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生活・しつけ
小学1年生 2015年11月2日の記事
★親野智可等の「今日から叱らないママ」第23回 [11/2]
こういう聞き方をすれば子どもは伸びる! OKな話の聞き方 7タイプ
今回は「OKな話の聞き方 7タイプ」を紹介します。
これらの聞き方を心がければ、親子関係がよくなり、子どもの能力を伸ばすこともできます。
●一期一会タイプ
子どもとの会話を、一期一会の気持ちで楽しむように心がけましょう。
そのためには、何かしながら聞くのではなく、まずやっていることの手を止めます。
そして、誠心誠意耳を傾けて聞きます。
子どもとの「今・ここ」の出会いを大切にしましょう。
●同じ高さタイプ
座るなどして、子どもと同じ目の高さになって話を聞きましょう。
すると、子どもはとても話しやすくなります。
しっかり聞いてもらえているという安心感もあり、自分のことを大切にしてもらえていると感じることができます。
大人であるみなさんは、低学年の子どもの1.5倍の身長があると思ってください。
そして、みなさんが1.5倍の高さの人に話をすることを想像してみてください。
相手が立ったままだと、それそれだけで威圧を感じます。
それに、見上げながら話すのはけっこう大変で疲れます。
●膨らませタイプ
子どもの話を聞きながら、次のように上手に質問して子どもの話を引き出し、中身を膨らませてあげましょう。
「そのとき○○君はどうしてた?」
「それを見たときどう思った?」
「○○さんは、なぜそうしたのかしら」
こういう聞き方をしていれば、子どもの表現力を伸ばすことができます。
●感動タイプ
子どもが発見したことやがんばったことを話してくれたとき、「そうなんだ。それはすごいね!」「よかったねえ。うれしいね~」と感動しながら聞きましょう。
聞き手が感動してくれると、子どももうれしくなって、もっと話したいという気持ちになります。
●うなずきタイプ
子どもの話はうなずきながら聞きましょう。
すると、「わかってもらえてる」と感じて話しやすくなります。
そして、子どもも友だちの話を聞くときにうなずきながら聞けるようになります。
それによって人間関係がよくなります。
●共感タイプ
子どもの話に対して、「何言ってるの! そんなことダメよ」「ちゃんと○○しなきゃダメでしょ」などと否定してしまうと、子どもの話したい気持ちは萎んでしまいます。
たとえ親にとって好ましくない話でも、とにかく最初は共感的に聞きましょう。
「うん、うん、そうなんだ。それは大変だねえ」
「そうだよね。それは嫌になっちゃうよね」
もしどうしても言いたいことがある場合は、共感した後、最後の最後にします。
●表現ほめタイプ
子どもの話の中の、よい表現をほめてあげましょう。
「今の説明がすごくわかりやすかったよ」
「今のお話、○○君の様子が目に浮かぶようだったわ」
「今のお話で、悔しかった気持ちがよく伝わってきたよ」
表現をほめることで、子どもの表現力が伸びます。
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