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学校・まなび

小学1年生 2019年2月27日の記事

「宿題の取り組み方」について、小学校の先生にアンケート!

保護者は子どもの宿題に、どう関わるのが正解!?

 

 

なかなかパパっと終わらないわが子の宿題。保護者がどの程度、口や手を出すべきか悩みどころですよね。そこで、小学校の先生方に匿名アンケートを実施! 保護者の理想的な宿題への関わり方について現場の先生が考えること、また「こんな関わり方が素敵だったな」「ちょっとNGだったな」という経験談をお聞きしました。

 

 

●答えが合っていることより、真剣に取り組む姿を褒めて!

 

「Q.宿題について、家庭での関わり方にどんなことを期待しますか?」と質問したところ、多くの先生方から「答えの正否チェックより、取り組む姿勢のチェックが大切!」との声が上がりました。

 

「1年生のうちは、家庭学習の習慣を付けることが宿題の一番の目的。保護者の方は、答えが合っているかどうかより、短時間で良いので、真剣に取り組んでいるかどうかを見てあげてほしいですね」(T先生)

 

「低学年に限定すると、大人の目が届く範囲での“学習の習慣化”を一番期待します。学校から帰ったらすぐにやる、夕ご飯の前にやるなど、ご家庭の状況に応じて【取り組む時間】と【場所】がルーティンとして決まっていることが望ましいです。

 

保護者が近くにいるリビングなどで、ときどきは隣に座って『丁寧に書けているか』『書き順や鉛筆の持ち方は正しいか』を褒めてあげると、お子さんのモチベーションも高まると思います」(A先生)

 

「とにかく丁寧にやるということを低学年でしっかりと身に付けておくと、高学年になった時も、きちんとやってくれる子が多いです。宿題をやったかどうかのチェックはもちろん、乱暴な文字になっていないかもチェックしていただければ」(T先生)

 

学校から帰って、気が緩んでしまう子どもの気持ちもわかりますが、そこは保護者がメリハリを付けた声がけで、短時間でギュッと終わらせるのがベターなようです。

 

 

●宿題を通して、わが子の「理解度」を知ってほしい

 

前出の「保護者の宿題の関わり方に期待すること」の質問に対し、次に多かったのが「学習の進度やわが子の理解度を把握してほしい」という意見。

 

「宿題をやったかどうかと合わせて、お子さんが内容を理解できているか、学習定着度にも注意を向けてほしいです」(C先生)

 

「お子さんが宿題を間違えてばかり…という時は、授業を聞けていない可能性があります。おうちの方が教えてあげるのも大事ですが、続くようなら担任の先生に授業中の様子を聞いてみるとか、『話を聞いて、何かやる』ということを日々の生活の中で意識させると良いでしょう」(A先生)

 

「わが子が、どこが苦手なのか、そしてどこが得意(好き)なのかも、宿題を通して知ってもらえたら。今、学校でどんなことを学習しているのかを保護者の方が知る、一つのきっかけにしてほしいですね」(Y先生)

 

低学年のうちは、まだまだ保護者のリアクションの影響が大きいもの。子どもの学習内容に興味を持つこと自体、「ママ・パパも気にしてくれてる…」と子どもが意識できて、意味のあることなのかもしれません。

 

 

●家庭での宿題への“素敵な関わり方/NGな関わり方”

 

さらに「このおうちの家庭教育は素晴らしかった」「こういうのはちょっと困った」というエピソードについて、先生方にお聞きしました。

 

【素敵な関わり方】

「漢字が苦手な子のお母さんが、宿題の漢字ノートの一番上に、お手本を書いていました。子どもがそのお手本を見て書けるように…という配慮が素敵だなと感じました」(Y先生)

 

「夏休みの宿題で、蝶の羽化の様子を写真に撮ってまとめてきた1年生がいました。おうちの方が寄り添って観察している姿が頭に浮かび、『感動を共有できているおうちはいいなぁ』としみじみ」(A先生)

 

「音読カードのサインに、いつもかわいいイラストを描いてあげているお母さんや、宿題ノートにたまにコメントを入れてくれているお母さん。やる気を出させる工夫があると素敵だなと思います」(T先生)

 

「出来栄えをみずにサインする方も多い中、やり直しさせた消しゴムの跡や、保護者が枠外にお手本を書いたものがあったりすると、見て頂いているなと感心します」(K先生)

 

【ちょっと困った関わり方】

「音読をないがしろにされる方がたまにいます。音読は低学年から続けることが大切で、少しでもやめてしまうと再開するのがかなり難しいもの。おうちの方も、チェックするのは大変だと思いますが、ご協力お願いします」(T先生)

 

「金曜日、宿題の持ち帰りを忘れた子の保護者から『月曜に先生に叱られるから学校に行きたくないと言っている。叱らないでやってほしい』と校長宛に電話がかかってきたことがあります。しかも高学年の子です…。低学年のうちから、お子さんの“自立”を意識していただけると良いと思います」(C先生)

 

「困るのは、夏休みの宿題でお子さんの作品に手を出しすぎてしまうことでしょうか。明らかに大人の作品とわかるものもありますので…」(A先生)

 

まだまだ1年生、「一人でキッチリ宿題をやる」というのは難しいもの。代わりに宿題をやってしまうのは論外ですが、お手本を書いてあげる、自由研究の観察やまとめにアドバイスしてあげるなど、子どもがスムーズに取り組むための手助けについては、先生方は好意的に受け取ってくれているようです。

 

 

●親だけが抱え込まないこと、親が辛くならないことが大事!

 

忙しい保護者の中には「できるだけ見てあげたいけれど、現実はそうはいかない…」という方もいるかもしれません。そんな方に向けて、ある先生からの心強いメッセージをご紹介します。

 

「こうした方が良いという理想はもちろん大切ですが、何者にも勝るのは保護者の笑顔!これに尽きると私は思っています。そのためには保護者だけが抱え込まず、ときには誰かに頼ったり、外注したっていいんです。

 

私自身も働く母で、祖父母も離れているので、基本は保育園や学童頼みで子育てをしてきました。私が子の宿題を見てあげたこともほぼ皆無です。

 

今では笑い話ですが、ある年の始業式、末っ子の担任から『息子さん、課題を何も持ってきていません…』と連絡を受けました。当時はとても忙しいポジションにいたので、息子の夏休みの宿題も一切見ていなかったのです…! 最終的に、課題は中学生の兄と高学年の姉が面倒を見てくれ、提出できたのですが、教員だってそんなものです。

 

今までたくさんの子どもたちを見てきましたが、自己肯定感や有用感が育まれている子とそうでない子は、中・高学年になるにつれ、びっくりするくらいの差が生まれてしまいます。コミュニケーション力も全然違います。

 

『自分は自分でいいんだ』という愛されている実感をしっかり育んでいただくこと、これが低学年の保護者に最も期待することです。甘やかしとは違います。越えるべき課題にはきちんと向き合わせつつも、できる・できないに関係なく『大好き! 愛してる!』ということはしっかり伝え、安心感を与えてあげてください」(A先生)

 

たくさんのご家庭を見てきた先生の一言には説得力がありますね…! 小学生になると、つい、他の子どもと比べたり、できていないことばかりに意識が向いてしまいますが、保護者にしかできない「どんな時でもあなたの味方だよ」と愛情を伝えることも、日々心掛けていきたいものです。

 

(取材・文:ママノート編集部)

 
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