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年長 2018年10月5日の記事

先輩ママに聞きました! 就学時健診ではどんなことをするの?

 

 

入学前に実施される「就学時健康診断」。10~11月に行う自治体が多いようですが、一体どんなことをするのでしょうか? 事前に準備は必要なの? ということで、小学生の子どもを持つ先輩ママたちに、実際に体験した就学時健診の様子を教えてもらいました!

 

 

●入学前の11月末までに、身体測定と面談が行われます

 

就学時健康診断とは、小学校に入学する前に行われる健康診断のこと。学校保健安全法で定められていて、各市町村の教育委員会で行うことが義務化されています。就学前年度の11月30日までに行われ、基本的には、子どもが通うことになる小学校で実施されます。

 

内容は各自治体で多少異なりますが、事前に届く書類に「ごはんは3食食べるか」「寝る時間・起きる時間は?」「アレルギーはあるか」などのアンケートがあるので、記入をして持参し、当日は、身体検査と面談を行うことが多いようです。

 

「身長・体重測定→聴覚→視力→歯科→内科→面談という順番で、各教室を移動しながら検査を済ませます。洋服の着脱などもあるので、親は流れに沿って一緒に付き添います」(Yさん)

 

身体検査で、体の疾患などがなく健康かどうかと、成長を確認。面談では、精神面やコミュニケーションの面から見た発達を確認します。

 

 

●面談は、生活習慣などについての簡単な質問がメイン

 

この中でも、親が気になるのが面談。やり方は学校や自治体によってさまざまのようで、親は参加せずに子どもだけが数人まとまって先生から話を聞かれる「集団面談」や、親・子・先生で行われる「三者面談」などのパターンが。

 

「親は控え室に残り、子どもだけが呼ばれて4~5人ずつ先生が別室に連れていき、10分ほどしたら戻ってきました。子どもに何を聞かれたかたずねると『どんなことをして遊ぶのが好きか』『トイレは1人で行けるか』といった質問のほか、絵を見てその絵が何かを答える、といった形式のものもあったよう。うちの子どもはお話が得意な方だったので『すごくしっかりしているね、と褒められた』とも言っていました」(Kさん)

 

「うちの学校は三者面談でした。1つの教室に3つのブースがあって、割とオープンな様子。それぞれ校長先生、教頭先生、ベテランの男の先生がいて、空いたところに呼ばれるという流れです。1家庭5分ほどで、先生から子どもに『お友達はたくさんいるかな?』『おうちでは誰と住んでいるの?』といった質問があり、最後に親に対し何か疑問点がないか聞かれて終わりました」(Yさん)

 

聞かれることは、基本的な生活習慣や、幼稚園・保育園での様子についての内容が多いようです。面談に向けて、何か準備すべきことはあるのでしょうか?

 

「子どもの学力などをはかるものではないので、特に必要はないと思います。ただ、警戒心が強かったり、人見知りが激しい子は、集団面談のときに泣いてしまって親から離れず大変そうだったので、事前に、今日はどんなことをするのか話しておいてあげると、心の準備ができていいのでは」(Uさん)

 

「受け答えの際に『好きな遊びは?』『サッカー』などと答えると、『サッカーです、と答えようね』と注意されている子がいました。マストではないし、大人が苦手だと緊張して難しいこともあると思いますが、~です、~しますなどの丁寧語は使えるように練習しておくといいかもしれません」(Gさん)

 

「親が先生に質問できる時間もあるので、心配なこと、気になることがある場合はまとめておいたほうがいいかも。うちは文字に興味がない子で、この面談時までひらがなもカタカナもまったく読み書きができなかったので、先生に入学までにどのぐらいできればいいのかを思い切って聞きました。『入学後に、あ行から順番に習うので、自分の名前だけ読み書きできるといいですね』と教えてもらい、11月から3月まで、名前の読み書きだけを猛練習しました!」(Mさん)

 

また、「少し落ち着きがない」など、子どもの言動に心配事がある場合も、あらかじめ話したいことをまとめておいて、質問時間に担当の先生に伝えておくと安心です。

 

 

●待ち時間にゲームはNG。入学前に親も気を引き締めて

 

その他、就学時健診で、注意することはあるのでしょうか?

 

「新1年生ほぼ全員が受ける健診なので、多いところでは200人近くが一挙に集まることに。『早く行かないと2時間近く待つことになる』という先輩ママのアドバイスで、受付時間の10分ほど前に小学校に到着。早々に終えて帰ることができました」(Dさん)

 

「待ち時間が長いと聞いて、絵本を持っていきました。読んでいたら先生に『教室の後ろにある本も読んでいいよ』と声をかけてもらったりも。ただこれは学校によると思うので、事前に学校や先輩ママに確認した方がいいかもしれません」(Kさん)

 

多くのママから「待ち時間が長い」という声があがりました。中には、

 

「ゲームを持参して子どもにやらせている親がいて仰天。見回りの先生に注意されていましたが…」(Kさん)

 

「控え室でママ友同士で大きな声で話していて、ちょっと目立っていました」(Aさん)

 

なんて目撃談も。病院などの待ち時間ならゲームで気を紛らわすのもアリかもしれませんが、あくまで学校での活動なので、親も気を引き締めなければいけません…。

 

「就学時健診を受けると、一気に入学モードになる」というママも多数。小学生への第一歩として、親も子もいい緊張感でのぞめるといいですね。

 

(取材・執筆:野々山幸)

 

 


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