『10歳までに知っておきたい!
心の強い男の子の育て方』 (学研パブリッシング)
これからの世の中、男の子に求められるものは「優しさ」より「心の強さ」!人前で自分の意見をはっきりと表現し、友だちとも積極的にコミュニケーションでき、どんな環境にあってもたくましく生き抜いていける「心の強い男の子」を育てるコツを教えます。
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生活・しつけ
小学1年生 2016年6月29日の記事
『心の強い男の子の育て方』(学研パブリッシング刊)の著者である 和田秀樹先生に、 今回は、男の子のおけいこごとに関するアドバイスをいただきます。
和田 「子どものおけいこごとに関しては 『やらせないよりやったほうがいいと思うが、 それが成長にどう役立つかはわからない』というのが 正直なところではないでしょうか。 私は、おけいこごとは男の子の心の成長に役立てることができるものだと思っています。
子どもの成長には、学校以外の場で、 『これに関しては、自分はだれにも負けないよ』と堂々と言えるものが必要です。
自分はできるという自信、人には負けたくないという競争心、 練習を乗り切ることができたという達成感、自分にあるいは他人に勝つという体験――このいずれもが強い心を育てるために欠かせません。
学校以外に、子どもが輝ける場、勝つ経験のできる場、それがおけいこごとであると認識していただくといいでしょう」
よくお母さん方から「ならいごとをさせたいけれど、 なにをさせたらいいのかわからない」という質問を受けます。
和田 「おけいこごとを始めるにあたっていちばん大切なのは、“その子にもっとも合ったものを探す” ということです。 つまり、お母さんには、 その子の取り柄を探すということが求められます。 とはいっても、何がいちばん子どもに合っているかを見つけるのは難しいと思われるかもしれません。
そんなときは、まず何種類でも おためしで教室に通わせてみることです。 体験を通して『もっとやってみたい』、『また、教室に行ってみたい』などと関心を示したものがあればそれを続けさせるのです。全然のってこないようなら、ほかのものを考えるということでいいと思います。
おけいこの先生はその道のプロとして、子どもたちをたくさん指導してきていますから、お母さんの気づかない子どもの天才性を見つけてくれるかもしれません。
しかし、その子がせっかく天才性を秘めていたとしても、 お母さんがその出会いの場を作らないかぎり、才能が表に出てくることはないのです」
子どもがどんなおけいこごとに向いているのかわからない場合には
どうしたらいいでしょうか。
和田 「おためしで教室に通わせてみたものの、 子どもがどんな分野のおけいこごとに向いているのかわからない場合もあるでしょう。 スポーツ系でもなければ音楽系でもないという場合は、 勉強系のおけいこごとを考えてみるのも一つの手です。
そろばん、算数教室などですが、 これらの勉強系のおけいこごとはやっているうちに確実にできるようになります。継続すれば着実に実力がついて、 それが子どもにはとてもいい励みになり、競争心をつけるにもいい方法だといえます。
また、小学校半ばくらいまでは、単純暗記が得意という子どもの能力特性から、漢字については、教室に通わないまでも、「漢字検定○級合格」を目標に努力するのもいいでしょう」
和田先生、ありがとうございました。
次回は親の期待と子どもの成長について伺います。
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