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生活・しつけ
小学1年生 2016年12月7日の記事
★インフルエンザ、ノロウイルス に負けない正しい手洗い・消毒を知ろう!
インフルエンザやノロウイルスなどの感染症が気になる季節。感染予防の「手洗い、うがい、咳エチケット」の中でも、手洗いにポイントをおき、その正しい方法について考えてみました。
ママたちに聞いてみた! うちの子の手洗い、大丈夫?
小学生、園児のママたちが、手洗いや手のケアに関して、どんな点に気を付けているのか、どんなアイテムを選んでいるのか、ミニ座談会を開いてみました。現在の手洗い方法や疑問については、手洗い・消毒について学んだ編集部が答えていきます。
◆正しい手洗いを親も知っていることが大切
編集部 「感染症が気になる季節ですが、子どもたちは、自宅できちんと手洗いをしていますか?」
素木さん 「年少の娘は、幼稚園できちんと習っているためか、手首や親指の先まできちんと洗っています。でも、小学生の息子は洗っているのを確認すると嫌がるので、見たことはないのですが、ざっと洗って終わりにしている感じですね」
柳橋さん 「感染症の流行る冬は、帰宅後に手洗い、うがいをするように声掛けはしています。ただし、声をかけるだけなので、きちんと洗っているのかはわからないです(笑)」
山下さん 「まだ2歳で、自分では洗えないので、保育園から帰ると一緒に手洗いをしています。でも、洗うのが嫌いなのか、ギャーギャー言っていやがりますね」
編集部 「園や学校は、感染予防のため、手洗い方法をきっちり教えているようですね。でも、子どもたちは家では正しい手順でなかなか洗えないもの。ママたちもどのように教えられているか知っておくといいと思いますよ。インフルエンザもノロウイルスも飛沫とともに接触でも感染するものなので、手洗いは重要です。小さいころから正しい手洗いを習慣づけることが大切ですね」
◆手洗い石けんは泡立て不要の泡ソープが便利!
編集部 「手洗い用の石けんはどんな商品を使っていますか?」
素木さん 「子どもが使いやすいし、楽しく洗ってくれるので、泡ソープを愛用しています。これに慣れているので、学校の固形石けんはちょっと使いにくいようです」
柳橋さん 「我が家は泡の出ない液体のソープを使っています。ボトルのインテリア性を最優先にしてしまいました。確かに液体ソープだと泡立てるのに面倒ですね。子どもたちも泡立てずに、手を洗っているかもしれません」
山下さん 「子どもが小さいこともあり、うちは泡ソープを使っています。すぐ泡立つので時短になり便利ですね」
編集部 「最近は園や小学校でも泡ソープが使われているところもあります。すみずみまで手の汚れをとり、泡立てる手間が省けるという点で、泡ソープは子ども向きだと思います」
◆消毒アルコールは家だと使う頻度は少ない
編集部 「自宅でアルコール消毒剤は使っていますか?」
素木さん 「うちは使っていないです。幼稚園や学校の玄関にはあるようですが、子どもたちが常に使っているわけではないようです。ただ、病院などの入り口に置いてあるときは、消毒するようにしています」
柳橋さん 「自宅で常備はしているものの、あんまり使ったことがないですね。消毒するなら、洗えばいいかなと思ってしまって」
山下さん 「うちでは、子どもはまだ使わせていませんが、私はよく使っています。子どものおもちゃを触った後とか、帰宅後とか。食事を作る前にもアルコール消毒したりします」
編集部 「家では手が洗えるので、頻繁に使うことがないようですね。でも、アルコール消毒剤は帰宅後すぐに消毒できるよう玄関に置くと家の中への菌の持ち込みが防げます。また、手を洗った後に消毒することで、石けんでは落としきれない菌を落とすことができるそうですよ」
◆酸性のアルコール消毒剤は冬の感染症に効果あり
山下さん 「どんなアルコール消毒剤がおすすめですか?」
編集部 「まず、アルコール度の高いこと。CDC(米国疾病予防管理センター)では、60~90%のアルコール度のものが推奨されています。商品に「火気厳禁」のマークがあると、アルコール度が高い目安になるので、購入前にチェックしてみてください。」
柳橋さん 「アルコール度が高いと、手が荒れそうで不安なのですが……」
編集部 「保湿成分の入ったものもありますよ。ジェルタイプならパサつきがなく、使い心地もしっとりしています。さらに、おすすめなのが酸性のアルコール消毒剤。ノロウイルスに有効な酸性アルコール消毒剤もあることが、国立医薬品食品衛生研究所の調査でも明らかになりました。購入の際は酸性かどうか確認してくださいね」
素木さん 「ノロウイルスにも効く消毒剤があれば、使ってみようという気になりますね。この冬は、うちも手洗いの後、消毒するようにしてみます」
編集部 「手洗いの後アルコール消毒剤も使うことがポイントですね。Wのケアで、冬の感染症を予防したいものです。ぜひ、この冬は試してみてください」
毎回やろう! 衛生的手洗いの手順
石けんによる手洗いでも、正しい手洗い方法を行えば菌を減らすことはできますが、実際は短い時間しか行われておらず、見た目に汚れがないとどうしてもおろそかになってしまいます。アルコール消毒剤は、短時間で幅広い細菌からウイルスに有効で、通過菌に対する効果が優れています。石けんだけの手洗いでは落としきれずに残った菌やウイルスもアルコール消毒液により除去できます。
1. 洗う
*正しい手順で、洗い残しのないように注意して!
