斎藤あや子
株式会社ママジョブ 代表取締役。
ママが仕事と子育てを両立するための「再就職」「プチ起業」を支援する事業を展開。
Webサイト『ママジョブ』の企画・運営をはじめ、セミナー、イベント、講演、キャリアカウンセリング事業なども行う。
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週末・その他
小学1年生 2012年12月2日の記事
子どもの小学校入学をきっかけに、再就職を考えているママもいるのではないでしょうか?
「ママノート」では、再就職をめざすママへのアドバイスを、全4回にわたってご紹介します。
お話をうかがうのは、ママのためのお仕事サイト『ママジョブ』の運営をはじめ、再就職支援の活動をされている(株)ママジョブ代表取締役の斎藤あや子さんです。
斎藤 「出産をきっかけに離職し、専業主婦として子育てをがんばってきたママは、『子育てと仕事を両立できるかしら?』と、不安を感じているかもしれませんね。
でも、『働きたい!』という思いがあるなら、再就職をめざして一歩を踏み出してください。
働くことは、経済的な余裕ができるのはもちろん、仕事にやりがいを持つことで精神的な余裕も生まれます。
子育てと仕事を両立する、イキイキとしたママでいることは、子どもの幸せにもつながるはずです」
斎藤さんは、再就職支援の活動をする中で、ママたちからどのような働き方の希望を聞かれますか?
斎藤 「正社員、派遣、パートなど、さまざまな働き方の選択肢がありますが、ママたちからは、どんな仕事したいかよりも、働く時間帯が短い『“時短”を条件に仕事を探したい』という声が多く聞かれます。
実際、小学校低学年のときは、授業が終わる時刻が幼稚園・保育園のときよりも早まる場合が多いんです。
子どもの下校時刻、または学童保育を検討している場合は、保育時間を事前に確認した上で、正社員、派遣、パート、在宅など、働き方を検討してみてください。
また、急な残業などで帰宅時間が遅くなってしまったり、子どもがカゼなどの病気で学校を休まなくてはいけなくなったりすることも考えられます。
そのため、家族など周りの人に『再就職をしたい』という意思を事前に伝えておき、仕事をはじめた後の、いざというときのサポート体制を作っておくことも大切です。
仕事、子育て、家事を1人ですべてを抱え込むとストレスがたまってしまいます。
1人でがんばりすぎず、『頼れる人には頼ろう』と考えてください。
働くママのお友だちがいれば、情報交換をし合ってもいいですね。
周囲の人との信頼関係を築き、お互いサポートし合うことも、子育てと仕事を両立していくために大切なことだと思います」
まず、働く時間帯や、いざというときのサポートをどうするのか……、ムリのない再就職プランを立てていくことが大切なのですね。
次回は、仕事の探し方や再就職に役立つ資格についてお話をうかがいます。
斎藤あや子
株式会社ママジョブ 代表取締役。
ママが仕事と子育てを両立するための「再就職」「プチ起業」を支援する事業を展開。
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