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生活・しつけ
小学1年生 2015年9月14日の記事
★親野智可等の「今日から叱らないママ」第18回 [9/14]
ハイテクを使えば、子どもを毎日ほめることができる
●曖昧でなくはっきりした決意を
子どもを伸ばすコツは、叱る回数を減らしてほめる回数を増やすことです。
でも、それはわかっているけど続けるのは難しいという声をよく聞きます。
叱るのは絶対に忘れないのに、ほめるのはすぐ忘れてしまう…。
これが親の実態です。
なぜほめるのを忘れてしまうかというと、ほめて伸ばそうという決意が曖昧だからです。
そこで、もっとはっきりした決意をするといいと思います。
「これからはもっとほめよう」ではなく、「毎日1回ほめる」と決意してください。
でも、それでも忘れてしまうかも知れません。
というのも、現代人は忙しくて、他にやることが山ほどあるからです。
そこで、もっとはっきりした決意をしてください。
私がお勧めしたいのは、ほめる時刻を決めてしまうということです。
例えば、「毎日8時にほめる」と決めるのです。
●ハイテクを使えば忘れない
でも、それでも忘れてしまうかも知れません。
そこで、お勧めしたいのがハイテクを使うということです。
つまり、ケータイの目覚ましアラームが毎日8時に鳴るようにセットしておくのです。
目覚ましでなく、スケジュールやタスクなどのアラームでもいいです。
とにかく、決めた時刻にアラームが鳴ったり音楽が流れたりするようにセットしておきましょう。
人間は忘れても機械は絶対に忘れません。
アラームと同時に、画面に子どもの写真が出るようにセットしておくのもいいですね。
すると、「ほめて、ほめて~」という感じになります。
アラームが鳴って、「あ、今日はまだほめてなかった」と気づけば、「何かないかな~?」とプラス思考で子どもを見るようになります。
そして、10分後に見つけてほめる、これで親子ともどもハッピーになります。
●この方法は他にも応用できる
この方法は、他の人にも応用できます。
・9時半に、旦那にねぎらいのひと言を贈る
・4時に、おばあちゃんに優しいひと言を贈る
・午前10時に、部下をほめる
・午前11時に、上司にお世辞を言う
あるいは、自分のためにも応用できます。
・3時に腹筋20回
・10時に日記をつける
何事においても、決意だけでは続かないので、絶対続けられるようなシステムを作るといいと思います。