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学校・まなび
小学1年生 2016年7月14日の記事
★「自由研究」は夏休み前にテーマ決めるとスムーズ![2016/7/14]
《自由研究の計画・前編》ギリギリだとやっつけに!? ざっくりとテーマを決めておけば、自由研究で慌てません。
こんにちは、ママノート編集部です。
突然ですが、皆さん、夏休みの自由研究について、何か予定を立てていますか?
でも、今のこの時期から、ちょっとだけでも自由研究を意識しておくと、親子とも楽しく、スムーズに夏を過ごすことができるのだとか。それって、どういうこと? まずは先輩ママの体験談をうかがいましょう。
●早めに決めていれば、旅行の機会を活用できたのに……
娘が1年生のとき、夏休みの初めの時期に沖縄に行きました。まだ、そのときには自由研究のことは頭になく、きれいな海に大興奮しながら海水浴をしたり、磯で魚を見て楽しんで帰ってきました。
そうこうしているうちに、夏休みも半ば過ぎになって、そろそろまずいかなと子どもを焚き付け「自由研究、何にしようか」と聞いてみたところ、「沖縄で拾った貝殻で何か作りたい」と言い出したのです! そういうことになるのならば、もっとたくさんいろいろな貝殻を集められたのに。
ちなみに製作したのは、沖縄の海の観察記録。大きめの画用紙に海岸の絵を描き、海や岩場には魚やカニの絵を描いたり、雑誌などから見つけた魚の写真を切り貼りし、砂浜には拾ってきた貝殻のほかに、お土産用に買ってきた星砂を泣く泣く散らした記憶があります。旅行に行ったことは活かせたけど、早めに決めていれば、どれも旅行の間にほとんど準備できたのになあ……。
旅行や外出の予定などにからめて、ざっくりとしたテーマとか、どんなことを取り上げるかだけでも早めに決めておくと、ネタの仕込みや材料の調達もできるのでおすすめ。取りかかるのが多少遅れても、あとが楽ですよ」(Kさん)
●1年生からギリギリだと、その習慣がついてしまうかも!?
「3人の子どもを育てた経験から言えるのは、1年生から夏休みの宿題をギリギリですませていると、それでなんとかなると親子とも思ってしまうようになり、2年生以降も遅れがちになってしまうということです。
自分も仕事をしているため、忙しさにかまけて目をつぶってきました。でもさすがに一番上の子が6年生のとき、下が4年生と1年生で全員小学生になったのを機会に、これはいけないと思い直して早めに準備。お盆前に自由研究を終わらせました。とはいっても、郷土博物館の工作のワークショップに参加して、コースターや土人形を作っただけですが……。このときはさすがに楽でしたね」(Iさん)
●ギリギリの作品は、学年が上がるほどやっつけ感が
「1年生のうちは、工作にしても、調べものにしても、それほど大変ではないので、ギリギリで始めても、なんとか格好がつきますが、学年が高くなるとやっつけ感が出てきます。かなり親が手伝えば話は別なのでしょうが……。やっぱり1年生でも8月上旬くらいには、テーマを決めておいたほうが、余裕をもって進められるかなと思います」(kairuruさん)
●相談会など予約できるものはしておくのがベスト
「地域の自然センターでは、毎年、7月初旬くらいから自由研究相談会というのを開いています。うちは利用しませんでしたが、子どもの友だち親子は、夏休み前に相談しに行き『うちの子の好きなものからテーマをいくつか考えたりしてくれて、助かった』と言っていました。相談会は8月31日まで開いていますが、事前予約制なので、お盆過ぎには予約が取れない日もあるそうです。
あせる必要はないと思いますが、相談会にしても、ワークショップなどにしても、予約制のものは早めに申し込みだけでもしておくといいかもしれませんね」(Mさん)
●夏休み前からスタートして、実質4日で終了
「息子は動物好きなので、1年生のときは、動物園に出かけてガイドツアーに参加し、動物観察日記を作ることにしました。
簡単で、子どもも喜びながらやってくれて一石二鳥。かといって夏休み中はツアーガイドの申し込みも多くて、すぐに定員いっぱいになってしまうことも。8月終盤のギリギリの時期になるとなおさらです。
そこで、ツアーガイドは夏休み前の土日に参加しておくことに。夏休みに入ってから、もう一度動物園に行き、動物の絵を描いたり、パネルなどの情報の写真を撮って切り貼りしました。かかった時間は実質4日程度でしたが、ギリギリで始めていたら、時間も労力ももっとかかったと思います」(はっぷんさん)
●時間をかければ、親子とも納得の仕上がりに
「1年生のときは、最後の1週間で、図書館で借りた本に載っていた、空き箱を使った工作をしてお茶を濁しました(しかも作ったのはほとんど親)。
2年生のときは、パン好きな子どもの希望でパン屋さんの調べ研究に。市内の6軒のパン屋さんを全部回って、食パンとアンパンの大きさや、アンパンを半分に切って、あんこがどれくらい入っているかを調べたり、写真を撮ったりしました。そのうちの1軒では、パンを焼いているところも見学させてもらったりして、子どももとても楽しんで調べていました。
なんだかんだと2週間以上かかりましたが、親も子どもも納得する自由研究に。当たり前のことですが、余裕をもってやることって大事なんだと実感しました」(Bさん)
いかがでしたか?
1年生にとって、初めての自由研究。「宿題」と思うと気が重くなりますが、余裕をもって、お子さんの好きなことに思う存分取り組めば、夏休みのよい思い出の1つになるかもしれませんね。
次回は、自由研究のヒントになるような人気の講座や夏のイベントをご紹介します。
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