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週末・その他
年長 2014年1月31日の記事
書類選考に通る! 履歴書・職務経歴書のポイント
《マザーズハローワーク東京 ルポ2 》 応募書類対策セミナー:見やすく “簡潔” にまとめることが大切です。
こんにちは。『ママノート』編集部です。
前回は、『マザーズハローワーク東京』の『再就職準備セミナー』のレポートをお届けしました。
今回は、履歴書、職務経歴書の『応募書類対策セミナー』に参加してきました。
就活では、書類選考を通過するのが第一関門になることがあります。
ここでつまずき、なかなか面接までたどりつかない…と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
今回のセミナーの講師は、『マザーズハローワーク東京』で就職活動の個別相談を担当されている、就職支援アドバイザーの山田 洋さんです。
山田さんは、過去にアパレル関連の会社経営などに携わってきた、企業での経験が豊富な方。そのため、企業側がどういった視点で就職面接をし、採用を決めているのかを熟知されています。
今回もどんなお話を聞けるか楽しみです!
それでは、セミナースタート!
●企業側が採用したいのはどんな人?
山田 「皆さんは、企業側はどんなことを重視して採用を決めると思いますか?
多くの方が、『経験・スキル』をあげられるのではないでしょうか。
じつは、正社員の中途採用の場合、一番に求められることは『やる気・意欲』なんですよ。
そして、2番めが『人間性・人柄』、3番めが『経験・スキル』です。
正社員の中途採用は、ほとんどが欠員補充のための求人です。
正社員は雇用期間の定めがありませんので、職場で人間関係を良好に築き、長く働いてくれる人を採用したいと考えるのです。
応募書類(履歴書、職務経歴書)には、『やる気・意欲』、『人間性・人柄』、『経験・スキル』が採用担当者に伝わる書き方を心がけ、面接へのステップにつなげましょう」
●履歴書を書く前に知っておきたいこと
山田 「履歴書を書くときの注意点は、できるだけ “簡素化” して書くことです。
空白を埋めようと、職歴の欄に事業内容、職種などを細かく書いていくと、採用担当者がパッと見たときに “転職回数が多い” と思われてしまう可能性があります。
過去の職歴の事業内容などの説明は『職務経歴書』に記入してください。
ただし、簡素化のために省略してはいけないこともあります。
住所、学校名、資格名などは、正式名称で記入してください。
例えば…
NG:△△県△△市△△町1-2-3 → OK:△△県△△市△△町1丁目2番地3号
NG:△△高校 入学 → OK:△△県立△△高等学校 △△科 入学
NG:自動車運転免許 取得 → OK:普通自動車第一種運転免許 取得
そして、『本人希望欄』のところは、何もないからといって白紙で提出してはいけません。
『貴社の規約に準じます。』と書いてください」
●職務経歴書で自己アピールするには?
山田 「職務経歴書をまとめるときは、履歴書と同様に“簡素化”を心がけてください。
ポイントをいくつかご紹介します。
・職務経歴書の『志望動機』の記載はケースバイケース
履歴書にしっかり志望動機が記入できていれば、職務経歴書の方は省略できる場合があります。ケースバイケースで考えましょう。
・なるべく1枚にまとめる
採用担当者が見やすいよう、できるだけ1枚でまとめるのがベター。一文を短く箇条書きにして、読みやすくしましょう。
・『自己PR』の項目を設ける
職務経歴書に『自己PR』の項目を設ける人は意外と少ないため、採用担当者にアピールできます。これまでの職歴や経験ではなく、人柄や人間性が伝わる内容を書けるといいでしょう」
この他、セミナーに参加しないと聞けない応募書類づくりの極意をたくさん教えていただきました。
山田さんは個別相談でも応募書類のつくり方をさらに詳しくレクチャーされているそう。
就活のプロの意見は心強いですね!
次回は、『面接対策セミナー』をレポートします。
ぜひチェックしてください!