『デジキャパ!』(学研パブリッシング)
いちばんわかりやすいデジカメ活用誌、月刊『デジキャパ!』は、毎月20日発売。 デジカメ撮影のコツから気になる最新のデジカメ情報などが満載。
子どもをデジカメで上手に撮影したいママ&パパも必見です!
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学校・まなび
小学1年生 2013年5月15日の記事
★運動会の撮影は、事前準備が成功のカギ!
《運動会3:デジカメ撮影のコツ》一発勝負の運動会撮影。失敗しないために、まず気をつけることは?
子どもの運動会で、カメラ担当をパパにお願いしているママは「パパ、ちゃんと撮ってくれるかしら?」と、ちょっと心配していませんか?
走ったり、ダンスしたり……離れた観覧席から動いている子どもを上手に撮るのは、プロでもなかなか難しいものです。
そこで、成功率を上げるための『運動会のデジカメ撮影のコツ』について、
デジカメ活用誌『デジキャパ!』の編集長・尾島信一さんに3回にわたってお話をうかがいます。
運動会の撮影の前に、ぜひご夫婦でチェックしてくださいね!
●『デジタル一眼』がオススメ
まずは、子どもの運動会をきっかけにデジカメの購入を考えている小1ママ&パパに向けて、デジカメ選びのアドバイスをお願いします。
尾島 「運動会は、観覧席の離れた撮影位置からグラウンドの子どもを撮影することが多いため、望遠撮影ができ、手ブレ補正機構、連写機能のついているデジカメを選ぶのがおすすめです。
コンパクトデジカメにも望遠撮影できるものがありますが、子どもが動いているシーンを撮影する場合は、『デジタル一眼』を選んだほうが、成功率がアップします。
コンパクトデジカメは、静止している被写体にピントを合わせるのは得意ですが、動いている被写体にピントを合わせて撮るのは苦手な傾向にあります。また、離れた撮影位置からの望遠撮影も手ブレしやすく、難易度が上がってしまうのです」
『デジタル一眼』というと、“プロが使うカメラ”というイメージがあるのですが、初心者にも使いこなせますか?
尾島 「最近では、お子さんの運動会などのイベントをきっかけに、デジタル一眼を購入される方も多く見られますよ。
『背景をふわっとぼかした、雰囲気のある写真や臨場感のある写真を撮ってみたい』など、より本格的に撮ってみたいという方におすすめです。
一眼レフデジカメは機種もさまざまですが、例えば『入門機』の18~55ミリの標準ズームレンズと55~250ミリの望遠ズームレンズがついている、『ダブルズームキット』、レンズなら1本で広角から超望遠までをカバーする『高倍率ズームレンズ』を選ぶのがいいと思います。
また、最近のデジカメは動画撮影機能も搭載しています。徒競走などを動画で撮影しておき、後から静止画で切り取る機能を備えた機種もあります」
秋の運動会シーズンは、家電量販店などのカメラ売り場も、子どもの運動会特集でにぎわっているところがありますよね。チェックしてみたいと思います!
●3つの事前チェックポイント
そのほか、運動会の撮影の前に準備しておくべきことはありますか?
尾島 「プログラムが次々に進行する運動会の撮影は一発勝負です。
気づいたらわが子が参加する種目が終わってしまっていた……なんてことにならないために、事前準備をしっかりしておくことが、成功のカギになります。
運動会の当日に慌てないための、3つの事前準備のチェックポイントをご紹介します。
Check1
□運動会のプログラムをチェック
『開始時間』『出場順・レーン・立ち位置』『スタートとゴールの場所』
運動会のプログラムを見て、子どもが参加する種目は何時に始まるのか?
子どもの走る順番、レーンはどこか? などを、事前にチェックし、種目ごとに撮影場所の狙いをつけておきましょう。
ダンスなどの団体種目もグラウンドのどの辺りが立ち位置なのか、子どもに聞いてみてもいいですね。
余裕があれば、競技が始まる前に撮影場所からカメラのファインダーをのぞいてみて、撮りたいカットをイメージしておきましょう。スタートシーン、走っている姿、ゴールシーンなど、あれこれ撮影しようと欲張りすぎず、撮りたいカットを絞って確実に撮影するようにしましょう。
Check2
□カメラのバッテリー容量をチェック
いざ撮影するときに、バッテリー切れ……なんてことにならないために、バッテリーをフルに充電してから運動会に臨みましょう。出かける直前になって『あれっ、充電器はどこ?』とならないように注意してください。
Check3
□カメラのメモリーカードをチェック
1日にたくさんのカットを撮影する運動会では、途中で『メモリーカードがいっぱいになってしまった……』というミスもありがちです。メモリーカードの空き容量をチェックするとともに、できればカードの予備を数枚準備しておいてください。
誤消去などのトラブルを防ぐためには、大容量のカードではなく、そこそこの容量のカードを数枚用意しておくとよいでしょう。
また、当日に落ち着いて撮影するためには、事前に撮影練習をしてカメラの操作に慣れておくことも大切です」
尾島さんありがとうございます。
次回は、引き続き尾島さんに、『運動会の撮影のコツ』について詳しくお話をうかがいます。お楽しみに!
●運動会 ママ&パパの疑問に答えます!
最終回 カッコよく走るパパの姿を子どもに見せましょう!
第5回 運動会の雰囲気を伝える写真も撮りましょう
第4回 運動会の本番前に、撮影練習をしておきましょう!
第3回 運動会の撮影は、事前準備が成功のカギ!
第2回 わが子を見つける裏ワザは、くつ下と髪型にあり!?
第1回 運動会は、子どものいきいきとした表情に注目!
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