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学校・まなび
小学1年生 2016年8月5日の記事
★参考になる! 自由研究・読書感想文のまとめ方[2016/8/5]
《夏休みの宿題サポート・後編》子どもにとって身近なテーマを選ぶと、スムーズにまとめられます。
夏休みの宿題の中で、悩みのタネになりやすいのが『自由研究』と『読書感想文』。
どんなテーマを選び、どうやってまとめた? 先輩ママに聞いてみました!
《自由研究編》
●理科の授業をきっかけに興味を持った、昆虫をテーマに(小6男児ママ・Yさん)
Yさん「息子が小2のとき、理科の授業でヤゴを育てることになりました。6月ごろ自宅にヤゴを持ち帰り、羽化してトンボになるまで育てるという内容。
息子はこれをきっかけに昆虫に興味を持ちはじめ、熱心に成長記録をつけていたため、せっかくだから夏休みの自由研究にしてしまおうと思いました。
それから毎年、夏休みの自由研究は、昆虫記など理科をテーマに。その学年に合ったテーマを選んだ方がいいため、理科の教科書を参考にしました。
理科は観察記録が重要なので、早めにテーマを決め、夏休み前から準備をはじめる必要があります。また、観察記録が終わったら、まず何枚の紙にまとめるのかを決め、1枚目には何を書いて、どんな写真が必要か、2枚目には何を書くのかなど構成を考えて、別の紙に下書きしてから、改めて清書させました。
とはいえ、昆虫記の自由研究は、育てていた幼虫が死んでしまったり、夏休み中に羽化しなかったり、思い通りに進まなかったときもあります。
夏休み明け、自由研究の作品展をやる学校もあり、自分の子のクラスだけでなく、上の学年の作品も見ておくと、翌年の参考になると思いますよ」
●夏野菜の育て方と料理を組み合わせた自由研究に(小4女児ママ・Aさん)
Aさん「娘は、料理に興味があるので、パン作りと夏野菜を自由研究のテーマにしてみようと思いました。
まず、パンや料理の作り方をまとめて(家庭科)、さらに夏野菜の育て方や栄養などを調べてレポート(理科)。
まとめるときは、色画用紙や折り紙を貼るなどして、カラフルに。派手なリボンでレポート用紙を留めて、目を引くように工夫しました」
●旅先の八ヶ岳でとれた野菜を使ったお弁当作りをレポート(小3女児ママ・Tさん)
Tさん「夏休み、親子で八ヶ岳へ行ったときに、その地でとれた新鮮な野菜を持ち帰りました。
そして、『この野菜でお料理を作ってみよう!』という話になり、娘が自分用のお弁当を作ることに。
そのお弁当作りを自由研究にし、作る工程など、ポイントごとに写真を撮ってレポートに貼りつけました」
《読書感想文編》
●心に残った場面には、付箋を貼って後からチェック(小6男児ママ・Yさん)
Yさん「読書感想文を書く本は、書店に課題図書に選定された本がたくさん並んでいるので、その中で子どもが気に入ったものを選ばせています。
感想文は、子どもにそのまま書かせると、あらすじばかりになりがちです。
なるべくあらすじは最低限に、自分の感想・考えを書くようにした方がいいので、本を読みながら、感動した場面、びっくりした場面、いやだなーと思った場面、自分も同じような経験をしたことがある場面など、なんでも心に残った場面や言葉には付箋をつけて、赤線を引かせています。
息子が読み終わったら、その付箋や赤線を見ながら『どうしてここに付箋をつけたの?』と聞き、答えた言葉をそのままメモさせるように。それをつなげて書いていけば、なんとか“感想”文になります」
●原稿用紙へ書き出す前に感想をノートにメモ(小4女児ママ・Aさん)
Aさん「『若草物語』『赤毛のアン』など、自分が知っている本を選ばせると、アドバイスしやすいですよ。
また、感想文が書きやすいのは、子どもにとって身近な『家族』をテーマにした本です。家族の絆ってすばらしい、私も家族に感謝をしている、というオチに持っていくとうまくまとまるようです。
本を読み終わったら、感想(すごいと思ったことなど)をノートに書かせて、字数を数えてから原稿用紙に清書させます。
また、書き出しは、『(本のタイトル)を読んで私が思ったことは……』となりがちなので、『“みなさんは、(本のタイトル)というお話を知っていますか?”のような、インパクトのある一文を入れるといいよ』と娘に伝えました」
皆さん、それぞれに工夫があって参考になります。はじめて取り組む夏休みの宿題は、ママが先生役。子どもの『興味』や『好き』をうまく引き出してあげたいですね。
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