東京都杉並区にある整骨・鍼灸院。一人一人の体の状態を見極めるための丁寧なカウンセリングと、手技・トレーニング・鍼灸を組み合わせた治療で幅広い年代の体の悩みを解決する。
小中学生向けに、脳と身体を活性化する「学生コンディショニングサポート」のプランも。月額制で回数制限なし(要予約)のトレーニングと、ベッド、テーピング等の治療を受けることができる。詳しくは問い合わせを。
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生活・しつけ
年長 2019年2月7日の記事
多くの小学校の先生が重要視している「体幹」の筋力。イスにまっすぐ座り続けたり、起立の姿勢を保つために欠かせない力が、外遊び不足などの影響で落ちてきているそうです。そこで、ちょっとした時間に親子でできる「体幹トレーニング」の方法を、小中学生向けのボディコンディショニングサポートを行っているさくら整骨院・はりきゅう院/荻窪の木村竜也さん、木村一貴さんに取材。前編に引き続き、2つのメソッドをご紹介します。
前編では、体幹を鍛えるための基本メソッド“プランク”と、筋力バランスをチェックするための“アーム&レッグレイズ”を教えて頂きました。今回、新たに紹介する“風船ふくらまし”ですが、風船をふくらますことで、どんな筋肉が鍛えられるのでしょうか?
「100円ショップやおもちゃ屋さんで売っているゴム風船をふくらますだけの、見た目にも楽しいこのトレーニング。姿勢保持に資する“横隔膜”の筋肉を鍛え、さらに“腹式呼吸”のやり方を身に着けることができます。
腹式呼吸とは、横隔膜を下げ、肺を下方向に広げることで、深く息を吸い込むことができる呼吸法です。一方、肺を前後に広げる“胸式呼吸”は、肋骨が肺の広がりを妨げるので、そこまで多くの空気を吸い込めません。深く息を吸い込めるということは、それだけ脳へ運ばれる酸素の量が増えるということ。腹式呼吸のクセがつくのは学童期のお子さんにとっては大きなメリットになるのではないでしょうか」(木村竜也さん)
【風船ふくらましのやり方】
1.仰向けに寝そべって、軽くヒザを曲げ、腰の力を抜く。
2.ゴム風船をくわえ、口をすぼめてゆっくり息を吐き、風船をふくらませる。息を吸うときは鼻から。「3吸う、6吐く」または「4吸う、8吐く」のリズムで3~4回繰り返し、風船をふくらませる。
「このトレーニングは、細~く、長~く息を吐くのがポイント。ストローを使っても良いのですが、風船だと息の流れが目に見えるのでオススメです。朝に行えば、脳が活性化されて頭がスッキリしますし、逆に、夜寝る前に行っても◎。長く息を吐くと副交感神経が優位になり、睡眠が深くなるので、成長期のお子さんにはもってこいのトレーニングです」(同)
最後に、ちょっぴり難易度が上がりますが、親子で楽しめる体幹トレーニングを教えていただきました。
「ゴムまりやバレーボールなどを使い、足と足とでキャッチボールをします。猫背が気になるお子さんの場合、肋骨が下方向に下がってしまっていることがあるのですが、このトレーニングでおへその上下の腹筋を鍛え、それを防ぐことができます。大人でもちょっときついトレーニングですが、楽しみながらチャレンジしてみてください!」(同)
【足キャッチボールのやり方】
1.二人が足と足とをくっつけた状態で、仰向けに寝そべる。
2.一人が両足の内側でボールを挟んだら、相手が取りやすい位置まで脚を下げる。
3.もう一人が両足を使って、そのボールを受け取ったら、一度自分の頭上近くまでボールを持ち上げ、再度両脚を下げて、相手がボールを取りやすい高さに位置する。
4.このキャッチボールを5~10往復行う。二人とも頭をあげて、常にボールを見ながら行うこと。
「ボールを見るために頭を上げることで、おへそから上の筋肉が鍛えられ、さらに脚の上げ下げ運動により、おへそより下の筋肉が鍛えられます。脚を無理に下げすぎると、特に大人は腰を痛めてしまうこともあるので、腰が反らないよう注意して、ボールを渡す高さを調整しながら行いましょう」(同)
今回教えていただいた4つのトレーニングは、どれも家の中で、数分そこらあればできるものばかり。起床後や寝る前などのちょっとした時間を利用して、親子で楽しく習慣化できるといいですね!
(取材・執筆:ママノート編集部)
東京都杉並区にある整骨・鍼灸院。一人一人の体の状態を見極めるための丁寧なカウンセリングと、手技・トレーニング・鍼灸を組み合わせた治療で幅広い年代の体の悩みを解決する。
小中学生向けに、脳と身体を活性化する「学生コンディショニングサポート」のプランも。月額制で回数制限なし(要予約)のトレーニングと、ベッド、テーピング等の治療を受けることができる。詳しくは問い合わせを。
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