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学校・まなび
小学1年生 2019年6月10日の記事
先輩ママにアンケート! 学校の宿題、いつやってる?
小学生になると、始まることのひとつに「宿題」があります。特に低学年のうちは、親が見ながらでないとできない場合もあり、いつのタイミングでやらせるのか、頭を悩ませる人も多いよう。そこで、ママノート読者の先輩ママにアンケート! 宿題をいつやっているのか、またスムーズに進めるための工夫も聞きました。
●「帰宅したらすぐ宿題」が基本だけど、なかなかうまくいかないことも
まずはズバリ、いつ宿題をやっているかを教えてもらいました。多かったのは「帰宅して、おやつを食べたらすぐに宿題の時間」と言う声。他にも
「放課後は友達と遊ぶことが多いので、友達と一緒に宿題ができるなら遊び出す前に、できなければ友達が帰ったらすぐにやるようにしています」
「帰宅したら、持ち物の片付け→手洗いうがい→お手紙と連絡帳を出す→音読→宿題→明日の準備、の順番で習慣づけ。流れの中で宿題も終わらせるようにしています」
「通っている学童に勉強の時間があるので、そのときにできる宿題は済ませるように子どもに伝えています」
などがありました。中には「できるだけ早く! を合言葉にしている」という人もいるように、帰宅したらすぐに済ませておきたいというのが、ママの本音のよう。でも、低学年だとなかなかうまくいかないのが現実のようで…。
「習い事などがあると、宿題に取り掛かるのがどうしても遅い時間になり、眠さと、問題がわからないことでグズグズに。早い時間にやることを習慣化するのが難しい」
「私よりも少し早く子どもが帰宅しているので『17時にママが帰るまでに宿題ね』と伝えているけど、17時までに終えていたことはほぼナシ(涙)。友達との遊びを優先してしまい、私も遊ぶことも大切だなと思うので強く言えないのが悩みです」
という声が多く、習い事や遊びなど、やるべきことも、やりたいことも多い小学生が宿題の時間を捻出するのは、思った以上に至難のワザのよう。ママも一緒に、上手な時間のやりくりが必要なようです。
●家事をしながら、音読のチェックをするのが定番!
低学年の間は、音読のチェックなど、親が関わる宿題も多いはず。こちらはいつ・どこでやっているのでしょうか?
「夕飯づくりで私が料理をしている間に、子どもはダイニングテーブルで宿題をしてすぐに丸付けやチェック」
「仕事をしていて帰りが遅くなるので、一緒に布団に入ってから、読み聞かせ風に音読の宿題をします」
「洗濯物たたみなど、こちらがなにか家事をしている間に音読をしてもらい、すぐ音読カードにサインをする」
ママたちは「ながら」で宿題のチェックをしていることが判明。また、宿題が増えると「算数ドリルの丸付けをしながら、音読を聞く」など、いくつかの宿題を同時にチェックできるように効率化していることもわかりました。
●褒める、ご褒美、時間をはかる…。ママたちの工夫が満載!
帰宅後の限られた時間で、宿題をさせて、チェックをして…と大忙しのママ。スムーズに進めるためにしていることはありますか?
「私が帰宅したときにまだ宿題が終わっていなくても、注意するとさらにやる気をなくすので『いつやるー?』と前向きに声掛け。やったらたくさん褒めるようにしています」
「ダラダラとなかなか取り組まないので、宿題が終わったらおやつを食べよう、お出かけしようと、ご褒美を用意してやる気を出させる」
「勉強机にA4サイズのプラトレーを置いて、帰宅したらそこに連絡帳と日記、算数プリント、漢字ノート、音読カードなどの宿題を必ず出す。宿題の『見える化』で本人にプレッシャーをかけます!」
「宿題をやると決めたら、15分のタイマーをかけます。『タイマーが鳴るまで頑張ろう』と伝えて取り組むと、意外と集中できる! 今はまだ1年生で宿題の量が少ないので15分だけど、今後は30分、40分と時間を伸ばすつもり」
ママたちなりのさまざまな工夫が満載! 1年生のうちはとにかく宿題や勉強が嫌いにならないようにすること、また、帰宅後のなるべく早い時間にできるようにすることを目標に、宿題することをうまく習慣化していきたいですね。
(取材・執筆:野々山幸)