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生活・しつけ
小学1年生 2015年8月24日の記事
★親野智可等の「今日から叱らないママ」第15回 [8/24]
うっとおしいもの、それは夏休み
●ママたちは夏休みが大嫌い
夏休みももう終盤ですね。
子どもたちは夏休みが大好きですが、ママさんたちは大嫌いです。
「暑い暑い」「あ~、暇」「どっか行こうよ~」「何か飲みた~い」「お腹空いた~」。
子どもたちは言いたい放題。
朝食が終わったと思ったらすぐに昼食の準備。
「また、これ~?もう飽きた」と無遠慮なひと言にカチン。
出せば出しっぱなしで散らかり放題。
足の踏み場もない。
兄弟ゲンカで大騒ぎ。
取った・取られた、叩いた・叩かれたでドタバタ、ドタバタ。
●イライラはつのるばかり
張り切って始めたことも三日坊主。
やるべきことはやらない。
お手伝いはしない。
勉強もしない。
やることと言えばゲームとマンガ。
だんだん宿題がたまっていき、気になるのは読書感想文と自由研究。
日が経つにつれて焦り始めて…。
冷房で電気代がかさみ、食費もかさみ、イライラもつのる。
夏休み明けを指折り数えて待つ日々。
…
…
…
●そんな夏休みも今だけ
でもね、こんな夏休みも後何回あるでしょう?
中学生になると様子が一変するかも知れません。
部活の練習、塾、友だちと過ごす、などの時間が増えます。
親が「○○に行こう」と誘っても、「え~、友だちと約束あるもん」というつれないひと言。
数年前まで「どっか行こうよ~」とうるさく言っていたのが懐かしい…。
今は鬱陶しいと思う夏休みも、後で振り返れば愛しい日々だったということになるのでは?
ということで、残りの夏休みをエンジョイしましょう。
●エンジョイしましょう
暑いのですから、ダラダラするのは当たり前です。
ほとんどの子は進んで片づけなんかしませんし、それが普通です。
足の踏み場もないそのカオスな状態を、「よく散らかした」とほめちゃいましょう。
それは子どもの脳を伸ばす「遊び」というクリエイティブな現場なのです。
よく頭を使い脳を育ててきた結果なのです。
それから親子で一緒に片付け競争です。
それもゲーム化してエンジョイしちゃいましょう。
「一人で片づけさせなきゃ、しつけにならない」などと考える必要はありません。
親子で協力して楽しく片づけていれば、だんだんそれなりにできるようになります。
★「親力講座」というタイトルでブログを始めました。
お時間のあるときにご覧いただければ幸いです。