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生活・しつけ
2012年10月24日の記事
理想の親子関係に近づく方法…カンタン書き出し術!
《イラッとしない!親が幸せになる子育て2》子育ての理想、怒りのポイントを書き出すことで解決方法が見えてきます。
言うことを聞いてくれない子どもを叱ってばかりで、理想の親子関係とはほど遠い。
どうすれば、理想に近づくのでしょうか。
家庭教育アドバイザーの和田みゆきさんはこんな提案をしてくださいました。
和田 「自分の理想とは何なのかをまず、見つめ直してみましょう。
そのためには『書き出す』ことがおすすめです。
一冊のノートを用意し、
1 理想の子ども像
2 理想の親子関係
を書き出してみましょう。
例えば、
1 素直な子ども
2 親子でいつも笑っていたい
などです。
こうして書いたものを客観的に見てみると、自分の理想が、具体的に確認できます。
次に、
3 自分はどんなシーンで怒っているか
を書き出しましょう。
これによって、自分がどういう時にカチンとくるかが客観視できます。
例えば、
親『宿題は? 何度もやりなさいって言ってるでしょ!』
子ども『あ~。今やろうと思ったのに。言われたらやる気がなくなった』
というやりとりのような、
3 宿題をやるよう注意すると、口ごたえされるとき
などです。
1~3 の答えを照らし合わせると、理想と現実では、どこがどう違うのかが見えてきます。
そうしたら、そのギャップを埋めていく方法を考えましょう。
上で挙げた例なら、子どもが素直な返事ができるような言い方に変えればいいのです。
例えば、
『このテレビを見終わったら、宿題をやるつもりなんだね』
と言えば、子どもは素直に『うん』と言いやすいでしょう。そうすれば、一歩、理想に近づきますよね」
書き出すことで、問題の具体的な解決法がわかるんですね。
和田 「書き出すことでもう一つ、おすすめしたいことがあります。
子どものいいところをたくさん書き出して冷蔵庫など目につくところに貼っておいてください。
毎日繰り返し目にすることで、子どものいいところに気づきやすくなります。
それによって、子どもとの接し方が変わり、笑顔の増える子育てができるようになりますよ」
子どものいいところがよく見えると、幸せな気持ちで子育てができますね。
次回は、子どもの能力を伸ばし、ママと子どもが幸せになる叱り方について教えていただきます。