東ちひろ
幼稚園・小学校教員、中学校相談員、教育委員会勤務 (教育相談総括指導員)の経験を経て、「一般社団法人子育て心理学協会」を設立。心理学とコーチングの知識を活かし、子育てに関する電話相談や講演などを行っている。プライベートでは二児の母でもある。
著書:『男の子をぐんぐん伸ばす!お母さんのコーチング術』(メイツ出版)、『子どもが伸びる魔法のコーチング』(学陽書房)、『スペシャリスト直伝!教室で使える! ほめ方・しかり方の極意』(明治図書出版)など。
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生活・しつけ
年長 2016年3月25日の記事
お子さんが小学校に入学すると、ママは「新しい友達と仲良くできるかな」と心配されるのではないでしょうか。
今回は、友だちづき合いが上手な子になる3つの方法をお伝えします。
【1】親子で「ココロ貯金」をためる
お子さんに対して、次のような言葉を使っていませんか。
「あなたってダメな子ね」
「宿題やらないなら、おやつ抜きだよ」
「どうしてあなたはいつもできないの!」
このような否定的な言葉使いや態度は、 子どもの「ココロ貯金」を目減りさせます。
やがて、親の否定的な態度を子どもがマネするようになり、周り子に対していばったり、おどしたり、どなったり、けなしたりするようになってしまうのです。
本当は友達になりたいのに、周りの子たちを遠ざけてしまいます。
まず、親御さん自身が「ココロ貯金」をためましょう。おすすめの方法は、「ママほめ」習慣です。
★具体的な方法はコチラの記事をチェック→https://mamanote.jp/news/901
「ココロ貯金」が満たされれば、お子さんに対して「いいねぇ」「すごいね」など、肯定的な言葉がけが自然とできるようになります。
するとお子さんも「ココロ貯金」がたまり、ニコニコゆったりと周りの子とコミュニケーションがとれるようになって、友達づき合いが上手になるのです。
【2】親が他の子と比べない
わが子の成長が気になって、同い年の子と比べることはありませんか。
また、「○○ちゃんとはつき合わない方がいい」と、親が子どもの友達を選んでいることもあります。
その「人と比べる」という親の姿勢が、お子さんが自分と人を比べたり、友達を選んだりすることにつながります。
親が友達を選ばなくても、お子さんに必要な友達は自然に近寄ってくるものです。
【3】親が「こうすべきだ」「こうあるべきだ」という考えをなくす
親は子どもに期待をして「こうすべきだ」「こうなるべきだ」と、つい押さえつけてしまいがちです。それは、子どもにとって大きな足かせになることもあります。
その足かせを取って、自由にしてあげましょう。
さまざまな友達とつき合っていくうちに、自然とお子さんに合っている子が友達として残っていきます。
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東ちひろ
幼稚園・小学校教員、中学校相談員、教育委員会勤務 (教育相談総括指導員)の経験を経て、「一般社団法人子育て心理学協会」を設立。心理学とコーチングの知識を活かし、子育てに関する電話相談や講演などを行っている。プライベートでは二児の母でもある。
著書:『男の子をぐんぐん伸ばす!お母さんのコーチング術』(メイツ出版)、『子どもが伸びる魔法のコーチング』(学陽書房)、『スペシャリスト直伝!教室で使える! ほめ方・しかり方の極意』(明治図書出版)など。
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