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学校・まなび

小学1年生 2016年6月8日の記事

★事故から子どもを守る! 目立つ「雨具」の色とは?[2016/6/8]

《雨の日の交通事故を防ぐ3》青などの寒色よりも、白や明るい黄色などの雨具のほうがドライバーから目立ちます。

 

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雨の日に欠かせない、傘やレインコートなどの雨具。

子どもの交通事故を防ぐためには、どんな雨具を選べばよいのでしょうか。

子どもの安全対策にくわしい舟生岳夫さんに教えていただきました。

 

 

●雨具はドライバーの目につく色をセレクト!

 

舟生 事故を防ぐためにもっとも有効なのは、ドライバーから目立つことです。そのため、傘やレインコートなどの雨具は、目立つ色のものを選びましょう。

 

目立つ色は、以下のような明るい色です。

<特に目立つ>

・白

・明るい黄色

 

<目立つ>

・明るい暖色

 

青系などの寒色を選びたい場合も、水色など、明るく白っぽい色を選ぶといいですね。

 

ビニール傘のように全面が透明の傘は、周りが見やすいので一見良さそうですが、色がないのでドライバーからはまったく目立たず、おすすめできません。

 

雨具だけでなく、雨の日は服装なども、できるだけ明るい色を選ぶとよいでしょう」

 

 

●反射して光るリフレクターをつけてみよう

 

ほかにドライバーさんに気づいてもらう工夫はありますか?

 

舟生 「そうですね、リフレクターをつけるのも有効です。

 

リフレクターとは、自動車などのライトを反射して、明るく輝くシートのこと。交通安全グッズとして、ストラップ状になったものが売られています。

 

これをランドセルや服などの前後左右に、いくつかつけておきましょう。傘に隠れず、ドライバーの視界に入りやすい場所につけるのがポイントです」

 

なるほど。目立つ工夫が大切なんですね。

子どもの雨具は、サイズも重要ですか?

 

舟生 「はい。子どもは体が小さいので、大きすぎる傘は持ちづらいうえ、簡単に風にあおられたりして、事故につながる可能性があります。

 

風がとても強い日には傘ではなく、レインコートという選択肢もあります。

 

ただしレインコートも、大きすぎるとフードに視界がふさがれてしまったり、歩きづらかったりして、危険な場合もあります。

 

傘のサイズ身長110cm~120cm小学1年生なら、50cmがぴったりでしょう。

中学年になって120cmを超えたくらいなら55cm

高学年では58cm~60cmがおすすめ。

 

ただし、これはあくまで目安ですので、子どもの身長に合わせて、適切なサイズのものを選ぶようにしましょう」

 

雨の日はいつもより危ないことを教え、周囲を見る習慣づけや雨具の工夫で、子どもを交通事故から守りたいと思います。

 

舟生さん、ありがとうございました。

 

前回の記事はこちら

雨の日の登下校の安全のために子どもに伝えること

 

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