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生活・しつけ

年長 2018年3月28日の記事

先輩ママに聞く、「小1の壁」ってどんなもの?[Vol.5]前編

働くママも専業ママも悩む小1の壁。先輩たちはどう乗り越えた?

子どもが保育園から小学校に上がる際に直面するという「小1の壁」。保育園に比べて学童へのお迎え時間が早くなったり、時短勤務制度が打ち切られてしまったり、学校行事やPTA活動に参加する機会が増えたりと、多くの悩みが出てくるタイミング。そこで、この連載では先輩ママたちに、「小1の壁」をどう乗り越えたかをインタビュー。働くママにも専業ママにも役立つアイデアやアドバイス満載です!

 

 

〈今回お話を聞いたのは…〉

サイボウズ株式会社

チームワーク総研 アシスタントディレクター

和泉純子さん

長女(9歳)・長男(5歳)

 

●小学校入学後も、フルタイム勤務を継続

 

企業や団体のスケジュール管理などができるソフトウエアの開発を手がける、サイボウズ株式会社で働く和泉純子さん。小学3年生の女の子、保育園年中クラスの男の子、夫の4人家族。2人の子どもを育てながら、新規事業のプロモーション業務を担当し、忙しい毎日を送っているそうです。

和泉さんが「小1の壁」を経験したのは、長女が1年生になった約3年前。その頃、和泉さんはどのような働き方をしていたのでしょうか?

 

「弊社が手がけるグループウェア『サイボウズOffice』シリーズなどの製品をより広く知ってもらうための、プロモーションを行っていました。ホームページを作ったり、セミナーの企画をしたり、いろいろな業務を担当していましたね。

働き方は、長女が1歳半の時にまずは時短(9時〜17時)で仕事復帰をして、そのちょうど1年後にフルタイム(9時〜18時)に戻し、小学校入学時もそのままフルタイムを継続。というのも、うちは夫も会社員なのですが、当時はたまたま夫が残業のない部署にいてお迎えを頼めるという状況でした。そのため、今のうちに仕事をしておこうとフルタイムを継続することにしました。夫がいつまた残業のある部署に異動になるかわからなかったので、家庭のバランスを見て決めたという感じです。継続が難しくなれば、また、働き方を見直そうと思っていました」

 

●9種類の中から、フレキシブルに働き方を選べる!

 

 

サイボウズ株式会社は、働き方改革を推奨し、自由な働き方を選択できることで知られています。現在は、9種類の勤務形態の中から、自分に合った働き方を選択できるそうです。オフィスに長くいるパターンから、時短で在宅勤務を増やすパターンまで、幅広い選択肢の中から、1か月ごとに見直すことが可能! 変更する時は、上司とチームメンバーに宣言をすればいいということで、時間の調整がしやすくなっています。

 

「1か月ごとに変更する人はそんなにいませんが、子どもがいると急な病気やケガなどで在宅勤務を増やしたい、という時もありますよね。そういう時は、フレキシブルに働き方を変えられるので助かりますし、今回はこちらを試してみよう、というチャンレンジもしやすくなります。もし、時短で持ち帰りの仕事が増えてしまう、といった場合には、上司やチームメンバーと相談して、仕事量や内容を見直すこともできます」

 

会社によっては、時短にしても仕事量が減らない…という悩みも聞きますが、サイボウズでは、そのようなことはなく、あくまで社員それぞれの選択を尊重。よく「働きやすい会社」だと聞きますが、このような制度の充実があったのですね。

 

●放課後の居場所として、弟が通う保育園内の民間学童へ

 

社員に働き方の選択が委ねられる一方で、選択肢が多いあまりに「小学校入学時は少し悩みました」と和泉さんは言います。

 

「特に選択肢がなければ、長女の小学校入学と同時に、私も時短勤務に切り替えていたと思います。でも、在宅でも仕事はできるし、時短もできる。贅沢な悩みですが、自分できちんと考えて決めなければというプレッシャーも少し感じました。その分、これから自分がどうしたいのかなど、自分の仕事を見直すきっかけにもなりましたね」

 

その結果、フルタイム勤務で働き続けることを決意。学童などの預け先はどのように決めたのでしょうか?

 

「娘が通っていた保育園と同じ場所に民間の学童があり、そこに預けて、帰りは保育園に通う弟と一緒にピックアップ…という流れを考えました。お迎えが離れると大変だし、これ以上の選択肢はないなと、長女が年中の終わり頃には、学童の説明会に参加して決めていました。

小学3年生になった今も、小学校→学校に隣接している公立の学童→バスでお迎えがきて民間の学童→弟と一緒にお迎え、という流れができています。また、娘からの『友達と遊びたい』と言う希望を叶えるために、週に1回目標で、私が在宅勤務にしています。預け先に迷わずに済んだのはよかったなと思います」

 

今ではいい流れを築いていますが、実は小学校入学からしばらくの間、大変な時期があったそうです。後編では、和泉さんと娘さんがぶつかった、預け先以外の「小1の壁」についてお話を伺います。

 

(取材・執筆:野々山幸)


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