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小学1年生 2016年10月6日の記事

入学準備の本格スタート! 就学時健康診断

《いま、学校は〜現役教員舟山先生の小学校最新事情 第1回》 どの子もスムーズに就学できるようにするための大切な行事です

funayama2016-10-1

 

こんにちは、現役小学校教諭の舟山由美子です。今月からは、小学校の「今」の状況について、毎月ひとつのテーマに関して、皆さんにわかりやすく解説し、お伝えしていきます。

 

今回のテーマは、10月半ばから11月にかけて、来春入学予定の新1年生を対象に行われる就学時健康診断です。

 

 

●健診時、自分で名前を書けなくても心配いりません

 

「就学時健康診断」は、学校保健安全法第11条に基づいて行われるもので、来春就学する児童に病気がないか、知的発達はどれくらいかなどを検査します。市区町村から委託される形で、小学校で実施されます。

 

子どもに何らかの障がいや疾患が見つかった場合、治療をして健康な状態で入学できるようにすること、心身の状態に応じて、どの子もスムーズに就学がはかれるような支援や指導を行うことなどが目的です。

 

健診当日は、校医さんによって、内科・耳鼻科・眼科・歯科の健康診断のほか、視力検査と知能検査などが行われます。

 

また、最後に学校長・ベテラン教員との「親子面接」や後日予定している新入生の学校説明会のお知らせ・出席確認をすることもあります。

 

ここ数年の傾向で、私が個人的に感じることは、知能検査のとき、名前が書ける子には、自分に書いてもらうのですが、自分で名前を書く子の割合が高くなっているということです。

 

そのため、自分のお子さんがまだ字が書けないという方があせってしまうことも多くなっているかもしれません。でも、そのときまだ書けなくても、入学してからでもすぐ書けるようになります。どうぞ安心してください。

 

逆に、自分で書ける子の鉛筆の持ち方のほうがとても気になります。正しい持ち方ができていない子も多く、その持ち方は、入学後に直そうとしてもなかなか直りません。むしろ、健診のときに書けない子のほうが、入学後に、話をしっかり聞いて正しい持ち方になることが多いものです。

 

もうひとつ、ここ20年ほどの間に「特別支援」「発達障がい」という概念が社会に認識されるのにともない、教員たちの間にもこれらの概念が定着してきました。

 

そのため、目の前の子どもが入学して学校で集団生活を送る場合や、教室で学習する場合に、具体的にどんな行動をとるだろうか、またどんな支援が必要だろうかという視点をもって、子どもと接するようになっていると感じます。

 

例えば、健診の場で、なかなか指示に従えない子がいた場合、それは、その子本来の性格の現れなのか、家庭のしつけの問題なのか、発達障がいなどの課題がある場合なのかを類推したりします。

 

「発達障がい」の診断は医師しかできませんが、学校側としては、「就学相談」などの機関につなげて総合的に判断してもらい、その子の状態に応じた就学ができるような態勢を整えるなどの配慮をしています。

 

 

就学時健診に臨む際の注意ポイント

 

健診での注意点については、いろいろな記事で書かれているようですが、ここからは学校の現場から、いくつか注意点やお伝えしたいことを挙げてみましょう。

 

・個人票やスリッパを忘れずに

・あいさつや自分の名前を言う練習を

・緊張せず、親子とも安心して来校を

 

当日は市区町村から送付された個人票(就学時健診票)をお忘れなく。手続きなどに支障が出ることもあります。既往症や予防接種の有無、アレルギーの有無など、調査項目の記入も忘れずに。また、親子ともども、上履き(スリッパ)と、靴を入れる袋を必ず持参しましょう。

 

また、健診中に、あいさつや自分の名前を言う機会は少なくても6回はあります。子どもには、事前にあいさつをしっかりと言うこと、自分の名前をはっきりと言うように教えましょう。事前に練習してもいいですね。

 

お世話係の児童に保護者の皆さんからも「よろしくお願いします」と言っていただけると、児童の意欲・責任感が高くなります。その日だけでなくお子さんが入学してからも、なにかと面倒をみたり、気にかけたりしてくれるようになります。

 

健診ですることは、衣類を脱いだり着たり、席についたり、聞かれたことに答えたり、普段の生活通りのことなのですが、初めて行く場所・初めて会う人との会話があるので、びっくりする子や何をするのかわからずに怯えている子も多いと思います。

 

けれども、例えば知能検査でも、子どもがどんな突拍子もないことを言っても、「そうですね」と優しく返答して、とがめることなどは決してありませんので、親子ともども安心してほしいと思います。

 

なにより、5年生の児童が親切に対応してくれるはずなので、そうしたお兄さん・お姉さんに会えるのを楽しみにしてください。そして、5年後は自分の子もそうした児童のように成長するのか、という目で見てもらえたらと思います。

 


舟山先生のこれまでの連載はこちら

《きいて 教えて 舟山先生!》 小学校の現役先生が答えます

 

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「就学時健康診断」では何をするの? 準備しておくことは?

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