『10歳までに知っておきたい!
心の強い男の子の育て方』 (学研パブリッシング)
これからの世の中、男の子に求められるものは「優しさ」より「心の強さ」!人前で自分の意見をはっきりと表現し、友だちとも積極的にコミュニケーションでき、どんな環境にあってもたくましく生き抜いていける「心の強い男の子」を育てるコツを教えます。
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生活・しつけ
小学1年生 2016年6月28日の記事
今回は、『心の強い男の子の育て方』(学研パブリッシング刊)の著者である 和田秀樹先生にお母さんと男の子のかかわり方について伺います。
お母さんと男の子のかかわり方について注意することはありますか。
和田 「男の子にとってお母さんというのは、 神様や恋人に近い存在といっていいかもしれません。
お母さんというのは、いつも安心できる場所。学校でいやなことがあった、友だちとけんかして戻ったときでも、元気づけてもらえます。
どんなことがあっても お母さんから「大丈夫だよ」と言ってもらえるだけで、 男の子は自信を持てます。
母子関係について、ベタベタしすぎることは、マザコンであるとして時に批判されることがありますが、母子関係に“愛しすぎ”ということはありません」
マザコン的な親子関係でも問題ないということでしょうか…。
和田 「母親の価値観を子どもに伝える方法に失敗しないようにする必要があります。
『勉強はできなくてもかわいいからいいわ』とか『かわいいわが子に、子どものうちから社会の厳しさを教えるなんでかわいそうだ』などとなってしまうのは問題です。
現実の厳しさにふれなければ強い心は育たないのです。 子どもがかわいそうだからといって保護ばかりしていても、 その子は伸びていくことができません。
成長過程で乗り越えなければならない壁の前で子どもがへこたれてしまっているときこそ、お母さんには子どもに寄り添い、フォローする役目があります」
注意しなければならないのはどういうことでしょうか。
和田 「たとえば、何度言っても子どもができるようにならないときなどに、 思わずカッとして『おまえはできない子だ』『頭が悪い』などと口走ったり、兄弟姉妹や同級生と比べてしまうことは 多くのお母さんが経験されていることだと思います。
ですが、子どももできなかったことにコンプレックスを持って悩んでいるのです。そんなところへ、追い討ちをかけるような言葉でとどめをさすのは、いい影響を及ぼしません。
子どもは精神的にダメージを受け、 あとまで引きずってしまうでしょう。
たとえいい結果を出せないときでも、 子どもを信じつづけ、子どもが自信を失わないようにしましょう。 子どもがもっとも深く傷つくのは、 お母さんの態度のなかに『あなたはダメな子ね』というような軽蔑目線を感じるときなのです。
ガミガミ言うのはかまいません。 しかし、決して子どもをさげすんだりせず、 「きっとできる」と子どものことを信じることから始めましょう」
和田先生、ありがとうございました。
次回は男の子のおけいこごとについて和田先生に伺います。
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心の強い男の子の育て方』 (学研パブリッシング)
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