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生活・しつけ
小学1年生 2016年11月10日の記事
★子どもにぴったりの靴サイズがわかる足計測シート[2016/11/10]
《子どもの健康のための正しい靴選び・2》無料ダウンロード「足計測シート」で子どもの足に合う靴のサイズをチェック!
そもそも靴にはどのような役割があるのでしょうか?
JES日本教育シューズ協議会 理事長の早川家正さんにお話をうかがいます。
早川 「靴には、足を保護する役割だけではなく、足の機能を高める役割もあります。
『自分の足のサイズに合った靴を選び、正しく履く習慣を身につけること』は子どもの成長や健康にとっても大切なことです。
子どもがすぐに成長するからと見越して、大きなサイズを選ぶ人もいますが、靴は、一般的につま先部分に1cm程のゆとりを持ってつくられています。
つまり、20cmの子どもが21cmの靴を履いた場合、足に対して2cm以上大きな靴を履くことになり、その分、足にかかる負担も大きくなってしまうのです。
個人差はありますが、成長期の子どもの足は、男女とも年に1~1.5cmほど大きくなるといわれています。
『すぐに大きくなるから』などと心配せずに、お子さんの足のサイズにぴったり合う靴を選んであげてください」
靴を選ぶとき、足の縦のサイズ(足長)を基準に選びますが、チェックするところは、それだけはないと早川さんはおっしゃます。
早川 「靴のサイズを知るときに、測るポイントは『足長』(そくちょう)に加えて、『足幅』(そくふく)、『足囲』(そくい)があります。
同じ足の長さの人でも、足の幅や高さには違いがありますよね。
これらの足のサイズを正しく知るためには、『足計測シート』を活用するのがおすすめです。
ぜひ、お子さんの足のサイズを測り、親子で足に関心を持つきっかけにしていただければと思います。」
記事の下についているふろくコーナーから『足計測シート』をダウンロードできます。プリントアウトしてシートにある手順に従い、お子さんの足のサイズを測ってみましょう。
早川 「JIS規格では11歳以下の子どもの足囲・足幅は、9種類のサイズ(B・C・D・E・EE・EEE・EEEE・F・G)があります。
しかし、一般的に市販されている子ども用シューズの多くがEE、EEEで、9種類のサイズをカバーしていないのが現状です。
例えば、靴よりも子どもの足囲が細い場合は、足長を基準に靴のサイズを選び、厚めのソックスを履くなどして幅を調整しましょう。」
次回は、『靴の選び方』についてお届けします。
前回の記事はこちら
★<正しい靴選び・1>サイズの合わない靴は、子どもの姿勢を悪くする?
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