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学校・まなび
小学1年生 2012年5月13日の記事
★運動会は、子どものいきいきとした表情に注目!
《運動会1:現役先生のアドバイス》小1の運動会は、子どものどんなところを見てあげればいい?
この時期に運動会がある学校がありますね。
小1ママ&パパにとっては、子どもが小学生になってから初めての運動会。わが子の晴れ姿が見られるとあって、今から心待ちにしているのではないでしょうか。
でも……
『小1は、どんな種目に参加するの?』
『親が観覧するとき、何に気をつければいい?』
『子どもをカメラで上手に撮るコツは?』
など、疑問を持っていませんか?
『ママノート』編集部は、そんな小1ママ&パパの疑問を解決するため、運動会のお役立ち情報を取材しました。全回6回にわたってお届けしますので、どうぞお楽しみに!
第1~2回は、現役の小学校教師である舟山由美子先生にインタビュー。
運動会での小1の子どもたちの様子や、ママ&パパへの運動会観覧のアドバイスについて、現場の先生ならではのお話をうかがいます。
●初めての運動会、種目は何?
舟山先生、小1の子どもたちは運動会で、どのような様子ですか?
舟山 「本校は毎年春に運動会を行なっているのですが、1年生の子どもたちは、小学生になって初めての運動会とあって、意気込みがとても高いですね。
例年、運動会の開会式で1年生が『はじめの言葉』を担当します。どの子も元気よく、めあてを述べ、会場から大きな拍手をもらいます。
歌を歌うときの声の大きさも1年生が全学年の中で一番大きいですね。
でも、飽きるのも一番早いんです(笑)。
それだけ一生懸命、気張って運動会に臨んでいるから、くたびれるのも早いのかもしれませんね」
子どもの一生懸命な姿、ちょっと飽きちゃった姿を見るのも、楽しみのひとつですね(笑)。
小1の子どもたちは、どんな種目に参加することが多いのでしょうか?
舟山 「小学校によって種目に違いはありますが、運動会で1年生の子どもたちが参加する種目には、『50メートル徒競走』、『ダンス(表現運動)』、『玉入れなどの団体競技』などがあります。
『50メートル徒競走』では、違うコースを走ってしまったり、ゴール直前に立ち止まって追い抜かれてしまったり、『玉入れ』では、自分で玉をカゴへ投げず、友だちに玉を渡すのに専念する子もいたりします。それぞれ個性があって、ほほえましいですよ」
●レンズを通してではなく、自分の目で子どもの姿を見て!
子どもがお友だちといっしょにがんばる姿も見てみたいですね。
舟山 「そうですね。
負けてくやしがるところ、勝ってうれしそうにバンザイするところ……
運動会は、子どものいきいきとした表情が見られるチャンスです。
また、運動会は子どもをほめるチャンスがたくさんある場でもあります。
例えば……
●競技に一生懸命取り組んだこと。
●友だちをしっかり応援できたこと。
●開会式や閉会式でいい姿勢でいられたこと。
●昼食をたくさん食べられたこと。
●暑い中、無事に1日を過ごせたこと、など。
お父さん、お母さんから具体的にほめられた行動は、子どもにとって大きな自信になるのです。
カメラで撮って思い出を残すのも大切ですが、そればかりにとらわれず、
運動会でしか見られない子どもの表情やがんばる姿をじかに見て、応援してあげてください」
舟山先生、ありがとうございました。
次回は、舟山先生に小1ママ&パパへの『運動会観覧のアドバイス』についてお話をうかがいます。お楽しみに!
●運動会 ママ&パパの疑問に答えます!
最終回 カッコよく走るパパの姿を子どもに見せましょう!
第5回 運動会の雰囲気を伝える写真も撮りましょう
第4回 運動会の本番前に、撮影練習をしておきましょう!
第3回 運動会の撮影は、事前準備が成功のカギ!
第2回 わが子を見つける裏ワザは、くつ下と髪型にあり!?
第1回 運動会は、子どものいきいきとした表情に注目!