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生活・しつけ
年長 2016年6月10日の記事
☆「部屋干し」で効率よく乾かす2つのポイント[2016/6/10]
《部屋干しのコツ・後編》空気の通り道を作る干し方をして、乾いた空気を送りましょう。
部屋干しをすると、洗濯物がなかなか乾かないうえ、室内の湿度が高くなってジメジメ……。
こんな、梅雨の時季の悩みを解決するにはどうすればいいの?
知的家事プロデューサーの本間朝子さんに、アドバイスいただきました。
●洗濯物に乾いた空気が当たるようにする
本間 「ちょっとしたコツをつかむだけで、部屋干しした洗濯物を早く、効率よく乾かすことができます。
ポイントは大きく2つ。『干した洗濯物に空気の通り道を作り』、『室内の湿った空気を乾いた空気と交換する』ことです。
それでは、お悩み別に解決方法をお伝えしていきますね」
●カーテンレールに干しているけど、なかなか乾かない……。
本間 「室内の干すスペースが限られていると『カーテンレールに引っかけて干す』、『リビングの壁際の一角で部屋干しする』ケースがよく見られます。
干した洗濯物が窓やカーテン、壁に密着してしまうと、空気がまんべんなく当たらないので、乾くのが遅くなってしまうのです。
できれば、室内干し用の物干しを準備し、壁から離して干したほうがいいでしょう。
洗濯物を物干しに引っかけるときは、洗濯物と洗濯物の間隔をこぶし1つ分ぐらい空けると、より風通しがよくなります」
●「扇風機」で洗濯物に風を当てたほうが早く乾くの?
本間 「室内の湿った空気を乾いた空気と交換するために、扇風機(またはサーキュレーター)を首振りにし、洗濯物に当てるようにするのは◎。
さらに、エアコンを除湿モードにして併用すると、洗濯物をより早く乾かすことができます。
その場合、エアコンのルーバーを干した洗濯物へ向けて送風。洗濯物をはさんで反対側から扇風機で風を当てるといいですね。
また、エアコンのない部屋で室内の湿度を下げたい場合は、窓を開けて扇風機を窓側に向けて湿った空気を外へ出す方法もあります」
●「除湿機」の便利な使い方はありますか?
本間 「除湿機は、できるだけ狭い部屋に部屋干しし、ドアや窓を締め切って使うのが効率的です。
わが家では、脱衣所の一角(洗濯機の上)につっぱり棒をつけ、部屋干し用のスペースにしています。
除湿機は干した洗濯物の中央の斜め下あたりに置き、ルーバーを調整して衣類に風がまんべんなく当たるようにしましょう」
●厚手の「バスタオル」が、なかなか乾かないんです。
本間 「ピンチハンガーでバスタオルを干す場合は、重ならないように空間を開けて、ジャバラ状に留めていきます。
ハンガーにかけて干す場合は、バスタオルの長さをずらして干し、空気が当たる面をできるだけ多くするのがポイント。
ちなみにわが家では、入浴後にバスタオルを使うのをやめて、フェイスタオル1~2枚を使うようにしています。洗濯物の量がぐんと減るうえ、部屋干ししても乾きが早いですよ」
●「ジーンズ」を早く乾かす方法はありますか?
本間 「ジーンズのファスナーを開け、裏返してポケットの部分にも空気が当たるようにします。
ピンチハンガーでウエスト部分を留めていき、筒状になるように干しましょう」
●子どもの体操着、パパのYシャツ。すぐ使いたいのに生乾きだと困る……。
本間 「体操着、Yシャツ、Tシャツのほか、ハンカチなど、薄手の衣類・小物が生乾きなら、アイロンでさっと乾かしてしまうのも手ですよ。
襟・袖など少し厚みあるところは、念入りにかけてくださいね」
本間さん、ありがとうございました。
ちょっとしたコツをつかむだけで、部屋干し洗濯のイライラがなくなりそうです!
前回の記事はこちら
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