山口淳子
心理カウンセラー。マナーコンサルタント。J’s Room代表。恋愛・婚活・結婚・子育てなど、自らの体験をもとに心に沿ったカウンセリングを行う。現在では、学習塾の専任学習アドバイザー、都内子育てサロンにて子育てセミナーも開催。
また、元国際線CAの経験を活かし、企業のビジネスマナー講師、就活セミナー講師としても活躍中。APECなど国際会議における海外要人の接遇を担当、各国大使館の仕事も多数こなす。プライベートでは、大学1年、中3、中2の3人の娘の母でもある。
HP:『J’s Room』
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生活・しつけ
小学1年生 2016年8月23日の記事
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メールやLINEなど(以下「メール」)は、ママ友とのコミュニケーションに便利なツール。 でも、言葉の表現によっては、誤解を生んでトラブルにつながることも……。
ママ友とのメールで気をつけたいポイントを、マナーコンサルタントの山口淳子さんに教えていただきました。
●「メール」は表現によって誤解を生みやすいことを知る
山口 「ママ友とは子どもを介してのおつき合いなので、メールの表現に気をつけている人も多いようですね。
メールなど、言葉だけでコミュニケーションとるときは、“自分の伝えたいこと”と“相手が受け取ったこと”にズレが生じやすくなります。
例えば、会ってお互いの顔を見て会話をするときは、言葉の情報に加え、相手の表情、声の調子などもわかるので、今どんな気持ちなのかを感じ取ることができますよね。
しかし、メールの場合は、言葉しか情報がないため、本意が伝わりにくいことがあります。文が短くてシンプルな表現であるほど、誤解されやすくなるのです」
●文面だけを見てマイナスな「思い込み」をしない
山口 「例えば、知り合ったばかりのママ友から、
『わかりました。』
と、一言だけ返事が来たとします。
あなたなら、どう思いますか?
普段から、あなたがメール文の語尾に、感嘆符の『!』や笑顔の『顔文字』を使っているのであれば、この一言が送られてくると、少しそっけない感じがするかもしれませんね。
メールの表現方法は人それぞれで、みんなが自分と同じではありません。
ここで、『怒らせることをしたのかな』と心配したり、『冷たい人だ』と決めつけたり、相手に対してあれこれ憶測をめぐらせてしまうと、マイナスな感情がふくらんで、お互い関係の溝が深くなってしまいます。
また、相手の状況を想像できないと、すぐ返信してくれないことにイライラしてしまうこともあります。
自分は返信をする時間の余裕があっても、相手も同じ状況とは限りません。
もしかして、そのママ友は仕事や家事などで忙しかったり、何らからのトラブルがあったりして、すぐに返信できないのかもしれません。
また、メールでは基本的に聞かれたことの“答え”だけを簡潔に書く、さっぱりしたタイプの人なのかもしれません。
メール文だけを見て、マイナスな思い込みをしないようにすることが大切です。
心配であれば、『私、何か怒らせることをしたかな?』などと直接聞いて、事実を確認してみてください。
『あとのとき忙しくて、そっけない感じになってしまってごめんね。』という返事が返ってくるかもしれません」
●返信が遅れたら、「ごめんね」の一言を
山口 「自分が簡潔なメールを書くタイプで、ママ友から誤解をされやすいと感じるのなら、『私、文章が書くのがあまり得意じゃないから、そっけない感じがしたらごめんね』などと伝えておきましょう。そうすれば、誤解が生じなくなるはずです。
たとえ返事をするのが遅れても
『昼間はちょっとバタバタしていて、返信が遅くなってごめんね。』
『昨日は子どもを寝しかしつけながら、一緒に寝ちゃったの。ごめんね。』
などと伝えれば、ママ友も事情を察してくれるはずです」
次回は、SNSやブログを通したママ友づき合いで気をつけたいことについてお話をうかがいます。
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心理カウンセラー。マナーコンサルタント。J’s Room代表。恋愛・婚活・結婚・子育てなど、自らの体験をもとに心に沿ったカウンセリングを行う。現在では、学習塾の専任学習アドバイザー、都内子育てサロンにて子育てセミナーも開催。
また、元国際線CAの経験を活かし、企業のビジネスマナー講師、就活セミナー講師としても活躍中。APECなど国際会議における海外要人の接遇を担当、各国大使館の仕事も多数こなす。プライベートでは、大学1年、中3、中2の3人の娘の母でもある。
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