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小学1年生 2013年6月23日の記事

★何をストレスに感じるかは、人によって異なります

《ストレスマネジメント講座2》ストレスの原因を探る前に、まずは「自分」を知ることからスタート!

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子どもの勉強や友だち関係の心配、夫婦の距離感、ママ友とのお付き合い、 
仕事や職場の問題…。 
私たちは日々、さまざまなストレスにさらされて生きています。

 
ストレスマネジメント講座を提供する臨床心理士高山恵子さんは、 
ストレスの原因は3つに分類できる、と説明します。

 
高山 「ストレスの原因は、大きく捉えると次の3つに分けられます。 
●自分のこと 
・時間がない 
・やりたくてもできない 
・理想と現実のギャップ 
・自分をせめてしまう など

 
●対人関係 
・子どもが言うことを聞かない 
・先生とうまくいかない 
・家庭内でトラブルがある 
・ママ友と話が合わない など

 
●できごと・環境 
・リストラ 
・事故 
・天災 
・住環境(狭い、うるさい) など  
(NPO法人えじそんくらぶ発行「子育てストレスを減らす3つのヒント」より)

 
ストレスマネジメントは、 
ストレスの原因を探ることも大切ですが、 
『自分を知る』ことが重要なんです。

 
心理学者ユングの分類によると、人には基本的な性質として 
『外向』と、『内向』の2つのタイプがあります。 
外向タイプはみんなで騒いだり、 
人と話すことがストレス発散になるタイプ。 
一方、内向タイプは、 
一人で好きなことをしているときに心が安定します。

 
もうひとつ、考え方や物事を判断するときの傾向として 
『思考タイプ』と『感情タイプ』の2つが挙げられます。

 
悩み事や問題があったときに、 
思考タイプは、理論に基づいて問題解決をし、 
納得することを重要視しますが、 
感情タイプは、論理的な問題解決よりも 
まず共感やねぎらいを求めます。

 
どちらかというと男性は思考タイプが多く、 
女性は感情タイプが多いため、 
妻が悩みを相談したときに 
『夫が共感してくれない』と嘆くケースも少なくありません。 
また女性でも思考タイプの人は、 
女性同士の雑談が苦痛、という傾向があります。

 
これらの違いは、どちらが良くてどちらが悪いということでなく、 
ただ『違う、同じじゃないこと』です。

 
『人と自分は違う』 
これを前提とすると 
人によってストレスと感じることも、 
その対処法もそれぞれ違うのは当然ですね」

 
 
なるほど。「みんなでカラオケ」がストレス発散になる人もいれば、 
逆にそれがストレスになる人もいる、ということですね。

 
高山 「そうです。そうして自分のタイプ、考え方の傾向を知ることが 
ストレスマネジメントのポイントになります。

 
そして、次のステップは自分の『いい状態を知る』ことです。

 
『いい状態』とは、無理せず、 
心が落ち着いてリラックスしている状態、 
心と体が安定している状態を指します。

 
たとえば、たっぷり眠って疲れがとれたとき、 
自分の意見が否定されず認められたとき、 
家族のコミュニケーションが良好なとき。 
そんなときを『いい状態』と感じる人もいるでしょう。

 
自分が『いい状態』になるためには何が大切かを考えて 
紙に書き出してみるのも、良い方法です。

 
現在の生活のうまくいっているところ、いいところを探して 
自分がどんなときに『いい状態』でいられるかがわかれば、 
それをくり返すことで、 
次第にいい状態の時間を増やすようにできるといいですね」

 
 
「自分のタイプを知る」。 
そして自分の「いい状態を知る」。 
ここまで、ストレスマネジメントのステップのうち、 
2つめまでをうかがいました。

 
次回は、いよいよストレスマネジメントの後半、 
具体的なストレスへの対処法についてうかがいます。

 


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