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年長 2018年3月9日の記事

小学校生活の必需品!上履きのかしこい選び方と洗い方

 

小学校生活になくてはならないものの1つ、上履き。学校指定のものがあるケースもあれば、自由に選んでいい学校もあるようです。そこで、最近はどんな上履きがあるのか、選び方や正しい洗い方などを、50年以上前から児童用の上履きを作り続けている株式会社ムーンスター、マーケティング部の町田祥さんに教えていただきました。

 

●指定の上履きがない場合、どのように選べばいい?

 

小学校の場合、中学や高校と比べて特定の商品が指定になることは少ないとか。その場合でも、「色は白」など何らかの指示がある場合も多いのでしょうか。

 

「指定がなくても『白で華美な装飾がないもの』程度のルールがある場合は多いですね。また、『明文化はされていないが、実際はオール白のバレータイプがほとんど』など、代々の先輩ママから受け継ぐ暗黙のルールがある学校も。ランドセルなどと同じく、学校ごとの傾向はあります。また、地域によっては上履きを使用しない学校もあります。購入する前に、その学校のルールや傾向を、先生や先輩ママたちに聞いてみるといいのではないでしょうか」(町田さん)

 

子どもの足に優しい!上履きはこんなに進化している

 

また、最近では、素材やデザイン、機能もかなり進化しているとか。最新の上履きは、どんなものなのでしょうか?

 

「弊社では、軽くて衝撃を足に伝えにくいウレタン系の素材をソールに使っていたり、洗った後に乾きやすいメッシュ素材でできている上履きも販売したりしています。また、面ファスナーがついていて、フィット感を調整できる上履きもあります」(同)

 

ムーンスターから発売されている小学生向けの主な上履き。真ん中がファスナー

        で調整できるタイプ。14cm〜25cmのハーフサイズ展開。(オープン価格)

 

ママが子どもだった頃とはずいぶん事情が違うよう。いまどきの機能をいくつかご紹介します。

 

<素材・加工>

メッシュ素材…むれずに快適に履けて、洗ったあとも乾きやすい

フッ素加工…素材の表面にフッ素加工が施されていて、汚れがつきにくく、落としやすい

 

<フィット感>

面ファスナーのベルト…履くたびにフィット感を調整できる

中敷き…中敷きを入れることでサイズ調整できることに加え、それだけ取り出してラクに洗えるというメリットも

 

<クッション性>

ウレタン系素材のソール…クッション性が高くゴム底より軽い

 

足にぴったりが理想的。サイズはまめにチェック!

 

「子どもにとっては外履きより長い時間履くものであり、そのまま体育の授業をやる学校も多いので、足にぴったり合っていることが大切です」と町田さん。サイズに関してはどこに注意したらよいでしょうか?

 

「1学期間ずっと同じものを履いていたら、知らず知らずのうちにサイズアウトしていた…というケースもあります。弊社の商品の場合、サイズは5ミリ刻みでありますので、毎週末持ち帰って来た時に、こまめにサイズをチェックしてあげましょう。中敷きがついている上履きの場合は、それを取り出して見ると、そこについた足指の跡で判断することもできます。

 

また、足幅も子どもによってかなり差があります。足幅が狭い子は、幅が狭く作られた1Eというタイプを選んだり、中敷きやベルトで調節するといいでしょう。逆に広い場合は、サイズを大きめにして、面ファスナーのベルトで調節するといいと思います。足幅は見ただけではわかりにくいかもしれませんので、お店などで一度きちんと計測してもらうといいのではないでしょうか」(同)

 

きれいに長持ち! 正しいお手入れの方法

 

入学するとすぐに始まる、毎週の上履き洗い。白や淡い色だと汚れも目立ちますね。どのように洗うといいのでしょうか。町田さんによると、汚れを落ちやすくするためには、つけ置き洗いがおすすめだとか。

 

つけ置き洗いの手順は以下の3ステップです。

 

1:40℃以下のぬるま湯に洗剤を溶かし、1時間ほどつけておく

2: 取り出してそのままブラシでこする

3:しっかりすすぐ

 

靴専用か衣類洗濯用の中性洗剤を使います。いずれもパッケージを参照して、指示通りまたは衣類を洗うときと同じくらいの濃度に溶かします。また、きれいに仕上げるためにはすすぎも大事だそうです。

 

「きれいに仕上げる一番のポイントは、実はすすぎ。すすぎ残しは変色や異臭の原因になります。洗剤を直接こすりつけた場合はつけ置きの場合に比べて繊維の奥に残りやすいので、とくに念入りに。水が泡立たなくなるまでしっかりすすぎましょう」(同)

 

また、干し方にもコツがあるそうです。かかとを下にして、立てかけて陰干しするのが基本なんだとか。

 

「直射日光は変色の原因になることがあるので、陰干しにしましょう。また、生乾きは異臭の原因になるため、水気をしっかり切ってから風通しのよい場所へ。丸めた布を上履きの中に入れて振ると、乾きにくいつま先部分の水分も取れやすくなります。なお、熱でソールが変形する場合があるので、直射日光やドライヤーでの乾燥は避けたほうがいいでしょう」(同)

 

長い時間履くものだから、快適に過ごせるようにしてあげたいもの。将来的には、自分で洗って管理できるようになるといいですね。親子のコミュニケーションも兼ねて、サイズチェックや洗う練習から始めてみてはいかがでしょうか。

 

(文:高柳涼子)


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