
和田みゆき(わだ みゆき)
家庭教育アドバイザー。日本家庭教育学会常任理事。NPO法人いばしょづくり理事。学校法人八洲学園理事。
「親が変わると子が変わる」「子育ては、親が学んで行うもの」という考えのもと、親も子どもも幸せになる「開発型子育て法」を提唱。多数のワークショップやセミナーで指導にあたる。
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生活・しつけ
2012年10月21日の記事
子どもにしじゅうイラッとして叱り、親も子どもも笑顔になれない……。
そんな毎日の繰り返しになっていませんか。
叱る回数を減らして、子どもがそして親が幸せになる子育てのハウツーを、家庭教育アドバイザーの和田みゆきさんにうかがいます。
和田 「親は子どもが、望んだ通りに行動しないことにイライラします。
それを解決するにはまず、大人とは違う子どもの特質を知ることが大切です」
どのような点が、大人と違うのでしょうか。
和田 「子どもと大人は、時間の感覚が違います。
たとえば大人が感じる1年と、生まれて数年しか経っていない子どもが感じる1年の長さの感覚は、全く違うものですよね。
親は子どもに『早くしなさい』と言いますが、『早く』の感覚も、親と子どもでは違います。
そのため、どのくらい早くすればいいのか、子どもは理解していません。
親はそれをふまえて、具体的な言葉でわかりやすく伝えましょう」
部屋の片づけなど、子どもに「やりなさい!」と何度叱っても、習慣づかないのですが……。
和田 「どうしなくてはいけないかを、口で言うだけではなく、やってみせているでしょうか?
子どもというのは、言われたことをやるのではなく、お手本を見ることではじめて、学ぶことができるのです。
そして、子どもに言うだけでなく、親も習慣にしていなければ子どもは繰り返し行う必要性を感じられず、習慣づきません」
自分の行動も、見直す必要があるんですね。
ほかにも、片づけの最中に遊ぶなど、子どもが何かをやっている最中に、無関係のことを始めるのもイライラしてしまいます。
和田 「大人は、何かを行う場合、その結果だけを求めがちです。
でも、子どもには『経過を楽しむ』という特質があります。
片づけであれば、
『ほこりが舞うのがおもしろい』『あそこに虫がいる』など
あちこちに興味を持ちながら、片づける経過を楽しんでいるのです。
こういう特質があるんだと理解すれば、むやみにイライラせずに済むのではないでしょうか」
そうですね。
わが子のことでも、知らない面がたくさんあると気がつきました。
和田 「子どもは、確かにママから生まれてきたけれど、考えも行動も違う一人の人間です。
だから、思い通りにならなくて当然なんです。
子どもってこういうものなんだ、とゆったり構えていけるといいですね」
子どもの特質を理解できて、イラッとする回数を減らせそうです。
次回は、理想の親子関係に近づく方法について教えていただきます。
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