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週末・その他
小学1年生 2018年5月16日の記事
復職についてのアンケート実施! 復職へのハードルってどんなこと?
妊娠・出産を機に仕事を辞めたママも、子どもの幼稚園入園・小学校入学のタイミングで一度は“復職”について考えるのではないでしょうか。そこで、ママノートサポーターの皆さんに、「復職について」のアンケートを実施。乳幼児期をわが子と密に過ごしてきたお母さんだからこそ、復職についても様々なハードルや葛藤を感じていることが分かりました。
そこで今回は復職に対してママが感じていることの実態を、アンケートの声を元にお伝えしたいと思います。
●仕事を再開したい時期や理由は人によって違う
子どもの入園・入学をきっかけに「復職」の二文字が頭に浮かんだとしても、実際に復職するタイミングは家庭の事情や考え方によって人それぞれ。また、復職を希望する理由もさまざまなようです。
「子どもが一年生になったら仕事を始めたいと思っています。理由は、主婦業だけでは物足りないから。今は地域活動を通じて外との関わりを持つようにしていますが、子どもが小学校に上がれば今よりまとまった時間が取れると思うので。また、母親が働いている姿を子どもにも見せたいというのもあります」(Aさん)
「子どもが中学生になったら。専業主婦は暇だし、仕事をしている方が若くいられると感じるので。夫に頼りたくないというのもあります」(ちびのすけねこさん)
「入園したばかりの下の子が幼稚園生活に慣れた夏休み過ぎくらいから。上の子に教育費がかかるようになってきたので」(Kさん)
「半年以内には仕事を探したいと思っています。子どもが小学校へ入学し、時間に余裕ができたから。また、自分磨きや向上心につながるようなことをしたくなったので」(Fさん)
●復職へのハードルその1 ~ブランクや年齢の不安~
3~6年のブランクを考えたとき、「自分の能力に自信がない」、「前と同じように働けるか心配」といったことが要因となって、復職へ踏み切れないママも多いよう。
「働いていなかったので、長続きするかが我ながら心配」(よまたけさん)
「仕事先から『復帰してほしい』と言われたものの、子育てブランクを経て、元のようにきちんと、思うように仕事ができるかが心配。ただ、上の子2人にとっては憧れがある職業なので、家族も復帰を歓迎してくれているのが心強いです」(かずもんままさん)
「前職は秘書をしていましたが、子育てをしながら同じ職種は難しいと思う。そうなると事務職で探すことになると思いますが、40代という年齢がネックにならないかが心配」(Fさん)
●復職へのハードルその2 ~働き方・職場の理解への不安~
アンケートへの回答で最も多く見られたのが「子育てしながらでも働きやすい職場はあるのか」といった不安の声。特に「子どもの病気で急に休むことができるかどうか」は、正社員かパートかといった雇用形態にかかわらず気になるところ。また、子どもが幼稚園や学校に行っている間だけの短時間勤務ができるのかなど、子どもを中心にした働き方を希望しての葛藤も多いようです。
「子どもの急な体調不良や、学校行事のための休暇を取れるような、理解ある職場に就職できるかが心配。実家の支援は期待できず、夫の長時間勤務・休日出勤アリが今後も変わらないと予想されるので、夫婦で納得のいく家事分担ができるかも心配」(Aさん)
「子どもの体調や、幼稚園の時間などで職場に迷惑を掛けると思うので、肩身が狭くなりそうで心配」(さえママさん)
「小学生と幼稚園の子どもが体調不良のとき、急に休めるかが心配。子ども優先に考えなければならないのでなかなか難しい」(こもさん)
●復職へのハードルその3 ~子どもへの影響~
復職すると、ほとんどの場合子どもと過ごす時間は今までよりも短くなります。そのことをデメリットに感じる声もいくつか見られました。
「子どもが一人で宿題などをできるかどうかが心配。子どもが言うには、宿題を忘れてくる子も多いとのことなのですが、もしかして親が忙しくてチェックできていないのかな?とも思うので…」(ねこねこさん)
「すでに小学生の兄・姉は『学校に行っている間にママがお仕事するのはいいけど、家に帰ってきて誰もいないのは、怖いからイヤだ』と言っています。家族のことも大事にしたいので、自分の思いだけでは決められないと思う」(Kさん)
●復職へのハードルその4 ~家族(夫)の反対など~
10人ママがいれば、10人それぞれが子育てに対する価値観、仕事に対する価値観を持っています。また、夫をはじめとする家族の思いも、それぞれ違うもの。そういった家族との関係性の中で、復職へのハードルを感じているという回答もありました。
「パート先で正社員にキャリアチェンジしようとしたとき、夫は100%協力すると言ってくれました。でも、自分が正社員になったときに想定できる主人にとっての不都合を投げかけてみたら、ほぼ対応できないことが判明。そうなるとすべてのしわ寄せが子どもに行ってしまいます。目の届かないところが増え、後に後悔することになるのではと思うと、そのときは諦めざるを得ませんでした」(きのぶさん)
「復職すると、今までのように夏休みに子どもにいろいろな経験をさせてあげられなくなるのが辛い。また、夫は仕事をしたければしてもいいとは言いますが『家事が疎かにならなければ』とも言います。良くも悪くも仕事へのこだわりがなくなった今、効率よくお金が稼げて、勤務時間も融通の効く、時給の高いパートが現実的かなと思っています」(ポッポハムハットさん)
その一方で、「主人も、外へ出てキラキラしている私をまた見たいと大賛成でした」(Fさん)というふうに、夫からの後押しがあったという声もありました。
子育てブランクへの不安や、子育てしながらでも働きやすい職場があるかなど、みなさんそれぞれに復職へのハードルも感じていることが今回のアンケートで分かりました。
とはいえ、最近では、以前よりも働くママがどんどん増えています。また、人材不足ということもあり、子育て中のママでも働きやすい環境を整えている会社も増えているので、思い立ったらまずはリサーチから始めてみてはいかがでしょうか?
ママノートでは今後、注力的に「ママの復職」の実態調査や、復職した先輩ママの声など、ママの復職を応援する記事を公開していく予定ですので、どうぞお楽しみに!
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