さよ
ブログ:『ちいさいおうち』
20坪弱の家を建てたことを機に、整理・収納の大切さに気づき、自身のアイディアを紹介するブログが人気を呼ぶ。
現在は、整理・収納だけでなく、家事・育児等も踏まえた独自の快適生活術を伝える「おうちレッスン」を不定期開催している。
中学生・高校生の2人の娘さんのママで、幼稚園教諭の経歴を持つ。
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生活・しつけ
2013年2月19日の記事
快適生活ブロガーさよさんの片づけられる子の育て方
《人気ブログ「ちいさいおうち」片づけレッスン2》言葉かけをして「宿題をしたら片づける」ことから、片づけが習慣づきます
整理・収納の悩みをスッキリ解決する、独自のアイディアが話題の人気ブログ「ちいさいおうち」。
その管理人・さよさんに前回は、小学1年生が簡単に学用品を管理できるように、収納ボックスを使う方法を教えて頂きました。
では、宿題で使った学用品を、その収納ボックスに片づける「習慣」をつけるには、どうすればいいのでしょうか?
幼稚園の先生の経験をお持ちで、整理収納アドバイザーでもあるさよさんにお聞きしました。
さよ 「習慣づけに何より大切なのは、親御さんが言葉かけをして、お子さんを促してあげることです。
何のために何をすればいいのかが、子どもにわかりやすい言葉がいいですね。
ただ『片づけなさい!』と命令口調で言うのは漠然としていてわかりにくいし、
怒られているようで、片づけが嫌いになるばかりです。
我が家でも、すぐ声をかけられるように、娘たちには私の目の届くところで宿題をやらせていました。
そして、終わったら『あとで、ここで食事をするから、机をきれいにしてね』と言葉をかけました。
この言葉かけは、片づける理由をわかりやすくして、『きれいにするにはどうすればいいかな?』と、子どもがちょっと考えてから行動に移せることがポイント。
考えることで、物事の段取りをする力が身に付くからです。
娘が片づけている間は、そばで見守っていました。
子どもというのは気分屋なので、言葉かけをしなくてもすすんで片づけたり、学用品をていねいにしまっていたのを、ふっとやめてしまったりすることがあるんです。
娘も日によって、適当に突っ込んだりしていました(笑)。
そういうときは決して怒らず、言葉かけをして、促してあげるといいですよ。
そして片づけられたら、『すごい! 今日は昨日より○○できたね』など、短い言葉で具体的にほめましょう。
ほめられると、達成感が得られるので、自然と同じことを繰り返してくれます。
前回、ご紹介したような、簡単に収納できる子ども専用のボックスを、ぜひ用意してみてください。
片づけが習慣化されると、何かをやるために段取りをする力が身に付きます。
そして、物を大切にする心や、自分で何かをやり遂げるという責任感も育まれますよ!」
子どもの能力や、心の成長を促す「お片づけ」。
根気よく言葉かけをして、習慣づけたいと思います。
さよさん、ありがとうございました!
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