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学校・まなび
小学1年生 2016年8月19日の記事
★空気の力で射的ゲーム[2016/8/19]
《親子で楽しむ科学遊び その3》 簡単に作れる! 吹き矢・空気てっぽう・紙芯ロケット
夏休みに親子で楽しみたい科学遊び。第3回目は空気の力を使った遊びです。今回も、淑徳大学短期大学部講師の山田修平さんに教えていただきます。
山田 「今回は、空気の力を使って的に当てたり、飛ばしたりして遊びます。どれも道具を作る必要がありますが、簡単で、材料も手に入りやすいものばかりなので、お子さんと一緒に作ってみてください。
どの遊びも人に向けて撃ったり、飛ばしたりしないよう、子どもと約束してから行ってください」
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◆空気の力で的に当てる①「ストロー射的」
〈用意するもの〉
・ストロー(綿棒が入るくらいの太さのもの。ただし、蛇腹のついた曲がるストローはNG)
・綿棒
・ハガキ大の厚紙
・洗濯バサミ 2個
〈遊び方〉
厚紙の片側に洗濯バサミを2個つけて、的にします。綿棒を、吹き口のほうまでストローに差し込んでから、息を吹きます。
〈ポイント〉
最初は的に当てることに夢中ですが、次第にストローと的の距離、スピード、ストローの長さを変える(テープでストローをつなげる)など、工夫しながら遊ぶことができます。
◆空気の力で的に当てる②「空気鉄砲」
〈用意するもの〉
・ペットボトル(炭酸用の丸いもの)
・風船
・ビニールテープ
・的(ストロー射的と同じものを使用)
ペットボトルを半分くらいにカットします。風船は先端をカットして口をしばり、カットしたペットボトルの上半分の側にビニールテープで取り付けます。
〈遊び方〉
①ペットボトルの口を的に向け、風船をつまんで引っ張ります。
②つまんだ風船をぱっと離すと、的が倒れます。
※画像の都合上、ペットボトルと的の間隔を寄せていますが、実際に遊ぶときはもう少し離しても大丈夫です。
〈注意点〉
ペットボトルは大人がカットしましょう。
〈ポイント〉
目に見えない空気の力で的が倒れる不思議さに、子どもたちは驚きます。どの方向から当てると倒れやすいか、確かめながら遊びましょう。紙を丸めて玉を作って飛ばしていいでしょう。
◆高く、遠くに飛ばそう!「紙芯ロケット」
〈用意するもの〉
・キッチンペーパー、トイレットペーパー(2つ)などの芯
・ポリ袋
・ビニールテープ
・紙コップ(小)
紙の芯の片方の先端をポリ袋に入れ、ビニールテープで貼り付けます。トイレットペーパーの芯を使う場合は、ビニールテープなどで2つつなげて使います。
〈遊び方〉
①ポリ袋に息を吹き込んで空気を入れます。
②空気が抜けきらないうちに紙コップをかぶせて……。
③下から勢いよくポリ袋をたたくと、紙コップが飛び上がります。
〈注意〉
ラップの芯は細く、排出する空気の量が少ないため、紙コップがあまり勢いよく飛びません。太い芯のものを使うのがおすすめです。
〈ポイント〉
上に向かって飛ばす遊びです。ポリ袋をつぶす力が強いほど、紙コップが高く飛び上がり、狭い筒を通って押し出される空気のパワーを感じることができます。
今回、編集部担当も実際にやってみましたが、大人でも楽しめる遊びばかりでした。ぜひ皆さんも楽しんでください。
山田さん、ありがとうございました。
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