2. ふく
*きれいなタオルか、ペーパータオルでしっかり水気をとる
3. 消毒する
*手指全体を消毒すること。このように指を曲げると効果的!
きれいにするための正しい手洗いの手順
親指、指の隙間、手首など洗い残しがないように、丁寧に洗いましょう。10の手順で汚れや菌をきれいに洗い流します。
ビデオを見て、もう一度確認!
知ろう! 子どもにピッタリの手洗い・消毒アイテム
子どもは石けんを泡立てるのが苦手。そこで、子どもには泡立てする時間が省けて、水切れがよく、汚れが落ちやすい泡ソープがおすすめです。また、アルコール消毒剤はアルコール度の高いものが感染症予防に適しています。現在、インフルエンザだけでなく、ノロウイルスにも効果があるといわれる酸性のアルコール消毒剤が発売されています。この冬は、感染症に有効な、使いやすい手洗い・消毒アイテムを選んでいきましょう!
◆石けん選びには子どもが洗いやすい泡タイプを!
子どもだけでなく、大人も石けんを泡立てるのは、意外と時間がかかるもの。時短と効率を考えて、薬用の泡タイプを選びたいものです。泡だとまんべんなく石けんが行き渡り、殺菌、消毒がきちんとできます。さらに保湿成分を配合し、さっと洗い流せる植物素材のソープを選べば、肌にもやさしく洗えます。
◆消毒剤選びには「火気厳禁」のマークがついたものを!
冬の感染症に有効なのが、「アルコール濃度が60%以上95%未満」のアルコール消毒剤。つまり、アルコール度が高い消毒剤でなければ、インフルエンザなどには、効き目がないのです。この見解はCDC(米国疾病予防管理センター)ガイドラインにも示されています。アルコール濃度の高い消毒剤には、「火気厳禁」というマークが表示されています。購入する前にまず、このマークを確認! 感染症に有効な消毒剤を選んでください。
◆ノロウイルスには酸性のアルコール消毒が効果的
ウイルスは、エンベロープのあるウイルスと、ないウイルスに分けられます。エンベロープとは、脂肪などからできている膜で、ウイルスが増殖して細胞から飛び出してくるときに細胞の成分をまとって出てきたもの。エンベロープは溶けやすい性質なので、アルコールや石けんで簡単に膜が壊せるのですが、ノロウイルスはエンベロープを持っていません。そのため、一般的な中性アルコール消毒剤による消毒はノロウイルスに有効ではないのです。
このノンエンベロープウイルスの弱点は、酸性に弱いという点。そこで現在、リン酸でpHを酸性にした「酸性のアルコール消毒剤」が発売されています。ノロウイルスにアルコール消毒しても効果がないというのは、一昔前の話。国立医薬品食品衛生研究所の調査で、酸性のアルコール消毒剤はメーカーによって効果があるという報告書が出されています。現在では酸性のアルコール消毒剤を選ぶことで、ノロウイルス予防も可能になってきているのです。
子どもの手洗い・消毒におすすめ!ハンドラボシリーズ
泡のパワーで素早く手指の汚れを落とす「ハンドラボ 薬用泡ハンドソープ」※オープン価格
きめ細やかな泡ですみずみまで殺菌、消毒。植物生まれの天然洗浄成分配合で泡切れがよく、手早くすすぎができるので、子どもの手洗いに最適です。手荒れに配慮し、うるおい成分を配合。冬のケアにフル活用できるソープです。
手指の消毒ができる酸性ハンドアルコール「ハンドラボ 手指消毒スプレーVH・ジェルVS」※オープン価格
リン酸でpHを酸性にし、有効成分(エタノール)の効果を高めることにより、ノンエンベロープウイルスを含む幅広いウイルス・細菌に対応する手指消毒アルコール剤。ワンプッシュするだけで手指の消毒ができます。
正しい手洗いのこと、もっと知りたい人はコチラ!
お問合せ先/サラヤ 0120-40-3636(9:00~18:00/土・日・祝日除く)
http://family.saraya.com/
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