1958年生まれ。本名 杉山 桂一。
公立小学校で23年間教師を務め、退職後は、全国各地のPTAや市町村の教育講演、本の執筆に精力的に取り組んでいる。
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著書多数。
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生活・しつけ
小学1年生 2016年8月17日の記事
小学1年生にとって、初めての夏休みがもうすぐ終わります。
そろそろ気持ちを切り替えて、休み明けの学校生活に向けての準備をしたいところです。
今回は親野智可等先生に、休み明けに備えて 夏休み中にやっておきたい4つのポイントを伺いました。
親野 「まず大切なのが
1.生活のリズムを整えること
です。
遅くとも、夏休みが終わる1週間位前から調整していかないと、
休み明けの学校生活に対応できなくなります。
『生活のリズムを整える』ことについては
『入学準備』の記事で詳しく書いていますが、
『毎日同じ時間に同じこと』をすることを指します。
特に大事なのは、
●寝る ●起きる ●朝ごはん ●うんち
という生理的な4つのリズムを整えることです。
生活のリズムを整えるには、寝る時刻から整えて行くことが大切で、 8時半には入眠準備をし、 9時には寝る習慣をつけましょう。
起きるときは、お気に入りの時計を用意し、
好きな音楽が流れると気持ちよく目覚めることができます。
また、お母さんがカーテンを開けて朝の日差しを入れる、とか
気持ちよく起こしてあげる工夫も大切です」
自分で起きられないと自立できないのでは、と心配になったりするのですが。
親野 「起こさないと起きられないのは、
単に朝起きるのが苦手、というだけで、
起こしてあげることが自立を妨げることにはなりません。
苦手なことは手伝ってあげたらいいと思います。
朝食も時間を決めて食べるようにし、
うんちが出なくても、トイレには毎日行くようにします。
体質的に腸の動きがよくない子どもには、
繊維質の多い食事を作ったり、朝イチで水を飲ませたり、工夫してあげましょう。
1日の時間割を作っておくことも有効です。
今、何をしなければいけないか、自分で分かるようになり、
時間の管理ができるようになります。
時間割で区切ると、その時にやらないと次のことができなくなるので
『あとでやるから……』とは言えなくなりますね。
こうして時間の管理を学んでいくことで、
自己管理の基礎を作ることができます。
生活のリズムを整え、
休み明けの学校生活で、良いスタートを切れるよう準備しましょう」
夏休みの今から、生活のリズムを整えることが大切なんですね。
次回は、親野智可等先生に
学習面で夏休みにやっておきたいポイントをお聞きします。
親野先生の連載はこちら
夏休み特集ページはこちら
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