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週末・その他
年長 2019年6月19日の記事
2020年度入学 メーカー別ランドセル最新事情【池田屋編】
(画像提供:池田屋)
さまざまな種類があるランドセル。それぞれにどんな機能や特徴があり、どんな点を重視してランドセル選びをすればいいのでしょうか。そこで、ランドセルの主要メーカーに直撃取材。メーカーごとの発売時期、イチオシなどを詳しく教えてもらいました。第6回は池田屋です。
(※ 記事内の商品価格は、すべて6/12現在のものです)
【池田屋ランドセルのポイント】
・素材
特注の人工皮革「クラリーノ」が主流
・重さ
1,100g前後
・人気カラー
男の子は黒、女の子は赤、ワイン系。刺繡や飾りなど装飾のない、シンプルなデザインが人気
・販売時期
2月上旬販売開始、3月上旬カタログ配布開始。販売可能数が終了しだい完売
・ポイント
☆人工皮革のクラリーノモデルにも、しなやかで強度に優れた『牛革ベルト』を使用
☆『子ども思い』の視点で作られた自社開発の部品は使いやすさバツグン
☆壊しても、壊されても、理由を問わず6年間完全無料修理の『子ども思い保証』
【男の子人気NO.1】
No.56 マットクラリーノ カラーステッチ(クロ×ゴールド)
(画像提供:池田屋)
51,840円(税込)
マットブラックのボディにゴールドのステッチがおしゃれ。断トツの1番人気。
【女の子人気NO.1】
No.56 マットクラリーノ カラーステッチ(スウィートチェリー×ピンク)
(画像提供:池田屋)
51,840円(税込)
ビビッドで暖かみのあるピンク。見た目より落ち着いた雰囲気も人気の理由。
【今年のイチオシ!】
No.51 ツヤ消しクラリーノ シンプルステッチ キャメル
(画像提供:池田屋)
44,280円(税込)
コストパフォーマンス◎の人気急上昇モデル。ベルトはもちろん牛革を使用。
●細かい部品の企画まで自社で行うこだわりぶり
創業以来69年、「子ども思い」をコンセプトに、シンプルで存在感のあるランドセルを作り続ける池田屋。部品づくりから一貫して、自社でランドセルの企画・開発を行っています。
「一般的なランドセルメーカーでは、部品メーカーから購入した市販のフックやロックを使用しているため、ランドセルの性能(使いやすさ)もその部品によって左右されてしまいます。そこで池田屋では、自分たちが求める性能を満たすために、細かな部品まで全て自社開発。子どもたちにとって“本当に使いやすい部品”を自分たちで企画・開発し、確かな腕を持つ職人たちが丁寧に組み立てることで、機能性に優れた高品質のランドセルを提供しています。
全モデル、機能・性能に差がない池田屋のランドセル。中でも軽量で強度に優れた牛革ベルトのクラリーノ(人工皮革)モデルは、ツヤを抑えた落ち着きのある仕上げで男女ともに大人気です」(池田屋 販売企画部・池田篤紀さん)
●ベルトにも特徴が。シンプルながら高性能!
細かい部品まで自社で開発するという製造過程のこだわりはもちろん、子どもが使いやすいことを徹底的に追求し、機能面も大充実!
「最近は、ランドセルの大型化に伴って、1,500gに迫る重さの商品も出始めています。重すぎるランドセルが、小学校生活の問題点としてニュースに取り上げられることも増えているので、池田屋ではより軽量化を実現。特に人気のクラリーノモデルは『A4フラットファイル対応』で『総マチ幅16.5cm』という大容量でありながら、重量は約1,100g。
ベルトなどの要所には丈夫な牛革を、内装には水が染みやすい合皮やビニール素材ではなく、防水力に優れたハイパール樹脂を使用。さらに大マチの型崩れを防ぎ、卒業まで美しい形をキープするために、独自の補強材『変形防止板』を使用するなど、『子ども思い』の工夫が満載です。
また、購入者の支持が高いのが『ギボシベルト』。バックルタイプは、金属のピンがわき腹などに食い込むトラブルがありますが、ギボシベルトは先端が丸く、ベルトから出っ張る部分がないので、すっきりと背負うことができます」(同)
静岡県内の3店舗に加え、東京・銀座、大阪・梅田にもランドセル専門ショップが。また、昨年からは3月1日~9月30日の期間限定で『博多店』もオープン。展示会とあわせて、広く全国で購入できるそうです。
(取材・執筆:野々山幸)