さよ
ブログ:『ちいさいおうち』
20坪弱の家を建てたことを機に、整理・収納の大切さに気づき、自身のアイディアを紹介するブログが人気を呼ぶ。
現在は、整理・収納だけでなく、家事・育児等も踏まえた独自の快適生活術を伝える「おうちレッスン」を不定期開催している。
中学生・高校生の2人の娘さんのママで、幼稚園教諭の経歴を持つ。
- トップページ >
- 生活・しつけ >
- 快適生活ブロガーさよさんの子どももできる収納術
生活・しつけ
2013年2月15日の記事
快適生活ブロガーさよさんの子どももできる収納術
《人気ブログ「ちいさいおうち」片づけレッスン1》コンパクトな収納ボックスを使えば、1年生も自分で学用品を管理できます
1年生になったら、子どもには自分で使った学用品を片づけ、決まった場所に収納する習慣を身に付けてほしいものです。それには、どうすればいいのでしょう?
さよさんは20坪弱の小さなお宅に住み始めたことをきっかけに、心地よく暮らすための整理・収納法を研究、整理収納アドバイザーの資格を取得。現在、ご自身のメソッドを伝えるレッスンを開講しています。
また、幼稚園の先生として、たくさんの子どもを指導してきた経験もおもちです。
子どもに使ったものは片づけるようにさせたいのですが、どうしたらいいでしょう?
さよ 「わが家には中学生と高校生の娘がいるのですが、幼い頃から『何かする前に、片づけてリセット』ということをさせていました。
たとえば『寝る前に、おもちゃを片づけてリセット』などです。
そうやって、何かする前に片づけるきっかけを与えていたら、自分で片づける習慣が身に付いたんです。
小学1年生のお子さんなら、学用品の収納ボックスを用意し、『宿題をしたら、そこに片づけてリセット』ということから始めてみてはいかがでしょうか。
1年生は学用品がまだ少ないので、ボックスを置くスペースはホームセンターなどで買える、カラーボックス1段分ほど(幅40㎝×高さ30㎝×奥行30㎝ほど)の大きさがあればOK。
本棚の一角などでもかまいません。
その中に、いくつか異なるサイズの収納ボックスを置きましょう。
たとえば、以下のようなものを用意します。
A: カラーボックスのスペースの約半分の幅・同等の高さのボックス 1個
B: カラーボックスのスペースの約半分の幅・高さのボックス 2個
子どもがすすんで片づけるには、ボックスを持ち運びしやすいことが大切なので、プラスチックやポリプロピレン製の軽いものがおすすめです。
そして、次のように組み合わせます。
1 A を棚の片側に寄せる。
2 空いたスペースに、 B を上下に重ねて入れる。
ボックスの組み合わせ例
Aには、
●教科書、ドリル類
●ノート類
を立てて入れましょう。
入れ方のコツは、
『教科書ごと』『ノートごと』などアイテムごとにまとめるのではなく、『教科ごと』にまとめて入れること。
大きさはバラバラでいいので、『算数の教科書、計算ドリル、ノート』『国語の教科書、漢字ドリル、ノート』など、教科に関係するものをひとまとめにして入れます。
こうすることで、忘れ物を防ぐことができますよ。
そして、Bにはこまごまとしたものを、使用頻度別に入れます。
●上段:ペン類、定規など、よく使うもの
●下段:ハーモニカなど、ときどき使うもの
この程度のシンプルな分類であれば、1年生でも上手に片づけができます」
このような収納ボックスなら、簡単に用意することができますね!
次回は収納ボックスを使って、子どもに片づける「習慣」をつけるためのコツを教えて頂きます。
●快適生活ブロガーさよさん「片づけレッスン」
第1回 子どももできる収納術
●「子どもの片付け」関連記事