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小学1年生 2014年9月1日の記事

勉強大好き&学力アップ「親野智可等のママゼミ」第19回[9/1]

家の中の物に言葉のカードをはったら、いろいろな学びに発展

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●手作りの言葉カード

 

これは、年少、1年生、3年生の子どもがいる、ある家庭の話です。

 

この家では、いろいろな物にお母さん手作りの言葉のカードがはってあります。例えば、炊飯器には「すいはんき」「スイハンキ」「炊飯器」「suihannki」「rice cooker」の5枚のカードです。

 

同じように、机には「つくえ」「ツクエ」「机」「tukue(tsukue)」「desk」の5枚、本棚には「ほんだな」「ホンダナ」「本棚」「hondana」「bookshelf」の5枚のカードです。

 

英語のカードには読み仮名もついていて、「rice cooker」には「ライス クッカー」と書いてあり、「desk」には「デスク」、「bookshelf」には「ブックシェルフ」と書いてあります。

 

 

●子どもはどんどん読めるようになる

 

年少の女の子は、カードを指差してよく声に出して叫ぶそうです。例えば炊飯器なら、平仮名カードから順番に1枚ずつ指差しながら、「すいはんき、すいはんき、すいはんき、すいはんき、らいすくっかー」と叫びます。

 

1年生と3年生の子も途中から一緒に叫んで、最後の英語のところは一番盛り上がるそうです。様子が目に見えるようですね。

 

1年前から始めたそうですが、これによって年少の子も平仮名と片仮名はほぼ全部読めるようになったそうです。

 

さらに、漢字やローマ字もけっこう読めるようになって、おまけに英単語まで覚えつつあるわけです。

 

 

●読めたら書きたくなって、さらに発展

 

3年生の女の子は、これがきっかけで特にローマ字に興味を持ち始め、書店で子ども用のローマ字の書き込みワークを欲しがったそうです。お母さんが買ってあげたら、自分で進んで書き込むようになり、かなり書けるようになりました。

 

今は、ジブリのアニメ、その他のアニメ、「アナと雪の女王」などの登場人物を、ローマ字で書くことに熱中しています。

 

1年生の男の子は、3年生のお姉ちゃんに教わりながら、図鑑に出ている乗り物の名前をローマ字で書くことに燃えているそうです。

 

楽勉の1つの工夫から、いろいろな発展が見られて興味深いです。
親がちょっとした知的な刺激をしてあげて、子どもが「面白い」「楽しい」と思えば、そこから自主的な学びが生まれていくのですね。

 

 

●大事なPS.

 

ただし、この家庭ではこうなりましたが、このような「言葉の学び」の方面には乗ってこない子もいますので、無理強いはしないでください。

 

そういう子はそういう子で、得意な方面を伸ばしましょう。

 

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