケガをしやすくなります。

子どもが怖がって2回目から拒否するようになることもあります。

 

子どもは時に思いがけない反応や動きをすることがあります。

狭いところやいろいろな物があるところは、テーブルの角に頭や目をぶつけたりなどして危険です。

 

目、頭、首、背中、お腹、胸、股間などは特に気をつけてください。

取り返しのつかないケガをしてしまっては元も子もありません。

 

安全第一でお願いします。

 

 


次回の記事はこちら

親野智可等の子どもを伸ばす親の習慣 第2回

 

親野先生の他記事はこちら

親野智可等の「今日から叱らないママ」

 

 

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☆旬おかず「春キャベツと桜海老のクリーミーサラダ」[2016/4/8]

 

たっきーママ・4月1回目画像w

 

 

●春休みのお出かけ先のこと

 

こんにちは、たっきーママです。

 

すっかり春らしい陽気になってきましたね!(3月中旬現在の予想)

お花見シーズン真っ只中かと思いますが、皆さん行かれましたか?

 

うちは今まで何かしら毎年行ってたんですが、

去年から行ってません……

次男が花粉症になってしまったので>_<

 

という私も花粉症で、私の場合は今の時期、喉の奥が痒くて痒くて、喉の奥まで手を突っ込んでかきむしりたくなる時もあるんですが(笑)

マスクさえしておけば、わりと大丈夫です。

 

ただ、次男の場合は目の周りが真っ赤になってしまって目も充血して、目薬さすのを嫌がるのでめっちゃ大変です。

 

なので、花粉が多い日や場所はあまり連れて行きたくないんですけれど、いつでもどこでも体を動かしてじっとしていたくない子なので、この時期、しかも春休みは悩みますわ。

 

室内遊具のある場所は年齢制限で入れなくなってきているので、いい場所ないかと色々探してる間に春休み終わりそうな予感ww

 

 

さて、今月は今が旬の野菜ということで

「春キャベツ」を使ったレシピです。

 

春キャベツは冬キャベツよりも柔らかくて甘く、そのまま食べても美味しいもの。せっかくなのであまり火を通さず出来るだけ生に近い状態で食べる方が、春キャベツの美味しさを感じることが出来ると思います。

 

ただ、生のサラダが苦手なお子様も多いかと思いますので、軽く加熱して食べやすくしてみました。

 

桜海老の香ばしさとクリームチーズのまろやかさがポイント。

桜海老の代わりに塩昆布を加えても美味しいと思います。

 

 

春キャベツと桜海老のクリーミーサラダ

 

【材料】(4人分)

春キャベツ…1/4

桜海老…大さじ2

酒…大さじ1

かつお節…適量

★クリームチーズ…40g

★ポン酢しょうゆ、マヨネーズ…各大さじ1/2

★塩、こしょう…各適量

 

 

【作り方】

 

1.春キャベツはざく切りに、クリームチーズは小さめにちぎる。

耐熱容器にキャベツ、桜海老を入れて酒をふり、ふんわりラップをかけて電子レンジ(600W)で1分30秒加熱する。

 

2.熱いうちに★の材料を加えてよく混ぜ、器に盛ってかつお節を散らす。

 

 

 

簡単なので、あと1品にも是非!

 

 


前回の記事はこちら

簡単! 魚おかず「ぶりとしめじの生姜風味あんかけ」

 

たっきーママさんの他記事はこちら

たっきーママの子育てレシピノート

 

 

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★登校班、ママたちは何が心配?[2016/4/7]

登校斑その1

 

こんにちは!ママノート編集部です。

 

いよいよ1年生の通学開始! 地域によっては、近隣の同じ学校の子たちと登校班を編成して通学するところもあるようです。1人で通学しなくてすむ反面、これまであまり交流のなかった子どもたちと行動するがゆえの不安やトラブルもあるようです。

 

実際に登校班でちょっと困ったことや不安に感じたお母さんたちの体験をうかがいます。

 

 

●班のメンバー編成に偏りがあって不安

 

「娘が入った年は、登校班に男の子しかおらず、とても嫌がっていました。1カ月間は当番の保護者が付き添いでついていくのと学校までは子どもの足でも歩いて7〜8分弱くらいなので、『大丈夫だよ』と励まして登校させていました。娘も夏休み前には慣れてきたみたいです」(M.Tさん)

 

「最初の2週間は保護者もいっしょについていきましたが、うちの子の登校班には4年生以上の高学年しかおらず、歩いてついていくのがちょっと大変なようでした。2カ月も過ぎるとお互い慣れてきたのか、班らしく固まって歩けるようになってきました。登校班は選べないのがつらいですが、なんとか克服すると子どもも自信になる部分があるのでは」(Y.Aさん)

 

「うちの学校は1週間くらいまでしか登校時の保護者の付き添いがないのですが、班長さんが4年生で、ちょっとしっかりしていないので、不安なところがありました」(K.Fさん)

 

 

●ルールが学校内で統一されていないことに不満が

 

「同じ学校でも班によって1年生でもちょっと遅れただけで置いてきぼりになったり『遅れるとみんなの迷惑になる』と注意されたりすることもあれば、1年生のみは待っていなければならないという班もあります。ルールがまちまちで、はっきりした基準がわかりません」(R.Wさん)

 

 

●同じ班の子との間でトラブルが……

 

「年上の子たちがふざけてバッグを取り上げるなど、からかうことがあり、子どもが『学校行きたくない』と言い始めたことが。班長さんの6年生とその親御さんに相談して気をつけてもらうようにしたらおさまったようです」(A.N)

 

「登校班の3年生に乱暴な子がいて、うちの子がしょっちゅうやられていました。結局、私がしばらく一緒についていくことにしたらおさまったのですが、付き添いをやめたらまたやられないかとちょっと心配です。班をやめられないかとPTAに相談したのですが、それだけの理由では難しいそうです」(N.S)

 

保護者が必ず付き添う地域も多いので、必ずしもこうした問題ばかりとは限りませんが、通学の間にトラブルがあったら、親御さんとしては心配ですね。

 

こうした登校班のトラブルには堂対処したらいいのでしょうか。次回は、現役小学校教員の舟山由美子先生のご意見をうかがいます。

 

 

 

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