株式会社カジタクが提供する、片付けに特化した家事代行サービス「片付け名人」。整理収納アドバイザーの資格を持ったプロがおうちに訪問し、どんなことで困っているかのヒアリングから、収納術の提案、実際の整理収納までを行う。
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年長 2018年6月15日の記事
年長さんになると、小学校入学に向けて「自分で片付けできるようになってほしい」と考える親御さんも多いのではないでしょうか。また実際、小学校では自分の持ち物は自分で管理するように指導されます。片付け上手になっておくに越したことはないですよね。
とは言え、「そもそも親自身も片付けが苦手で…」、「子どもにどう教えたらいいのか分からない」という声もちらほら…。そこで今回は、整理・収納のプロにお片付けの指南を受けながら、実際の作業まで手伝ってもらえるという“片付け専門”の家事代行サービスについて、「カジタク“片付け名人”」サービスキャストの山口奈穂子さんにお話しを伺いました。
家事代行サービスというと、日常的な家事(掃除や料理)を頼むものというイメージがあります。“片付け専門”というのは、それらのサービスとはどう違うのでしょうか。
「一般的な家事代行サービスは、あくまで日常的な家事を代行するサービスです。片付けについても、掃除の延長として、“出しっぱなしの物を元の場所に戻す“のが基本になります。
対して、片付け専門のサービスでは、まずはお客様が困っていることのヒアリングから始めます。例えば、キッチンの使い勝手が悪いとか、家族がリビングに物を出しっぱなしにするとか…。そういったお悩みを解決するような収納場所や収納方法をお客様と一緒に考えていきます」(山口さん)
「カジタク“片付け名人”」の場合、スタッフはすべて整理収納アドバイザーの資格を持ったプロだと言います。片付けを体系的に学び、様々なノウハウを持ったプロにアドバイスがもらえるのは心強いですね。
実際に片付け専門サービスを使おうと思った場合、どのような流れで、具体的にどんなサービスが受けられるのでしょうか。
「“片付け名人”の場合、1回の片付けにつき4時間のサービスをご提供します。ご予約いただいた日時に整理収納アドバイザー1名がご自宅まで伺い、まずは30分から1時間のヒアリングを行って、おうちのどの場所を片付けるか決めます。その後、残りの時間で、ご指定の日時に再度訪問し、収納物の確認→いる・いらないの仕分け→収納→ゴミ捨てといった一連の作業を、お客様と一緒に行います。
ちなみに、スタッフ2名で伺って、2時間で終わらせるパターンもあります。どちらが良いかはお客様にお選び頂けますが、『複数の目で見てアドバイスしてもらいたい』、『長時間だと疲れるから短時間で終わらせてほしい』という理由で、2名×2時間の方が人気です」(同)
気になるお値段ですが、1回1万9800円とのこと(別途交通費が一律960円かかります)。リピート率も高く、「リビングが散らからなくなったから、次はキッチンを使いやすく」と依頼する方も多い一方、「片付けの基礎を学べたので、次は同じやり方で子ども部屋をやってみます」と、ワザを自分のものにして、上手に活用する方もいるそうです。
サービスを利用するにあたり、他にも気になることがたくさん。山口さんに一問一答でお答えいただきました。
Q.事前に準備しておく物や、やっておいた方が良いことはありますか?
「ゴミ袋と雑巾だけご用意ください。いらないと分かっている物は、事前に処分しておくと時間を有効に使えますが、もちろんそのままにしておいてもOKです」
Q.すごく散らかっているのですが、少しは片付けた方がいいですか?
「そのままで大丈夫です、ご安心ください。片付けがいもありますし」
Q.収納グッズは買っておいた方がいいですか?
「買わなくてOKです。基本的におうちにある物を使って収納します。また、ご要望があれば収納グッズのアドバイスもしますので、買うならサービスの後が良いと思います」
Q.作業中は、家にいなくてもいいですか?
「ひとつひとつ、使用頻度や要・不要を確認しながら進めますのでご在宅をお願いしています。作業自体はスタッフにお任せでも、お手伝い頂いても、どちらでも結構です」
Q.子どもも同席して大丈夫ですか?
「もちろんです! 子ども部屋や、子どもスペースの片付けの場合、同席して頂いた方が良いかもしれません。確認しながら一緒に片付けを進めることで、お子様自身が自分の物を把握し、自分でお片付けしやすい環境にできると思います」
他人に家の片付けを頼むなんて…と少し心のハードルがありましたが、お話しを聞くと心配無用のようです。あれこれ考える前に、まずは一度相談してみると良いかもしれませんね。
今までたくさんの家庭の片付けをお手伝いしてきた山口さんですが、片付けこそオーダーメイドの家事であり、すべての家庭に当てはまる正解がないものだと言います。
「家族構成や間取りなどで違うのはもちろんですが、何より、その家の価値観で片付けの正解は変わってきます。収納方針も『ちょっと出し入れが不便でも、モデルルームのようにスタイリッシュにしたい』という方もいれば、『多少見栄えは悪くても、出し入れしやすいのが一番』という方もいます。
さらに、リビングひとつ見ても、『家族の時間を大事にしたい』という考えで、お子さんのおもちゃなどを中心に収納しているおうちもあれば、『仕事の来客が多いので』と、落ち着いた雰囲気を大事にしているおうちもあります。
教科書どおりの正解がないからこそ、ご家族がどんな価値観を大事にしているのかを見つめ直していただいて、我々はその価値観に合った『わが家の片づけルール』作りのお手伝いをさせてもらいたいなと思っています」(同)
いくら本やテレビで収納テクニックを学んでも、まずは前提の「どんな家にしたいか」というビジョンをはっきりさせないことには始まらないということですね。そういったことも、プロと相談しながら進めることによって、自分の頭の中を整理でき、1人で片付けるよりも効率的な片付けができそうです。
(取材・執筆:八巻奈緒)
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