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週末・その他
年長 2019年1月11日の記事
2018年 販売店・メーカー別 学習机最新事情【オカムラ編】
(写真提供:オカムラ)
さまざまな種類がある学習机ですが、各販売店やメーカーごとにどんな特徴や違いがあるのでしょうか? 主要な学習机の販売店・メーカーに直撃取材をして、教えてもらいました。第4回は、高品質でバリエーション豊富な学習机を作り続ける「オカムラ」です。
●オカムラ学習机のポイント
・素材
天板には、家具に広く使用されており、周囲の家具や床材とも相性の良いホワイトオークの突板を使用。また、木目が美しく、肌触りの柔らかいアルダーハギ材などを使用したデスクも品揃えしている。
・販売時期
カタログ配布、店舗展示ともに8月から開始。2018年からオカムラ公式インターネットショップにて限定商品を販売しており、随時キャンペーンも実施中。
・特徴
☆パソコンやタブレットなどの電子機器を使った学習を考慮し、ケーブル等をすっきり処理できる構造のデスクが登場
☆新入学児向けの従来型のデスクは、子どもの成長(身長)に合わせて天板の高さが調整できるなど、長い期間安心して使える仕様に
●オカムラの人気商品紹介
【ユーザー人気No.1】
ソラノ
(写真提供:オカムラ)
ソラノプリティア
(写真提供:オカムラ)
一番人気の「ソラノ」は、ナチュラル色で少し赤味があるアルダー材の商品。ハートのモチーフなど女の子向けのデザインが特徴の「ソラノプリティア」も同様に人気で、木目が薄く見えるホワイト色と、ナチュラル色の天板のツートーンカラー。
・幅×奥行×高さ:100×55×76cm(天板高は52~76cmで調整可能)
・通常販売価格:
ソラノ 72,000円(税抜・デスクのみ)
ソラノプリティア 64,000円(税抜・デスクのみ)
【リビングスタイルにマッチする新商品】
VICINO:ヴィチーノ
(写真提供:オカムラ)
デスクにもシェルフにも、用途に合わせて組み替えが可能。デスクは天板の高さを「350H(床座位)」「720H(椅子座位)」「1000H(立位)」の3段階に設定できます。シンプルデザインで、リビング・ダイニング空間にもマッチし、子どもの学習以外の使い方も。
・幅×奥行×高さ:70×45×120cm(天板高35/72/100cmの3段階)
・通常販売価格:35,500円(税抜・デスクのみ)
【個室学習スタイルの新商品】
Latorio:ラトリオ
(写真提供:オカムラ)
デジタル機器を使用した学習に考慮し、ケーブル類の処理を考えた構造で、すっきりとした机上面を実現。部屋の広さや学習方法の変化に応じてアイテムを追加できるシンプルな設計のデスクシリーズです。
・幅×奥行×高さ:100×65×72cm
・通常販売価格:デスク46,300円(税抜・デスクのみ)
●「子どもの成長を見守る」がテーマ。環境や嗜好の変化にも対応
高品質な学習机が支持を集めるオカムラ。最近では勉強スタイルの多様化に対応して、バリエーションも増加。リビングに置きやすい学習机を「リビングスタイル」、子ども部屋に置きやすい学習机を「個室学習スタイル」、新入学児向けの従来型の学習机を「スタンダードスタイル」として、3つの商品カテゴリーを提案しています。
「『リビングスタイル』では、リビングに置いてもすっきりとしていて、永く使えるデザインを提案。また、家庭での学習環境において、パソコン、タブレット、スマホなどのデジタル機器を使用している割合は、小学生で50%以上、高校生で60%以上という結果が出ており、今後ますます高くなる傾向にあります。『個室学習スタイル』では、こうした電子機器を使った学習を考慮し、ケーブル等をすっきり処理できる構造のデスクが登場しました」(株式会社オカムラ インテリア営業部 製品開発室 丹昭吾さん)
従来型の学習机である「スタンダードタイプ」にもこんな工夫が。
「子どもの身長は、小学校6年間で平均36cmも伸びるといわれます。それにともない、『スタンダードタイプ』では、子どもの成長(身長)に合わせて天板の高さを調節でき、最適な学習姿勢で学ぶことのできる『高さ調節タイプ』を用意。また、学習スタイルや環境に合わせて天板の広さを調節でき、低学年時のリビング学習から高学年からの本格的な学習にも対応できる『広さ調節タイプ』もラインナップしています。
オカムラのテーマである『子どもの成長を見守る』を主軸に、子どもの環境や嗜好の変化に対応できる、シンプルデザインで長く使える学習家具づくりを目指しています」(同)
子どもの成長にとことん寄り添い、学習しやすい環境づくりの手助けをしてくれるオカムラの学習机。公式インターネットショップのほか、大手家具店でもカタログ配布と商品展示がされています。
(取材・執筆:野々山幸)
★特集「2019年度入学向け 販売店・メーカー別、学習机の最新事情」