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生活・しつけ
小学1年生 2016年11月15日の記事
★子どもの足にぴったり合う靴選びのチェックポイント[2016/11/15]
《子どもの健康のための正しい靴選び・3》指先が当たらないか、足が左右前後にズレないかなどをチェックして!
靴売り場で、子どもが靴を試し履きしたとき、「足の指が当たっていない? きつくない?」と問いかける人も多いはず。
靴の選び方、試着するときのポイントについて、JES日本教育シューズ協議会 理事長の早川家正さんにお話をうかがいます。
早川 「子どもの靴は、かかとをきちっと合わせ、横すべりしないように足の甲をヒモや面ファスナーなどで留められるものを選ぶとよいでしょう。
【おすすめの靴】
●靴の長さと幅(太さ)が足に合っているもの
●足の甲に合わせ、靴ヒモや面ファスナーなどでとめられるもの
●足指が曲がる位置で屈曲するもの
●通気性がよい素材のもの
●靴底がすべりにくいもの
特に上履きは、登校してから下校するまで長時間履き続けます。
足に対する影響も大きく、選び方には注意が必要です。
値段の安さだけを優先せず、クッション性や防滑性があり、面ファスナータイプやヒモタイプなど、足にぴったりフィットする、調整可能なものを選ぶことをおすすめします。
また、売り場でサイズに合った靴を探し、試し履きするときは……
●靴に足を入れたら、かかとを地面につけてトントンし、靴にかかとをフィットさせる。
●靴のヒモや面ファスナーで足の甲の高さに合わせてとめる。
●店内を歩いてみてチェック。
□ 足指が動かせる?
□ 指先が当たらないか?
□ 圧迫感や不快感はない?
□ 靴の中で足が前後左右にズレない?
□ かかとがずれない?
靴を試し履きするとき、これらの点をチェックしてみてください」
まずは、かかとをしっかり合わせたうえで、指先が当たらないか、足がズレないかチェックすることが大切なのですね。気をつけてみたいと思います。
早川 「(公財)日本学校保健会が中心となって行った「児童生徒の足に関する実態調査」では、全体の半数近くの子どもが、大きめの上履きを『ぴったり』と答えています。
大きめの靴を履き続けていると、それが『自分に合ったサイズだ』と慣れてしまうことが懸念されます。
そうなる前に、お子さんの足のサイズに合う靴を選び、『自分に合う靴の履き心地』を伝えていただきたいと思います」
次回は、『正しい靴の履き方』について教えていただきます。
これまでの記事はこちら
★<正しい靴選び・1>サイズの合わない靴は、子どもの姿勢を悪くする?
★<正しい靴選び・2>子どもにぴったりの靴サイズがわかる足計測シート
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