吉川圭子
ライフオーガナイザー1級、整理収納アドバイザー1級。
Standard+主宰。夫と中学生(長女)、小5の双子(次女・三女)との5人暮らし。神奈川県を中心に、お片づけ講座や整理収納などの暮らしのオーガナイズサービスを行なっている。
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生活・しつけ
小学1年生 2018年1月18日の記事
ため込まず、すぐに探せる学校プリント整理術【前編】
収納のプロが実践するプリント分類方法
学級だより、月間予定表、献立表に行事の出欠届け、PTAのお知らせ…と、小学校に入学すると毎日のように学校から届くプリント類。いつの間にかたまって、探しても目的のものが見つからなかったり、部屋が散らかって見える原因になりがちです。
そこで、ライフオーガナイザーの吉川圭子さんが実際に行っているプリントの分類方法をうかがいました。
プリントは、その場でチェック・分類を
毎日のように届く学校のプリント類。ため込んでしまうとあとが大変なので、簡単でわかりやすい収納を心がけたいですよね。
3人のお子さんがいる吉川さんは、子どもがプリントを出してきたら、その場で分類して、収納・処分しているそう。
分類は次の6通り。収納場所も、プリントの内容によって違ってきます。
1 返事が必要なもの(個人面接などの行事の出欠届類)
返事が必要な書類の場合、なるべく早めに記入して、子どもに渡し、できるだけためないようにします。すぐに記入できない場合でも、ほかの書類といっしょにすると忘れてしまいがちなので、別の場所に目につきやすいように分けて置いておくのがポイント。
2 子どもに関係するもの(学習プリント、テストなど)
子ども部屋にあるファイルケースに入れておきます。最初のうちは、子どもは自分で入れられないので、親が整理し、だんだん自分でできるようにしていきます。
3 ほぼ毎日見返す必要があるもの(月間予定表、給食献立表など)
その月、その日にどんなことがあるのかがチェックしやすいよう、その場でキッチン近くの壁に貼りつけて、月が変わったら貼り替えます。
4 とりあえず保存しておきたいもの(学級だよりなどのおたより類、行事や保護者会の案内、PTA関係のお知らせなど)
一定期間見返すものが多いので、必要なときにすぐに取り出せるよう、ダイニングテーブル近くの引き出しに入れて、保存しておきます。1、2週間に1度は見直して、期限が過ぎたものは処分するのがポイント。
5 長期的に保存しておくもの(年度のお知らせ、クラス連絡網、PTAの資料など)
しょっちゅう見返すものではないけれど、1年間保存する必要があるもの。年度始めに配られるものが多いプリント類など。収納はファイルボックスに。
6 必要ないと思われるもの(地域のイベントなどのチラシ類)
直接わが家に関係のないチラシ類などは、その場で処分。
収納場所をまとめておく
保存場所にもひと工夫を加えると、後々の整理がラクになります。
「わが家ではリビングでプリントチェックをすることが多いので、見返すことのある4と5は、リビングのテーブル横のサイドボードを保存場所にしています。プリントの保管場所は、サイドボードだけと決まっているので、分類するときも、あとから探すときもスムーズにできるのでラクですよ」(吉川さん)
これなら、ため込まずに収納ができそうですね。後編では、スムーズにできるプリント収納のコツを、より具体的にうかがいます。
(取材・執筆:坂本洋子)
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