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学校・まなび
小学1年生 2015年1月19日の記事
勉強大好き&学力アップ「親野智可等のママゼミ」第33回 [1/19]
算数における筆算のミスを防ぐには? その2
●大きい字で筆算を書く
テストのときに、小さな字でちょこちょこっと書いて筆算する子がいます。字が小さいと自分で書いた数字を読み間違えることもあり、これがケアレス・ミスの原因になります。
日ごろから、ある程度大きな字で筆算をする習慣をつけることが必要です。そのためには、ある程度大きいマスの方眼ノートを使いましょう。
そして、テストのときも堂々と大きな字で筆算を書くように教えて、それが実行できていたらほめるようにします。
●筆算が終わったら線で囲っておく
高学年などで問題の数が多い場合、筆算もたくさんやらなければなりません。
すると、狭いところに無理に書くことになり、先に書いた計算やメモとの境目がわからなくなって数字がごちゃごちゃしてきます。
その結果、その問題に関係のない数字を計算に入れてしまうということが起こります。
これを防ぐためには、一問終わったらそれに使った筆算やメモは線で囲って区切りをつけておくと効果的です。
●ミニ定規を使う
加減乗除のどの筆算でも、必ず横線を引きます。ミニ定規を使ってこの横線を引くようにすると、いい効果があります。
ミニ定規を使えば横線がきれいに引けます。横線がきれいに引けると、不思議なもので、数字も丁寧に書くようになるのです。この丁寧さがケアレス・ミスの予防につながります。