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学校・まなび
小学1年生 2014年6月2日の記事
勉強大好き&学力アップ「親野智可等のママゼミ」第8回
ちょっとしたワザで子どものやる気がアップ[後編]
●音楽が流れたら勉強開始
勉強に取り掛かるきっかけとして、音楽を活用する方法もあります。
つまり、勉強を始める時刻になると音楽が流れるようにタイマーでセットしておくのです。
そして、その曲が終わるまでに勉強を始めるようにします。
ただし、音楽を聴きながら勉強する“ながら勉強”ではありません。
始めるときのきっかけとして流すのです。
自分が好きな曲を選ばせてあげるとさらに効果的です。
「自分が選んだ曲だから守らなければ」という気持ちになれるからです。
●条件反射を活用
毎日同じ時刻に同じ曲を聴いて勉強を始めるようにしていると、ちょっとした条件反射のようになってきます。
学校でも音楽による条件反射を活用していて、昼休みになると「剣の舞」とか「トルコ行進曲」などのアップテンポな曲を流します。
すると、子どもは外で元気に遊びたくなります。
下校時刻になると、「蛍の光」とか「家路」などの曲を流します。
すると、子どもは「家に帰りたい」という気持ちになります。
これは、その曲のリズムや曲調によるところも大きいのですが、毎日同じ時刻に同じ曲を聴いて一定の行動をすることの繰り返しによって、条件反射的になっているということもあるのです。
●勉強以外でも使える
これは勉強以外の生活習慣にも使えます。
例えば5時15分になったら音楽が流れるようにセットしておいて、それをきっかけに5分間のお片づけタイムを実行するというようにします。
または、毎朝6時30分に音楽が流れたら布団を押し入れに入れるとか、毎晩8時50分に音楽が流れたら布団を敷くなどというのもいいでしょう。
その他にも、食事、お手伝い、入浴などのきっかけとして活用することもできます。
これによって、いちいち言わなくても動けるようになれば助かりますね。
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